第12期品川区廃棄物減量等推進審議会(第3回)議事録 1. 開催日時 令和6年2月1日(木)  14:00~15:40 2. 出席委員数 12名 3. 出席者 【委員】 大矢委員、小林委員 まつざわ委員、吉田委員、筒井委員、石田秀男委員 金子委員、宇田川委員、小倉委員、三ツ谷委員、島委員、毛塚委員 【事務局】 中村都市環境部長、品川品川区清掃事務所長 春川庶務係長、赤坂事業係長、横山統括技能長、青木リサイクル推進係長、 佐藤許可指導係長、夫馬主事、田中主事 4. 議事録内容 ○事務局  皆様、こんにちは。品川区清掃事務所庶務係長です。本日は、品川区廃棄物減量等推進審議会にお集まりいただき、ありがとうございます。  最初に、事務局よりお知らせです。本日の審議会の議事録は後日ホームページに掲載いたしますので、あらかじめ御了承いただきますようお願いいたします。  次に、品川区では、節電や省エネ対策を推進するためにウォームビズキャンペーンを実施しております。この点につきましても、御理解のほど、よろしくお願いいたします。  続いて、本日の資料及び配付物の確認をさせていただきます。事前に送付させていただきました資料、今日お持ちでないという方はいらっしゃいますでしょうか。大丈夫ですかね。資料は事前に5点送付させていただきました。  1点目は本日の次第、2点目が資料1、委員名簿、3点目が資料2、家庭用生ごみ処理機の購入費用助成について、4点目が資料3、フリーマーケットの主催・支援について、5点目が資料4、資源・ごみの分け方・出し方の冊子と、以上の5点となっております。  それに加えて、本日、品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)及び資料2、これちょっと重複しておりますが、画像の訂正が1か所ありましたので、改めて資料2の家庭用生ごみ処理機の購入費用助成についてを配付させていただきました。  皆さん、おそろいでしょうか。大丈夫そうですね。  マイクについてですが、机上に御用意しております。御発言の際には、真ん中の丸いボタンを押していただき、赤いランプがついてからお話をお願いします。発言が終わりましたら、再度丸いボタンを押していただいて、ランプが消えていれば大丈夫です。こちらのほう、よろしくお願いいたします。  本日、副会長、〇〇委員、〇〇委員は所用のために欠席でございます。  お知らせは以上となります。  続きまして、都市環境部長より御挨拶申し上げます。では、部長、お願いします。 ○都市環境部長  本日は、お忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、元旦に能登半島地震がありました。これにつきましては、亡くなられた方々に対して、区として深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様、またその関係者の皆様に対しまして、1日でも早い復興を祈念している次第でございます。  また品川区では、これまで複数回にわたりまして現地のほうに物資などを送っております。こういった物資ですとか人的な応援、これは勝手に行って、送ったりするということはなかなか今はできないというところですので、先方の自治体の要望、要請に応じまして、区としても可能な限り人的、物的支援をしていくと、そういった考えでいるところでございます。  さて、審議会の話になりますけれども、この一般廃棄物処理基本計画というのが昨年の令和5年3月に策定をいたしまして、それに基づき、区としても、今まで様々清掃事業について取り組んでまいりました。本日は、その計画の中の一部分、基本計画の1つを取り上げまして、御審議あるいは御意見を賜るといった予定でおりますが、また詳しい話は後ほど説明があると思います。  区としましても、このごみの処理につきましては、出てきたごみは適正に精いっぱい処理をすると、そういった考えでございますけれども、ただ、そもそも、なるべくごみを出さないで発生を抑制する、こういったところについても、これは区の努力だけではできませんので、区民の皆さんの協力が非常に必要だというところで、そういったところに対しても様々な働きかけを行っていきたいというふうに考えております。  それからあと法改正などによりまして、製品プラスチックごみ、こういったものの処理、そういったものも区として進めていかなければいけませんし、また様々新しい施策を、令和6年度に向けまして、今、予算のほうを編成しているところでございますけれども、議会の承認をいただきながら進めていきたいというふうに考えております。  どうぞ皆様方におきましても、品川区の清掃事業に対して深く御理解をいただきますとともに、協力を御尽力いただければというふうに考えております。  改めまして、本年もどうぞよろしくお願いをいたします。 ○事務局  部長、ありがとうございました。  では、会長、審議会の開会をよろしくお願いいたします。 ○会長  では、ただいまから第3回品川区廃棄物減量等推進審議会を開会いたします。  では、前回12月に視察を挟みましたので、審議に入る前に諮問内容をおさらいします。  昨年8月の第1回審議会において、森澤区長から当審議会に諮問いただきました。諮問事項は、品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)の目標達成に向けた効果的な清掃リサイクル事業の運営についてということで、諮問期限は令和7年6月30日でございます。  諮問理由については、令和5年3月に品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)が策定され、品川区廃棄物減量等推進審議会は点検・評価を担うことが定められています。  本計画では、令和14年度までに達成する目標として、区民1人1日当たりの収集ごみ量、資源化率、事業用大規模建築物のリサイクル率、品川区世論調査における、まちの清潔さの評価の4項目について数値が設定されています。  本審議会におかれましては、区が計画の基本理念、基本方針に沿った有効な施策を実施し、目標達成に向けた取組が適切に行われているか、また新たにどのような取組が必要であるかについて御審議いただきたく、ここに諮問いたしますという内容でございます。  なお、第1回目に事務局から品川区一般廃棄物処理基本計画について説明を受けたところです。  本日は、品川区一般廃棄物処理基本計画の基本方針1「ごみの発生抑制の推進」についてを中心に審議をしていきたいと思います。配付された資料の説明を踏まえて、委員の皆様から御意見を頂戴したいと思います。  それでは、事務局より説明願います。 ○品川区清掃事務所長  品川区清掃事務所長です。よろしくお願いいたします。  これから説明をさせていただきます。申し訳ございません。本日座って説明のほうをさせていただきます。御了承ください。  それでは、まず皆様、机上におありかと思いますが、一般廃棄物処理基本計画の26ページ、27ページをお開きいただけますでしょうか。よろしいでしょうか。  ここの体系図になりますが、これが今回の一般廃棄物処理基本計画の進めていく体系になっております。基本理念としましては、区民、事業者とともに、持続可能な「循環型都市しながわ」を実現するという大きな理念の中で、基本方針が4つございます。本日は、ここの基本方針の1、ごみの発生抑制の推進というところを皆様に議論していただければと思っておりますので、よろしくお願いします。  まず、ここに至る経過ですけれども、17ページ御覧いただけますか。それぞれ、この4つの方針の中で課題ということで、(1)から(4)まで出しております。本日、(1)、方針1の議論となりますので、(1)番、17ページのところを説明をさせていただきます。  基本的には、こういうごみの発生抑制をするというところで一番効果が出てくるところとすれば、ごみを廃棄物として収集をしまして、その後、焼却して、燃えかす等を埋立てするというような仕組みになっております。ごみの発生抑制が少しでも進めば、この埋立地の延命化が図れるという効果があるというところです。  続きまして、21ページを御覧ください。コラムというところで最終処分場問題とあります。環境省が出している下のグラフになるのですが、全国平均で見ますと、最終処分場の寿命というのは、あと20年というところが平均的な数値となっております。ただ、グラフを御覧いただきますと、徐々にこの残余年数が上がってきているというような傾向があります。これは、やはり日本国民の皆様が、ごみの排出について、いろいろと努力をしていっている傾向が、少しではありますけれども、グラフにも出ているというところになります。  東京都のほうは、この残余年数が、20年ではなく50年という形で、かなり長くなっております。  一時期は本当に、ごみが多くても、可燃ごみでも燃やさないで埋めていた時代もあったりとか、そういう状態がありましたので、この埋立地問題というのは非常に重要な部分がありました。ただ、清掃工場の整備とか、そういったもろもろの努力によって可燃ごみは、もう現在では、全て燃やして灰になったものを埋め立てているというような状況にはなりました。  それから、あと平成20年ぐらいですかね、プラスチック、これがまだ以前は直接埋め立てていたというような傾向があったんですけれども、これも、しっかりと燃やして、灰を埋めていこうというように大きく動いた関係もあって、この埋立地の残余年数というのは非常に延びてきているという傾向があります。  ただ、まだ、先ほども出ましたお台場のほうの地図にありましたけれども、最終処分場は今の場所でおしまいだということで東京都は言っております。とにかく、そこの部分を1年でも長く使っていくためには、我々のごみの減量というのは非常に重要な問題であるというところが、今回の方針1のテーマになっております。  それでは、28ページ、29ページを御覧いただけますでしょうか。  28ページにつきましては、各4つの方針の目標値、数値目標というものを入れております。今回の方針1につきましては、区民1人1日当たりの収集ごみ量、これについて数値のほうを示してございます。  