<表紙> 「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」 へのパブリックコメント 期 間:令和4年8月1日〜31日 意見提出者数:118名(344件) 区民の皆さまからいただいたご意見と区の回答一覧 (意見数) (掲載ページ) 1 基本計画全体について 32件 P1〜 2 検討の経緯について 23件 P7〜 3 導入機能の基本計画について 119件 P13〜 4 施設計画について 55件 P34〜 5 新庁舎の規模の整理について 13件 P43〜 6 事業費・事業計画について 25件 P46〜 7 その他 77件 P51〜 (意見数 344件) 意見原文 P64〜 ※お寄せいただいたご意見のうち、複数の分野に該当するものは分割して掲載しています。 ※ご意見は「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」の章立てに大きく区分しています。 ※回答中に記載の「(P○○)」は、「品川区新庁舎整備基本計画(答申案)」における掲載頁を示しています。 令和4年11月 品川区総務部 <1ページ> 1 基本計画全体について ※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 区民への周知・意見の取り入れ 意見趣旨 全-1 品川区役所新庁舎には反対。住民に知らせないまま勝手に進めず、情報公開すべき。 (意見番号71) 全-2 合意形成をするなら、WS形式と説明会、意見交換会をたくさん実施してほしい。(意見番号17) 全-3 周知の徹底もお願いする。(意見番号93) 全-4具体的な説明会(インタラクティブな)をより多く開催する。高齢者に対してはHPやSNSは使用できないと思われ るので、別の方法を検討して多くの意見を収集して活用してもらいたい。(意見番号28) 全-5新庁舎の計画及び、隣接する区事業のにぎわい施設に関しては、住民参画の機会を増やしてもらいたい。(意見番号132) 全-6万が一、建て替えるとして、区民に相談なく場所等を決め、説明だけすればいいという対応の仕方はいかがなものか。(意見番号88) 回答 新庁舎の整備計画については、これまでも広報紙や区ホームページ、各種SNS、ケーブルテレビやラジオなどを通して 情報発信を図ってきたところです。 区民の皆様への情報発信と意見募集については、今後も様々な方法と機会を活用しながら行ってまいります。 意見趣旨 全-7 計画は全て「そう考えている」という内容であり、具体化されていないのでイメージできない。個々の施設・機能につい て区民に広く要望を求め、具体化するべき。 (意見番号87) 回答 「基本計画」は、令和3年度に策定した「基本構想」を踏まえ、建物配置や動線、ゾーニング計画、建物性能などの施設 計画を示すものです。個々の施設・機能については、次のステップである 基本設計において具体化を進めます。 区民の皆様への情報発信と意見募集については、今後も様々な方法と機会を活用しながら行ってまいります。 意見趣旨 全-8説明会では、いろいろな意見がでた。解決は急がない。(意見番号82) 回答 本パブリックコメントや説明会などで皆様からいただいた多くの意見を勘案しながら、区として基本計画を策定していきます。 <2ージ> 1 基本計画全体について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 全-9 是非、新庁舎を利用する当事者、当事者団体へのヒアリングの場を設けるべき。トイレ、エレベーター、庁舎内の動線、 構造化など、完成してしまってからでは遅い。 (意見番号117) 全-10 たくさんの区民からの意見を聞いた形にしてほしいので、あらゆる年代に合った説明会を企画するべき。 基本設計の前に利用者(障害者)の意見が反映される説明会等の企画はあるのか。(意見番号108) 全-11 新庁舎の基本設計をするにあたって障害者団体の意見を聞いてもらいたい。また、新庁舎構想委員に障害者団体からも代 表者を参加させてもらいたい。 (意見番号119) 全-12 新庁舎の基本設計をするにあたって障害者団体の意見を聞いてもらいたい。また、新庁舎構想委員に障害者団体からも代 表者を参加させてもらいたい。 (意見番号61) 全-13 新庁舎の基本計画を策定するにあたって品川区の主要な障害者団体から個別にヒアリングを行ってもらいたい。 障害者区民の代表的意見が基本計画に反映されにくいという問題点がある。これから基本設計をするにあたって、障害者 団体代表者を委員に選定し、障害者区民の意見を今以上に新庁舎施策に反映できるようにしてもらいたい。 (意見番号121) 全-14 新庁舎の検討には障害当事者の意見を取り入れてもらいたい。(意見番号128) 回答 障害者をはじめとした区内団体・個人からのご意見については、今後の設計段階でも幅広く伺ってまいります。 意見趣旨 全-15 近々実施予定の「品川区障害者計画」「品川区障害福祉計画・障害児計画」の実態・意向調査の際、新庁舎への要望に 関する質問や自由記述欄を設けてほしい。 (意見番号61) 回答 「品川区障害者計画」および「品川区障害福祉計画・障害児計画」の実態・意向調査については、当該計画の策定を目的 に実施されるものです。新庁舎整備に係る要望や質問については、新庁舎整備課まで 直接お問い合わせいただくか、区ホームページの「電子意見フォーム」をご利用ください。 <3ページ> 1 基本計画全体について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 全-16 都度ごとに、計画の進歩状況を開示してほしい。 (意見番号20) 回答 設計段階においても、広報誌や区ホームページをはじめ、各種SNSなど様々な方法で区民の皆様へ情報を発信します。 意見趣旨 全-17 パブリックコメントの実施時期の問題ですが、現在は基本計画段階で行われている。区民にとってこれだけの大事業であ るから、区民の意見をより取り入れるために、パブリックコメントは、基本構想段階にて行われるべきではなかったか。 この疑問について、回答、公表してほしい。 (意見番号138) 回答 基本構想段階においても、令和3年10月にパブリックコメントを実施し、令和4年1月に結果を公表しております。区 ホームページからご覧いただけます。 意見趣旨 全-18 策定委員会の議事録および検討された資料・情報を区民に公開すべき。(意見番号99) 回答 区ホームページにおいて、毎回策定委員会の資料および議事録について公開しています。また、当日の議論の内容などを まとめた「新庁舎整備ニュース」を、区内各地域センター、図書館や文化センターなどに設置しています。 意見趣旨 全-19 策定委員会の方々は公募区民も合め、本委員会が終了するまでまったく同じメンバーで行われるのか。広く区民に意見を 求めるという観点から短い任期で交代し、新しい意見を取り入れることにより斬新なアイディアを取り込める考えはない のか。策定委員会の在り方とともに、メンバーの在り方について考えて結果を回答、公表してほしい。 (意見番号138) 回答 「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」の委員については、「委員名簿」(P65)に示すとおりです。 なお、「設置要綱」(P63)に基づき、区長の諮問にかかる答申の日をもって、その任期を終えます。 建て替え反対 意見趣旨 全-20 基本計画(素案)に反対である。将来(20〜30年後)人口減少が確実であり、そういう中で区内では高層ビル建設計画が増えている。 将来空室が増えて、高層ビルの廃墟化が予想される。街づくりは永いレンジで考えるべき。(意見番号73) 全-21 素案について、基本的に現段階での建築は必要がない。(意見番号49) 全-22 耐震工事をしたばかりの今、建て替えるのは疑問である。(意見番号88) 回答 本庁舎は、築54年が経過し、建物だけでなく設備の老朽化も進行しており早急な対応が求められています。また、DX推 進による区民の利便性向上や業務の効率化など新たな要望や将来の社会情勢の変化に対応するためにも、長期的な視点を 持って、新庁舎整備の検討を進めることが重要であると考ます。 将来的に余剰スペースが生じた場合は、区民の方々が利用できるスペースや、多目的に活用できるスペースとなるようフ レキシブルな対応ができる設計を進めていきます。 <4ページ> 1 基本計画全体について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 全-23 新庁舎整備理由として、防災対応、ICT化対応では、新庁舎に速やかに移らなければならない理由が見当たらない。現 状のICTでも、技術進歩のたびに端末側の負荷が軽く、大きさも小さくなっている。大規模な機器導入をする必要はな い。機器導入により利便性が増すのは当たり前であり、区民の生活が苦しい状況下では、予算を掛けず現庁舎でいかに区 民のための利便性を向上できるかに焦点をあてるべきと考える。これについても速やかに区民に説明すべき。(意見番号99) 全-24 コロナ禍で区民は苦しんでいる。新庁舎の前に急いで区民の為にやる事があるのではないか。(意見番号31) 全-25 新庁舎建設に反対する。区民が経済的に苦しい中、400億円以上もかけるのは反対である。(意見番号32) 全-26 今の経済状況では、コロナ対策や医療、暮らしの対策にお金をかけた方がいいのではないか。JRに便宜を図り、儲ける ための開発ではないか。(意見番号14) 回答 本庁舎は、築54年が経過し、建物だけでなく設備の老朽化も進行しており早急な対応が求められています。また、DX推 進による区民の利便性向上や業務の効率化など新たな要望や将来の社会情勢の変化に対応するためにも、長期的な視点を 持って、新庁舎整備の検討を進めることが重要であると考えます。 将来的に余剰スペースが生じた場合は、区民の方々が利用できるスペースや、多目的に活用できるスペースとなるようフ レキシブルな対応ができる設計を進めていきます。 <5ページ> 1 基本計画全体について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 全-27 地震や災害時にエレベーターがとまらないか心配であるため、建物の高層化には反対である。作るなら図書館や保育園 や美術館など、区民の生活を豊かにするものを併設してほしい。(意見番号7) 全-28 新庁舎は低層がよい。(意見番号95) 全-29 超高層は希望しない、低層を望む。(意見番号108) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。 地震発生時のエレベーターについては、最寄階に自動的に停止して扉を開放し、利用者の避難を促すことのできる計画と するほか、自動診断・復旧機能の導入も検討していきます。なお、新庁舎は行政機能を集約した施設とするため図書館、 保育園や美術館などを整備する予定はありません。 意見趣旨 全-30 超高層ビル区役所のデメリットの説明が足りない。 (意見番号139) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。 低層建物と比較し、高層建物のデメリットとしては、縦移動に時間を要することがあげられます。新庁舎においては、 「ゾーニング計画の考え方」(P42)に示すように、窓口や協働・交流スペースなど区民の皆様の利用が多い機能を低層 階に集約し、利便性向上を図ってまいります。 <6ページ> 1 基本計画全体について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 全-31 高層化するとビル風もひどくなるので、周辺環境にも配慮してほしい。(意見番号11) 全-32 本当に今400億円(もっとかかる)かけて高層の新庁舎を建てる必要があるのか。 温暖化、自然災害(特に地震)を考えて高層の建て物はこれ以上必要ない。 ビル風でお年寄、子どもはたおされそうで町を歩くのもこわい。建て替えるのであれば現庁舎を利用した低層の、人にやさし い行きたくなる庁舎を望む。 (意見番号136) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。 今後の設計段階で風洞実験を実施し、建物に起因する風環境の変化を確認します。その結果を踏まえて、現状の風環境に 配慮した計画としていきます。 <7ページ> 2 検討の経緯について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 これまでの経緯 意見趣旨 @-1 事業計画では、令和4年度内に基本計画の策定を完了する予定となっているが、品川区は10月に区長選挙が予定され、新 区長が誕生後、すぐに基本計画が決まる運びでは、新区長が計画に関与する時間がない。選挙があることを勘案し、令和 5年度上期まで計画策定を伸ばし、発注時期もこれに合わせて先延ばしすべき。(意見番号81) 回答 「これまでの経緯」(P2)に示すように、令和3年度に策定した「基本構想」および今回の「基本計画(素案)」につい ては、これまで「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」において検討を進めてきました。今後、本策定委員 会で議論された内容を踏まえて区として基本計画を決定するとともに、現庁舎における課題(P4)を解決するために、早 期の新庁舎建設を目指す考えです。 意見趣旨 @-2 「新庁舎整備」 の必要性について、広報しながわ2022年8月1日付P3には「区を取り巻く環境の変化や多様化する行政 への要望に対応する庁舎の機能が求められていることから」と記されている。具体的にいつどこの誰にどんな要望があっ たのか事例と実名を明記して公表して貰いたい。 (意見番号100) 回答 令和3年度に「基本構想」の策定に向けた区民アンケート(2,500名の区民を無作為抽出)を実施したところ、90%の 方が「ICTの活用による窓口サービスの充実や業務の効率化」を求めていました。また、同アンケートにおいて現庁舎 の課題を尋ねたところ、庁舎内の移動や動線の面に不満を持たれている区民が70%以上を占めていました。 なお、これらのアンケート結果については、区ホームページで公開しております。 回答 @-3 「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」で検討を進めていると記されているが、「基本計画策定委員会」の 委員はいつ・誰が・何を基準に決したのか全く不明である。その経過も明らかにして貰いたい。 区は区民の共有財産の処分に係る事であるを重く受け止め全区民に信を問うべき間題である。大井町駅に近い方の土地を JR東日本に譲渡するのは区民の利便性や区民が望む施設を考慮しない姿勢が顕著であると思わざるを得ない。JR東日 本とは一線を画し、区は区民の求めている施設の拡充に最優先課題として取り組むべき。 (意見番号100) 回答 区ホームページにおいて、毎回策定委員会の資料および議事録について公開しています。 広町地区における各機能の配置は、令和2年に策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針」に位置付けられており、こ の方針に沿って整備を進めていきます。 <8ページ> 2 検討の経緯について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 @-4 区民からの賛意が求められていない。きわめて残念なのは、本計画が前区長選の公約では触れられなく、かつ次期区長選 の前に通そうとしているのがあからさまなことである。単に金額だけでなく、品川区民全員にとって防災・福祉・情報に おいて適切な計画であるのか、品川区として責任を果たしているようには思えない。(意見番号102) 回答 「これまでの経緯」(P2)に示すように、令和3年度に策定した「基本構想」および今回の「基本計画(素案)」につい ては、これまで「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」において検討を進めてきました。今後、本策定委員 会で議論された内容を踏まえて区として基本計画を決定してまいります。 上位計画等との関連(大井町駅周辺地域まちづくり方針) 意見趣旨 @-5 大井町駅前の広大な用地は、商業・経済の活性化に最適な場所であると思われる。区役所が立地するよりも、商業施設や 企業誘致に活かすべき。(意見番号35) @-6 新庁舎が運用開始したあとに現庁舎は取り壊されると聴いている。