2026年7月15日号 広報しながわ
 手話でつながる 手話は言語

 令和3年に「品川区手話言語条例」を制定してから今年で5周年を迎えます。区では、手話は言語であることの理解促進を図り、手話を必要とする方が安心して生活できる地域社会の実現をめざしています。

手話で会話する三輪さんと齋藤さん写真

手話とは?~手話を必要とする人にとって大切な言語です~

 少しの手話を覚えるだけで、手話を必要としている人との心の距離をぐっと縮めることができます。「わかりたい」「伝えたい」。その気持ちが何よりも大切です。

 区では「手話を学びたい」という方のために、手話講習会を開催しています。

手話の理解促進ロゴマーク

入門編

気軽に手話に触れてみよう

 簡単な手話で十分!
 言葉を理解しようとしてくれる想(おも)いが伝わり、大きな安心感につながります。

三輪雄幸会長 手話「うれしい」写真
品川区聴覚障害者協会 三輪 雄幸 会長

奉仕員養成講座(入門講座)

 聴覚障害のある講師とコミュニケーションをとりながら、簡単なあいさつや自己紹介、基本的な手話の表現を学びます。

8年度「品川区手話講習会」開講式
「品川区手話講習会」開講式写真

受講生の声

手話体験講座

 区民の方や区職員に向けた手話体験講座を行っています。また、夏休みには小学生を対象にした子ども向けの体験講座も開催しています。

手話出張講座

 講師を区内の事業者や町会・自治会などに派遣し、講座を行います。講座では、聴覚障害のある方の日常の困りごとやコミュニケーションのとり方、サポートのポイントなどを学び、手話を体験します。

初級編

 入門講座とくらべ、読みとりや表情、手と口の連動などの学びが増えた分、難しさもありますが、明るく前向きな先生のおかげで授業が楽しく、翌週が待ち遠しいです。サークルで知り合った聴覚障害のある友人と海外旅行へ行く! を目標に、これからも頑張ります。

 國分世志子さん写真
國分 世志子さん 基礎講座 受講生

奉仕員養成講座(基礎講座)

 入門講座を修了した方が対象の講座です。日常で使う単語やフレーズを増やし、語順や表情、手の動かし方など、正しい手話を日常で使えるよう学びます。

奉仕員養成講座写真

 日常生活で手話が通じる方がいるとわかるだけで、孤立感が和らぎ、社会とつながりを感じることができます。

三輪会長 手話「大切」写真

上級編

 私が手話通訳で心がけていることは、聞こえない方に寄り添うということ。聞こえない人と聞こえる人をつなぐだけでなく、言葉の意図や気持ちを読みとり、両者がより良い関係になれるよう努めています。昨年のデフリンピックから手話がより普及し、手話通訳の依頼も増えました。ただ、社会ではまだ聴覚障害者への理解が足りない部分が多くあるので、その架け橋となる手話通訳者になってもらえるとうれしいです。

 齋藤貴美子さん 手話「一緒に」写真
品川区登録手話通訳者の会 齋藤 貴美子さん

手話通訳者養成講座

 手話で自分の考えや意見を伝えることができ、聴覚障害者の手話を理解できる方が対象です。通訳I課程では手話通訳者に必要な基本学習を、通訳II課程では聴覚障害者と意思の疎通が十分にできる方が、さらなる手話技術の向上をめざした学習を行います。

手話通訳の仕事

 病院や医療機関、行政機関、学校、職場、スポーツの大会、会議や講演、緊急時の電話対応など、様々な場所や場面で聴覚障害者の通訳を行います。

手話通訳の仕事写真

 デフバスケットボール代表のボランティア通訳の経験から、子どもたちと選手をつなぐ役割を担えた喜びと技術不足を実感し、受講を決めました。スポーツ関係の手話通訳者になるため、手話のクセや表情の乏しさなど、自分に足りない部分を学び直しています。

 宮本真希さん写真
宮本 真希さん 通訳II課程 受講生

 「品川区手話言語条例」が制定されてから、幼稚園や学校、事業所での手話講座の依頼が増え、簡単な手話で話しかけてくれる方も多くなりました。ただ、やはり聴覚障害者との接し方がわからず戸惑う方もいます。また、話しかけてもらっても気づくことができず、「無視された」と誤解されることもあります。そんな時は、簡単なあいさつやスマートフォンのメモ機能、筆談、身ぶりだけでも構いません。声かけによって、私たちは疎外感や孤独感をなくし、社会の一員として認められていると感じることができます。

三輪会長 手話「コミュニケーション」写真

もっと手話でつながる

区役所の通訳サービス

手話通訳者がいます

 障害者支援課(本庁舎3階)の窓口では、手話通訳者を介した各種相談に応じています。

対応日時
月・水・木曜日午後1時~4時、火・金曜日午前9時~正午

※その他の曜日と時間帯は、遠隔通訳サービスで対応しています。

問い合わせ
障害者支援課障害者支援係(電話/03-5742-6707 FAX/03-3775-2000)
遠隔通訳サービスがあります

 区役所などには、窓口で利用できる「遠隔通訳サービス」があります。

 区役所外にいる通訳スタッフがタブレット端末のビデオ通話機能を利用し、手話と13カ国語を同時通訳します。

設置場所
区役所、地域センター、保健センターほか

※各施設の開庁日に利用できます。

問い合わせ
デジタル推進課情報推進担当(電話/03-5742-6618 FAX/03-5742-7164)

手話通訳者・要約筆記者を派遣します

 聴覚などの障害で意思疎通に支障がある方の社会生活を支援するため、手話通訳者のほか、音声などの情報を文字で伝える要約筆記者を派遣しています。

 聴覚などに障害のある方のほか、企業・団体も利用できます。

問い合わせ
障害者地域活動支援センター(心身障害者福祉会館内 電話/03-5750-4996 FAX/03-3785-3366)

電話リレーサービスをご利用ください

 公共のサービスとして「電話リレーサービス」があります。電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難のある方と聞こえる方との会話を通訳オペレーターが手話や文字、音声で通訳することにより、双方をつなぐ24時間・365日のサービスです。

 詳しくは、電話リレーサービスホームページ/www.nftrs.or.jp(二次元コード)をご覧ください。

電話リレーサービスホームページ

問い合わせ
日本財団リレーサービス(電話/03-6275-0910 FAX/03-6275-0913)

〔品川区手話普及動画〕シナモン 友達になれたモン~手話は言語 手話でつながる~

 手話の理解促進を図るために制作した「手話普及動画」を区公式YouTubeチャンネル(二次元コード)で公開しています。ぜひご覧ください。

品川区手話普及動画 YouTubeチャンネル

問い合わせ
障害者支援課障害者支援係(電話/03-5742-6707 FAX/03-3775-2000)

問い合わせ

障害者支援課障害者支援係(電話/03-5742-6707 FAX/03-3775-2000)

区ホームページの問い合わせフォームは下記二次元コードから

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