2026年7月1日号 広報しながわ
 知って防ごう! 夏の食中毒

 食中毒は1年中発生していますが、湿度や気温が高くなる夏場(6~9月)は細菌の増殖が活発になるため、細菌による食中毒に注意が必要です。

 飲食店での食事だけでなく、家庭での食事でも食中毒は発生しています。食中毒予防のポイントをチェックし、日々の食事を楽しみましょう。

夏場に気を付けたい細菌による食中毒

食肉などが原因となる食中毒

カンピロバクター
潜伏期間
1~7日間
予防のポイント
  • 生や加熱不十分な食肉(特に鶏肉)は食べないようにする
  • 生肉に付着している菌が他の食品に移らないよう、調理器具や保管場所などを分け、生肉を取り扱った後は十分に手を洗う
  • 菌は熱や乾燥に弱いため、調理器具は使用後によく洗浄し、熱湯消毒をするか乾燥させる
腸管出血性大腸菌(O(オー)157など)
潜伏期間
4~8日間
予防のポイント
  • 食肉は中心部まで十分に加熱し、生野菜などはよく洗う
  • 加熱調理済みの食品が二次汚染を受けないよう、調理器具はよく洗浄し、可能であれば熱湯や塩素系の消毒剤で消毒する
  • 調理や食事の前には、必ず石けんで手を洗う

お弁当などが原因となる食中毒

黄色ブドウ球菌
潜伏期間
30分~6時間
予防のポイント
  • 手指に切り傷などがあるときは、直接食品に触れたり、調理をしたりしない
  • 手指の洗浄・消毒を十分に行う
  • 食品は冷蔵庫などに入れて10度以下で保存し、菌が増えるのを防ぐ

※お弁当を長時間持ち歩く際は、保冷剤や保冷バッグを利用しましょう。

食中毒の原因となるその他の細菌

感染型
サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ
毒素型
ボツリヌス菌、セレウス菌
生体内毒素型
ウエルシュ菌

食中毒予防の3原則

1) つけない

 丁寧な手洗いを心がけましょう。また、生肉や魚に付着している菌を他の食品に移さないよう、調理器具や保管場所などを分けましょう。

2) 増やさない

 食品は、購入後に常温で放置せず、できるだけ早く冷蔵庫に入れるなど、適切な温度で保管しましょう。10~60度は菌が増えやすい危険な温度帯とされており、この温度帯に食品を長く置かないようにすることが重要です。

3) やっつける

 ほとんどの菌は加熱によって死滅します。特に肉料理は、中心部を75度で1分以上を目安に加熱しましょう。また、作り置きのおかずなど、加熱調理済みの食品も食べる前に中心部まで再度加熱しましょう。

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食品の持ち帰りには注意しましょう

 食品ロス削減のため、やむなく発生してしまう食べ残しの持ち帰りができる飲食店が増えています。食べ残しを持ち帰ることは、一定の食中毒のリスクがあります。リスクを正しく理解し、安全な食事を心がけましょう。

生ものを持ち帰らない

 持ち帰りのできる食品は飲食店の判断になりますが、生ものは傷みやすいので持ち帰らないようにしましょう。

暑い時間や長時間は持ち運ばない

 食べ残したものに食中毒の原因菌がついてしまうと、持ち運んでいる間に増殖してしまいます。暑い日や長時間持ち運ぶことは控えましょう。

持ち帰ったらすぐ食べる

 持ち帰った食品はすぐに食べましょう。すぐに食べない場合は冷蔵庫で保存をし、必要に応じて再度加熱してください。異味、異臭を感じた際は食べないようにしましょう。

問い合わせ

生活衛生課食品衛生担当(電話/03-5742-9139 FAX/03-5742-9104)

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