付近住民に対して行われたJR東日本による説明で は、既存の同社の土地と合わせ、ホテル、賃貸住宅、商業施設、などが計画されている。現庁舎の土地と交換用意される 新庁舎用の土地は、@果たして土地評価上、等価交換に値する地価か。 AJR東日本の開発に便宜を図っているのでは ないか。疑念を持たざるを得ない。 (意見番号99) @-7 コロナ禍のあと働き方が大きく変化しつつあり、計画立案した今までとこれからの変化の曲がり角にあって、庁舎を含め た近隣の街づくりにどう変化・発展していくのか、庁舎とそれを取り巻く全体を一体として理解していくようにしたい。 (意見番号84) @-8 できるだけ大井町駅近くに建替え用地を交換するようにする ことはできないのか。多額の税金を使うのだからこそ、区民の意見を取り入れ、より行きやすく、使いやすいものにしたい。(意見番号88) 回答 広町地区における各機能の配置は、令和2年に策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針」に位置付けられており、こ の方針に沿って整備を進めていきます。 なお、現庁舎における機能分散によるわかりにくさを解消するため、新庁舎では機能集約を図ります。 <9ページ> 2 検討の経緯について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 @-9 新庁舎単独の計画とせず、広町地区全体をひとつのまちとして計画すべき。100年に一度の大事業となるので、全国に誇 れるまちづくりをしてほしい。 (意見番号20) @-10 土地交換されたあとの現庁舎跡地には JR東日本が賃貸住宅やホテル、アリーナを建てることを付近の区民に説明して いる。これらの事業は同社の公共性のある鉄道、運輸事業とは関係がないとともに、品川区と土地等価交換がなされるこ とが前提で、新庁舎と一体の開発事業といえる。新庁舎整備については、JR東日本の事業と切り離し、高層化の計画を 断念し、ゼロベースで考え直す事を表明していただくとともに区民に確約してほしい。(意見番号99) @-11 先ず、広町にあった区の土地につくらないのかという点がある。出来るだけ駅前に造ってほしい。区役所は大勢の区民が 利用する場所なので、出来るだけ便利な場所につくるべき。(意見番号122) @-12 区有地とJR東日本の土地を交換する理由の説明がされていない。駅に近い区有地は区民がもっとも望む利用方法として活 用するべきもの。今回の計画は白紙に戻し、区民の意見を聞くことから始めるべき。(意見番号139) @-13 土地区画整理事業ありきではないか。しかも対象がJR東日本と限られている。複数の案を検討すべきである。(意見番号99) 回答 広町地区における各機能の配置は、令和2年に策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針」に位置付けられており、こ の方針に沿って整備を進めていきます。 なお、現庁舎における機能分散によるわかりにくさを解消するため、新庁舎では機能集約を図ります。 <10ページ> 2 検討の経緯について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 @-14 8月28日に荏原スクエアで配布された資料においては、基本理念、基本方針について述べられているが、基本となる「新 区庁舎はどこにあるべきか」について区民に広く意見を求めたような記載はない。「新区庁舎はどこに建てられるべき か」について広く区民のアンケートをとった形跡がない。今なら間に合うので、最優先で「新区庁舎はどこに建てられる べきか」の意見を集め、取り入れたのち「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」を組みなおすべきと考える。(意見番号138) 回答 広町地区における各機能の配置は、令和2年に策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針」に位置付けられており、こ の方針に沿って整備を進めていきます。 なお、現庁舎における機能分散によるわかりにくさを解消するため、新庁舎では機能集約を図ります。 意見趣旨 @-15 品川区の再開発は都内でも目立って多いと聞いている。今回の新庁舍整備計画が大井町駅周辺の再開発の呼び水として企 まれているとも聞いている。そこに住んでいる、営業している一人ひとりには、かけがえのない生活がある。 再開発の 名の下に生活を踏み潰していく。未来の区民にこのような計画を引き継ぐわけには断じていかない。 (意見番号140) 回答 「大井町駅周辺地域まちづくり方針」では、大井町駅周辺の将来像として「生活のステージとして人々が集い楽しく安全 に暮らすことができるまち」を掲げており、コンセプトの一つに「時代をつなぐ」と示しています。 新庁舎整備にあたっては、広町地区内の開発関係者と連携しながら、多様な区民の生活の場としてのまちづくりを進めて いきます。 上位計画等との関連(品川区まちづくりマスタープラン) 意見趣旨 @-16 品川区の住民から空を奪い取らないでいただきたい。この計画の完成図を見ると高層ビルオフィスと高級住宅、ホ テルが入り、劇場・ホールのようなものが加わる。文化は感じられず、軽薄な虚しさがそびえ立つ。大井町駅周辺は広大 な空を見渡せる稀有な地域だ。国民の共有財産・区民の共有空間を巨額の税金を使って醜悪な建造物で埋め尽くすのは野 蛮極まりない行為だ。未来の区民にこのような計画を引き継ぐわけにはいかない。(意見番号140) 回答 「品川区まちづくりマスタープラン」では、大井町駅周辺を「区の中心地」と位置づけ、広町地区においては土地利用転 換による機能更新を進め、多様な機能の集積を図り、ポテンシャルを活かした新たな開発事業を促進していくこととして います。また、快適な歩行者ネットワークや豊かなみどりの形成も定めており、地区ごとに適切な役割を担い地域全体と して多様な区民の生活の場を整備していくこととしています。 <11ページ> 2 検討の経緯について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 周辺地域・周辺開発 意見趣旨 @-17 広場1号の部分にスポーツ関係の施設を設けることは、可能か。屋外の平面施設はできるのではないか。 子どもたち、高年齢層のスポーツ環境を整えてほしい。スポーツを管理する、指導員の勉強の場もほしい。(意見番号33) 回答 広場1号は「広町地区地区計画」では、にぎわいと潤いのある緑豊かな広場とし災害時には行政機能やしながわ中央公園 と連携した防災拠点として活用すると定められており、この方針に基づきJR東日本が整備します。 基本理念 意見趣旨 @-18基本理念区民が来庁しやすい雰囲気にしてほしい。 (意見番号16) 回答 基本理念(P5)に示すように『にぎわい都市』の魅力をつなぐ明るく親しみやすい庁舎とすることを理念としています。 意見趣旨 @-19 基本理念の「にぎわい都市」、「国際都市」は本当に区民が望んでいるものとずれている気がする。(意見番号16) 回答 区が目指すべき将来像を踏まえ、品川区らしい新庁舎整備の基本理念としています。 意見趣旨 @-20 「国際平和・人権尊重」都市宣言品川にふさわしい新庁舎を目指してもらいたい。(意見番号58) 回答 基本理念・基本方針(P5)を実現し、非核平和都市品川宣言、人権尊重都市品川宣言にふさわしい新庁舎を整備してい きます。 <12ぺージ> 2 検討の経緯について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 @-21 品川区庁舎の建替えについては、隣接の広町二丁目のJRサイドの開発と併せてこれまでにも幾たびか目にしてきた。大 井町駅周辺地域まちづくリ方針あたり二年程前から、公表の機会のたびに少しずつ細部が見える様になってきたが、やは り今回もそこに新鮮味や意外性、つまり個性的な魅力・オリジナリティを感じることはできなかった。言い換えれば想定 された範囲内に位置する内容である。 (意見番号110) @-22 説明会資料では、日本のどこの庁舎でも考慮すべき項目の羅列となっている。品川の広町地区の歴史的な記憶や風土や経 済活動も他の地域と何が異なるのか、また、大井町の品川区の中での位置づけ、品川区は東京都の中でどのような立ち位 置にあるのか、それらを読み込んでどのように計画に反映しているのか。このままでは他の再開発と何ら変らないまちに なってしまう。品川区が主導して広町地区の開発全体を俯瞰して、何処とも違う、ここにしかないまちをつくってもらい たい。そのためにも区民への分かり易い説明を繰り返しながら計画を進めてほしい。(意見番号103) @-23 JR東日本の開発(商業・ホテル等)に合せた一体の事業計画になっているのではないか。JR東日本の計画と切り離し て区民の声を聴き、事業計画をゼロベースで検討しなおすべき。(意見番号85) 回答 「3つの基本理念」(P5)に示す庁舎像は、「品川区長期基本計画」をはじめとした関連する上位計画や区民アンケート の結果を踏まえて設定しました。基本理念を具体化する整備内容は「導入機能の整備方針」に示していますが、今後の設 計段階で更に検討を深め、“品川らしさ”を感じられる建物を整備したいと考えています。 また、広町地区全体においても、開発関係者と連携し、品川区の歴史や文化などを踏まえた魅力的なまちを形成できるよ う検討していきます。 <13ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 区民協働・交流 意見趣旨 A-1 庁舎建物内に、「喫茶店」もしくは低価格でコスパの良い「カフェ」を入居させてほしい。コンビニエンスに併設する 広めのカフェスペースでも良いし、庁舎内に「着席できる」カフェスペースがあるととても助かる。(意見番号52) A-2 区民の方にも広く解放できる品川食堂を作ってほしい。(意見番号47) A-3 他区の食堂のように最上階で見晴らしの良い席で食事したい。屋上部分にテラス席などあると区民の憩いの場になる。 一階には、区民がひと休みする場として、カフェなど誘致してほしい。見やすいところに、電光掲示板などあると順番待 ちで呼ばれたのがわかって便利だと思う。 (意見番号135) A-4 手続き等が終わった後、庁舎内で休憩が出来るカフェ(民間経営でも良い)を作ってほしい。(意見番号78) A-5 食堂運営については、抜本的な見直しを行い、地域住民の食への関心を高めるとともに、特に学校給食のない夏休み期間 中等に区内の「子ども食堂」の機能の役割を果たし、園児・児童・生徒等に食事の提供が可能になるサービスを実施してほしい。 新型コロナウィルス対策の課題の一環として自宅療養者への食事配布支援センターとしての運営をお願いする。上層階に 展望ロビー室を創設し、そのコーナー内に食堂の設置をお願いしたい。(意見番号58) A-6 食堂をレベルアップして見たことないような食を楽しむ場所にしてほしい。(意見番号67) 回答 レストラン、食堂やカフェなどの飲食スペースは、現庁舎の利用実態や周辺の整備状況などを踏まえ検討していきます。 <14ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-7 今の庁舎のような屋上開放、食堂の開放なども検討すべき。(意見番号69) A-8 レストラン、カフェの充実。(意見番号94) A-9 展望レストランやカフェなど区民が手頃な料金で利用できるお店が庁内にあると良い。できれば大手チェーンのカフェで はなく、福祉施設が運営するようなコミュニティカフェが望ましい。(意見番号101) A-10 コンビニやレストランを併設するほか、きれいなトイレを整備する。(意見番号4) A-11 高層の新庁舎は眺望も良さそうであり、美味しい展望レストランを併設してほしい。(意見番号46) 回答 レストラン、食堂やカフェなどの飲食スペースは、現庁舎の利用実態や周辺の整備状況などを踏まえ検討していきます。 A-12 子どもが遊べるフロアを是非検討頂きたい。区役所で色々なイベントを開催することも、区政の関心に繋 がるので、そのような区民が集う場所にしてほしい。(意見番号19) A-13 子供連れでも気軽に利用できる、フリースペースや公園のような場所を作ってほしい。(意見番号45) 回答 イベントなどが開催できるスペースについては、整備方針「協働・交流機能」(P12)に基づき、低層階に設ける協 働・交流スペース内に導入を計画しています。 意見趣旨 A-14 大井町には子供が遊べる室内施設が少ないので、赤ちゃんから小学生くらいまでが遊べる場所があると助かる。(意見番号112) A-15 災害に強く、住民が使いやすい庁舎として、デザインの工夫もして区民の憩いの場、子供たちが楽しめる場となることが 望ましい。 (意見番号24) 回答 子どもたちが楽しめる場については、他の来庁者にも十分配慮しながら、低層階に設ける協働・交流スペースや屋外の敷 地内空地において導入を検討していきます。 <15ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-16 キッズコーナー、高齢者コーナーや、区内の小・中・高・大学の情報掲示、在学生の為の相談室の設置、区内の外国大使 館のイベント情報等の提供。(意見番号94) 回答 様々な属性の方が交流できるスペースや情報発信スペースについては、整備方針「情報発信機能」および「協働・交 流機能」(P12)に基づき、低層階に設ける協働・交流スペース内での導入を検討していきます。 意見趣旨 A-17 広場はカフェの誘致や全天候に対応できる屋内休憩スペースも設置して、わざわざ遊びに来る魅力を作ってほしい。 (意見番号1) A-18 ちょっと立ち寄った区民に、新庁舎内に一時休憩スペースを設置してほしい(特に外気温が著しく高い時などの一時避 難、またスマートフォンなどの充電スペースの設置)。 (意見番号83) 回答 カフェなどの飲食施設や屋内休憩スペースなどについては、整備方針「協働・交流機能」(P12)に基づき、低層階に設 ける協働・交流スペース内での導入を検討していきます。 意見趣旨 A-19区民協働・交流区民が利用できるレストラン、展望室等を上層階にほしい。(意見番号97) 回答 レストラン、食堂やカフェなどの飲食スペースは、現庁舎の利用実態や周辺の整備状況を踏まえ検討していきます。 展望スペースについては、廊下や待合空間のスペースと兼用するなど、面積の有効利用とセキュリティ区分に配慮しなが ら整備に向けて検討していきます。 <16ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-20 人寄せのアリーナを造ってもそれなりの集客力のある施設は、都内各地・隣接区にも十分存在している。それよりも区 民が廉価でいつでも活用できる小会議室・楽器練習室等の充実した施設を望みたい。 (意見番号100) A-21 区民の交流の場として会議室(中・小)がほしい。(意見番号97) A-22 将来の品川像、或いは直面する行政諸課題を解決・検討するための品川区独自のシンクタンク的常設の機構を設立する。 有識者・区民・業界団体関係者等の横断的な会議を設置する。そのための特設の会議室を創設し、地域住民も自由に利 用できるようにしてほしい。(意見番号58) A-23 区立学校の生徒や区民の作品を掲示や展示するスペースを作ったり、憩いのスペースや展望室、区内のお店の商品を販 売するスペースを作ってみてはどうか。(意見番号47) A-24 生涯学習教育を充実するために、IT装置を具備した会議室・集会室・サークル室を設置して、「憩いの場」「集いの 場」「学習の場」を提供してほしい。 (意見番号58) 回答 会議スペースや区民の活動スペースについては、低層部に配置する協働・交流スペース内での整備を検討していきます。(P12) 意見趣旨 A-25 中学生や高校生が、しずかに勉強できる場所、自習室を設置してほしい。(意見番号131) 回答 自習にも活用できる協働・交流スペースの整備を検討していきます。(P12) <17ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-26 新庁舎にアールブリュット専用のミニギャラリーを新設してほしい。(意見番号61) A-27 新庁舎にアールブリュット専用のミニギャラリーを新設してほしい。(意見番号119) A-28 品川区は先進性と古き善き雰囲気が残る住みやすい街である。歴史も古く区内には複数の文化団体がある。新庁舎に楽 器を演奏・練習できる場があると良い。 (意見番号70) 回答 ミニギャラリー(演奏スペース)にも活用できる協働・交流スペースの整備を検討していきます。(P12) 意見趣旨 A-29 地域振興を図るためにも自治体と多様な各種協定を結び、各地の特産物・農産物・海山産物の産地直送の販売スペースを 新庁舎内に作ってもらいたい。 (意見番号58) 回答 販売スペースについては、低層部に配置する協働・交流スペース内での整備を検討していきます。(P12) 意見趣旨 A-30区民協働・交流生活相談スペースや区民協働スペースがほしい。 (意見番号16) 回答 整備方針「相談機能」(P11)および「協働・交流機能」(P12)に基づき、区民の皆様が利用しやすい低層階を中心 にスペースを整備します。 意見趣旨 A-31 図書館の本の貸し出しと返却窓口も設置してほしい。(意見番号55) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 A-32区民協働・交流幼児園、保育園の情報館。 (意見番号137) 回答 幼稚園、保育園の情報スペースについては、低層部に配置する協働・交流スペース内での整備を検討します。(P12) ユニバーサルデザイン 意見趣旨 A-33 誰にでも優しい新庁舎になることを期待する。 (意見番号13) 回答 整備方針「ユニバーサルデザイン」(P28)に基づき、すべての来庁者が不自由なく利用できるよう、ユニバーサルデザ インに配慮した計画とします。 意見趣旨 A-34 小さなお子さんを連れの子育て関連窓口や身体の不自由な方、高齢者関連の窓口は、出来るだけ区役所の出入り口に近 い所にできないか。 (意見番号47) 回答 建築計画「ゾーニング計画の考え方」(P42)に示すように、窓口は、道路や歩行者デッキより通じる建物出入口から 近い位置に集約配置する計画です。 <18ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-35 庁舎の出入口は4方向(4面)だと住民は利用しやすい。(意見番号21) 回答 出入口については、道路や歩行者デッキから安全に出入りができる位置に複数箇所設ける計画とします。 意見趣旨 A-36 庁内の案内、表示などは高齢者にも分かりやすいように。カタカナ言葉には、日本語も付けてほしい。 (意見番号21) A-37 外国人専門、専用受付の設置。(意見番号94) A-38 現庁舎には外国板案内図が少ない。(意見番号137) A-39 バリアフリーはもちろん、分かりやすい表示をお願いする。(意見番号101) 回答 整備方針「ユニバーサルデザイン」(P28)に基づき、多言語対応のデジタルサイネージや音声誘導装置も併用しなが ら、障害者や高齢者、外国人などのすべての利用者を円滑に誘導できる設備の導入を検討していきます。 意見趣旨 A-40 各階に案内図を置けば良い。 (意見番号137) 回答 来庁者が迷うことなく目的の部署に向かえるよう、案内図も併用したわかりやすいサインを整備します。 意見趣旨 A-41 安全性の保たれた鍵付きの授乳室やおむつ替えスペースを複数箇所整備する。(意見番号6) 回答 授乳室やおむつ替えスペースについては、今後の設計段階で詳細に検討していきます。 意見趣旨 A-42 赤ちゃんコーナーを創設して、明るく清潔感のある授乳室をお願いする。(意見番号58) 回答 乳幼児連れの来庁者の利便性に配慮し、子育て関連窓口などのカウンターのすぐ横など、目の届きやすい場所に授乳室や キッズスペースを設けます。 意見趣旨 A-43 段差をなくし、転倒しにくい素材を使う。 (意見番号54) 回答 整備方針「ユニバーサルデザイン」(P28)に基づき、利用しやすい庁舎を目指して、今後の設計段階で詳細に検討して いきます。 <19ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-44 新国立競技場に設置された「介護などによる異性付添利用対応」のトイレ、「待機者への付添利用対応」のトイレの設置 もお願いする。 「カームダウン・クールダウンスペース」の設置をお願いする。有明アリーナ、新国立競技場、羽田・成田・旭川空港等 に設置されている。知的障害のある方だけでなく、発達障害、精神障害、認知症のある方や乳幼児が、慣れない視線・ 音・光等の刺激に過敏に反応してしまった時に、気持ちを落ち着かせる場として設置をお願いする。(意見番号117) 回答 トイレについては、整備方針「ユニバーサルデザイン」(P28)に基づき、多様な利用者のニーズに配慮した計画と します。 カームダウン・クールダウンスペースについては、だれもが安心して来庁できるよう、今後の設計段階で設置を検討して いきます。 意見趣旨 A-45 トイレ等洗面施設については、十分な数を確保するとともに、衛生的で機能性の高い設備にしてほしい。(意見番号58) 回答 トイレなどの洗面施設については、フロアごとの想定使用人数に応じて十分な器具数を確保します。整備方針「ユニバー サルデザイン」(P28)に基づき、だれもが使いやすく、衛生的な設備を導入します。 意見趣旨 A-46 生理用ナプキンがもらえる機械(オイテル等)を設置してほしい。(意見番号37) 回答 生理用品の配付は、現在区施設6か所でも実施しています。 機器については、整備方針「ユニバーサルデザイン」(P28)に基づき、トイレ内などへの設置を検討していきます。 <20ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 区民サービス 意見趣旨 A-47 案内係の方がとても効率的でありがたい。移転しても同じかそれ以上のサービススピードを保てるよう、ハード面でもソ フト面でも工夫してほしい。 (意見番号55) A-48 IT化を進めて待ち時間を削減してほしい。 (意見番号64) A-49 障害者が区役所で各種申請をする場合に申請窓口をワンストップに(窓口のたらいまわしをなくす)してもらいたい。 (意見番号119) A-50 転入届や身体障害者の転入手続き等可能な限り同じ場所で、同じ書類もしくはタブレットを用いて必要最低限の書面記載 でできるようにしてもらいたい。 (意見番号25) A-51 障害者についてもワンストップ行政サービスにより、複数の窓口に回らなくとも、一つの窓口による一人の担当により、 すべて済むようにできないか。保健所と保健センターが中層階にゾーニングされている。障害者がエレベータやエスカレーターを使用しなくても済 み、庁舎窓口でのワンストップサービスを実現することは大切なこと。 さらに、DX、オンライン化などにより外出回数を減らせないか。(意見番号107) 回答 整備方針「窓口機能」(P9)に基づき、手続内容や区民の皆様のニーズに応じて、利便性を考慮した「ワンストップサー ビス」を導入を検討していきます。スマートフォンやタブレットの活用により、「申請書類の簡略化や統合」も進めて いくなど、更なるサービス向上に努めます。また、区役所以外で発行できる証明書類についても、区民の皆様の要望を踏 まえて拡充を検討しています。 オンラインによる相談については、きめ細やかな対応が可能な従来の対面方式を主としながら、相談内容に応じて導入を 検討していきます。 なお、「ゾーニング計画の考え方」(P42)は、現段階でのイメージです。利用者の利便性向上に配慮し、今後の設計段 階において総合的に配置を検討していきます。 <21ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-52 区民の多くが年何回区庁舎を訪問するか。区庁舎の窓口を整備するよりもICT化により各地域センター、文化センター など区民に身近な施設や区民のパソコン、スマートフォンなどで行える区民サービスを充実する方法はないか。果たして 証明書類を紙でかつ区庁舎で発行する必要があるのか、税や保険料の納付をキャッシュレスで行えるなら区庁舎の窓口で 行わなければならないのか。相談はオンラインでできる部分はないか、区の職員が逆に地域センターに出向くなど、方法 はないか。 (意見番号99) 回答 整備方針「窓口機能」(P9)に基づき、手続内容や区民の皆様のニーズに応じて、利便性を考慮した「ワンストップサー ビス」を導入を検討していきます。スマートフォンやタブレットの活用により、「申請書類の簡略化や統合」も進めて いくなど、更なるサービス向上に努めます。また、区役所以外で発行できる証明書類についても、区民の皆様の要望を踏 まえて拡充を検討しています。 オンラインによる相談については、きめ細やかな対応が可能な従来の対面方式を主としながら、相談内容に応じて導入を 検討していきます。 なお、「ゾーニング計画の考え方」(P42)は、現段階でのイメージです。利用者の利便性向上に配慮し、今後の設計段 階において総合的に配置を検討していきます。 意見趣旨 A-53 窓口の待ち時間がわかる「番号表示モニター」の他に、QRコードから携帯電話で自分の順番がわかるものがあると便利 である。こちら豊島区で採用されている。待っている時に、トイレや授乳、飲み物を買ったり、子どもが暴れてしまった りなど子供の都合で席を外す時等に助かった。 (意見番号123) A-54 窓口での待ち人数がわかる「番号表示モニター」の設置を。 知的障害のある方は、一人で留守番出来ない方もいて、どうしても一緒に来庁しなくてはならないこともある。もし、受 付番号がQRコードでの読み取りで待ち状況がわかれば、庁舎を出て公園や店舗等で待つこともできる。 (意見番号117) A-55 オンラインでの窓口相談は時間予約の他に、窓口のように予約無しで順番待ちもできるような仕組みがあると便利にな る。 (意見番号123) 回答 「番号表示モニター」や待ち状況を確認できるシステムに加えて、「事前申請システム」の整備や証明書発行窓口に「ク イック発行窓口」を設けることで、区民ニーズの高い申請や証明書発行手続きなどについて、より迅速に対応できるよう に導入を検討していきます。 <22ぺージ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-56 障害者が区役所で各種申請をする場合に申請窓口をワンストップに(窓口のたらいまわしをなくす)してもらいたい。 現庁舎の福祉関係の窓口は、簡単な仕切りがあるものの相談内容が筒抜けで、プライバシーへの考慮がなされていない。 新庁舎の窓口はプライバシーが保てるつくりにしてもらいたい。(意見番号61) 回答 整備方針「窓口機能」(P9)に基づき、手続内容や区民の皆様のニーズに応じて、利便性を考慮した「ワンストップ サービス」を導入を検討していきます。 プライバシーの確保については、声が漏れにくいブースや個室の相談室など様々なタイプの相談機能を検討していきます。 DXの推進 意見趣旨 A-57 デジタル機能を活用し、より利便性を向上させることを期待する。 デジタル技術の進歩・向上は、行政のライフサイクルの数倍速い速度で起こるため、計画段階での最先端は建設時の時代 遅れになってしまう。デジタル技術の導入には、最先端の先を考える必要がある。 (意見番号81) 回答 新庁舎の共通機能として「DXの推進」(P29)を掲げ、区民の皆様の利便性向上と業務効率化を目指していきます。 今後、新庁舎に導入が必要なデジタル技術の実証を重ね、新庁舎整備後も技術革新に伴うデジタル設備の更新などを容易 に行える計画となるよう検討していきます。 意見趣旨 A-58 庁舎の中で完結する手続きをICT化するだけではDXとは言えない。区庁舎に来なくても区内各地や区民のパソコン、 スマートフォンなどを活用し手続きできてこそDXと言えるのではないか。手続きそのものを減らさなくてはならない。(意見番号99 回答 ICTを活用し、窓口サービスの充実やペーパーレスなどの実現による業務効率化・環境の負荷低減を図ります。 行政手続きのオンライン化など、窓口業務のDXに対応するとともに、AIの導入による窓口業務の自動化や審査業務の 迅速化などを検討していきます。また、将来的に、インターネット上に構成される仮想空間(メタバース)においても行 政サービスを利用できる仕組みを、個人情報などの取り扱いに十分配慮しつつ検討していきます。 意見趣旨 A-59 区役所の業務がアナログすぎる。手作業が多すぎて、正直生産性が低いと感じている。業務効率化すべき。(意見番号65) A-60 品川区のアプリなどを作り、区からのお知らせや案内、ほしい情報が探しやすく入手しやすいようにしてほしい。(意見番号65) 回答 新庁舎の整備にあたっては、「DXの推進」(P29)を掲げ、区民の皆様の利便性向上と業務効率化を目指していきます。 <23ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-61 様々な申請などは電子申請で手続きできるようにしてほしい。(意見番号65) A-62 庁舎へ行かなくても済むようITを整備するならそちらに費用を充ててもらいたい。(意見番号72) 回答 新庁舎の整備にあたっては、「DXの推進」(P29)を掲げ、区民の皆様の利便性向上と業務効率化を目指していきます。 意見趣旨 A-63 AI技術の積極的導入と人智との連携による的確な行政判断・業務の効率化・作業の迅速化を期し、情報システムの推 進のための総合情報管理処理センターを創設してほしい。 (意見番号58) 回答 AI技術の導入による、窓口業務の自動化や審査業務の迅速化などを積極的に進めていく考えです。 意見趣旨 A-64 ワンストップ行政の推進・実現を図るため、デジタル化を推進して行政組織の再編と簡素化を行い、利用者の利便向上に 資するフロアーを作ってほしい。そのために必要に応じて、フリーアドレスのある業務室を設置する。(意見番号58) 回答 新庁舎の共通機能として「DXの推進」(P29)を掲げ、区民の皆様の利便性向上と業務効率化を目指していきます。執 務空間においては、業務内容に応じて、フリーアドレスの導入を検討していきます。 意見趣旨 A-65 各課にまたがる納付金・給付金を一元管理するシステムの構築を図る。(意見番号58) 回答 個人情報などの取り扱いに十分配慮しつつ、個々の手続き・業務がデジタルで完結する仕組みや、何度も同じ情報を入力 しない仕組みづくりを進めます。 意見趣旨 A-66 手続きに必要な手数料、レストラン、自動販売機の支払いを電子マネーにする。(意見番号83) 回答 現庁舎においても証明書の発行手数料の支払いなどに一部導入している「キャッシュレス決済システム」について、より 幅広い場面でご利用いただけるよう拡充していく考えです。 意見趣旨 A-67DXの推進テレビを置いて情報を得られるようにする。 (意見番号54) 回答 整備方針「情報発信機能」(P12)に基づき、デジタルサイネージなど、視認性の高い方法を利用した情報発信機能の整 備を検討していきます。 意見趣旨 A-68 オンライン申請や電話などによる相談を充実させるため、通信回線の大幅な増強と複数の通信会社の導入を検討してほし い。 (意見番号83) 回答 通信回線については、将来的な設備更新を見据えて計画してまいります。 <24ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-69 DXの推進からIP電話の利用も想定されているが、他区で導入した際につながりにくく、事業者も区民も利用できず混 乱したことがあった。コールセンターの設置や災害時の公衆回線の利用など、様々な手法を検討してもらいたい。(意見番号89) 回答 電話設備については、区民の利便性向上と業務効率化の観点から、先行自治体や民間事業者における導入事例も参考にし ながら、様々な手法を検討していきます。 セキュリティ対策 意見趣旨 A-70 職員の執務スペースは、来庁者への対応スペースを除き、ある程度見えない形になるのが良いと思う。(意見番号6) 回答 整備方針「セキュリティ対策」(P30)に基づき、来庁者が利用するエリアを明確化し、重要度に応じてセキュリティエ リアを段階的に設定することで、来庁者の利便性と職員の業務効率性の両立を目指していきます。 意見趣旨 A-71 公衆衛生面や防犯面から、夜間は屋外広場などへの出入りを制限した方がよい。(意見番号4) 回答 整備方針「セキュリティ対策」(P30)に基づき、時間帯によって解放エリアを制限するとともに、やむを得ず死角とな る場所には、センサー式ライトの設置などにより、防犯対策を強化します。 意見趣旨 A-72 市庁舎や周りの歩道の整備については、死角や陰ができないよう、人目につく、開けた環境にしてほしい。(意見番号55) 回答 新庁舎の建物内部および外部空間については、視認性がよく、開けた環境となるよう十分配慮して計画します。やむを 得ず死角となる場所には、センサー式ライトの設置などにより、防犯対策を強化します。 