大井第一マイ・タウン21 10月号 第241号 音声案内 発行  編集委員会         住所  南大井1-12-6       大井第一地域センター内 電話  3761-2000 FAX 5493-7286 令和6年9月20日発行 1ページ 品川区民まつり大井第一地区盆踊り大会 7月13日(土)「第45回品川区民まつり大井第一地区盆踊り大会」が開催されました。 会場は、東京都競馬株式会社・特別区競馬組合のご協力のもと、大井競馬場の第一駐車場でおこなわれました。 当日は梅雨の盛りながら晴れ間もある天気に恵まれ、各町会も9時からの準備に汗が光っていました。 16時30分開会宣言の後おなじみの東京音頭、炭坑節、品川音頭等で盆踊りが始まりました。 各町会でお揃いの浴衣を着て、参加されている踊り手さんもいて、大変楽しまれていました。 今年は踊りの場所と一般来場者の通路が明確に分けられ、より安全に踊ることができました。 18時15分からのセレモニーでは、森澤区長の挨拶をはじめ、来賓挨拶や町会長、自治会長紹介がありました。 その後、後半の踊りは子どもたちや、そのご両親など多くの方が参加し、会場が熱気に満ちました。 また、町会や自治会、地元商店の模擬店ではたくさんのお客様が並び、大盛況でした。 最終的には、9千人の来場があり、参加者同士の交流を深めていました。  20時頃小雨の中、事故もなく無事に閉会し、皆さん心地よい疲れと楽しい思い出をもって帰宅されたと思います。 準備に携わった関係者の方々、お疲れ様でした。参加された皆様ありがとうございました。 2ページ 1記事目 鮫洲仲町会より 磯の香・鮫洲の浜 いきなりですが、江戸時代の浮世絵師「歌川広重」を知らない人は居ないでしょう。 品川区教育委員会発行「品川歴史館特別展-大井-海に発展するまち」74ページに東海道五十三次「品川鮫洲の茶や」(嘉永4年頃)と「鮫洲朝之景」(天保13年頃)が収録されています。 (旅人が茶屋でゆったりと沖の船を眺め、穴子茶漬でお腹を満たす模様が描かれている) 元々鮫洲は江戸時代には御林浦と呼ばれた漁師町で、将軍家に魚介を献上していたそうです。 東大井1丁目にある八幡神社は、その鎮守でもあります。 社務所には、かつて鮫洲の名物だった、穴子蒲焼で評判の「川崎屋」の写真が飾ってあります。 よく見ると店の前は遠浅の浜辺に漁師船が杭に繋がれており、座敷から江戸湾が見え、江戸中期から戦前まで繁盛し、有名だったそうです。 しかし、昭和37年品川浦漁協が漁業権を放棄したことにより、漁師はいなくなりました。 かつての浜は埋め立てにより、公園やグラウンドとなり、半分が運河として残りました。 現在は、周囲の護岸に桜が植栽され、また鮫洲入江広場でゆりの花を育て、鑑賞会が催されるなど、地域おこしの場となっています。 家並みも高層化し、古い町並みはわずかに残るだけとなり、かつて広重が描いた風景は、絵や写真の中にあるのみとなりました。 寂しいかぎりです。 風景は変わっていきますが、残った運河のおかげで夏には海風が吹き磯の香りを運びます。 その香りを感じるたび、歴史が息づいていることを強く感じます。 2記事目 鮫洲南町会より 地味でも欠かせない存在  私たちの生活には地味でも欠かせない存在が多くあり、道路に点在する街灯もそのひとつではないでしょうか。 街灯は地域社会の安全と安心を支える重要な存在です。 夜間、街灯の明かりを照らすことで犯罪の抑止力となり、住民が安心して外出できる環境を提供しています。 特に子どもや高齢者が安心して歩ける道を確保するために、街灯の存在は欠かせません。 また、街灯や軒先の明かりは夜間の交通事故を防ぐためにも重要です。 暗い道では見えにくい障害物や歩行者を照らし出し、ドライバーの視界を確保することで事故のリスクを軽減させます。 さらに街灯は美観を保つ役割も果たしています。       夜の街並みを美しく照らし出すことで魅力を高め、地域の誇りを育む一助になっています。 鮫洲南町会のエリア内には40基以上の街灯があり、住宅の軒先にある照明と合わせて町内の道を照らしています。 皆様の人生にも明るい光が灯りますよう願っております。 3ページ、4ページ 大井第一地域センター管内の施設の行事予定を掲載しています。 詳しくはお問合せください。 お問い合わせ 品川区地域振興部地域活動課大井第一地域センター 電話 03-3761-2000 FAX 03-5493-7286