<1ページ> 資料No.3 品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会 令和3年8月26日 第2号 令和3年8月26日発行 品川区新庁舎整備NEWS 第2回品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会が令和3年7月19日(月)、区役所で開催されました。本紙では、策定委員会の様子と新庁舎の整備に向けた「基本理念」と「基本方針」の内容などについてお伝えしていきます。 委員会の概要 委員会では、令和2年度の庁舎機能検討委員会の答申や関連上位計画および区民アンケート調査結果等を踏まえて設定した「基本理念」と「基本方針」の案について事務局から説明を行い、各委員から意見をいただきました。 基本理念 新庁舎のあるべき姿を示します 新庁舎整備の骨格となる考え方です 基本方針 基本理念を実現するための具体的な庁舎像を示します 導入機能の整備方針 基本理念・基本方針を具体化する 新庁舎の機能の整備方針・考え方を示します 品川区長期基本計画における3つの政策分野 ❶ 地域 にぎわい 活力 コミュニティの活性化でにぎわいと活力のあるまちに ❷ 人 すこやか 共生 多様な生き方を認め合い誰もがすこやかに暮らせるまちに ❸ 安全 あんしん 持続 まちの安全を強固なものにし住みよいまちに 新庁舎が3つの政策分野を支えていくための拠点となることを目指して、基本理念を設定します。 審議された3つの基本理念と6つの基本方針(案) 3つの基本理念 魅力あるまちのにぎわいと発展をつなぐ、明るく親しみやすい庁舎 だれにでもやさしく、便利で使いやすい機能性にあふれた庁舎 安全・安心な暮らしを守る、環境と調和した持続可能な庁舎 6つの基本方針 【区民サービス】区民にとってわかりやすく利用しやすい庁舎 【区民協働・交流】区民の協働と交流の拠点となる開かれた庁舎 【行政・議会】機能的・効率的で、柔軟性の高い庁舎 【防災】区民の安全・安心を支える防災拠点となる庁舎 【環境】環境にやさしい低炭素型の庁舎 【将来変化・経済性】将来の変化に対応し、長期間有効に使い続けられる庁舎 <2ページ> 区民アンケート調査結果 調査目的 区民の皆様が現在の庁舎について感じている印象や、今後庁舎に求める機能に関する考えをお聞きし、「品川区新庁舎整備基本構想」に反映するために実施しました。 調査概要 ・調査対象:区内在住の満18 歳以上の方2,500名 ・調査期間:令和3 年6 月18 日~7 月2 日 ・調査方法:郵送配布、郵送回収またはインターネット回答(回収率32.8%) 調査項目 ・現在の庁舎の利用状況や印象について ・新庁舎に求められる機能について  ・めざすべき新庁舎のイメージ       特に重要と考える新庁舎の機能(上位5位) 各種行政手続きの電子申請の拡充 ワンストップサービスの導入 ICT(情報通信技術)の活用による窓口サービスの充実化 災害対策本部機能の強化と適切配置 ユニバーサルデザインの導入 めざすべき新庁舎のイメージ(上位5位) 便利な庁舎 安全な庁舎 持続可能な庁舎 親しみやすい庁舎 快適な庁舎 委員からの主な意見 〇防災に関する基本理念・基本方針は、もっと強いメッセージとしてほしい。 〇災害時の区民受け入れ機能と地域内輸送拠点機能については慎重に議論すべき。 〇今後のICTの進展等を考慮し、災害対策本部機能として必要な部屋や設備等は、固定せずに柔軟に動かせるようにするのがよいのでは。 〇低炭素型の庁舎を目指す上で、木材等の積極的な活用についても表現してほしい。 〇上位計画の文言に縛られすぎず、区民アンケート結果や策定委員会の議論を踏まえた内容にすべき。 〇“にぎわい”という文言は再開発推進に利用される恐れがあるため、必要ないのでは。 〇“品川らしい庁舎”を象徴する文言を入れて欲しい。 〇にぎわい作りや協働・交流、社会情勢の変化等に対応するための多目的スペースが必要。 〇議会や区役所の仕事、建物に親しみを持てるような新庁舎作りを考えていくことが必要。 コラム 意外と知られていないおすすめスポットの1つが、本庁舎の屋上です。平成28(2016)年にルーフガーデンとしてリニューアルされました。 次回案内 第3回策定委員会 日時:8月26日(木)午後2時〜 場所:品川区役所 議会棟 第一委員会室 内容:導入機能・想定規模・建設候補地 ※第2回策定委員会に関する資料はこちらから☞ ご意見・お問い合わせ 品川区 総務部 経理課 庁舎計画担当 連絡先 電話:03-5742-7801      FAX:03-5742-6873 ※ご意見はこちらへ☞ mail : keiri-choshakeikaku@city.shinagawa.tokyo.jp