2026年9月1日号 広報しながわ
 品川歴史館へ行こう

品川の歴史を今につなぐ“ライブミュージアム”!

 歴史は暗記するような難しいものではなく、自分の暮らしにつながる、学んで楽しいものです。現在を生きる皆さんの暮らしは歴史の上に成り立っていますので、歴史館の展示室には、必ず共感を覚える発見があることでしょう。展示は「だれにでもやさしい展示」となっています。品川歴史館で過去から現在、そして未来へ想(おも)いをはせる「旅」へ出かけましょう!

品川歴史館 展示室内写真

品川歴史館ホームページ

品川歴史館の学芸員が「イチオシ!」をご案内します

 学芸員冨川武史さん写真
学芸員:冨川武史

イチオシ1:ライブステージの「模型」

 ライブステージとは、常設展示室中央に設けたエリアのことです。この中で、原始・古代、近世、近現代のトピックを「縄文時代の集落」「御台場の築造」「品川停車場」の3つの模型で表現。縄文時代の人々の営み、機械のない時代に人力だけで造った御台場の工事、海沿いにあった品川停車場の駅舎や鉄道、乗客の様子をリアルに伝えています。

人力だけで造った御台場の工事を見てみよう!

「御台場の築造」模型写真
 拡大するとこんなにリアル!

人物の声が聞こえてきそう…

「縄文時代の集落」「品川停車場」模型写真

〈ポイント〉
模型の中の「人」にも注目! 当時を生きる人々の表情やドラマを発見してください。

イチオシ2:品川歴史絵巻

 縄文時代から現在にいたるまでの品川の歴史を、その時代に生きる子どもの目を通して紹介する大型アニメーションシアターです。スクリーンは常設展示室にありますが、視聴は2階の展望デッキでお楽しみください。

大型アニメーションシアター写真
上映時間は13分、毎時5分・25分・45分の上映。2階の展望デッキでは、座って鑑賞することができる。

〈ポイント〉
品川歴史館のスタートはぜひ「品川歴史絵巻」から! ここで品川の歴史の全体像をつかんでから展示をご覧いただくと、理解がより深まります。

イチオシ3:ライブラリーとモースコーナー

 品川の歴史に関する図書約9,000冊を配架する図書資料室(ライブラリー)では自由に図書を閲覧することができます。また併設のモースコーナーは、大森貝塚を発見・調査したモース博士の紹介コーナーです。モース博士の研究室をイメージしています。

図書資料室写真

庭園の緑を見ながら図書を開く写真
庭園の緑を見ながら、ライブラリーの図書を開く

学芸員冨川武史さん写真

〈ポイント〉
図書は館内であれば自由に閲覧できます。また、コピーをとることもできます。
※貸し出しは行っていません。

イチオシ4:庭園

 季節によって梅・桜・紅葉を楽しめる日本庭園です。茶室「松滴庵(しょうてきあん)」や書院、水琴窟(すいきんくつ)などがあります。日本庭園を持っている博物館は少ないのではないでしょうか。「日常を離れ、静かな時間を過ごしたい」という時には、庭園の緑を見るだけでもリフレッシュになると思います。

茶室しょうてきあん外観写真

日本庭園写真

すいきんくつを楽しむ写真

〈ポイント〉
水琴窟は、地中に埋めた甕(かめ)*の中に水滴を落とし、その反響音を楽しむ音響装置。竹の筒から澄んだ美しい音色を聞くことができます。
*胴がふくれ口が広く深めの容器

施設の貸し出しも行っています

 品川歴史館では、伝統的文化活動や歴史研究の目的で利用する場合、日本庭園に面した「書院・茶室(松滴庵)」や「講堂」の貸し出しを行っています。

書院・茶室内写真

予約開始日・予約方法
書院・茶室
使用日の6カ月前から
講堂
使用日の1カ月前の1日から
申込方法
各予約開始日以降に、電話直接、品川歴史館へ

※利用料金など詳しくは、同館ホームページをご覧ください。

品川歴史館 施設概要

品川歴史館外観写真

品川歴史館マップ

所在地
〒140-0014 大井6丁目11-1
開館時間
午前9時~午後5時

※入館は午後4時30分まで。

休館日
月曜日、年末年始

※月曜日が祝日の場合は開館し、次の平日に休館。

※10月5日(月)~9日(金)は展示替えのため休館。

※そのほか、臨時に休館する場合あり。

観覧料
100円、小・中学生50円

※70歳以上の方、障害のある方は無料。

※区内在住の18歳までの方は子ども使用料免除カード「しなか」を提示すると無料。

※特別展開催時は別途観覧料を設定。

【大井図書館主催】歴史講座「地名から見た品川の歴史-品川は地名の宝庫-」

 品川には珍しい地名が多くあります。地名から品川の歴史と風景を学びましょう。

日時・期間
9月12日(土)午後2時~3時30分
会場・場所
品川歴史館(大井6-11-1)
対象・定員
70人(先着)
申込方法/問い合わせ
9月1日(火)午前10時より、電話直接、大井図書館(大井5-19-14 電話/03-3777-7151 FAX/03-3777-4970)へ

秋の特別展「品川湾から東京港へ-未完の港湾都市-」

 縄文時代から人々が暮らし、やがて交通の要衝として発展していった品川。東京都が臨海部で主催する国際美術展「TOKYO ATLAS」と連携し、御台場の築造で変わる臨海部、明治時代以降の海の変化について、品川湾から東京港への変遷、発展を紹介した特別展を開催します。

日程・期間
10月10日(土)~12月20日(日) 開催

東京港写真

問い合わせ

品川歴史館(電話/03-3777-4060 FAX/03-3778-2615)