令和3年の状態では、1日当たりの収集ごみ量というのは、1人当たり499グラムとなっております。ちょっとグラフのちっちゃいところになって見にくいんですけれども、オレンジ色で示してある部分の真ん中に数値のほうが書いてあります。これを中間目標としまして、令和9年までに437グラム、それから、この計画の最終目標であります令和14年度につきましては、384グラムというところまで減らしていきたいと考えております。  これを進めるために、どういう方針をしていけばいいかというところで、29ページから34ページのところに記載をしております。少し御説明のほうをさせていただきたいと思います。  それでは、30ページ、31ページを御覧ください。  まず30ページです。家庭ごみの発生抑制ということで、生ごみの水切りをしていこうということで啓発をしているものです。生ごみは、基本的には非常に水分が多くありますので、この水分をできるだけ切っていただければ、それだけごみ量も減っていくということになります。生ごみですから、皆さん出す前にぎゅっと絞ってくださいというのもなかなか酷なところもあったりしますけれども、しっかりとやっていただいている方もいらっしゃいます。やはりこれをやっていっていただきたいということで進めております。  それから、食材の使い切りと必要な分だけの購入ということで、無駄に食材を買わないというところをそれぞれが認識をしていただけると、ごみ量も減っていくという、こういう啓発をやっぱり進めていかなければいけないと思っております。  それから、後でちょっと説明しますけれども、現在、生ごみ処理機というものもありまして、こういったものの購入助成なんかも行っております。  それから、今回、区長の方針のところでマイボトルというところも、やはり飲み物を買うときにも、プラスチックのペットボトルとか、そういう廃棄物がやっぱり出てくるようになりますので、マイボトルを使って、お水を入れる場所なんかも区として提供したりとか、そういう方向を取りながら、少しでもこういった廃棄物をなくしていこうというような活動もしていきたいと考えています。  それから、31ページ御覧ください。粗大ごみのリユース事業になります。こちら一昨年の10月、令和4年の10月から始めておりまして、粗大ごみの中で、まだまだ使えるというものをピックアップしまして、少し拭いたりとかして、インターネット上に公開して、欲しい方について、もらっていただくような、そういう仕組みを考えました。非常に現在のところ人気も高くて、大体の部分については引き取っていただけるような形で動いているような状況でございます。  それから、その下になります。フリーマーケットですね。これは区民の皆様でフリーマーケットをやりたいとか、そういうところがあれば、積極的に会場とか、手配なんかもお手伝いをしたりとか、そういうこともやってございます。  続きまして32ページを御覧ください。リユース促進パンフレットの作成というものも行っております。これは、要するに、いわゆるリサイクルショップの御案内という形で、お店を紹介しているパンフレットを作っております。それぞれいろんなジャンルで引き取っていただけるお店とか、そういったものを載せて、少しでも廃棄物を出さないような形でやっていくということで動いております。  続きまして、真ん中の下、リサイクル情報紙「くるくる」というものがございます。こちらはもう本当によく昔から地域の広報紙なんかでやっている売りたいもの買いたいものとか、引き取っていただけるものとか、こういう地域の中で紙にして、そういうやり取りをしてもらうということで、これは先ほど粗大ごみリユースでインターネットを活用してというところあるのですけれども、なかなかこういうインターネットの活用が、難しい方もいらっしゃいますので、そういう方たちに対しても、こういう紙で交換とか、そういうところを促していきながら、少しでも廃棄物を少なくしていく活動をしております。  それでは、資料のほう御覧いただきたいと思います。本日お配りしています資料の2番のほう、御覧ください。よろしいでしょうか。右上に資料2と四角でくくってあるものになります。  これは家庭用生ごみ処理機の購入助成のところについて少し説明をさせていただきます。  事業目的としましては、家庭用生ごみ処理機を購入する区民に対し、費用の一部を助成するものということになっております。  この事業を開始しましたのは、平成12年6月からやってございます。  これに対する条件でございますけれども、区内住所を有していること、それから区内で継続してこの生ごみ処理機を使用していただくということ、それから同一世帯では1年以内にこの助成金を受けていないこと。買換えするのにも、1年は使ってくださいということですね。  申込みは今、電子サービス等もやっておりますし、はがきでも受け付けております。  助成する額につきましては、購入額の3分の1まで、ただし2万円を限度という形でやってございます。  対象機器ですけれども、これはまた後で御説明をいたします。  実績としましては、表のとおりなんですけれども、令和元年は62件ということだったんですが、これコロナになりましたら急激に件数が増えまして、多分こういう生ごみ関係のインフルエンサーみたいな方が宣伝していただいて非常に件数が増えた話も出ております。ということで、元年以降、コロナ禍に至っては倍以上の購入助成がありました。  コロナ明けから、少しは落ち着いたんですけれども、それでも御覧のとおり、コロナ前よりも非常に区民の皆様の関心のほうは高いという結果が出ております。  それでは、裏面を御覧ください。生ごみ処理機の種類のほう、御紹介をしたいと思います。表のほうを見てください。  生ごみ処理機には、大きく分けまして、読んで字のごとく生ごみ処理機型と、それからコンポスト型と言いまして、大きな違いは、何かのエネルギーによって乾燥させていくというのが生ごみ処理機のほうになります。コンポストは、どちらかというと、自然の力を利用しまして生ごみを処理していくというようなものになっております。  乾燥機、これはこの後ちょっと説明をしますけれども、電気の熱でごみを乾燥する。今日乾燥したものも持ってきておりますので、後で御覧いただければと思います。そういうような形でやっていくような方法を取っています。  コンポストのほうは、基本的にはバケツ型のものに対して、一つのある程度菌が入っている土を入れていきながら攪拌をして生ごみを処理していくもの、それから、ちょっと変わっているものは、一番下のミミズ型ですね。こちらミミズを入れて、それを処理していくというような、少し変わった部類のもございます。  電気式のほうは、どちらかというと量があまり、乾燥していくに当たって、処理量がちょっと限定されるというようなところがありますけれども、コンポストのほうは、ホームセンターなどで、大きいものも売っていまして、結構大量のごみ量でも処理できるような、そんな違いがあるかなと思います。  ただ、コンポストのほうは、お庭がないとちょっとできないかなというような部類のものもございますので、都心の品川区では、やはり電気式のほうが現実的かなというふうにも思います。  下の欄、御覧いただきたいと思うんですけれども、生ごみ処理機、購入助成を受けた方からの感想ということで、利用してよかった点としては、生ごみが出るたびに毎日利用して、生ごみを本当に出すことがなくなりましたというような御意見もあります。それから家庭用の肥料として使えますということもあります。それから手入れも簡単ですというような御意見なんかもございます。  反対に不満のあるところですね。コンポストなんかは定期的にこの堆肥を追加する必要があるので、非常にやっぱり手間がかかるというところがあるのかもしれないですね。それから、電気式はフィルター交換なんかもあったりとか、やっぱりメンテナンス関係が少し負担になるのかなと思います。それから、慣れないうち、コバエが湧くことがあるというような御意見もいただいております。あと、やっぱり先ほど説明したとおりの設置スペースですね。こういうものがやっぱり必要になってくるというようなお声も聞いております。  それでは、ちょっと簡単ではございますけれども、今日持ってきている生ごみ処理機の2台について説明をさせていただきます。 ○事務局  表のうちの乾燥式と書いてあるものの、こちら2種類とも乾燥式になります。こちらはちょっと小さなタイプなのですけれども、本当に単純に乾燥するだけになっていまして、これが生ごみを入れる器です。説明書によりますと、これを、いわゆる三角コーナー代わりにしてくださっていいですというような説明になっていました。  こちらの器を入れるのですけれども、乾燥するのに、この器1杯分で、しっかりと乾燥させるのに9時間かかりました。で、乾燥できたものが、ちょっと香りがしますので申し訳ないのですけれど、乾燥しましたのが、こういう形ですね。遠目で御覧になるとわかりづらいのですけど、ミカンとか、リンゴの皮とか、あとバナナの皮とか、こういったものが本当にパリッパリになっています。重さのほうも半分ぐらいになりました。これが、こちらの小さいタイプです。  また、こちらの大きいタイプは、先ほどよりもさらに大きな量、たくさんの量が乾燥できます。  ただし、もう一つ違うのが、こちらの小さなタイプは単純にこういう形で乾燥させるだけなのですけど、こちらの大きいタイプは下でぐるぐると攪拌を、土を入れるわけじゃないのですけれども、攪拌をして、よく乾燥させるというタイプのものになります。2倍ぐらいの大きさが、こちらの小さいタイプよりも入ります。  すみません。生ごみを集めるのがなかなか難しかったので、ちょっと条件が比較するのには難しいのですけれど、同じようなタイプの生ごみが集められなかったので、どちらかというと、こちらの大きいタイプは茶がらとかそういうのが多いものをやらせていただきましたが、こちらの大きいタイプも最初の量よりも半分以下になりました。攪拌しているので、どちらかというとぱらぱら、ぽろぽろという感じのものになっています。臭いが大丈夫な方、触ってごらんになられる方いらっしゃったら、見てみますか。