2026年7月1日号 広報しながわ
 熱中症対策、始めていますか

日傘で「涼」を携帯しよう

 各地で猛暑日の日数や最高気温の記録を更新した2025年。今年も昨年同様の暑い夏がすでに始まっています。外出時、強い日差しを遮り、体感温度を下げる効果のある日傘は、熱中症対策に有効です。

差すだけで変わる、体感温度

日傘で熱中症対策をする写真
天王洲アイル第三水辺広場(東品川2)にて撮影

区ホームページ

あなたの熱中症対策、正しいですか?

 東京消防庁荏原消防署の救急救命士の方に正しい熱中症対策を教えていただきました。

わたしたちが行っている対策は合っていますか?

二人の質問者さん写真

1) 運動をするときは、屋外・屋内を問わず水分補給を行い、大量に汗をかいた場合にはスポーツドリンクを飲むようにしています。

 屋外・屋内を問わず、こまめな水分補給は大切です。のどが渇いていなくても運動する前は水分をとるようにしましょう。大量の汗をかいた場合は、スポーツドリンクや経口補水液などの摂取が有効ですが、一度に大量に飲んでしまうと糖分や塩分の過剰摂取になる可能性もあるので注意しましょう。

マルの札を上げる救急救命士さん写真

2) 暑い日は気温だけではなく、熱中症警戒情報も確認して外出しています。

 真夏のアスファルトの路面の温度は50~60度になることも。熱中症アラートが発表される猛暑日はなるべく外出を避け、それでも外出が必要な場合は、避暑シェルターなど、暑さを避けられる場所を利用するようにしましょう。

 また、体温調節能力が十分に発達していないお子さんや、体調の変化を自分で伝えることが難しい場合がある障害のある方などには、特に注意が必要です。

マルの札を上げる救急救命士さん写真

3) 熱中症対策は梅雨が明けてから行っています。

 近年、春先から夏日が増加傾向にあります。春先であっても暑さを避ける工夫を行ったり、日頃から1時間を目安にコップ1杯の水を飲む、起床後・入浴前後・就寝前にも水を摂取するなど、適切に水分補給を行ったりすることを心がけましょう。

バツの札を上げる救急救命士さん写真

4) 体調を崩さないよう、十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけています。

 体調の良し悪しは熱中症の発生に影響します。暑い日はそうめんだけなど、食事が偏りがちです。十分な睡眠とバランスの良い食事をとるなど規則正しい生活が大切です。

マルの札を上げる救急救命士さん写真

5) 室温が28度になるようにエアコンの温度を設定しています。

 室温28度は、環境省が省エネルギーをめざすために推奨している温度の目安です。ご家庭では、外気温や湿度、日照環境によって調整が必要です。快適に過ごせるよう、換気やエアコンの設定温度の調整を行いましょう。

サンカクの札を上げる救急救命士さん写真

 冷房の効いた屋内に長時間いる生活を続けていると、暑熱順化(体が暑さに慣れること)が進まず、熱中症になる可能性が高まります。今号で紹介した熱中症対策に加え、軽い運動や入浴など、汗をかく習慣をつけて真夏の暑さに備えましょう。

救急救命士さん写真

その症状、もしかしたら熱中症かもしれません

 なんとなく不調だと感じているその症状は、熱中症のサインかもしれません。初期症状を見過ごしてしまうと、重症化する恐れもあります。体のサインを見逃さないようにしましょう。

軽症のサイン
  • 意識ははっきりしている
  • 手足がしびれる
  • めまい・立ちくらみがある
  • 筋肉のこむら返りがある(痛い)
中等症のサイン
  • 吐き気がする・吐く
  • 頭がガンガンする(頭痛)
  • 体がだるい(倦怠感)
  • 意識がなんとなくおかしい
重症のサイン
  • 意識がない
  • 呼びかけに対し、返事がおかしい
  • 体がひきつる(けいれん)
  • まっすぐ歩けない・走れない
  • 体が熱い

熱中症のサインピラミッド図

参照:熱中症環境保健マニュアル2022(環境省)

熱中症になってしまったときは?

 家族や友人など、周りの方が熱中症になってしまったときは、症状や状況を落ち着いて確認し対処しましょう。

熱中症の方への対応フローチャート

参照:熱中症予防情報サイト(環境省)

避暑シェルターを開設しています

 暑さをしのぐ一時避難場所として、お近くの区施設や民間施設を開放しています。外出時の熱中症対策として、お気軽にお立ち寄りください。

「避暑シェルターで 涼しさ ひととき」の、のぼり旗やステッカーが目印です。

避暑シェルターの目印 のぼり旗とステッカー写真

開設期間
10月21日(水)まで
開設場所
地域センター・児童センター・シルバーセンター・図書館などの区施設、一部の薬局、城南信用金庫、郵便局など

区ホームページ

問い合わせ
総務課総務係(電話/03-5742-6625 FAX/03-3774-6356)

しながわSDGs共創推進プラットフォーム専門部会(熱中症)を開催しています

 区では、持続可能な熱中症対策を推進するため、既存の「しながわSDGs共創推進プラットフォーム」に熱中症に関する新たな専門部会を立ち上げました。

 区と包括連携協定を締結している企業や区内大学などを委員とし、産学官連携により、熱中症対策の周知啓発や技術・製品などの活用、避暑シェルターの拡充などについて検討を進めていきます。

問い合わせ
環境課環境管理係(電話/03-5742-6749 FAX/03-5742-6853)

高齢者やお子さん、障害のある方は特に注意が必要です

 高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能のほか、暑さに対する体の調節機能も低下しているため、特に注意が必要です。また、お子さんは体温の調節能力が十分に発達していないため、気を配る必要があります。

 障害のある方には、体温調節が難しい場合やのどが渇いても気づかない、自分で水分がとれないなどの場合があるため、介助者や周りの方は注意しましょう。

問い合わせ
環境課環境管理係(電話/03-5742-6749 FAX/03-5742-6853)

暑さに関する情報に気を付けましょう

運用期間:10月21日(水)まで

 暑さに関する情報が発表されたときは、熱中症予防などを積極的に行いましょう。

※「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合のイベント・事業の取り扱いについて、区ホームページに方針を掲載しています。

問い合わせ
環境課環境管理係(電話/03-5742-6749 FAX/03-5742-6853)

暑熱対策都市戦略「シェードポリシー」を策定します

 深刻化する気候変動の影響により、夏の猛暑は一時的なものではなく、命や健康を常に脅かすものになっています。都心では、猛暑日が歴代最長日数を記録するなど、「災害級の暑さ」が日常化しています。

 区では、暑さ対策を都市戦略として位置づけ、これまでのミストの設置や緑化といった対策だけではなく、「日陰」を軸に都市空間を再構築するシェードポリシーを策定し、都市の温暖化対策の取り組みを進めていきます。

問い合わせ
都市計画課計画調整担当(電話/03-5742-6760 FAX/03-5742-6889)

東京都水道局からのお知らせ

問い合わせ
東京都水道局サービス推進課(電話/03-5320-6326 FAX/03-3343-2230)

問い合わせ

環境課環境管理係(電話/03-5742-6749 FAX/03-5742-6853)

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