議会機能 意見趣旨 A-73 議会機能について、幼い子供連れの方に対応できるよう、防音性の高いブースを設けてほしい。知的・発達障害のある方 は見知らぬたくさんの人に囲まれたりするのは苦手な方が多い。また、聴覚過敏の方も多くおり、そのような方にも開放 していただきたい。 (意見番号117) 回答 整備方針「議会機能」(P16)に基づき、多様な人々の利用を想定し、ユニバーサルデザインを採用した傍聴席としま す。具体的な整備内容は、今後の設計段階で検討していきます。 行政・議会 意見趣旨 A-74 来庁者(大衆)の目に触れない勤務者専用の休憩スペースを確保した設計とすべき。 (意見番号56) 回答 来庁者対応エリアと区分けして「職員用リフレッシュスペース」を設け、休憩や飲食、打合せなどに利用できるようにし ます。 意見趣旨 A-75 職員の更衣室、休けい室の充実、外廻りして来た職員用の簡素なシャワー室、職員の声も大事にして。(意見番号137) <25ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-76 TT化を進め、ペーパーレス化を推進するとオフィススペースがかなりコンパクトになる。(意見番号40) A-77行政・議会物を少なくし、レイアウトの変更ができるようにする。(意見番号54) 回答 整備方針「執務機能」(P14)に基づき、TCT化とペーパーレスを推進し、効率的で機能的な執務空間を整備しま す。コンパクト化により余裕ができたスペースについては、現庁舎において不足している区民の皆様の待合スペースや職 員用のリフレッシュスペースなどに活用する考えです。 意見趣旨 A-78 フリーアドレスの導入にあたっては、単に座席位置の問題にとどまらず、テレワーク導入、端末のシンクライアント化、 もちろんペーパーレスなどを同じタイミングで実施しなければかえって非効率となる。 またフリーアドレスとしても部 課長に特別席、特別部屋を設けるようではスペースの活用はもちろん、システム導入の意義が問われる。(意見番号99) 回答 フリーアドレスは、職務内容に応じて向き・不向きがあるため、今後検証を進めてまいります。なお、現庁舎において も、ペーバーレス化を推進しているところです。 意見趣旨 A-79 議会図書室をはじめ議会施設を子どもたち・区民のために開放して、政治・行政の学習教育の場にする等柔軟性のある空 間を作り、利活用の拡大を図ってほしい。 (意見番号58) 回答 整備方針「議会機能」(P16)に基づき、区民に開かれた議会の整備を検討しているところです。議会施設の開放につい ては、議会運営に配慮した上で、運用の中において可能な範囲で多目的利用を検討していきます。 意見趣旨 A-80 区長応接室を設置して、今まで以上に区長・副区長と区民とのふれあいの機会を増やして、意見交換の活発化に寄与して もらいたい。 (意見番号58 回答 ご意見として承ります。 環境 意見趣旨 A-81 耐用年数が残存するにも関わらず建て替えをする以上、無機質な高層ビル形式ではなく、環境に配慮された技術を駆使 し、建て替えの意義がある建物にしてほしい。 (意見番号11) 回答 環境にやさしい脱酸素型の庁舎とするため、費用対効果を見極めながら、CASBEE(キャスビー)-建築(新築) の取得目標「Sランク」およびZEB(ゼブ)の取得目標「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)」を目指していきます。 <26ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-82 太陽光発電は予定されていないのか。(意見番号21) A-83 近くに品川中央公園もあるが、壁面緑化や環境に配意した太陽光発電などを取り入れ、雨水はトイレの処理水に活用する など検討してほしい。 (意見番号47) 回答 環境にやさしい庁舎を目指していることより、太陽光発電をはじめ様々な「省エネ」設備や「創エネ」設備の導入を考え ています。 意見趣旨 A-84 予算が限られていると思うが、今ある最高の省エネ技術を導入したり、最高の防災施設にすることで、情報発信や学習の 場としても誇れる建物にしてほしい。 (意見番号24) 回答 基本方針「区民の安全・安心を支える防災指令拠点となる庁舎」および「環境にやさしい脱炭素型の庁舎」(P5)となる よう、今後の設計段階で防災機能、建築物の環境性能を高めることについて、費用対効果を見極めながら検討していきます。 意見趣旨 A-85 災害時想定として耐震性の高い中圧ガスおよびコージェネレーションシステムなどによる電源のバックアップを確保す るのは良い事だと思う。その上で、そのシステムを充実させ、太陽光パネルの設置は見直してほしい。 (意見番号35) 回答 基本方針「環境にやさしい脱炭素型の庁舎」(P5)および「環境に配慮した設備計画」(P50)に示すように、太陽光 発電をはじめ様々な「省エネ」設備や「創エネ」設備を導入し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していく考えです。 意見趣旨 A-86 ガラスは割れにくい素材を使用し、窓を大きくして明るい自然採光を取り込む庁舎に。(意見番号54) 回答 日射による熱負荷抑制に配慮しつつ、十分な採光を取り込める窓を計画します。 意見趣旨 A-87 新庁舎建設予定地は、航空機の羽田空港への新ルート直下にあたるので、外壁や窓ガラス等においての騒音対策を考えて ほしい。 (意見番号130) 回答 誰もが快適で利用しやすい庁舎を目指します。 <27ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-88 二重玄関にして、夏は涼しく、冬は暖かかくなるように木材を多く使う。(意見番号54) A-89 現在国の政策として、公共建築物の木材(国産材)利用が推進されているが、本計画ではまったくその気配が見えない。 高層建築が前提とされているのが一因と思うが、中低層であればコスト的にも低減され、かつ解体時の再利用も容易であ る(これからの建設費は解体廃棄費用を含まなければ意味をなさない)。(意見番号102) A-90 「公共施設の木材使用」という法律上の要請も踏まえ、国産木材の積極的活用を図り随所に木質感を醸し出す新庁舎を建 設してほしい。 (意見番号98) 回答 整備方針「周辺環境への配慮」(P26)に基づき、内装材や家具などに、木材を積極的に活用します。 意見趣旨 A-91 施設のエネルギーを自前で賄えるようになれば行政機能の持続性を発揮できる。 周辺敷地を使った太陽光発電の設置、ソーラーカーポートのような屋根付き太陽光発電を最大限利用して、完全なるZEBを目指すべき。(意見番号59) 回答 建物竣工時点での「ZEB」達成については、建設予定地における敷地条件や既存技術を考慮した場合、相当ハードルが 高いものと考えています。将来的な機器更新時の技術革新や新エネルギーの普及などに期待し、運用段階において達成を 目指していきます。 意見趣旨 A-92 新庁舎建設に伴うCO2排出量も算定すべきである。(意見番号99) 回答 CO2排出量については、今後の設計段階において算定してまいります。 意見趣旨 A-93 将来のエネルギー事情に鑑み、多様な供給源を考えるとともに、循環・省資源・再利用型のサイクル構造を構築すること を検討してほしい。 (意見番号58) 回答 基本方針「環境にやさしい脱炭素型の庁舎」(P5)となるよう、今後の設計段階で環境性能を高めることについて、費用 対効果を見極めながら検討していきます。 また、「実現可能性のあるSDGsの項目」(P7)に示すように、新庁舎の建設時、運用時、改修時など各段階におい て、廃棄物量の抑制と資源循環に配慮します。 <28ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-94 太陽光発電は、時間変動・季節変動が大きく、庁舎電源を安定的に供給することは難しい。また、屋上緑化とは、相反す る。 (意見番号81) 回答 基本方針「環境にやさしい脱炭素型の庁舎」(P5)および「環境に配慮した設備計画」(P50)に示すように、太陽光 発電をはじめ様々な「省エネ」設備や「創エネ」設備を導入し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していく考えです。 なお、屋上緑化のみならず、壁面やバルコニーなども活用しながら、敷地内の緑化を積極的に進めていきます。 意見趣旨 A-95 太陽光発電は、時間変動・季節変動が大きく、これのみでは、庁舎電源を安定的に供給することは難しい。時間変動・ 季節変動を抑えるために、蓄電設備との併用が望ましい。 (意見番号125) 回答 太陽光発電については、敷地条件により大容量の設置は難しいと考えています。そのため、蓄電設備に加えてコージェネ レーションシステムとの併設によるピークカット(電力消費の多い時間帯の電力使用を削減)およびピークシフト(電力 消費の少ない時間帯に電力を溜めておき、電力消費が多い時間帯に使用)を検討していきます。 意見趣旨 A-96 風力・バイオマス発電など他の再生可能エネルギーの導入も検討すべき。 バイオマス発電の場合は、家庭から定期的に出る生ごみなどを厳格に分別収集し、これを燃料資源とすることで、廃棄物 量の削減にもつながり、環境性能が向上する。 (意見番号125) 回答 新庁舎においては、「Nearly ZEB」の達成を目指しています。再生可能エネルギーの導入については、敷地条件や費 用対効果を見極めながら積極的に導入を検討していきます。 防災 意見趣旨 A-97 災害時において区民のために役立つ庁舎を、あらためて検討してほしい。区民の命を本気で守ろうとするならば、あえて 狭い土地に停電などに弱いとされる超高層の新庁舎を新築する意図が理解できない。(意見番号140) 回答 整備方針「耐震性・災害時のバックアップ機能」(P19)に示すように、国土交通省が定めた「官庁施設の総合耐震・対 津波計画基準」の最高水準である「構造体T類」を目標とします。これは、通常の建物の1.5倍の強度に相当します。ラ イフラインのバックアップ機能については、エネルギー、通信網の多重化を図り、業務継続性を確保します。(P49) 意見趣旨 A-98 災害時の電力確保など、防災センターとの連携も工夫が必要と感じた。(意見番号89) 回答 「耐震性・災害時のバックアップ機能」(P19)に示すように、7日間電気を供給するための非常用発電機の整備や、エ ネルギー・通信網の多重化など、ライフラインのバックアップ機能の確保に努めてまいります。 <29ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-99 非常時に備え、屋上にヘリポートを設置する。(意見番号15) 回答 ヘリポートは、新庁舎には設置せず、しながわ中央公園西側にあるヘリポートを有効に活用してまいります。災害発生 時は、整備方針「周辺施設との連携機能」(P18)に基づき、広町地区内の各施設、しながわ中央公園と災害時の役割 を分担・補完しあいながら防災指令拠点の強化を目指していきます。 意見趣旨 A-100 災害に強い低層の建物による庁舎 (現庁舎合む)で防災対応を図るべきであり、高層建築により床面積が狭いと活動に 支障が出るのではないか。また防災対応の物資や情報を区庁舎に集中すると、区庁舎にアクセスできない区民には届かな いことになるため、区内各地に分散する防災体制が望ましい。(意見番号99) 回答 新庁舎は、災害対策本部機能の充実・強化を図り「防災指令拠点」とするため、現在区内各所に分散配置している避難所 や防災備蓄などの機能を集約する考えはありません。 なお、災害対策本部機能として活用できる面積については、1 フロアで確保できると想定しています。 意見趣旨 A-101 高層になるのは地価が高いのでやむを得ないと思うが、地震の発生時に上階からの避難がスムーズにできるように職員の 安全を第一に考えて設計してほしい。 (意見番号101) 回答 災害発生時における来庁者および職員の安全確保を最優先に、今後の設計を進めていきます。 特に地震発生時のエレベーターについては、最寄階に自動的に停止して扉を開放し、利用者の避難を促すことのできる計 画とするほか、自動診断・復旧機能の導入も検討していきます。 意見趣旨 A-102 防災防災指令拠点の強化は必要である。 (意見番号81) A-103 品川区の防災指令拠点として、災害非常時において、区内各出先機関や区外支援元との緊密な連絡調整を図るために、従 来の防災無線以外にも、防災能力のデジタル化を図るべきである。衛星インターネットシステム・区政情報を格納した独 立したデータセンターサーバ・区としてのプラットフォーム・各出先機関での通信用端末などが必要となる。 (意見番号106) 回答 基本方針「区民の安全・安心を支える防災指令拠点となる庁舎」(P18)となるよう、今後の設計段階で必要な防災設 備について検討していきます。 <30ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-104 新庁舎が、防災拠点として情報の収集・発信をする能力があったとしても、電源が喪失してしまうと、この能力は活か せない。このため、新庁舎には、安定的な発電能力が求められる。太陽光発電システムだけでは、天候・季節により、発電能力が 大幅に変動するため、安定的な電源にはなりえないので、複数の再生可能エネルギーなどによる電源バックアップ体制を 整える必要がある。 (意見番号106) 回答 太陽光発電のみならず、変電所からの2回線引き込みを基本とするほか、7日間電気を供給するための非常用発電機を整 備します。また、耐震性の高い中圧ガスおよびコージェネレーションシステムなどの導入を検討し、災害時の電源の バックアップを確保していきます。 意見趣旨 A-105 新庁舎および周辺施設は災害時、帰宅困難者一時滞在施設となっている。その際、ヘルプマークを付けている配慮の必要 な方、乳幼児を連れている方、外国人、高齢者など、ゾーン分けをお願いしたい。また、知的・発達障害のある方、外国 の方へのコミュニケーション支援をお願いしたい。(例:荒川区で作成したコミュニケーション支援ボード) 品川区の要配慮者を対象とした二次避難所のほとんどはシルバーセンター、福祉避難所のほとんどは特別養護老人ホーム である。是非、新庁舎および周辺施設にも福祉避難所機能を持たせてもらいたい。 (意見番号117) 回答 帰宅困難者一時滞在施設の運用方法については、今後、設計と合わせて検討を進めます。 なお、新庁舎は、災害対策本部機能の充実・強化を図り「防災指令拠点」とするため、「避難所」としての整備は予定していません。 意見趣旨 A-106 予期せぬ異常気象、首都直下地震等々の大規模災害を想定して、強靭な躯体とともに、災害発生時の区役所の業務継続能 力を有するバックアップ装置を重層的に構築してほしい。 (意見番号58) 回答 整備方針「耐震性・災害時のバックアップ機能」(P19)に示すように、国土交通省が定めた「官庁施設の総合耐震・対 津波計画基準」の最高水準である「構造体T類」を目標とします。これは、通常の建物の1.5倍の強度に相当します。ラ イフラインのバックアップ機能については、エネルギー、通信網の多重化を図り、業務継続性の確保に努めます。(P49) <31ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-107 「導入機能の整備方針4)防災(ア)周辺施設との連携機能」(P.17)において、災害発生時の周辺施設との連携が記 載されている。周辺施設は別途検討中とされているが、災害発生時には新庁舎から周辺施設に対してエネルギー供給が必 要になる場合があると考えられることから、以下の追記、変更を提案する。 〇周辺施設との連携 ・広町地区内の各施設、しながわ中央公園と災害時の役割を分担・補完しあいながら防災指令拠点の強化を目指します。 ・第二庁舎は災害対応従事者の休憩・宿泊場所、第二庁舎駐車場は協定先や支援団体の車両駐車スペースとするなど後方 支援拠点としての活用を検討します。 ・第二庁舎等の周辺施設に対し、必要に応じて、災害発生時における本庁舎からのエネルギー供給を検討します。 ・効率が良く低炭素で、災害時の業務継続性を可能とする面的エネルギーシステム導入を検討します。(意見番号109 回答 ご意見として承ります。 <32ぺージ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 障害者雇用 意見趣旨 A-108 区民が利用するカフェやコンビニには、障害のある方が通う施設や、障害のある方を積極的に雇用している企業の導入を お願いする。 