大丈夫な方は。 ○品川区清掃事務所長  随時、見終わったら回していただければと思いますので。 ○事務局  こんな感じで板がついていて、これがぐるぐる回って攪拌するというものになります。こちらの大きいタイプのほうは5時間ぐらい、時間がかかりました。なので、どちらも、説明書によりますと、夜寝ている間に乾燥させましょうというような説明でありました。  すみません。やはり臭いがどうしてもあるかなというのを。ただ、これ、できたばかりで臭いがあるかもしれませんが、土に混ぜたり、そういった処分というような形をすれば、生ごみが腐っていくよりはよいのかなというふうには思います。  重さについては軽くなりました。すごく軽くなっています。  お帰りになられるときに御覧になっていただいていいかなと思います。 ○委員  この大きいのは、どこに入るんですか。 ○事務局  乾燥型というところの仲間になります。乾燥型だと代表的なものはこの小さいタイプで、写真はこちらになっているのですけれど。 ○品川区清掃事務所長  表の一番上の部類に入ります。 ○事務局  あと、この資料の表ではバイオ型というのがありますが、これは菌を混ぜて、やはり堆肥化をさせるタイプですね。  その次のハイブリッド式。ハイブリッド式は乾燥させて、さらに菌を入れて堆肥化するという、それを全部機械でやるというタイプのものというふうにホームページからは調べることができました。 ○品川区清掃事務所長  それでは、生ごみ処理機のほうの御説明は以上になります。  それでは、資料の3番のほうの説明へ移りたいと思います。  資料の3番はフリーマーケットの主催・支援についてということで、こちら事業目的としましては、家庭で不要になった生活用品を持ち寄り、それらを自主販売し再活用することにより、資源循環社会に寄与するというものです。  事業の概要としましては、区で主催のフリーマーケットの実施、それから区民主催のフリーマーケットの支援というような形でやっております。  区主催のほうは去年はエコルとごしのオープニングイベント等でやらせていただいたりとか、あとECOフェスティバルとか、そういうところでやったりしております。  それから、それぞれ場所等の予約、それからのぼりの貸出し、広報紙に掲載、それから使用申請の代行とか、こういったところをお手伝いするようなこともやってございます。  実績としては、区民主催フリーマーケットということで、昨年度が5回、その前の4年度も5回ですね。その以前は、ちょっとコロナの関係でいろいろできなかったんですけれども、コロナ前については14回ぐらい、支援のほうをしてございます。出店数は表に書いてあるとおりとなっております。  このような活動もしまして、少しでも廃棄物減量のほうに区として進めているというものになります。  すみません。長くなりましたが、説明は以上になります。 ○会長  よろしいですか。説明が終わりました。恐らく事務局の説明に関して御意見、御感想等があるかと思います。  繰り返しになりますが、今期の諮問内容は品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)の目標達成に向けた効果的な清掃リサイクル事業の運営についてであり、本日は品川区一般廃棄物処理基本計画の基本方針1「ごみの発生抑制の推進」についてを中心に審議していきたいと思います。先ほどの表でございますね。26ページ、27ページのところを、いま一度御確認ください。基本方針1、ごみの発生抑制の推進ということで、家庭ごみの発生抑制、再使用の促進という形になっています。基本方針2、リサイクルの推進、これに関連することは、できれば次回、中心にやっていきたいと思います。その次には基本方針3、事業系ごみ削減の推進、そして基本方針4、ごみの適正処理の推進、これ併せて、その次の次に行いたいと思っております。ということで、本日は特に基本方針1、こちらの家庭ごみの発生抑制、主な取組ということで、生ごみの水切りの励行促進とか、いろいろ書いてありますね。それと、こちら再使用の促進。何となくリサイクルといろいろあれになりますけど、リサイクルは次回で、再使用ということは、できれば今日ということで、必ずしも、ごみのい発生抑制の推進以外駄目という、そういうものでもありませんけれども、基本的にはそちらを中心に、何かこういうふうにこれからやればもっと改善できるとか、今の体制のここちょっと駄目だよとか、そういうところで、改善策に結びつくものとか、そういうような御意見をいただければありがたいと思っております。また、本日も参加されている皆さん、できればお一言ずつでもいただければ非常にありがたいと思っております。そういう形で進めたいと思います。  それでは、どなたからでも結構ですので、御発言をお願いします。本当に、どなたからでもオーケーですが。いかがでしょうか。じゃ、〇〇委員。 ○委員  御説明ありがとうございます。いろいろな取組で生ごみの発生抑制、私も取り組んでおりますが、この実績というか、皆さんがこれぐらい参加して、結果として、前よりこれくらい減ったよとかいう実績があると、それが公表されると、皆さん余計、じゃあうちも参加しようかとか、そういうふうになるかなと思うんですけど、その辺のデータとかはないんでしょうか。伺いたいと思います。 ○会長  じゃ、事務局。 ○品川区清掃事務所長  そうですね。すごく出せるといいかなというところはあるんですが、どうしても全体のごみ量というところでしか出せないところがあるので。年々ごみ量については徐々に減っているという傾向がありますので、そういうところはもう完全に実績にはつながっているのかなというふうには思っております。  そうですね。統計のほうで何かうまく出せる方法があれば、そういうところもちょっと工夫してまいりたいと思います。 ○会長  どうぞ。 ○委員  確かに難しいかもしれないですね。ただ、こういうのに取り組む方って、結構頑張って取り組むから、区が何も統計取らなくても、例えば、いつからいつまでの間にこれぐらい我が家は減らせましたよみたいな、そういうのを表彰しちゃうとか、何かそういうのがあれば皆さん喜んで。それが多少不正確でも、みんな、それ取り組んでいるんだから、頑張ってやっている方を評価してあげるのは、何ら問題ないかなというふうに思います。  それから、これ、機械物というか、そういう減量の方法が主なんですけど、私がやっているのは菌なんですよね。庭に一緒に埋めちゃうときれいに消えちゃうという、そういうものというのは、区のほうで何か把握されているものはないんでしょうか。私が取り組んでいた事業者の方が御高齢になられて、しかもインボイスのことがあって、だからもうやめちゃうよみたいな感じになってしまって、ちょっと残念だなというふうに思っているんですけど。あまり電気を使おうという気にはならず、何かそういうものがほかにもあれば、ぜひ区としても紹介していただきたいと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○会長  じゃ、事務局。 ○品川区清掃事務所長  そうですね、資料2の裏面見ていただいて、表の半分より下のコンポストの部類のほうに、今、委員のお話いただいたことは入るのかなと思います。  先ほど、統計を取るのが非常に難しいというお話したんですが、確かに利用者の方に少しピックアップして、その利用者の方からどれぐらいかというようなことは可能な部分でありますので、その辺のところも少し検討していきたいと思います。  それで、こういった方式が、先ほど委員がおっしゃったような生ごみを入れて、その後、堆肥を買って、それで土に戻していくというようなやり方になるかと思います。  いろいろ、皆さんの中でお考えがあるのかなと思います。例えば今、説明した電気式、こちらのほうは、もう本当に家庭用の電気に入れれば、あとは特に何も手をつけず、待っていれば乾燥させてくれるというような仕組みになっています。  ただ、コンポストのほうは、確かにエネルギーは使わないんですけれども、週に1回、物によっては3日に1回ぐらい、その堆肥を入れて、攪拌といって、何かシャベルで混ぜたりとか、やっぱり非常に手間がかかるというようなことがあると思います。  エネルギーのかからないほうを取るか、手間のかからないほうを取るかというのは、やっぱり使っている方々によってもいろいろ違うのかなと思っておりまして、そういったところで、それぞれの皆さんが一番適正な部類を選んでいただければいいかなと思っております。  ですので、助成制度としては、どちらも可能で、御利用の御家庭の状況に応じて使っていただければと思っております。 ○会長  〇〇委員。 ○委員  そうしますと、何か申告制で大丈夫という感じですか。うちはこういうので減量しているんですけどというのでも平気ということですか。 ○品川区清掃事務所長  こちら制度的なところは、購入したときの領収書をつけていただければ、その分のお金でやっていただくというような形になりますので、そうですね。その後の結果とかそういうところなんかは、ぜひ今後いろいろと聞いていく方向を考えていければなと思っています。 ○委員  ありがとうございます。 ○会長  どうもありがとうございます。 ○委員  もしよければ。すみません。〇〇です。どうもありがとうございます。〇〇委員のとてもすばらしい御質問に乗っからせていただきたいんですけれども。まず〇〇委員の最初の助成額の実績の対応ですけれども、せっかく助成したので、1年後に何回使用したかとか、そういったアンケート、この追跡調査みたいなものをひもづけられればなと思います。助成したので、これぐらいは協力してよと言っても多分、御協力いただける方はたくさんいるのではないかと思うのが1点です。  2点目が、資料2の一番下の実績のところですが、こちらの件数のところに、ぜひそのコンポスト型が何件であるとか、生ごみ処理機のほうが何件であるとか、そういった内訳があるとうれしいなというふうな気がいたしました。  