<1ページ> 資料No.3 品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会 令和3年9月14日 第3号 令和3年9月7日発行 品川区新庁舎整備NEWS 品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会が令和3年8月26日(木)、区役所で開催されました。本紙では、基本構想素案の検討を行う委員会の様子をお伝えしていきます。 委員会の概要 委員会では、第2回で出されたご意見を踏まえ、改めて基本理念・基本方針、導入機能の整備方針について議論が行われました。 また、建設想定規模や建設候補地について事務局から説明があり、審議では各委員からご意見を多数いただきました。 1.審議された基本理念・基本方針・導入機能の整備方針(案) 3つの基本理念 『にぎわい都市』の魅力と発展をつなぐ明るく親しみやすい庁舎 『暮らしが息づく国際都市』にふさわしい、誰にでもやさしく、便利で機能性にあふれた庁舎 力強く区民を守り、『環境都市』の実現を目指す持続可能な庁舎 6つの基本方針 【区民サービス】区民にとってわかりやすく利用しやすい庁舎 【区民協働・交流】区民の協働と交流の拠点となる開かれた庁舎 【行政・議会】機能的・効率的で柔軟性の高い庁舎 【防災】区民の安全・安心を支える防災拠点となる庁舎 【環境】環境にやさしい脱炭素型の庁舎 【将来変化・経済性】将来の変化に対応し、長期間有効に使い続けられる庁舎 導入機能の整備方針 ■ 窓口機能 ■ 相談機能 ■ 案内機能 ■ 情報発信機能 ■ 協働・交流機能 ■ 執務機能 ■ 会議機能 ■ 議会機能 ■ 建物性能・バックアップ機能 ■ 災害対策本部機能 ■ 災害時区民対応機能 ■ 建築物の環境性能 ■ カーボンニュートラル ■ 周辺環境への配慮 ■ ライフサイクルコストの低減 ■ 将来の変化への柔軟な対応 【共通機能】 ■ユニバーサルデザイン ■DXの推進 ■セキュリティ対策 <2ページ> 2.建設想定規模(案) 新庁舎建設想定規模 行政・防災・議会機能など 約37,000㎡ 屋内駐車場 約11,000㎡ 国および都の機関(調整中) 約10,000㎡ 協働・交流機能 約2,000㎡ 合計 約60,000㎡ 現庁舎規模 区(本庁舎・議会棟・第三庁舎)約18,000㎡ 区(第二庁舎) 約12,000㎡ 駐車場 約9,000㎡ 国および都の機関(使用面積) 約7,000㎡ 合計 約46,000㎡ 3.建設候補地(案) 建設候補地の位置 建設候補地:広町地区の現況 委員からの主な意見 〇セキュリティエリアは必要だが、閉鎖的なイメージにならないようバランスをとるべき。 〇現庁舎はトイレの数が少なく、狭い。新庁舎では充実してほしい。 〇オアシスルームのようなお子さんを預かるスペースを、活用してほしい。 〇平時は環境都市の実現を目指し、災害時も市民を守る、力強く持続可能な庁舎が理想。  〇防災機能では、周辺施設とどう連携するか、コンセプトとして入れるべき。 〇走りながら考え、新たなICTの流れに乗り遅れないようにしていただきたい。 〇区民の負担を軽減するために、民間資金の導入も考えて欲しい。 〇建物全体の価値が、社会や区民に対してどれだけ貢献できるかが、重要なポイント。 〇議会には見学ルートを設けるなど、親しみやすくなるようなしつらえがあるとよい。 〇全区民的議論が尽くされていない状況で、委員会で決定するのは拙速すぎる。 〇いろいろな問題点を踏まえ、それでもなお議論を進めていくのが委員会として良い。 コラム 防災センター2階にある「しながわ防災体験館」では、訓練用消火器のほか、屋内消火栓やスタンドパイプによる放水体験など、様々な防災体験を行うことができます。 第4回策定委員会 日時:9月14日(火)午前10時〜 場所:品川区役所 議会棟 第一委員会室 内容:事業計画・基本構想(素案) ※第3回策定員会に  関する資料はこちらから☞ ご意見・お問い合わせ 品川区 総務部 経理課 庁舎計画担当 連絡先 電話:03-5742-7801      FAX:03-5742-6873        ※ご意見はこちらへ☞ mail : keiri-choshakeikaku@city.shinagawa.tokyo.jp