福祉作業所で作られた自主製品販売する「kurumiru」(東京都福祉保健局自主製品魅力発信プロジェクト)のようなお 洒落な店舗を設置してほしい。 (意見番号117) A-109 区内の障害者施設の自主製品販売ショップを設置して、しっかり障害者の自立を後押ししてほしい。(意見番号34) A-110 庁舎維持のために必要な「清掃」は、障害のある方が通う施設や、障害のある方を積極的に雇用している企業の導入をお 願いしたい。 (意見番号117) A-111 庁舎内の売店やレストランに障害者を優先的に雇用してもらいたい。庁舎内の売店で障害当事者の作った菓子やパン、雑 貨などを販売するコーナーを作ってもらいたい。 (意見番号119) A-112 庁舎内の売店やレストランに障害者を優先的に雇用してもらい、売店で障害当事者の作った菓子やパン、雑貨などを販売 するコーナーを作ってほしい。 (意見番号61) A-113 総合案内などには、障害のため出勤できない在宅の障害者の方をOriHimeなどを利用して雇用してもらいたい。(意見番号61) 回答 障害のある方が働き、活躍できる場について、将来の技術革新なども視野に入れながら、実現内容を設計段階で検討していきます。 保健センター機能 意見趣旨 A-114 感染症対策を強化するため計画されている保健所センターについては、初期応急医療措置が施される組織とし、人材と危 機の配備をお願いしたい。また、区民健康増進室等を設置して、健康情報発信機能センターとして保健業務を充実させ 「健康長寿都市品川」を現実することに努めてもらいたい。(意見番号58) 回答 ご意見として承ります。 <33ページ> 3 導入機能の基本計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 A-115 保健センター機能を一部新庁舎に移転するとの事だが、どの部分か。保健センターの機能のうち、精神手帳の窓口だけで も、新庁舎に移転してほしい。 (意見番号18) A-116 保健センターの機能を区役所に組み込んで、一箇所で手続きが済ませられるようにしてほしい。(意見番号25) A-117 今回、新庁舎に保健センターが入り、精神手帳も庁舎で手続きができると良い。また、その後の支援についても、保健セ ンターと福祉課で連携をとって、この機会に障害福祉全体の支援体制を使いやすく、わかりやすくしてほしい。(意見番号86) A-118 障害を持つ者が支援を受けやすくなるように、福祉課と保健センターの連携が出来るよう、体制を整えてもらいたい。 (意見番号22) 回答 保健センター機能の一部集約により、利便性や業務効率の向上を目指します。詳細な機能や配置計画については、設計段 階で検討していきます。 意見趣旨 A-119 新庁舎内に保健所の機能を持たせる。(意見番号119) 回答 現庁舎においても保健所機能を有しています。新庁舎では、保健センターの一部機能の集約により、利便性や業務 効率の向上を目指していきます。 <34ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 建設予定地 意見趣旨 B-1 建設候補地が挙がっているなら、その土地が誰の所有で地価はいくら、規制はないかなどの情報は記載すべき。また、現 庁舎を継続利用した場合の費用についても情報を出すべき。 (意見番号99) 回答 新庁舎建設予定地は、土地の交換や売買により取得するものではなく土地区画整理事業により再編されます。 建設予定地における主な規制については、「法的規制の制約」(P35)、「施工上の制約」(P36)に記載しています。 敷地防災 意見趣旨 B-2 区役所が災害に遭うと区民の安全が守れないので、豪雨時の水害対策などもきちんとしてほしい。(意見番号24) 回答 津波や高潮での浸水には問題ない立地として考えています。 大雨による浸水は、今後の設計内で対応策を検討していきます。「品川区ハザードマップ」(P38)。 意見趣旨 B-3 「ハザードマップ」によると、新庁舎計画地の洪水による浸水の想定は、0.1〜0.5m未満であるとの事であるが、そもそ も浸水想定区域内に新庁舎建設すべきではない。 (意見番号35) 回答 新庁舎の建設予定地については、令和元年度に4つの庁舎建て替え候補地を区議会行財政改革特別委員会に提示し、区民 利用のしやすさ、用地取得の問題、交通アクセス、広域的なまちづくりの観点などを総合的に勘案しています。 洪水による浸水は、今後の設計内で対応策を検討していきます。 意見趣旨 B-4 大井町は海岸が近いエリアである。津波や濁流に備えるためにも柱の強度を上げる点や濁流で建物が流されない堅牢な高 めの建物を希望する。 (意見番号66) 回答 新庁舎の建設予定地は、津波や高潮の恐れはないない立地として考えています。「品川区ハザードマップ」(P38)。 なお、建物は高い耐震性を確保するため、国土交通省が定めた「官公庁施設の総合耐震・対津波計画基準」の最高水準で ある「構造体T類、非構造部材A類、建築設備甲類」を目標として整備します。 動線計画 意見趣旨 B-5 歩行者デッキのことしか図に書いてないので、他の自転車・自動車・バス・タクシーについての考え方が読み取れない。 (意見番号36) B-6 区民が利用しやすい庁舎にするためのアクセスの利便性を高める必要がある。(意見番号81) 回答 自転車・自動車・バス・タクシーなどの動線計画については、広町地区内における他の事業者や交通事業者と連携を図 りながら、区民の皆様をはじめとした来街者が安全で快適にご利用できるよう、検討していきます。 <35ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 公共交通 意見趣旨 B-7 現状行政サービス拠点がない東品川住民としては、区役所行きのシャトルバスを定期運行してほしい。現在の都営バスで はなく、区役所に向かうことを目的とした公共交通機関の新設を希望する。(意見番号43) B-8 各バス事業者と連携して、仮称品川区役所前停留所の設置。 (意見番号94) B-9 現区役所も急坂の場所で利用が困難だったが、さらに遠くなるのは大変である。大崎から区役所の循環バスを。(意見番号12) B-10 老人は電車で事故に遭いやすい。武蔵小山からは大井町は遠い。巡回バスが必須。(意見番号87) B-11 東西の交通連携。(意見番号74) 回答 建築計画「動線計画の考え方」(P40)に基づき、交通事業者と連携した利便性向上について検討していきます。 意見趣旨 B-12公共交通コミュニティバスの発着場所を設置してほしい。 (意見番号8) B-13 歩行者デッキだけではなく、コミュニティバスなど年配、子連れ、障がい者の方への配慮をしてほしい。(大崎〜区役所 〜大井町を循環するなど利用しやすいコミュニティバス) (意見番号11) B-14 新庁舎の玄関前に、今、運行しているコミュニティバスのターミナルを作って、新庁舎(区役所)を起点として3〜4 路線を考えた方が、本当に親しみやすい品川区役所となる。 (意見番号90) 回答 コミュニティバスの新庁舎建設予定地近辺での運行計画については、現在の試行運行(西大井駅〜大森駅)における実績 に基づき、導入を判断します。 駅からの動線 意見趣旨 B-15 現庁舎よりも新庁舎予定地は大井町駅に近くなるが、遠いことに変わりなく、歩道を走る自転車も多いことから、自転車 禁止の来庁者専用歩道があればよいと思う。 (意見番号43) 回答 今回、新庁舎とあわせて整備する「歩行者デッキ」(P40)は、歩行者の安全性を確保するために自転車通行不可とする 予定です。また、敷地内に歩道と一体となった歩道状空地を整備し、安全で快適な歩行動線を確保します。 <36ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 B-16 小さな子ども連れや高齢者が区役所に行くのに少しでも負担を減らせるように、区役所までの道のりはすべてフラットで 段差なく行けるようにしてほしい。 (意見番号47) B-17 駅からバリアフリーで雨に濡れず行ける品川区役所になってほしい。(意見番号47) B-18 大井町駅から新庁舎までの歩行者デッキは、降雨・降雪などによる影響ないよう屋根付きのぺデストリアンデッキを採用 してもらいたい。 (意見番号83) B-19 大井町駅の出口と直結してもらいたい。(意見番号76)回答 建築計画「動線計画の考え方」(P40)に示すように、大井町駅からバリアフリー環境に配慮した屋根付き歩行者デッキ によりアクセスできる計画とします。 意見趣旨 B-20 現区役所から大井町駅にかけての通りは、非常に道幅が狭い歩道を大量の自転車が行き交っている。新庁舎の整備等によ りさらに人の往来や自転車が増えて、自転車事故も増えることが予想される。 新庁舎の整備と併せて道路や駐輪場などを整備して、新庁舎から大井町駅にかけての自転車交通量を減らすなどの交通対 策を取るようにすべき。 (意見番号50) B-21 朝の通勤ラッシュ時は大井町駅から市庁舎方面に向かっての人の流れが多く、大井町住民にとっては厳しい。人流に対し て狭いので、広くとってほしい。 (意見番号55) 回答 歩道の混雑緩和に資する、大井町駅からしながわ中央公園方面につながる「歩行者デッキ」(P 40)を整備する予定です。 駐輪場については、広町地区内の開発関係者と連携を図り、十分な台数を確保する計画です。 意見趣旨 B-22 歩行者デッキは不要である。20億円以上の外構工事費の過半を占めると思われるが、区民ではなくJRの周辺開発に配慮 したものと思える。大井町駅からのアクセスは、地上レベルに緑豊かな歩道を設ければ、夏日にも快適な散歩路となり、 防災上もはるかに有益である(落下物防止には屋根をつける)。 (意見番号102) 回答 歩行者デッキの整備により、駅や周辺道路との高低差の解消や歩車分離を図ることで、安全で快適な歩行者ネットワーク を形成します。 <37ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 B-23 手動車椅子ユーザーだが、りんかい線からも雨に濡れずに庁舎へ行けるルートを計画してほしい。庁舎前の坂を車椅子を 漕ぎながら登るのが大変なので、迂回ルートにはなるが駅西側交番前エレベーターからりんかい線エレベーター口まで と、駅東側のスロープを屋根化してくれたほうがバリアフリーになる。一部でも屋根がないと結局濡れるので、420号 線の上にも屋根がほしい。 (意見番号72) 回答 広町地区の開発にあたっては、JR大井町駅東口から新庁舎までの間は、屋根付き歩行者デッキによりアクセスできる計 画です。一方、りんかい線から新庁舎までの移動についてバリアフリー化を検討いたしましたが、りんかい線大井町駅の 構造上の理由から実現することが困難な状況です。しかしながら、今回いただきましたご意見は鉄道事業者に伝えるとと もに、様々な機会を捉え大井町駅周辺のバリアフリー化を検討していきます。 意見趣旨 B-24 現在の区役所はバスがなく、最寄駅からのアクセス性に問題があった。大井町駅から歩道橋が作られる計画と聞いている が、りんかい線経由で地下から区役所へ行けたり、動く歩道を設ける方がよい。(意見番号25) 回答 地上からりんかい線へ通じる階段の踊り場から広町地区へ直接つながる出入口を設置する計画となっています。 意見趣旨 B-25 庁舎利用を最終目的として、品川区各地区から新庁舎へ移動する場合、鉄道を使う場合は、大井町駅・下神明駅の両駅を 使うことになる。このため、各駅から庁舎への移動について利便性を高める必要がある。 バス停については、庁舎前に到達する道路が整備されれば、確保ができる。 歩行者デッキにて、フラットスペースでのアクセスを可能とする計画になっている。しかし、大井町駅から直線で約200m、 歩行距離とすれば300m強をオープンエアで風雨に晒される環境を健常者でない人も通行することを考えると、バリ アフリーとは言い難い。歩行者デッキの下部、1階フロアの方がむしろ、天候に左右されず、安定的に、新庁舎にアクセ スできる。ここに、動く廊下設備を設置すれば、移動が困難な人も容易に新庁舎を利用できる。(意見番号126) 回答 建築計画「動線計画の考え方」(P40)に示すように、大井町駅から屋根付き歩行者デッキによりアクセスできる計画と します。3階レベルでの整備を予定しています。 なお、動く歩道の設置は予定していません。 意見趣旨 B-26 周辺各駅から品川区役所までの外国語併記の案内板地図等の整備。(意見番号94) 回答 来庁者が迷わないよう、施設全体の総合案内サインに加え、広町地区内の各施設や駅までの誘導サインの設置を検討して いきます。 <38ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 周辺道路整備 意見趣旨 B-27 大井町駅東口から品川駅方面へ向かう線路沿いの道は細く、いつも混雑しており自転車の通行量も多いのでとても危険。 駅前の再開発にあたり、駅周辺の道路の整備をお願いしたい。(意見番号42) 回答 ご意見として承ります。 引き続き、歩行者が円滑に通行できる道路空間の確保に向け検討していきます。 意見趣旨 B-28 周辺無電柱化を検討すべき。(意見番号29) 回答 新庁舎周辺では、新たに整備する「区画道路1号・2号」(P34)において無電柱化を実施し、防災機能の強化、安全 で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の創出を図ります。 ゾーニング計画 意見趣旨 B-29 議会は1階や地下など、区民がアクセスし易い低層階に配置すべき。(意見番号10) B-30 議会機能を最上階としているが、区民から離れてしまう印象にならないか。また、最上階はおそらく遮熱ができず暑い。 (意見番号81) 回答 建築計画「ゾーニング計画の考え方」(P42)に示したように、議会機能は大空間となる議場の上部に室を設けず、合理 的な構造計画とするため高層階への配置を基本としています。アクセスに関しては、一般フロア用エレベーターと議会 フロア用エレベーターを分離するなど、動線の効率化を検討していきます。 なお、遮熱性の高い外装材や窓ガラスの採用、日射遮蔽効果のある太陽光パネルの屋上設置などにより、急激な温度上昇 を防ぐことを検討していきます。 B-31 高層化については、高齢者や障がい者等にはわかりにくい。執務室が上階にあるが、区民へのサービスとの関係で配慮が されていない。議会棟も上層階では、区民からの陳情も受けにくい。(意見番号49) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。 建築計画「ゾーニング計画の考え方」(P42)に示したように、議会機能は大空間となる議場の上部に室を設けず、合理 的な構造計画とするため高層階への配置を基本としています。アクセスに関しては、一般フロア用エレベーターと議会 フロア用エレベーターを分離するなど、動線の効率化を検討していきます。 窓口は、道路や歩行者デッキより通じる建物出入口から近い位置に集約配置する計画です。 <39ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 B-32 建設予定地における法的規制のために、新庁舎は高層建築物にならざるを得ない計画になっているのではないか。なるべ く低層の区庁舎の方が防災上も区民の利便性も高いと考える。用地計画から根本に見直し、現庁舎を部分的に更新しな がら新庁舎を建設するなど、ゼロベースでやり直す必要がある。(意見番号99) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。 新庁舎においては、「ゾーニング計画の考え方」(P42)に示すように、窓口や協働・交流スペースなど区民の皆様の利 用が多い機能を低層階に集約し、利便性向上を図ってまいります。 展望スペース 意見趣旨 B-33 高層階が議会機能のみになっており、このまま高層階が議会専用にならないか危惧している。低層階に集まる区民と、高 層階の議会とで分断されている。展望ロビーで交流機能の一部を展開し、展望ロビー兼議場で、議場が展望ついでに眺め られるならば理解できる。高層階のうち、少なくとも最上階層は展望階を設けるべきである。(意見番号36) B-34 展望の良い高層階は、展望スペースとするなど区民が広く使える場とすべき。(意見番号10) B-35 都庁や文京区のシビックセンターに負けない展望スペースを作ると、区内の住民だけでなく、観光客にも品川区の素晴ら しさを分かって頂ける良い契機なる。 (意見番号40) B-36 最上階もしくは屋上に周囲を見渡せる展望スペースを設けてほしい。(意見番号62) B-37 JRの車両基地が良く見えるのなら、そのための展望設備を作っても良い。(意見番号29) 回答 展望スペースについては、廊下や待合空間のスペースと兼用するなど、面積の有効利用とセキュリティ区分に配慮しなが ら整備に向けて検討していきます。 <40ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 外観計画 意見趣旨 B-38 無機質ではなく数十年経った時に、保存を望まれるようなデザインの建物にしてほしい。外観など決定前に区民の声を聴 く機会を必ず設けてほしい。 (意見番号11) B-39 大井町には区役所があるとシンボルとなる。(意見番号137) B-40 庁舎は、区民のシンボルであり、ランドマークとして立派なものにしてもらいたい。(意見番号24) B-41 新庁舎は、現区民が喜び誇れるだけでなく、日本中、東京中の人たちが品川区に憧れ、住みたくなるようなシンボリック な新庁舎であってほしい。 (意見番号46) B-42 出来れば著名なデザイナーなどを使って、シンボリックな庁舎になると良い。(意見番号69) 回答 新庁舎は区のシンボルとして建設後も長きにわたり利用される建物となるよう、区民の皆様に長く愛されるデザインとし ます。 具体的な外観デザインについては、設計段階で多くの区民の皆様にご覧いただけるよう、様々な方法を検討していきます。 意見趣旨 B-43 新庁舎は、15階から20階建てになる計画とのことだが、「おおよその高さが何メートルになるか」を公表すべき。 (意見番号127) 回答 建物高さは、階数、階高(ある階の床面から、上階の床面までの高さ)や屋上設置物(太陽光発電設備など)によって決 まります。今後の設計段階で詳細に検討し、平面計画や外観計画などとあわせて区民の皆様へ情報を発信していきます。 意見趣旨 B-44 設計が進む段階で日影図を区役所ホームページ上に掲載してほしい。 (意見番号129) 回答 今後の設計段階において、適宜、区民の皆様へ情報を発信していきます。 構造計画 意見趣旨 B-45新庁舎の構造において、木造CLTも検討してはどうか。 (意見番号59) 回答 通常の建物よりも高い耐震性を確保した建物とするため、建物の全部もしくは大部分に木材を採用することは難しいと考 えています。 整備方針「周辺環境への配慮」(P26)に基づき、内装材や家具などに積極的な活用を検討していきます。 <41ページ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 設備計画 意見趣旨 B-46 震災時および火災時等のエレベータ使用不可時の身体障害者脱出対応、議会機能が高層階にあることによる高齢議員脱出 対応などの防災対策、高層化による基礎及び躯体構造強化にかかる建設費抑制、来訪者や職員の業務における垂直移動削 減による生産性向上などの観点から、高層ではなく第二庁舎を活用しながらの低層庁舎とすることを望む。(意見番号53) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。 地震発生時のエレベーターについては、最寄階に自動的に停止して扉を開放し、利用者の避難を促すことのできる計画と するほか、自動診断・復旧機能の導入も検討していきます。 また、新庁舎と第二庁舎の間に道路が新設されることや高低差の問題から直接接続することは難しく、区民の皆様の利便 性を勘案し、一つの建物として機能集約する考えです。 意見趣旨 B-47 エレベーターは来庁者と職員向けの2種類しか設けておらず、最上階にアクセスする高層階専用のエレベーターもな い。何基設けるか書かれていないため、また混みそう。 (意見番号36) 回答 低層階と中高層階で時間帯に応じ着床階を変更することや、業務用エレベーターを別個に設けるなど、動線の効率化を検 討していきます。また、低層階においてはエスカレーターを設置して利便性を高めることで、エレベーターへの集中を避 ける考えです。 意見趣旨 B-48 エレベーターは性能の良いものにしてほしい。今のエレベーターは皆上に上がってしまったり、下がってしまったりで待 つのにストレスがたまる。 (意見番号135) 回答 エレベーターについては、職員数や来庁者数を基に、適切な台数と大きさを確保します。 また、区民の皆様の利用が特に多い低層階ではエスカレーターも併設することで、エレベーターの混雑緩和を図ります。 意見趣旨 B-49 災害対策を強化するため、地下雨水貯留槽を設置してほしい。(意見番号58) 回答 上水道の途絶に備え、飲料水に使用可能な貯水槽を確保するとともに、トイレ洗浄水などに利用する雨水槽や中水槽を整 備します。(P49) 緑化・オープンスペース 意見趣旨 B-50 自然との共生を考え、できる限り緑を取り入れて、季節感や花々の安らぎを感じる環境を作ってほしい。(意見番号9) B-51 今の庁舎周辺は殺風景なので周辺を緑化し、ぬくもりある建物にしてほしい。(意見番号11) 回答 外構計画「緑化の推進」(P51)に基づき、四季折々の季節を感じられる緑化計画とするほか、建物壁面や屋上も活用し ながら、視覚的にも楽しめるみどりを多角的に配置します。 <42ぺージ> 4 施設計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 B-52 感染病はこれからも続く。屋上や緑がある部分はテラスなど少し外の空気を吸ったり外に出られる場所があると嬉しい。(意見番号123) B-53 現庁舎の屋上にある庭園を1階に作り、子どもから大人までみんなが楽しめる場所にする。(意見番号54) B-54 屋上庭園を作る。ビオトープや花壇を配置して誰でも憩えるようなスペースや散策路を設ける。(意見番号101) B-55 見晴らしが良く、視覚的に広々とした空間をつくる。屋上でも良いが、気軽に行けるように地上にできるとよい。リラッ クスできる椅子と、自動販売機がほしい。 (意見番号3) 回答 屋上については、太陽光パネルなどを設置する想定であることから、屋上庭園として活用することは難しいと考えています。 外構計画「区民が利用しやすい憩いの場の形成」(P51)に基づき、敷地空地を中心に、緑地やウッドデッキ、ベンチな どを備えた、区民が気軽に利用できる憩いの場を整備します。 <43ページ> 5 新庁舎の規模の整理について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 施設規模 意見趣旨 C-1 現庁舎が第二庁舎と合わせて約46,000uなのに対し、新庁舎建設想定規模が60,000uとなっている、防災対応が多少膨ら むのはわかるが、表では「行政・議会機能など」と一緒になっており内訳が不明瞭。第二庁舎はそのまま使用するとな ると、新庁舎の建設想定規模は50,000u以内に圧縮すべきではないか。不要なものが含まれているのではないか。(意見番号99) 回答 施設規模については、現庁舎における課題(P4)のうち、「執務スペースの狭隘化」、「交流スペースや交通部分面 積などの不足」や「多様化する行政への要望対応」に必要な面積増を想定しています。 「行政・議会機能など」の内訳については、事務室、倉庫、会議室、災害対策関係諸室、議会関係諸室など様々な室を想 定しており、現段階で決定しているものはありません。今後の設計段階において、整備方針の実現に必要な面積を精査し ていきます。 意見趣旨 C-2 「DXを推進し区民の利便性向上と業務効率化を目指します」とあるが、将来的な国レベルでの人口減少とDX推進を 踏まえて延床面積の増加は納得いかない。DX推進によって住民は来庁機会も減るものと思われるがなぜ面積増加の検討 なのか。 (意見番号35) C-3 行政・防災・議会機能の規模を約35,000uと算出した根拠について、もう少し詳細に記載してほしい。オンライン化や、 職員のテレワーク推進等を考慮すると、従来の規模算定(一人当たり床面積)とは違う算定方法もあるのではないか。昨 今の働き方改革を踏まえた執務空間や、住民窓口の規模算定を検討してもらいたい。 (意見番号51) C-4 1棟に集約して60,000uとする高層庁舎は不適当。今後50年間利用することを考えれば、時代に合わせた機能、設備、 収容人数等に対応するため、複数棟(一部は仮設)にすることが合理的である。引越し回数が増えるとのことだが、十年 単位で要・不要に合わせて部署を増減させれば、建設コストも運営コストも激減する。3割増しの増床は、少子化、DX 化が進む中、数十年遅れの発想である。 (意見番号102) C-5 DXの進展によって、対面でなくても、来訪しなくても行政手続きがでオンラインで身近にできる社会が想定される。将 来のDXを見据えて、施設規模を検討すべき。 (意見番号59) 回答 施設規模については、現庁舎における課題(P4)のうち、「執務スペースの狭隘化」、「交流スペースや交通部分面 積などの不足」や「多様化する行政への要望対応」に必要な面積増を想定しています。 将来的に余剰スペースが生じた場合は、区民の方々が利用できるスペースや、多目的に活用できるスペースとなるようフ レキシブルな対応ができる設計を進めていきます。 <44ページ> 5 新庁舎の規模の整理について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 C-6 基本在宅勤務として、区役所スペースの削減、費用削減を求める。(意見番号64) 回答 新しい働き方や臨時発生業務などに柔軟に対応できるようユニバーサルレイアウトを導入します。また、将来的に余剰ス ペースが生じた場合は、区民の方々が利用できるスペースや、多目的に活用できるスペースとなるようフレキシブルな 対応ができる設計を進めていきます。 意見趣旨 C-7 新庁舎は高層の建物との想定であり各階の床面積が少なくなっている。果たしてこの条件で施策が実現できるだろう か。また低層階は防災対応で利用することが想定されるため、協働・交流スペースが邪魔になる。この部分を大きくき れいにする必要はないと考え、現庁舎でも対応可能と考える。現状で完成している他の庁舎を参考するよりも、数年先 のサービスを見据えた設計や、先進的なテクノロジーが出てくるのを待つ、という考え方もできる。(意見番号99) 回答 新庁舎の1フロアあたりの床面積は、整備方針「協働・交流機能」を実現するにあたり十分な広さを確保できる想定で す。協働・交流スペースは、現庁舎において不足している機能(P4)であり、「大井町駅周辺地域まちづくり方針」 (P33)におけるにぎわい創出の観点からも、整備を目指すものです。 なお、整備方針「災害時区民対応機能」(P21)に示すとおり、災害発生時は、帰宅困難者の一時滞在施設や証明発行場 所、生活再建相談での活用も想定して整備します。 意見趣旨 C-8 平面構造が床面積に対応するものであれば、高層の新庁舎には不利な条件である。(意見番号99) 回答 新庁舎の1フロアあたりの床面積は、将来の行政ニーズや行政組織に対応したレイアウト変更を実施するのに十分な広さ を確保できると想定しています。 意見趣旨 C-9 3割ほど現在の庁舎より容量が大きくなるということだが、最低限必要な機能(議会棟や、執務機能、都の機関、災害対 策機能、窓口機能など)を入れるのに15階から20階の高層建築が必要なのか。それともそういった区の機能とは別にホテ ルやカフェ、といった商業施設を含む複合施設にされるつもりなのか。(意見番号114) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、庁舎にホテルや商業施設を建設する考えはありません。必要な機能を集約 し、現庁舎に不足している協働・交流スペースなどを整備するために、3割程度の面積増を想定しています。なお、レス トラン・食堂やカフェなどの飲食スペースは、現庁舎の利用実態や希望調査、周辺の整備状況を踏まえ検討していきます。 <45ページ> 5 新庁舎の規模の整理について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 駐車場 意見趣旨 C-10 駅近の施設は駐車場を利用できないところが多いが、新庁舎は是非、駐車場設備が利用できるようにしてもらいたい。 (意見番号68) C-11 SDGsを標榜するならば、現在より駐車場面積を大幅に縮減すべき。数十年後には公共交通機関の一層の充実が図られ ているはずで、また大井町駅との往復は、高齢者には自動走行車が用意されると思う。(意見番号102)回答 屋内駐車場は、現庁舎駐車場と同等数以上かつ東京都駐車場条例における附置義務台数を確保することを基本に、適正規 模について検討していきます。 意見趣旨 C-12 駐車場が地下駐車場で便利になるのは良いが、駐車料金が言及されていない。現在の駐車料金サービスが無くならないか。(意見番号36) 回答 引き続き区民の皆様が便利に使っていただけるよう、庁舎利用時における駐車場の料金設定を検討していきます。 意見趣旨 C-13 自転車来庁者には1回百円を入金してもらう。時代的に自転車優遇は遅れている。(意見番号137) 回答 ご意見として承ります。 <46ページ> 6 事業費・事業計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 費用 意見趣旨 D-1 初期費用よりランニングコストが膨大とのことで、地下の構造などで可能ならば、他区でも例のある高層化の上階を賃貸 マンションにし、賃料をコストに充てるのが良い。 (意見番号1) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、民間住宅の併設は予定していません。 意見趣旨 D-2 大田区や目黒区のように、ビルを買う方向で検討し、庁舎については足りない部分を作る。(意見番号92) 回答 現庁舎における機能分散によるわかりにくさを解消するため、新庁舎では機能集約を図ります。 意見趣旨 D-3 現庁舎は耐震工事を施したばかりで、あと13年ほど使用可能と聞いている。早急に新庁舎を建てる理由はないのではない か。建設費用も高すぎる。 (意見番号7) 回答 本庁舎は、築54年が経過し、建物だけでなく設備の老朽化も進行しており早急な対応が求められています。また、基本構 想の策定に向けて実施した区民アンケートでは、90%の方が「ICTの活用による窓口サービスの充実や業務の効率化」 を求めています。こうした新たな要望や将来変化に対応するためにも、新庁舎整備の検討を進めることが重要であると考 えます。 事業費については、今後、設計段階において精査し、可能な限り縮減に努めていきます。 意見趣旨 D-4 区民が支払った税金を使って建設する、という意識を常に持って取り組んでもらいたい。(意見番号11) D-5 5・10・50年先を見据えて、しっかりと財源を確保して新庁舎を建設してほしい。(意見番号58) D-6 現庁舎の建替えを急ぐ必要はないと思う。規模の縮小、費用などを現実的に考えてもらい、できるだけお金のかからない 計画を強く求める。 (意見番号91) 回答 事業費については、今後、設計段階において精査し、可能な限り縮減に努めていきます。 <47ページ> 6 事業費・事業計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 D-7 起債は区の借金であり、後年度経費を次の世代に渡すよりは、現庁舎をどこまで利用できるか検討すべき。古い庁舎を 有効活用している自治体の事例こそ学ぶべき。 (意見番号99) D-8 実際の費用をどれくらい見積もられているのかわからないが、豪華に見える。コロナ禍や物価高、年金減額等で苦しん でいる区民が多くいる中で、この写真のようなスペースを見れば「お金の使い方が間違っている」と思うのではないか。 それは本計画全てに言えることである。 (意見番号99) D-9 記載事項の多くは現庁舎でも対応可能と考える。機能も大事だが、費用対効果を考えなるべく安価に構築することが適 当。 (意見番号99) D-10 あと14年もつ現庁舎の建て替えを急ぐ必要はない。工事費に見積もられている400億円は区民の血税であり、新庁舎建設 よりも困窮する区民生活に、コロナで疲弊している業者に等、急を要している使途は他にある。税金の使い方が間違っている。(意見番号139) D-11 現在の区庁舎を活用した計画も検討すべきであり、現在の区の財政状況や区民の生活における優先順位を鑑みた場合、 400億円がどのようなインパクトを区政に与えるかも検討すべき。