最後のエネルギーとかに関しては、もう所長がおっしゃるとおりではあるんですが、さらに、もし、本当はメリットをどんどん言いたいんですけど、デメリットを言うのであれば、コンポストタイプですと、やっぱりハエとか臭いが発生しやすくなるので、それが御近所さんとのいさかいになったら区としては嫌だなという、そういった懸念はあるものの、みんなで盛り立てていければいいなというふうに思っています。  すみません。私からは以上です。ありがとうございます。 ○会長  どうも。じゃ、事務局から。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございます。そうですね。アンケート方式、非常に現実的なので、こんな形で少し進められればということで、ありがとうございます。参考にさせていただきます。  それから、内訳のほうについても、表示するのは可能でありますので、少しそちらの方向で進めていきたいと思います。 ○会長  よろしいでしょうか。 ○委員  ありがとうございます。 ○会長  どうも。では、〇〇委員。 ○委員  私、実はあちら、ちっちゃいほう持っていまして、物好きと言われるかもしれない、コンポスト型も両方試しました。あちらのあれ、名称言って大丈夫ですか。 ○品川区清掃事務所長  はい。 ○委員  パリパリキューブ。家でも乾燥式のを、もう7、8年前に取り入れて、それも新聞の切り抜きで、あっ、こういうものがあるんだ。ちょうど品川区のほうでも助成金を出しているということで。ただ買うほうが先行してしまって、当時は、たしか買う前に申請をだったので、私、申請を諦めて、もう早く生ごみを減らしたいという気持ちのほうが先行してしまって、先に購入して、夫婦2人のときは、あのサイズで正直、何とかなったんですけれども、子供が増えて今、家族5人になってきますと、やっぱりコロナ禍もあって、子供の食べ残しなどが発生してしまったと。そうすると、やっぱり子供がどうしてもその日の気分で残してしまうと、あの量では今度足りなくなってしまって、先ほども9時間でっておっしゃっていたんですけれども、9時間じゃどうしても乾き切らなくて、我が家は2回転してようやくというなので、いろいろなコスパ、コストパフォーマンスで、実はちょっと今使わない期間にいるんですけど。ちゃんと取ってはあるんですけれども。それでどうしようかなと思って、コンポスト型も入れてみまして。私は、やはりそれもいろいろ調べて、なるべくコバエが湧かないですとか、臭いが出ないもの、何かないかなということで、毎日やはり攪拌を、言うならば、ぬか漬けをかき混ぜるような、そんな感覚でしょうか。もう毎朝、水切りをした生ごみを、戸建てなんですけれども、ベランダしかないので、ベランダのほうに置いて、そこに入れて朝こうやるのが日課で、それが意外と楽しみでもあったんですけれども、じゃ今度できたものをどうしようかといったときに、やっぱり庭がないですとか、家庭菜園も割と枯らしてしまう。あまり大きい声では言いたくないんですけど、あまり得意ではないということが自分でも分かってきたので、やはりそれの行き場がどこに行くかということがあれば、もっと普及するのかなと。  あと、これは事業者としてのまた意見で取り入れていただきたいのですが、昨年、弊社のほうで、品川運輸というごみの収集をさせていただいている会社なんですけれども、リサイクルを普及したいなという思いから、ワークショップを開催しております。前回もお話をちょっとさせていただいたと思います。  そのときに今回は、ちょっと欲張って、アンケートを最後に取らせていただいて、今一番気になっている環境問題は何ですかといったところで、そのときに、ちょうどリサイクル分別ゲームというのもやって、やはりお子さんのほうが非常に興味を持っていただいた、そのリサイクルの分別に関しては。大人の方はワークショップのほうをすごく一生懸命やってくださったんですけれども、あまり関心がなかったかなと。  ただ、その中で大人の方、もちろん保護者の方からの御意見で、リサイクルしたものが実際どういうような活用がされるのかが知りたいとか、どうやったらそれ、どういうリサイクルをしたらいいのかというのをもう1回聞かれて、私としては、これ配られていますよねと、もう1回、声を大にして言いたいところでした。  今回のこの生ごみの処理に至っては、この燃やすごみのところに、その助成の資料とか、この冊子には記載がないのかなと、ありました。私は職業柄というのもあるとは思うんですけれども、区から頂いた広報ですとか、こういった資料に関しては必ず全て目を通すんですが、各御家庭は正直なところ、どうかは分からないと。じゃ、SNSも今、非常に活用されていて、そういったものが、例えば子育て世代にはいいのかなと。  ただ、今やはりベランダが主流となっているマンション型が多い、戸建てのおうちでも、お庭がない御家庭でのそういう使用方法があればコンポストも増えると思いますし、また、こういった皆さんが目を通していただく冊子のほうにも、そういった助成金のほうをまた記載していただけると、もしかしたら、またこちらの件数が伸びてくるのかなと思いました。  以上です。 ○会長  ありがとうございます。では事務局。 ○品川区清掃事務所長  いろいろ御意見ありがとうございました。そうですね。意外と前にも言われていたんですけれども、こういう生ごみ処理機をやって出た土はどこに持っていけばいいんですかというところの御意見というのは非常に多く受けております。  賛否両論あるんですけれども、今、隔週の土曜日で31か所、小学校、義務教育学校等で、拠点回収というものをやっており、そこで園芸腐葉土という形では回収はしております。  ただ、これも腐葉土じゃないでしょうという考え方とか、そういうところがなかなか整っていないなというところもあったりするので、本当はできたら区のほうで回収をして、例えば道路の植栽に使ったりとか、公園の花壇に使ったりとか、何かそういうような仕組みができると非常にいいのかなと思いますので、そんなところの観点も考えながら、引取りについては少し検討していきたいと思っております。  それから、本当ありがとうございました。そうですね。ごみの分け方、出し方とかに、ちょっと生ごみ処理助成なんかも入れるとすごく効果があるのかなと思いますし、実は今度、4月以降、アプリを導入することができまして、このごみのアプリの中で、また少し、こういった生ごみ処理機の宣伝だとか、そんなところも一つやっていくにはいい案だなということで、こんなところも考えながら、アプリのほうもやっていこうかなと思っております。ありがとうございました。 ○会長  ありがとうございます。よろしいでしょうか。 ○委員  はい。 ○会長  ほかに。どうぞ、〇〇委員。 ○委員  御説明ありがとうございます。今出たちょっと質問をまとめさせてもらって、確かに公表というんですか、実績の公表とかってとても大切で、例えばそうやって評価されることが喜びになって、またそれでモチベーションが上がっていくというのは本当に大切です。そして、例えばコンポスト式でしたっけ、の腐葉土の土。あれ私も、せっかく公園で、ごめんなさい、所管がちょっと忘れちゃったんですけど、公園の区民花壇であったり、学校の花壇であったり、地域の方が手を入れているものに対して、例えばそこにそういう土を使っていく、そこで使ったもので、いいお花ができて育って、それをまた評価していくとか。競争することがいいことではないと思うんですけれども、例えば、それがどれだけ土を使って、どういうものができたというのを地域ごとに見比べていただけるようにすれば、地域も盛り上がるし、例えばこういう助成金も広がるし、利用の周知にもなるし、今、所長がおっしゃっていましたけど、今度アプリができますよね。例えばアプリをやっぱり活用して、こういったものの啓発というのは力を入れていただけると、初めは個々でやっていたものが、それが大きなまとまりになって地域が動くと、また一層、品川区にとってはプラスになるのではないのかなとは思いました。 ○会長  ありがとうございます。では事務局。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございます。やはり循環しているというところをアピールできるようになればいいのかなというところで、今までの御意見伺っていると、すごくそのように思いました。そういった方向も考えて、少し努力していきたいと思います。 ○会長  ありがとうございます。よろしいでしょうか。 ○委員  はい。 ○会長  そのほか。〇〇委員。 ○委員  すみません。いろいろとお話、〇〇委員さんとかのお話もお伺いして、今の〇〇委員さんのお話もお伺いさせていただきつつ、私は思っていましたのが、地域ぐるみ、地域をやはり巻き込んだような形での。今まだ個人ベースだと思われるんですけれども、行く行く将来は、やはり高齢化ということも視野に入れつつ、その高齢者の何かやる仕事、ボランティアみたいな仕事の中に。私、思ったんですけど、毎日攪拌が必要というコンポストの段ボール型というのはゼロ円から1,500円、これは一番安いなと思っていたんですけど、ここに毎日攪拌が必要ならば、要するに、今、公園とか、あと学校とか、あとマンションとか、いろいろありますけれども、そこで、やっぱり地域で、マンション建ったらマンション建ったところの花壇、やっぱり緑化何%まで必要とかありますでしょう。あそこにも使えるし、結構、将来的に使い道あるんじゃないかなと思って。地域を抱えて、個人ベースじゃなくて、もう地域全体の取組の一環として、高齢者の方々にもちょっと積極的に参加していただくと、ひきこもりとかなくて、それに健康寿命も上がっていくし、何かいいことにどんどんつながっていくんじゃないかって、夢があるんじゃないかって逆にそう思えて仕方なく思っていたんですね。  私、この中で今、集合住宅の人。私も集合住宅に住んでいるんですけれども、その中で今、個人の方の助成率が多いのか、それとも集合住宅。そうか。個人が多分多いと思うんですけど、集合住宅の人で、集団で、ここでやりたいから助成してくださいということもあるんでしょうか。ちょっとそれ聞きたいんですけど。  