(意見番号99) 回答 本庁舎は、築54年が経過し、建物だけでなく設備の老朽化も進行しており早急な対応が求められています。また、DX推 進による区民の利便性向上や業務の効率化など新たな要望や将来の社会情勢の変化に対応するためにも、長期的な視点を 持って、新庁舎整備の検討を進めることが重要であると考えます。 事業費については、今後、設計段階において精査し、可能な限り縮減に努めていきます。 <48ページ> 6 事業費・事業計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 D-12 現在は新庁舎整備費用400億円(イニシャルコスト) しか提示されていない。現庁舎を継続利用した場合の費用はいくら か。 ランニングコストはいくらか。新庁舎のランニングコストはいくらか、については本計画(素案)には数字が見当た らない。現庁舎と新庁舎の資金、費用、負担内容の比較とともに、それらの根拠を速やかに区民に情報提示してほしい。(意見番号99) D-13 現庁舎利用と新庁舎整備の価格比較を土地代含め、比較精査すべき。現状新庁舎整備の400億円しか基本計画に掲載され ていない。しかもイニシャルコストである。氷山の一角の絵の通りランニングコストも精査して金額を出すべき。(意見番号99) D-14 現庁舎改修補修の費用と新庁舎建設費用を比べないことには、基本計画を前に進めることはできない。(意見番号99) D-15 JR東日本と交換する土地の価格がいくらなのか。交換して損するのか、得をするのか。まったく金額の提示がない。(意見番号26) D-16 区画整理により土地の交換をするようだが、お金の流れが不明になるので反対。(意見番号92) D-17 新庁舎移転の際、現庁舎の取り壊し後の土地利用について、土地交換の価格がいくらなのか、本当に等価交換なのか、と いうが検証がなされていない。本計画を検証するためは、土地交換、土地取引について明確な内容提示をお願いしたい。 地価を含めた総費用において、現庁舎と新庁舎を比べ、本計画の是非を判断する材料が最重要課題として必要。(意見番号99) 回答 新庁舎建設予定地は、土地の交換や売買により取得するものではなく土地区画整理事業により再編されます。 現庁舎の改修費用などを含めたランニングコストは、劣化箇所の改修のみならず、今後必要とされる機能を、いつの時点 でどのように導入するによっても変わってきます。また、それらを逐次改修しても、庁舎本体の劣化が進むことには変わ りはないため、新庁舎の整備が必要と判断しています。 なお、新庁舎のランニングコストは、採用する構造部材、内装材、外装材や設備など建物の仕様や、運営・維持管理方法 によって大きく変動するものです。今後の設計段階で精査していきます。 <49ページ> 6 事業費・事業計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 D-18 予算に関して合計400億円以上というのはいかがなものか。面積を広げることにも違和感を感じる。(意見番号48) 回答 事業費については、昨今の急激な物価状況や費用対効果を見極めたZEB化対応などより上昇を見込んでいることか ら、「以上」という表現で示しています。今後、設計段階において精査していきます。 施設規模については、分散している機能を集約することによる面積増や、区を取り巻く環境変化や多様化する行政への要 望に対応するための機能強化・充実に必要な面積増を想定しています。 意見趣旨 D-19 事業費「約400億円以上」は、高いと感じる。少しでも安くする方法、考えはあるのか。 更に移転費、解体工事費、備品更新費がプラスになるのだから、この部分の概算額を表示するべきだ。(意見番号108) 回答 事業費については、今後、設計段階において精査し、可能な限り縮減に努めていきます。 移転費、備品更新費については、現庁舎において使用している什器などの新庁舎での活用性を精査し、算出します。 解 体工事費についても、今後、解体に必要な調査・設計を実施していきます。 意見趣旨 D-20 新庁舎建築ともなると相当な税金が使われるはず。高い税金が更に上がったりしないのだろうか。(意見番号75) 回答 財源については、起債・基金を活用するほか、別途、国および都からの分担金で確保することを予定しています。 意見趣旨 D-21 現庁舎がどこまで使えるか、金額、予算データに関する情報がほとんどない。(意見番号26) 回答 現庁舎は、築54年を経過し、耐用年数上ではまだ利用できることになりますが、老朽化が進み、またバリアフリーや狭隘 化などの問題を抱えています。さらに防災機能の強化やDXへの対応も求められていることから、整備が必要と判断して います。 建替えに必要な費用は、約400億円以上と想定されていますが、財源については、起債・基金を活用するほか、別途、国 および都からの分担金で確保することを予定しています。 <50ページ> 6 事業費・事業計画について※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 D-22 設備更新が容易な建築計画を。30年後は確実に大規模修繕になるが、現計画にはその点への配慮が見えない。空間の可変 性はもちろんだが、それよりも30年後に想定される百数十億(建設費の3割として)の修繕費をいかに抑えられるかが区 の財政にとっては重要。 (意見番号102) 回答 高耐久な構造体により長寿命化するとともに、更新が容易な内装材・設備を採用し、事後保全ではなく予防型保全の補修 や改善を行うことで修繕費・改善費の縮減を図ってまいります。 意見趣旨 D-23 小中学校でも老朽化した施設があり、学校によって学習環境に大きな格差がある。庁舎移転には多額の費用がかかるが、 移転に費用を使うことで、そういった老朽化した学校の建て替えへ費用があてがえず、延期になったり見送られることの ないようにしてもらいたい。 (意見番号77) 回答 区立学校の整備に要する経費については、義務教育施設整備基金を計画的に活用してまいります。 意見趣旨 D-24 区庁舎の整備には400億円ものコストがかかるとのことだが、その後の庁舎の維持管理コストを抑えることは区民の財 源を守るために非常に重要な観点になる。当初の計画案にあった13から15階建てのシンプルな立方体のビルに比べて、 現在のイメージではさらに高層で複雑なフロア構成となっている。当初の理念にあった維持管理のしやすいビル設計を検 討すべき。 (意見番号134) 回答 新庁舎において求められる機能を整備するには、建設予定地(P32)の敷地条件を考慮すると、一定程度の高さが必要と 考えています。外観イメージについては、高層部を後退させることで圧迫感の軽減に配慮したものですが、今後の設計段 階で高さや建物形状を詳細に検討していきます。 建物の維持管理については、高耐久な構造体により長寿命化するとともに、更新が容易な内装材・設備を採用し、コスト 縮減を図ってまいります。 事業手法 意見趣旨 D-25 事業方式の比較について、DBやPFIが従来方式よりもメリットが少ないという評価自体が疑問である。客観性に基づ く評価が行われているのか。 (意見番号35) 回答 各事業方式の比較検討にあたっては、資料編「対話型市場調査」(P84)のとおり、類似の庁舎整備事業に関する業務実 績を有する設計事務所および建設会社計17社に対して市場調査を実施しました。 <51ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 併設施設 意見趣旨 他-1 大井町駅周辺には児童センターがないので、庁舎内に作ってもらいたい。愛知県豊橋市の「こども未来館ここにこ」のよ うに品川区の子育て支援の目玉になるシンボリックな施設が良い。(意見番号1) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、児童センターをはじめとした子育て支援施設を建設する予定はありません。 各種施設の整備については、中長期的な視点から総合的に検討していく必要があると考えています。 意見趣旨 他-2 住み慣れた街で精神障害者が暮らせるように、精神障害者施設を作っていただきたい。 (意見番号39) 他-3 新庁舎内にぜひ各種障害者施設を入れててほしい。新庁舎内に障害者施設を併設するのは無理というのであれ ば、せめて旧庁舎に各種障害児者施設を入れるべき。 (意見番号128) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、各種障害者施設を建設する予定はありません。 各種施設の整備については、中長期的な視点から総合的に検討していく必要があると考えています。 意見趣旨 他-4 ゆうぽうとなどこれまでの文化発表やイベントの場所がなくなっており、防災拠点とスポーツや文化振興を考えて区民ア リーナを建設してほしかった。 (意見番号60) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、新庁舎敷地内にアリーナを建設する予定はありません。 他-5 フロアの一部をシェアオフィスの空間(例えば、品川産業支援交流施設・SHIPのようなシェアオフィス)に使える と、区内の中小企業(特にスタートアップ企業)の支援につながる。(意見番号40) 回答 現段階ではシェアオフィスの導入予定はありませんが、将来的に余剰スペースが生じた際に、区民の皆様や区内企業など のニーズに基づいて用途転用できるよう、可変性を持たせた建物として整備する予定です。 意見趣旨 他-6 区役所と福祉事業が一体となった特例区営住宅併設を考えて、福祉・医療・区政が一体となった事業として、全国のモ デルに発展してほしい。 (意見番号41) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、区営住宅を建設する予定はありません。 各種施設の整備については、中長期的な視点から総合的に検討していく必要があると考えています。 意見趣旨 他-7 区役所近くに分散している子ども家庭支援センターや観光プラザ等も全て同じ庁舎内に入らないか。(意見番号47) 回答 新庁舎に集約する機能は、区民の皆様の利便性、他の機能との連携面や既存施設の立地特性などを総合的に勘案して決定 します。 <52ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-8 現庁舎、第二庁舎敷地を含めて、特養又は住宅などを作ってほしい。(意見番号95) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、特別養護老人ホームや住宅を建設する予定はありません。 各種施設の整備については、中長期的な視点から総合的に検討していく必要があると考えています。 意見趣旨 他-9 24時間預けられる託児所の併設を希望する。 (意見番号64) 回答 現庁舎内のオアシスルーム(生活支援型一時保育)は、新庁舎においても整備する予定ですが、24時間開所している託児 所を建設する予定はありません。 各種施設の整備については、中長期的な視点から総合的に検討していく必要があると考えています。 意見趣旨 他-10 庁舎内に近隣住民が利用できる図書館を作ってほしい。 (意見番号42) 他-11併設施設図書館がほしい。 (意見番号16) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、図書館を建設する予定はありません。 各種施設の整備については、中長期的な視点から総合的に検討していく必要があると考えています。 避難施設 意見趣旨 他-12 新庁舎内に障害者用の防災避難所を併設してほしい。 (意見番号61) 他-13 新庁舎内に障害者用の防災避難所を併設してほしい。(意見番号119) 他-14避難施設災害時にペットと同行避難できる施設も検討してほしい。 (意見番号42) 回答 新庁舎は、災害対策本部機能の充実・強化を図り「防災指令拠点」とするため、「避難所」として整備する予定はあり ません。 <53ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-15 核シェルターを地下に作ることも検討してほしい。(意見番号66) 他-16 新庁舎に核シェルターを整備し、普段はジムで使用するなど工夫する。(意見番号2) 他-17 国際情勢が緊迫する中、有事の際に対応するために「国民保護法」に規定されている避難施設を国、東京都のみならず、 品川区においても区民の安全・安心を確保して避難・保護のため、初期の避難先としての地下避難施設を設置することを 検討すべき。 (意見番号58) 回答 新庁舎は、災害対策本部機能の充実・強化を図り「防災指令拠点」とするため、核シェルターを有する「避難施設」 として整備する予定はありません。 なお、区内における、国民保護法に基づく地下避難施設は地下体育館を併設する小中学校などが指定されています。 ドッグラン 意見趣旨 他-18 屋内ドッグランの併設を希望する。 (意見番号5) 他-19 室内ドッグランの併設を希望する。(意見番号64) 回答 新庁舎は行政機能を集約した施設とするため、室内ドッグランを整備する予定はありません。 意見趣旨 他-20 最近はペットブームである反面、愛犬と出かけるスポットが品川区に少ないと考えます。ドッグランの設営をすべき。(意見番号63 回答 ご意見として承ります。 喫煙所 意見趣旨 他-21 喫煙所を設けてほしい。(意見番号8) 他-22 構内も敷地内も全面禁煙とし、喫煙コーナーを一切設けないでほしい。(意見番号44) 回答 喫煙所の導入有無については、法令順守を原則として、今後の設計段階で検討していきます。 現庁舎跡地 意見趣旨 他-23 本庁舎跡地は、第二庁舎と広場1号、しながわ中央公園との連動性を高めた防災機能を備えた方が良いのではないか。(意見番号93) 回答 現庁舎跡地についても、災害発生時は周辺の各施設と相互に補完しあえるよう、整備内容を検討していきます。 意見趣旨 他-24 現庁舎の跡地をJRに売却する予定と聞いていたが、説明会では跡地の利用は何にするかまだ未定という説明だった。JRに譲り渡す可能性はあるか。 (意見番号114) 回答 現庁舎の跡地は、引き続き区が所有します。 <54ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-25 現区庁舎敷地のアリーナ建設は反対。建設費だけでなく維持費にも多額の費用(税金)が必要。(意見番号79) 回答 現庁舎跡地の活用について、決定した計画はありません。 第二庁舎 意見趣旨 他-26 第二庁舎の利用は、リノベーションして事務棟として継続使用すべき。帰宅困難者一時滞在施設が必要であれば、周辺開 発をするJRなどに、災害時の避難先として転用できる空間を開発緩和条件付きで求めれば良い。避難者収容場所は、集 中させるのではなく、区内全域に広く分散することを区民として求める。(意見番号102) 他-27 第二庁舎もバリアフリーや老朽化への課題に対応するために、建て直した方がよい。(意見番号96) 他-28 品川区新庁舎整備基本計画(素案)令和4年7月版では、現庁舎の今後の扱いが明確に描かれておらず、「現庁舎敷地お よび新庁舎建設予定地については、今後、事業の進捗に合わせて都市計画手続きを進めていきます。」とあり、 外構計 画の周辺からのアクセスでは「第二庁舎へのアクセス」と記載され、第二庁舎は残るようにも読み取れる。(意見番号36) 回答 第二庁舎は、現在の機能を新庁舎に集約します。建物は取り壊さずに、主として災害対応などに活用していく考えです。 <55ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 歴史・文化的建築物の保存 意見趣旨 他-29 旧国鉄施設と民間施設を有機的に連携させ、一体的な歴史的建造物の雰囲気を醸し出す新庁舎を建設してほしい。(意見番号58) 他-30 新庁舎建設整備に際し、品川の大井町と共に100年の歴史を刻んできたレンガ倉庫を移築するなどして、文化施設等とし て品川区内にはほとんどないランドマークとして、何とかして残してほしい。(意見番号27) 他-31 煉瓦倉庫の建物を残し、活用することで街の個性を発揮した再開発及び区画整理ができるのではないか。将来にわたって 語り継げる財産として活用すべき。 (意見番号124) 他-32 煉瓦造の御料車庫建物を文化施設などとして前向きに活用してほしい。この建物を品川区の地域資源ととらえ、文化施設 やにぎわい施設、交流施設などに活用することをぜひ考えてほしい。(意見番号132) 他-33 御用(料)車庫を含めて、土地の歴史を残して、未来につなげてほしい。