ますますこれから、あそこのところも何か結構、高層マンションとか建ってきつつありますので、そこに、そういうのを組み込んだ形で、コンポストも組み込んだ形で何かできれば、区のほうの助成こういうのがあるから、やっぱりこれをちょっとやってくれみたいな形で、まず安いものから何か取組、参加しやすいような、そういう取組を考えていただくと、もしかしたら将来、自然体で、こういうことが、生ごみは減らせることが、結構これ可能性あると思うんですよね。  だから、そこをちょっと、今ふと思ったんですが、集合住宅の開拓ということが一つはネックになって、そこからどんどん高齢者の方にも地域で花壇とか、そういう園芸とかにつながっていって、そういう自分の活躍の場があるんだみたいな形のことができればいいかなと私は思いましたんですけど、どうでしょうか。お願いします、御回答。 ○会長  事務局、お願いします。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございます。基本的には今、この助成制度は個人向けにやっているものになります。ですので、少し発想を変えて、マンションなど団体向けもあってもいいですね。例えば区の制度としては、集団回収というような制度があって、グループになってリサイクルしていただくというような、そういう中で地域のコミュニティーを形成していくやり方があるので、まさにそういうやり方にちょっと近いのかなというような印象は受けました。  ですので、集団回収なんかは、基準がたしか10世帯ですかね、10世帯以上とか、何かそういう基準もあったりして、そういうグループでの助成というような発想というのは、非常に参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○委員  ぜひお願いいたします。ありがとうございます。 ○会長  どうもありがとうございました。  じゃ、そのほか、いかがでございましょう。どうぞ。では〇〇委員。 ○委員  初めてこれ見せていただいたんですけれども、ちょっとがっかりしたなという。要するに、あれだけ出るんでしたら、もっと自分で何かできるんじゃないか。それから9時間も何時間もかけてという手間暇かけたときに、果たしてこれを購入する気になるのかどうなのかという。だから、その辺で、もっと改良して、粉々になるんだったら、ああ、いいかなと、うちでやってみようかなという気があるんですけれども、半分ぐらいにしかならないというんじゃどうかなという。  それと、その出たごみをどういうふうに処理するかという問題も大切ですけれども、その前に、意識改革として、ごみを出さないのをどういうふうにしたらいいのかなと。  それから、ペットボトルが非常に多い、それから缶が多いといったときに、今の28ページのですか、この目標値という、384グラムにするというような。前も言ったんですけれども、このグラム数というのはよく分からないんですよね、どのぐらいの量なのかというのが。  だから、例えばペットボトルなら1人、年間で10本減らしてくれるとこれだけ減りますよとか、それから缶も、1人が何本、1日に2本出さなければ、1本にしてくれればこれだけになるんですよとかというものと、それからあと清掃車が、あれ非常に積めるというか、多くの量を積めるんですよね。それで、それが1日に何百台もなっていると。  だから、その辺の意識が、例えば清掃車1台に夕刊と朝刊の新聞を詰めると何年分になるのかという。そうすると10年ぐらいになるんですよね、あれ、たしか。10年分ぐらい1台で入るわけだから、それだけのごみを皆さん出しているんですよと。だから少しずつ、その新聞でも何でも、じゃ資源回収のところで出していこうじゃないかとかという。  それから、その紙のものを、じゃ、どういうふうにして処理すれば、ごみが少しでも減るのかなというような形で、そのごみを出さないというものをもっと、どんどん、どんどんアピールしていくという必要性はあるんじゃないかなと思うんですよね。  だから、一つの、そういう興味を持つんだったら、例えばクイズ方式にするとか、それから広報の中でも、よく新聞なんかパズルをやったり何したりするので、その中にそういうクイズ形式のものを出して応募させるとか何するとかという、私は、その出さないという意識改革のほうが必要なんじゃないかなという気がするんですけれどもね。  以上。 ○会長  ありがとうございます。では事務局、お願いします。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございました。いろいろ見方がやっぱりあるんだなと思いまして。確かに生ごみ処理機というところでは、この手間をどういうふうに考えるかというところは非常に大事なところで、意識のある方というのは、こういうところで生ごみ処理機を使っていただいたりというのもあるし、効率性を考える方とかになれば、ちょっとこれは非効率ですから、やっぱりそもそもを出さないようにすればいいじゃないかという発想というのも非常に大事なところじゃないかなと思いました。  それで、この計画をつくって皆様にお出ししたときも同じことを言われたんですけど、やはり表現として、もっと分かりやすい表現をお願いしたいということを言われました。例えば何グラムというのじゃなくてごはん1杯とか、大きいものだったら東京ドーム何個分とか、いろいろ表現はあると思うんですけど、そういったところを少し、やっぱりこれから周知していくに当たっては、気をつけていかなければいけないなと思いました。  それと、そうですね。アプリの中にクイズ機能というのがどうやらあるらしく、そのクイズ、どんなことをやればいいかななんていうふうに思っていて、ちょっと悩んでいるところがあったんですけれども、今まさに〇〇委員のほうでお話しいただいたようなことをクイズ形式なんかでやって、少しでも皆さんのほうに分かりやすく、面白く、そういうような伝え方ができればいいかなということで思いました。いろいろ参考にして、啓発のほう進めさせていただきます。 ○会長  ありがとうございます。〇〇委員、よろしいでしょうか。  じゃ、そのほか、いかがでしょうか。〇〇委員。 ○委員  ありがとうございます。私も〇〇委員とちょっと近い感じの考え方を持っていまして、私のところも、私がやったわけじゃないんですが、母親がそういうのを何でもすぐやりたがるほうで、これを購入してやっていました。だけど、私の感じでは、多分1週間ぐらいで飽きていました。1回きれいにして、またやったけど、また1週間ぐらいで飽きて、結局そのまま置いておくようになった。最初のうちは庭に何かやっていましたけど、それももう飽きてしまったというのが現実だと思っていまして。  これ、だから、先ほど、ここに数値目標が出ていて、1人当たりのごみ量を減らしていこうよ、それが半分になるんだよとか、10分の1になるんだよとか、そういうことをするのであれば、非常に私は、よく有料化の話をするけれども、有料化になったときって皆さん、その袋を買っているわけなので、そこになるべく多く詰めていこうとされるわけで、それが最初で、1回減るわけですよ。それが、もし全体を減るので、目に見えるなら、〇〇さんがいらっしゃるから私が言う話でもないけれども、例えば1日、清掃車が今4回、5回、回っているわけじゃないですか。それが3回から4回になりましたよとか、皆さんの御協力でありがとうございますというような、それも1つの目に見える形だと思うんですね。現実、清掃車が動く台数が減るわけだから。こういうことも、それも金額換算できるのか、どういうふうにするのかというのは、もうすごく一つだと思っています。  それから、もう一つ、このリユースで車の引渡し。今、ここリユース品の引渡しの様子って、リサイクルはやらないということなので、後でということなんですけど、リユースで、うちも、私のこれ勝手な話をすると、父親が2年前に亡くなって、母親が特養に入るということで施設に入りました。家が空いているような状態になったので、長男夫婦が、そこへ戻ってきました。ただ、荷物は全部あったので、じゃ、どうしようということになりました。母親は体は元気ですけど、特別養護老人ホーム入っているわけですから、その荷物をどうしようという、父親の荷物もどうしようということになって、もちろん弟といろいろ話し合いながらやりましたけれども、結果として、そういう業者の方に、それは知っている業者だったので、よくそことも相談をして、お金は要らないと。何しろ、その代わり人は連れてきてくれと。それで持っていってくれと。お金になるなら、それでどうぞと。ならないと思うものは置いていってもいいということで、それこそ着物から、いろんな家具から、9割方持っていってくれました。その代わり1トン車で3回も4回も行ったり来たりしていましたけれども、人数は。向こうはそれで幾らになったか全く聞きません。うちとしては、9割方それがなくなって、感謝をしているということです。その残った1割、これからがもうすごいなと思いましたが、それこそ今、写メを撮って、オープンにして、うちにこういうものがありますと。取りに来れる方、こういう大きさも、その写メは撮ってありますけど、書いたりして、取りに来れる方どうぞといったら、何件も問合せあって。それは私がやったんじゃなくて、家内と子供たちがやっていましたけれども、もうほとんどそれも、すぐ取りに来てくれた。  こういうことが、私はできないけど、先ほど高齢者の方もといって、私はその高齢者のネットの部類に入っちゃうけれども、そういうできないけれども、だけど、そういう若い人たち。できない人も、それだったらそういう、私の最初の何トン持っていってくれたところは、ちゃんと、ただならまず来る。お金にしてというと、いろいろあるんだろうけど。だけど、そういうものは、行政がこういう、先ほどいろいろチラシとかあるなら、問合せがあったとき、それはもう平等を取るんなら区で募集をして、こういうのに載っけてあげますよと。4社でも5社でも、紙ベースでもいいわけじゃないですか。  そういうこともできるし、これ「くるくる」もいいんだけど、私はこれこそ、そういうことができると思うんだよ、すぐ。写メでぺっと出してあげるとか。こういうこともありますよって、「くるくる」をやるんなら、そういうところへ載っけてあげるというのも。すぐ取りに来てくれる感じだよ。感激したもん。3日間ぐらいでほとんど大体、処理ができた。  そういうことも広げるんなら、あとは買い取ってくれるところも無料で持っていってくれるところ、そういう問合せが電話であったら、そう答えられるような資料を作ってあげれば、それが行政として提供してあげられれば、大分違うと思うんだよな、今のアプリの話じゃないけど。それが多分、私がやったわけじゃないんだけど、子供とか、うちの家内がやったんだけど、それが現実だと思うんだよね。  そういうものが、もう世の中、動いているということがあるのであれば、それを区も一緒になって取り込んじゃえばいいと思うんだよ。ぜひそこら辺のことをやってほしいな。一歩踏み出せばいいんだ。行政じゃとかいうんじゃなくて、踏み出しちゃえばいいと思うんだよな。ぜひよろしくお願いします。 ○会長  じゃ、事務局から。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございました。そうですね。粗大ごみリユースのところの部分と、それから「くるくる」の部分と、それから今、〇〇委員お話しいただいた業者の紹介というところは、基本的には32ページのところでパンフレットは作っているんですが、なかなかこういう相談が来たときに、使いやすいような形で動かしていくような仕組みができるといいのかなと思いました。  非常にこの辺の部分は難しいところもあって、やっぱり民間業者が非常に、最近リサイクルショップとかそういうところが出て、数年前にリサイクルショップ、区でもやっていたんですけど、もうそろそろ、やはり民間のほうが動いてきているので、区としてはいいだろうということで、これを終えて、粗大ごみに出ているものに関してはまだやっていこうということで、この粗大ごみリリース事業というのを進めた経過もあります。  確かに今現在のところ、相続絡みとかで、粗大ごみというのは非常によく出てきているようなケースがありますので、そういった視点も少し考えながら、相談があったときにどういうふうにアドバイスできればいいかというところも少し考えながら進めていきたいと思います。 ○会長  ありがとうございます。どうぞ。 ○委員  これはうちの家庭だけかしれませんが、子供たちがそういう思っているかもしれないですが、私も言われて、じゃあ、うちでも何とか百科とか、昔の書籍とか、いっぱいそろっていたりするのがあって、それは今、段ボールに入って残っています。それは何で残っているかというと、それはお金になることは少しなりそうなので、TSUTAYAというか、そういう本屋さんに持っていけよって。息子たちは、それが面倒くさいんだって、それだったら、もう写メ撮って出しちゃってくれよというようなことになっている。  私が持っていくから。これも私がやっていないから悪いんだけれども、結局、そういうトラック乗っけて、例えば今言った粗大ごみでもいいけれども、それをリユースで持っていこうとか、そういうのが、何か今みんな、もう撮って、ぺっと出せば、ぷっと来てくれるというほうがいいと思っているみたいだから、その面倒くささを、どこまで面倒くさい人たちに対応するかというと、そういうサービスが今、民間とか、いろいろ一般の方がそういうふうにあるというのは、多分、これ、うちの家庭だけじゃなく面倒くささというのは、みんな、やりたがらないような気がしてならないと思っているので、そこら辺も考えていただければありがたいかなと思います。 ○会長  事務局、よろしいですかね。 ○品川区清掃事務所長  そうですね。確かにおっしゃるとおりで、本当に便利になってくればなってくるほどいろんな、昔はそんなにでもないという手続が、どんどん、どんどん面倒くさくなったりとか、そういうふうになってくる時代になってきているんですけど、確かに今、写メで写真撮って、そのまますぐ登録できるというような、民間なんかにもそんな仕組みがあったりしますので、そういうのもうまく参考にしながら、どうしていったらいいかというところも考えていきたいと思います。 ○会長  特に今おっしゃった、それにアクセスしづらい方をどうサポートするかというような、そこら辺、ぜひ何か工夫、考えていただいたらと思います。お願いします。  そのほか、何かございますか。どうぞ、〇〇委員。 ○委員  今日の会議があるので、昨日、半日考えてみた。まず我々は今議論していますけれども、会長おっしゃるように、区民の方に、どうしたらこの現状を知ってもらえるかとか、そういうことをやっぱり考えなきゃいけないということですよね。  まず自分自身の生活がどうなっているかということを昨日、見てみました。無駄なものは買わない、食材の使い切りと必要な部分だけの購入、食べ残しはしない、マイバッグの使用などについては、できておりました。背景には物価高騰があって、欲しいものでも価格が上がったものについては買わなくなっているという、こういう実態もありました。  老夫婦2人での生活なので、料理の数もちょっとしか作りませんし、残ったものは翌日の昼飯なんかに回っているので、食べ残しはほとんどありませんと。  生ごみの処理機の導入は1回考えましたが、設置場所の問題から棚上げしていますと。  それから、これは自分でやっぱり今探さなきゃならないような形になっているんですね。インターネットでAmazonだとか、そういうところで探せばあれですけれども。防災グッズとかそういうのだと、区のほうからチラシが入って、あっせんですか、そういったものもあるので、もし、それが有効であるとは思いませんけれども、そういうものがあると、こういうのも出ていますよということで、町会だとかそういうところでも話せるんじゃないかなと、こういうふうに思いました。  それから水切りについては、正直できておりませんでした。33ページの3行目には、日常のちょっとした工夫で機械を使わなくても生ごみの水分を減らすことができると書いてありますが、簡単な工夫って何かなと、よく分からないのでネット検索してみました。三角コーナーにただ入れたんじゃ駄目なので、新聞紙の上に乗っけて乾かせとか、ペットボトルに穴空けて押し潰せとか、何かちょっとこう書いてあって、そういうこともできるのかなと思いましたけれども、ちょっと先が続きませんでした。  そこで、生ごみの80%が水分であるという、ごみの減量、これが一番やっぱり手近なところにあって、簡単にできることではないかと。自分自身やろうと思えば今日の晩からでもできるんですけれども、これ町会だとか、それから廃棄物減量等推進員、私、2期、3期やっていますので、こういうものは利用してというのは、前回の答申や何かにも少しちりばめられていただいているので、例えばリサイクル推進係長なんかに頼むと、出前の講座でいろいろ資源のことだとかそういうことをやってくださるというので、それに付随したごみの問題ということで、ちょっと絞ること工夫してもらえませんかということにすればいいと思うんですね。  それで、12月5日に城南島のバイオエナジー株式会社を見学させていただいて、バイオマス発電のガスの発生のために大量に廃棄されたバナナを見て、ちょっとびっくりして、いや、これはやっぱりこういう時代だなと思ったんですね。ちょっと感激しました。  それで、12月8日の日本農業新聞というのを私、購読しているので、見ましたら、韓国はもっと進んでいて、お隣の国、韓国では、生ごみの排出量に応じて処理量を国民が負担する従量制度が設けられ、生ごみの量を計測して処理費用を示す生ごみ処理機が60世帯に1台の割合で配置されているということです。生ごみは燃やすから生かすというようなことが、日本よりも進んでいると。日本は、このことに関しては、環境省なんかもちょっと積極的には進めていないと、こういうようなことが書いてありました。  ちょっと身近なところでは、やっぱり水絞る、これが一番あれではないのかなと思いました。  それから今ちょうど、品川区で先週あたりから、ごみ減量・リサイクルについてというのでアンケートを取っているんですね。この中に、もうごみの減量化、家庭ごみの有料化とか、こういったところがちょっと書いてあるんですけれども、今回のこととはちょっと飛んでしまうんですけれども、やはり水絞れば軽くなりますから、従量制ということは、それだけお金払わなくて済むわけですよね。ですから、このごみの有料化というのが、少なくとも、この生ごみや何かで起これば、確実にその量は減らせるんじゃないのかなというふうに思います。  簡単に、じゃあ、その量をどうして量ると。この60世帯に1台とかいうふうになればいいんですけど、そこまで急にいくわけもないし、大都会でなかなか、そこまではできないと思うのでね。ちょっとそこら辺のところのアイデア、全くないんですけれども。  いかにして、先ほどから会長がしきりにおっしゃっている目標達成、具体的な運営、どうするのかと。やっぱりこのごみ排出の現場に一番身近にいる廃棄物減量等推進員、それからその上にいる町会とか、そういったところで、もっとかみ砕いた形にしていくことが必要だと思うんですね。  清掃事務所のほうは、もう本当に立派な資料をどんどん、どんどん出してくださって、いろいろ読みやすいように、〇〇さんのほうもいろいろ毎日、工夫されていると思うんですね。こういうものは回覧板や何かにくっつけられて、区民の方々の目に触れていると思いますけれどもね。回覧板というのは大体じっくり、あまり読む人はいなくて、買物に行くついでに隣のうちに持っていっちゃおうというのが回覧板ですから、こんな細かいところまで読まないわけですよね。ですから、それをやっぱり少しそしゃくして、皆さんやってくださいってお願いするのは、やっぱりそういう機能を使っていかないと、幾ら立派な印刷物、作ってまいても、なかなか効果は上がらないんじゃないかと思います。  これ最後ですが、これは前も言ったことありますけれども、小学校4年生から、ごみのことについては習います。しかし、大人が主にごみは排出しているので、やっぱり学校から宿題を出して、無駄なものは買っていませんか、食材は使い切っていますか、食べ残しはしていませんか、マイバッグ使っていますか、そういうのをうちに帰って調べてきてくださいというようなことをやって、やっぱりそういうところからやっていけば、SDGsで、何年か後には、ちゃんと分別、排出する大人が出来上がると、こういうことになるんじゃないのかなというふうに思います。  以上です。 ○会長  じゃ、事務局。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございました。いろいろ〇〇委員のほうで分析していただいて、本当、水切りってすごく大きいんじゃないかなと今、繰り返し思いました。どうなんですかね。本当やればいいだけなんですけど、これをどうしてもためらうところの気持ちをどういうふうに進めていければいいかというところが、やっぱり周知としても非常に問題点なのかなと思います。  一時期、たしかプラスチックのケースで押し潰せるようなものを区で配ったりもしたんですけど、そういったところの活動がいいのか、それとも、やっぱり気持ちの面で進めていくほうがいいのか。学校なんかも通じて父母の皆さんにお伝えするというのも、やっぱり一つの方法ですし、なかなか難しいところではあるなと思いました。  ちょっとこういう方向でという御回答もできないところはあるんですけれども、そういった複雑なところもいろいろ、これから啓発のほうで、今御意見として伺ったところも参考にしながら進めていきたいと思います。 ○会長  〇〇委員、よろしいでしょうか。 ○委員  はい。ありがとうございました。 ○会長  どうも。今の水切りに関してですけど、こういう方法がいいですよとか、そういうのを情報集め、そして情報発信というのを、やっぱり区がやりやすいんじゃないかと思うんですね。ぜひそれ生かしていただいたらと思います。 ○品川区清掃事務所長  はい。 ○委員  1点だけ、ちょっと。 ○会長  どうぞ。 ○委員  教えてください。これも、うちはマイバッグは持っている、持って買物行くときもありますけれども、袋をもらうときも結構あります。それがなぜかというと、よく考えてみると、生ごみというか、家の中のごみ、それを要はコンビニの袋というか。本末転倒なのは、うちの家内が前にそれを買ってきた。袋のセットを、ビニールの袋を買ってきていて、それはコンビニで今、買うより安いのは安いから、それは買ってきたんだけど、考えてみると、結局、生ごみとかそういうものを入れるために、三角で、それは処理どうするというと、45リッターのところへ直接やるんじゃなくて、そのビニールのコンビニの袋みたいなところに入れて、縛って45リッターの袋に入れているというのが、よくよく見ると、うちの現実。  だから、そう考えると、今の乾燥もあるんだけど、本当にその生ごみを絞って水分があるからそういうふうにしているというのが現実だと思うので、それをどうするかという意識を変えるのは、相当やらないと難しいような気がしてならないので。だから、そういう袋を買っている人って、あえてそういうために買っている人って、多分、結構いると思うんだよな。そういうこともよく、どこかで調査できるとか、分からないけど、そういうのがあるんじゃないのかなと思うので、そこら辺はどう捉えているのかというのを、分かっていれば教えてほしい。 ○品川区清掃事務所長  なかなか捉え切れていないというのが、もう本当正直なお答えのところで、そうなんですよね。本当に生ごみは皆さん、可燃ごみの中でも別で可燃ごみの中に入れているというのが、やっぱりどこの家庭でも多いのかなと思います。そこの過程の際に、その袋をぎゅっと握るだけでいいんですけど、どうしても気持ち的にできないところが、本当、単純なことなんですけれども、やっぱりそういう部分じゃないかなと思います。  そうですね。私個人的にも、やっているかといえば、なかなかやれていないというところがあったりもしますので、何かそこをもう少しやりやすいような感じとか、あと衛生面なんかも気をつけてできるような形とか、そんなところがやっぱり発想として出てくれば、うまくつながってくるんじゃないかなと思ったりします。  少しそういうところを考えながら、啓発のほうはまた進めていきたいと思っております。 ○会長  じゃあ、あと御発言ないの、〇〇委員、〇〇委員、〇〇委員、ぜひ御発言いただいて。じゃあ。 ○委員  私、ちょっとマンションやっているんですが、ほとんどが独身の方なんですよね。そうしますと、まず、ごみの処理の仕方を知らない。何でこんな捨て方をするのかと。毎回毎回、私、女房にいつも下へ行くとき、ついでに持っていってって、年中、私、ごみ運んでいるんです。ペットボトルとビニールを知らない。ペットボトルの中にビニールを入れる。生ごみを見ると、汁が下へたまっている。もうそういう状態が非常に多いんですよ。ですから、私、清掃事務所からいろんなパンフレットが来ると、必ずエレベーターの中にぶら下げているんです。そうでもしないと、先ほど回覧板の話も出ましたが、まず回覧板は見ない、マンションの掲示板も見ない、一番目につくのはエレベーターの中じゃないかと思ってやっているんですがね。できればエレベーター用の、そういう清掃事務所のお知らせみたいなものを作っていただけると非常に助かると思うんです。一考をお願いいたします。 ○会長  じゃ、事務局、お願いします。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございます。ワンルームマンションでのごみの出し方というのは、我々清掃のほうでも一つの課題として捉えているところです。今、〇〇委員からもお話あったように、エレベーターというのはすごいいい発想だなというか、何かほかに集中していない部分でのところで何か出せるというのは非常にいいことじゃないかなと思いました。そうですね。ちょっとそういうところも踏まえながら、何か1枚物で、とにかくはっきりと見えるようなものというのは、啓発の中でも大切なところですので、そういったところも少し努力しながら進めていきたいと思います。ありがとうございました。 ○委員  A4、1枚分ぐらいでいいですから。そうすると、マンションからのお知らせとか、一緒に並んでありますから。よろしくお願いします。 ○品川区清掃事務所長  はい、分かりました。 ○会長  どうも。じゃ、〇〇委員。 ○委員  すみません。個人的な意見も含まれてしまうんですけど、ちょっと幾つかお話しさせていただければと思います。  まず生ごみの処理についてで、結構自分自身も、大学がそういう農学部ということもあって、実は文化祭で、校内で発生した生ごみを全て堆肥化するみたいな取組とかをやったりしていて、結構大変というのは自分も分かっているんですけど、そういうのを大学とかでやってみると、意外と興味ある人はすごいこういうのに興味持っていて、例えば自分の大学だと、先ほど紹介していたミミズ型のコンポスト、これだけに特化したサークルとかがあったりとか、本当にこれだけに夢中になって取り組んでいる人とかもいるので、結構ここの分野をPRしていくと、意外と実は、まだ気づいていないけど興味ある人って多分いるなというふうに思うので、ここは結構、個人だけじゃなくて、地域単位でとか、学校単位でとか、そういうPRは結構していくと、意外と効果が生まれてくるのかなというふうに思います。  あともう1個が、質問ではあるんですけど、このマイバッグとかマイボトルの促進というのが今後の取組として出ていたと思うんですけど、正直、品川区に住んでいて、そういう取組があったかって言われると、あまり思い出せないな。唯一思い出したのは、たしか成人式のときにマイバッグもらったなぐらいの意識しかなくて、そうですね。ここが具体的に今後どういうふうにしていくのかということを考えているのかというのが少し気になりました。  私の自分の通っている大学も、ちょっとそういう環境配慮を意識していて、実は校内でペットボトルの販売禁止とか、そういうマイボトルの普及に向けて給水スポットがあるんですけど、結構自分、ごみ興味あって、ごみ箱とか見るんですけど、意外とペットボトルが出ていなかったりとかして、結構、取組次第では簡単に促進できるものなのかなと思ったので、区として今後どういうことを考えているのかなというのを伺いたいと思います。  最後1点、さっきリユースの循環というところでアプリを活用したというのがあったんですけど、やっぱり自分の世代になるとアプリを使いたくなるけど、実は自分、今ちょうど引っ越しで、2世帯住宅で、おばあちゃんとかが片づけているのを見ると、これリユースできるのにって思うのが意外と、でも持って行くの面倒くさいとか、アプリの使い方が分からないとかといって、燃えるごみに出そうとしているのを自分が引き止めていたりとか、そういうのが結構あるので、そこをちょっと、そうですね、アプリの使い方を何か、より分かりやすく伝えていくなり、区として何らかの取組ができたら、そこの循環がうまく回るのかなというふうに思います。 ○会長  じゃ、事務局、お願いします。 ○品川区清掃事務所長  どうもありがとうございました。まず質問のほうから答えますけれども、マイバッグですね。これは結構やっています。もういろんなところで、何かイベントがあれば、お土産にマイバッグというようなところもあったり、若干個人的には配り過ぎじゃないかなぐらいに思っているところもあるんですけど、そういうところでは随時やっています。  ただ、私も含めてですけど、使っていますかというところがやっぱり結構大事なのかなと思います。やっぱりどうしても買物行くときとかに、じゃマイバッグ持っていこうかという発想が出ないときなんかもあったりして、結局ビニール買っちゃったりというのもあるんですけど、そういうマイバッグの使い方なんかをどういうふうに啓発していけばいいのかなというところが結構課題になるんじゃないかなと思いますので、ちょっとそういったところでも啓発できればと思います。  それから、ペットボトルの件については、ちょっと先ほどもお話ししたんですけれども、やっぱり現区長の方針がペットボトルをあまり使わないでマイボトルを使っていきましょうという方向性も出ていますので、飲料水の給水所を少し増やしていこうと思っています。今は区役所に少し設置をして、ちょっと実験という形でやっています。いろいろ、今、常温なんですね。だから、夏場、ちょっとどうかなと思うんですけど、でも、職員なんかの使い方を見ると、意外と皆さん使っている傾向もあるので、そういったところもまた見ながら、ちょっとまた区内各場所に少し広げていこうというような動きもありますので、そういった部分は少し動いているところがあります。  あと、そうですね。ありがとうございました。いや、ちょっとびっくりしたんですけど、ミミズ型のコンポスト、独自のサークルがあるというのは、かなり驚きだなというところもあったりしまして、そうですね。そんなところの活動なんかもうまく、どこかの機会で、区民の皆さん知っていただけるようなところがあれば、何か活用していきたいかなというふうに、ちょっと今、単純に思ってしまいました。  それと、やはりアプリ、今、どういう作り込みをしていこうかというところもありますので、この辺についても、そうですね。ちょっともうなかなか我々世代ですと、いい発想が出てこないので、本当、若手職員中心にしながら、どんなふうに作っていけばというようなところも考えながら、アプリの活用のほうを少し進めていきたいと思っております。 ○会長  よろしいでしょうか。じゃ最後、申し訳ございません、〇〇委員、お願いします。 ○委員  今までの各委員の皆様の御発言も踏まえながら、意見と質問させていただきたいと思いますけれども、まず、やはりその啓発に当たっては、こうした文章、字ばっかりじゃなくて、例えば、このお茶も195グラムですけど、これ何本分ぐらいまで1日抑えればいいんだとか、具体的にそうしたイラストとか、具体的なものだとかでイメージをつけて、分かりやすく伝えていくのが大事なのかなと。あと、地域をいかに巻き込んでいくか。楽しく気軽に取り組みやすいもの。本当に区民の方、負担に思って、やらなくなっては本末転倒なので、そうした、いかに取り組みやすい方法を取っていくのが必要なんじゃないかと思いました。  また生ごみ、家庭用生ごみ処理機の件のときとか、あと〇〇委員、〇〇委員からもありましたけれども、集合住宅に対しての取組ですね。今、区内の約8割が集合住宅ですので、いかに効率的に広報とか啓発をしていくのか、管理組合、管理会社通して、しっかりやっていったほうがいいのかなと思います。  また、そうですね、あと抑制の方法としてシンプルに、フリーマーケットはかなり効果的かなと考えておりまして、意外と区民の方、やりたいという人が多いかなと感じておりまして、単純に令和元年が14回だったのが、令和5年度だと5回に減っていますので、これを回数増やす取組、やったほうがいいかなと考えております。この点いかがお考えなのかなということと、あと今、ジモティーと連携して粗大ごみリユース事業やっているかと思うんですけど、これも非常にジモティーというなじみのあるサイトを活用しての取組、非常にいいかと思うんですけど、全部ゼロ円かなと思ったら、時々3,000円だ、5,000円だとか、有料のものがあるんですけれど、このジモティーを活用した事業が出始めたときは、議会でも何人か質問されていたと思うんですけど、確認として、その有料のものの扱い、そのお金はどう使われていくのかということをお聞きします。  最後に、今ディスポーザーがかなり普及されているかなと思うんですけれども、このディスポーザーの普及で生ごみ、やっぱりどんどん減っているのか、そのディスポーザーの普及の影響というか、効果というのは、どのようにお考えなのかなということをお聞きいたします。 ○会長  じゃ、事務局。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございました。まずフリーマーケットですね。こちらについては、これからも継続してフリーマーケット開催の協力をしていきたいと思っております。  これはもう区民の皆様の自発的なところを応援していこうというところがありますので、今後もこういう応援する制度がありますよというところは、また周知しながら、件数のほうを増やしていくように努力していきたいと思います。  それから、粗大ごみリユースのところですけれども、一部有料のものというのは確かにあります。そうですね。主なものは、ゴルフクラブが多いですかね。ゴルフクラブが意外と粗大ごみで出てくるので、有料でやったりとか、あとテーブルとか椅子についても、本当に粗大ごみですかというようなものもたまに出てきますので、有料で取引しております。  実際そのお金の流れですけれども、歳入で区のほうに直接入りまして、基本的には清掃関係、それから区の中で使わせていただいております。  それとディスポーザー、こちらは基本的には、そうですね、マンションに導入が多いのかなと思いますし、最近は一般家庭でも割と普及しているような動きもあるかなと思います。  効果としては、品川区の中に品川清掃作業所という場所があります。これはし尿とかを処理している場所なんですけれども、し尿の処理は、下水の普及がありまして、もうほぼなくなってきているのですがこのディスポーザー汚泥が清掃作業所でほとんど処理している主なものになります。というところでは、ディスポーザーは普及はしてきているなというようなところは感じているところです。  以上です。 ○会長  〇〇委員。 ○委員  ありがとうございます。最後に、そのディスポーザーの件なんですけど、結局あまり普及されるとよくないということなんですが、今メリット、デメリットあると思うんですけど、その点いかがお考えなのかなと。 ○品川区清掃事務所長  基本的にはメリットのほうがあると考えています。その分だけ生ごみの処理量は減っていますし、場合によっては、そうですね、下水処理、東京都のほうでやりますので、そちらの負担が多くなるというような考え方もあるとは思うんですけれども、ただ、物の流れとかそういうところを見れば、可燃ごみのほうに回るのではなく、しっかりと下水処理もされて、あとは水のほうに返っていくということで、先ほどの水切りのところですかね、そういったところの効果なんかも、回り回ってみれば出てくるのじゃないかなと思いますので、そんなに悪い方向に考えていることはございません。 ○会長  どうもありがとうございます。一応、皆様より御意見いただきましたので、私、最後に、ちょっと一言申し上げたいと思います。  このごみの抑制ということに関して、家庭ごみの発生抑制に関して、本日、本当にいろいろなことで皆様、御発言いただきまして、非常にヒントを得られたかと思います。今日のお話お聞きしまして、本当にこれ、ほんのちょっとした工夫で、その効果ですよね、ほんの僅かかもしれませんけれども、改めてやっぱり、これ、もう世界的な問題の、それの最先端行っていると思うんです。ここで得られたものというのは、今、途上国であれば、まだまだ、もう本当にそのまま捨てちゃってというような、それをずっとやっていく、本当にもう最先端のところを行っていて、この情報が、さらにずっと伝わっていって、本当に世界の環境問題に貢献する、でもって、それが、この東京都の品川区という非常にメジャーなところでいろいろ論議されているというようなことで、これが今後のその発展にすごく役立つ。もう今日もお話聞きまして、とにかく使い過ぎは、無駄なものは買わないようにしましょうということ。一方で、無駄なものを買わないというと、節約節約になっちゃいますけど、お金節約すると経済悪くなっちゃうんですよ。だから、無駄なものを買わなくて、お金使ってというような、そういう社会が今後の望まれる社会なのかなと。それに向けての本当にもう最先端行っている議論だと思いますね。ぜひ本日もあれですし、次回、その次も、いろんな御意見出していただいたらありがたいと思います。事務局には、御迷惑というか、御負担かけますけれども、それ、うまくまとめていただいたらと思います。  以上でございます。  ほかに何か追加でということございますか。よろしいでしょうかね。 ○委員  すみません。じゃあ、2分だけ、よろしいですか。 ○会長  はい。 ○委員  毎回言っていることなんですけれども、2つだけあります。  1点は、目標数値がやっぱり独り歩きしないことというのが大事だと思っていて、1人当たり収集ごみ量って、多分これ事業系ごみは関係ないですよね。ですので、例えば生ごみとかも、じゃ、みんなが外食すればいいじゃないって、簡単に目標達成できるんですよ。でも、それは違うでしょうというところを、やっぱりどこかしらで何か止められるような意識というか、制度というか、目標に向かうのもいいけれどというところは思っておかないとなというのが1点です。  もう一つは、前も言ったんですけど、やはりこの1日の燃えるごみの350グラム。すみません、450グラムですね。33ページなんですが。これがどれだけ減るかというのは、そこからリサイクルにどれだけ分別できるか、あるいは水分をどれだけ減らせるかなので、やっぱり1週間でこれぐらい出ていますと。そうすると、生ごみがこれだけあるので、この水分カットすれば何グラム減ります。分別していない人のサンプルだとちょうどいいんですけど、そこからペットボトル二、三個減らせば何グラム減りますというような、そういう目に見える何か具体例というのがやっぱり欲しいなというふうに思います。  何なら、もうサンプルを捏造してもいいと思うので、そういう1週間の平均はこれぐらいですというのを何か出していただければなというふうに思います。  すみません。長くなりました。ありがとうございました。以上です。 ○会長  よろしいですかね。  それでは、以上で審議を終了いたします。  次に、事務局から今後のスケジュール等の連絡がございましたらお願いします。 ○事務局  本日の審議ありがとうございました。今後の日程ですが、次回第4回審議会は7月頃を予定しております。詳細につきましては、会長、副会長と相談しまして、固まり次第、委員の皆様に御連絡さしあげます。  また、一般廃棄物処理基本計画の冊子につきましては、事務局で回収いたしますので、持ち帰らず、机上に置いたままでお願いいたします。  事務局からは以上となります。  では、会長、最後に閉会をお願いいたします。 ○会長  では以上で、本日の議題は全て終了いたしました。それでは、これをもちまして第3回品川区廃棄物減量等推進審議会を閉会いたします。皆様、どうもありがとうございました。 ―― 了 ――