(意見番号20) 他-34 広町地区が持つ土地の記憶として、また日本の近代化に寄与した鉄道と煉瓦の歴史的象徴として、御料車庫は品川区が後 世に引き渡すべき貴重な財産であり、その保存利活用は品川区のまちづくりにとっても重要な要素となるはず。 御料車庫の価値について十分な評価がなされ、保存利活用が実現することを望む。(意見番号104) 他-35 計画敷地には大正初期に建築された煉瓦の「御料車庫」が含まれている。整備計画ではこの赤レンガを活かし、計画の一 部として、活用した計画とするよう望む。本整備計画でも是非「御料車庫」を保存活用する計画とするべき。(意見番号105) 回答 広町地区の整備計画にあたり、土地の歴史も考慮して検討してまいります。 煉瓦造建築物については所有者がJR東日本のため、同社にお伝えしました。 <56ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-36 御料車庫はまちにとっても重要です。ぜひとも保存再生し、市民が使う施設として活かしてほしい。(意見番号111) 他-37 現庁舎と新庁舎の間に存する素晴らしいレンガ倉庫の保全と将来の利用を行うべき。(意見番号113) 他-38 品川区庁舎新築計画地と現庁舎の間にある、レンガ造の御料車庫の保存再生・利活用を行うべき。(意見番号115) 他-39 煉瓦造の御料車庫の扱いがどうなるのか心配。せっかくの震災戦災を免れた建築を活かしてほしい。(意見番号116) 他-40 計画敷地内には大正初期に建設された煉瓦造の「御料車庫」が立地している。本整備計画において煉瓦造の「御料車庫」 を保存利活用してほしい。 (意見番号118) 他-41 計画敷地には大正初期に建築された煉瓦の「御料車庫」が含まれている。 この煉瓦建築を活かし、計画の一部として活用した計画とするよう望む。(意見番号120) 他-42 明治初期から広町地区の北側には品川白煉瓦、品川硝子製造所、南側には東京毛織など日本の近代産業を支えた会社が あった。大正からは日本国有鉄道大井工場が数千人の従業員を抱え、大井町周辺は共に発展してきた。JRの敷地内には 煉瓦造の御料車庫や旧変電所が百年を越えて健在で、煉瓦建築ファンや鉄道ファンにとっては聖地でもある。(意見番号103) 回答 広町地区の整備計画にあたり、土地の歴史も考慮して検討してまいります。 煉瓦造建築物については所有者がJR東日本のため、同社にお伝えしました。 <57ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 賛同意見 意見趣旨 他-43未来の品川のため頑張ってほしい。 (意見番号38) 他-44 品川区民が誇りに思えるような素晴らしい庁舎になることを楽しみにしている。(意見番号40) 他-45 新庁舎は、区民にとっては念願がかなって嬉しい。品川区は住みやすい場所にして頂きたい。(意見番号57) 他-46 日本国内に収まらず、世界に誇れる理想を叶えられる品川区であってほしい。(意見番号80) 回答 基本理念・基本方針(P5)を実現し、区全体の魅力や価値を高め、これまでよりも住みやすいまちを目指していきます。 意見趣旨 他-47 新庁舎の計画は、品川区庁内で一丸となったプロジェクトチームをつくり進めてほしい。新庁舎の計画敷地は、広町地 区再開発地区に含まれているため、他の施設と整合を取りながら計画を総合的に進めてほしい。広町地区再開発は、ただ の再開発ではなく、大井町駅に接する“品川区の顔”となる品川区の中心地区であり、区民の期待も大きいため、開発ス ケジュールを含めて、品川区が主体となって全体を統括しながら進めてほしい。 (意見番号132) 回答 広町地区は、区が策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針」に基づき、大規模土地利用転換による新たな都市機能の 集積に加え、区庁舎再編と連携し、区の中心核としてふさわしい複合拠点を形成することを整備方針としています。 各地区の整備内容については、開発関係者間で情報の共有や取組の調整・連携を図りながら、一体的にまちづくりを進め ているところです。 出張所 意見趣旨 他-48 品川シーサイドフォレスト内に、大井町駅前のような行政サービスの出張所を作ってもらいたい。東品川、八潮、南品 川、東大井の行政サービスを担える出張所があれば、新庁舎の混雑緩和にもなる。 (意見番号43) 回答 ご意見として承ります。 <58ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 他の自治体との情報共有 意見趣旨 他-49 隣する区との情報共有。 (意見番号74) 他-50 他の自治体の役所も参考になる。藤沢市役所も新庁舎となり駅から余裕のある歩道でアクセス良く、受付の屋根も高くて 広々として、コンビニ併設、時間外窓口あり、江ノ島は見えないが展望デッキもあり、とても居心地が良く、市民が使い やすい。(意見番号43) 回答 新庁舎の整備を完了した、あるいは現在進めている自治体とは、建物の現地視察などを通して情報共有を図っているとこ ろです。 説明会 意見趣旨 他-51 新庁舎整備の話を区の方から聞くことができて良かった。(意見番号23) 他-52 前回意見を述べた説明会の5か所以上の開催については感謝する。但し、出席した説明会では、残念ながら十分に意見を 聞く姿勢は見られなくて残念。 (意見番号49) 他-53 何よりも区民の施設ですので、できるだけ多くの人の意見が反映されるようにお願いしたい。(意見番号30) 他-54 今後基本設計等の原案時に、こういった説明を実施するのか。(意見番号97) 回答 区民の皆様への情報発信と意見募集については、今後も様々な方法と機会を活用しながら行ってまいります。 意見趣旨 他-55 説明会を開くのに、土地区画整理事業は所管外だとして答弁しないのはやる意味がない。 (意見番号30) 回答 「品川区新庁舎整備基本計画(素案)に関する説明会」は、新庁舎をどのような建物にするか、ご説明することを目的に 開催したものです。 意見趣旨 他-56 説明者の女性の語尾が不愉快である。また写し出された文字がピントが合っていないのか不鮮明であった。(意見番号30) 回答 ご意見として承ります。 <59ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-57 食堂事業の問題で、職員に対するアンケートは、来庁者の意見を聴いていないので、偏りがあるデータとなっており、新 庁舎整備問題と結びつかない。 (意見番号99) 回答 庁舎内における食堂は、職員の福利厚生の一環として導入した経緯があることから、食堂に関するアンケートは職員に対 して実施したところです。 表記の工夫 意見趣旨 他-58 基本計画内のZEBやDXなどのカタカナ言葉は、一般区民にはわかりにくいので、わかりやすい言葉にしてほしい。 (意見番号16) 回答 基本計画内で使用しているカタカナ用語や専門用語については、注釈をご参照ください。今後の設計や工事段階において も、区民の皆様にわかりやすい表現となるよう努めていきます。 その他 意見趣旨 他-59 品川区のマークの鏡を作り飾る。 (意見番号54 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-60 道路が嘔吐物等で汚れていることが多い。死角をなくしたり清掃を重点的に行ってほしい。(意見番号55) 回答 ご意見として承ります。 他-61 魚系で美味しいお店がないので、焼き魚定食が美味しいテナントが入ると嬉しい。(意見番号55) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-62 品川区には、葛飾区・江東区のように区民が利用出来るサッカー場が無いので(天王洲グランドはサッカー場ではなく野 球場)、フルピッチの人工芝グランドを作ってほしい。 (意見番号79) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-63 区民としては、自分の住む地域に、医療、防災などの施設が設けられることを願う。(意見番号91) 回答 医療、防災などの施設の整備については、将来的な行政への要望を踏まえ、総合的に検討していく必要があると考えてい ます。 意見趣旨 他-64 再開発の部分では、シネコン、美術館などの文化施設、誰でも気軽に利用できるスポーツ施設があるとうれしい。(意見番号101) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-65 飼い主のいない猫の保護・譲渡のための預かり施設を作ってほしい。(意見番号133 回答 ご意見として承ります。 <60ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-66 またぜひ劇団四季を大井町に誘致してもらいたい。「四季劇場夏」は、大井町駅から近く、羽田空港や新幹線品川駅から も近く、日本全国から来る四季ファンにとっては大変魅力的な劇場で、ずっと広町にいてほしかった。今は江東区に行っ てしまい大変残念。期間限定の劇場なので今は名古屋に行っているが、数年後にはまた東京に戻ってくる可能性が高い。 その時にまた誘致出来る様に広場的な空間を作っておいてキャッツが東京に来る時に、誘致出来たら良いと思う。そう すれば、全国からまた大井町にお客様が来てくれる。 (意見番号135) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-67(1)ミスプリ 23項 注釈の※1、※2が逆ではないか。 また、 ※1で記載されている基準一次エネルギー消費量の 説明が尻切れになっていないか。 24項 国の温室効果ガス削減目標の年次は、2013年度、2030年度、2050年ではないか。 (東京都の目標年次は「年」なので、それに引きずられた?) 48項 図表3-22のタイトル「受水槽による飲料水確保」 が図表321と同じで間違っている。「2回線受電」という感じのタイ トルでは。(同一変電所からの本・予備では、それ程自慢できない)(意見番号109) 回答 ご指摘を踏まえ修正しました。 意見趣旨 他-68 図表3-21と同じ題がついている。(意見番号99) 回答 ご指摘を踏まえ修正しました。 意見趣旨 他-69 智慧、技術など、自分が知ってることは教えてお互いに奉仕できる場作りする。 (意見番号67) 回答 区民の様々な交流を促進できるスペースについては、整備方針「協働・交流機能」(P12)に基づき、低層階に設ける協 働・交流スペース内に導入を計画しています。 <61ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-70 委託した法人名と、外部の同法人に構想・設計等を委託した際の経緯と内容を区民に公開すべき。(意見番号99) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-71 広町地区再開発は、各地で進む再開発とは異なり、大井町駅に接するまさに「品川の顔」となる100年に一度の大事業で ある。開発スケジュールを含めて品川区が主体となって全体を統括しながら進めるべき。A地区の説明会ではB地区のこ とは分からない、B地区の新庁舎整備基本計画の説明会ではA地区のことは分からない、では区民に対して不親切。住宅 機能、業務機能、行政機能広町地区全体の計画を品川区が丁寧に説明してほしい。 (意見番号103) 回答 広町地区は、区が策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針」に基づき、大規模土地利用転換による新たな都市機能の 集積に加え、区庁舎再編と連携し、区の中心核としてふさわしい複合拠点を形成することを整備方針としています。 各個別地区の整備内容については、進捗状況に合わせて適切な時期に、事業者が説明会などにより区民の皆様へ周知して おります。 意見趣旨 他-72 東急大井町線下の商業施設もまた、永い間大井町独特の景観を作ってきた。区役所通りと呼ばれ、親しまれた賑わいを復 活するためにも、再開発地区内の商業施設との緊密な連携が必要。(意見番号103) 回答 広町地区の整備にあたっては、鉄道事業者や地元商店会などとも調整を進めております。 意見趣旨 他-73 「コンクリート建築(RC造り)の寿命は47年では?」と会場から意見があった。47年は減価償却の年数で、物理的な使 用年数と異なる。イニシャルコストだけでも400億円以上かかる区民の血税を投入するプロジェクトを任せるわけにはい かない。本基本計画に係る副区長、部課長の交代並びに基本計画のゼロベースでの再検討を要求する。 (意見番号107) 回答 ご意見として承ります。 <62ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-74 2011年に本庁舎の耐震工事が行われたと聞いている。そのほか現庁舎の補修、改修、新たな設備や什器の導入が行われて いる筈である。これらは一体、施工時及び導入時に、何年現庁舎で使用する予定であったのか。スクエア荏原での配布資料9ぺージに 「事業計画 (事業スケジュール)」 があるが、こちらと重ね合わせて1枚の線表を作成して、提示してもらいたい。も しその重ね合わせた線表について、導入金額とともに矛盾があるようなら、より詳細に説明するとともに、回答と公表を 求める。 (意見番号107) 回答 ご意見として承ります。 意見趣旨 他-75 この新庁舎事業は、JR東日本の公共性がない非運輸事業(不動産及び商業施設)と一体となって開発がおこなわれる のは事実であり、かつ現在の利便性のある区有地をJRに譲り渡すことによって開発を進められようとしているようであ る。そこで「事業計画(事業スケジュール)」と、「JR東日本の開発及び広町全体の開発事業のスケジュール」を1枚 にして提示してほしい。各またそれに関連して品川区とJR東日本との契約や土地取引に関して契約書があるはずなの で、それを区民に公開すべき。 (意見番号107) 回答 広町地区では、土地区画整理事業により地区内の道路や駅前広場などを整備し、土地の区画を整えていきます。JR東日 本および品川区の所有地については、それぞれの事業者が建築計画を進めていくものです。 なお、JR東日本の開発計画については、令和7(2025)年度中の竣工予定と聞いています。 他-76 配布資料に一部赤字で「設計・施工の各段階で区民や区の意向を反映できること」と書かれている。 この記載によるとこのパブリックコメント以外に区民の意向を反映する場があると考えられる。「設計・施工の各段階」 において、区民の意向を反映できる場を、いつ設けるのか、その内容を反映するのか。(意見番号107) 回答 基本計画の策定にあたっては、本パブリックコメント、令和4年1月に実施した区民アンケート、8月に実施した説明会 および令和3年5月より開設している電子意見フォームなどにおいて幅広く意見を頂戴し、計画案に反映したところです。 今後の設計・施工の各段階においても、区民の皆様への情報発信と意見募集については様々な方法と機会を活用しながら 行っていくとともに、可能な限り計画に反映できるよう努めていきます。 <63ページ> 7 その他※意見番号は、P64以降に掲載している意見原文の番号です。 意見趣旨 他-77 「これまでに寄せられた主な区民意見」について、アンケートが行われたのを知らなかった、という声がある。また回答 数を見ても、当区人口規模からみて1桁から2桁少ないのではないか。品川区新庁舎整備NEWS第5号によると、委員 からの意見として、「パブリックコメントへの意見は少なかったが、中身は濃いのではないか」との発言が掲載されて いるが、区民の回答数が少ないことが、中身の濃い意見と言えるのだろうか甚だ無責任な発言である。本パブリックコメ ント募集も含め、もっと大々的に宣伝すべきで、宣伝が足りないと考える。せめて区内で選挙を実施する場合並みに、宣 伝、周知する必要がある。説明会の回数と場所も増やすべき。(意見番号107) 回答 アンケート調査については、統計上有効と考えられる標本数を得ています。詳細については、区ホームページ掲載の「品 川区新庁舎整備基本構想の策定に向けた区民アンケート報告書」および「品川区新庁舎整備基本計画の策定に向けた区民 アンケート報告書」からご確認いただけます。 区民の皆様への情報発信と意見募集については、今後も様々な方法と機会を活用しながら行ってまいります。 <64ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号1 意見原文 初期費用よりランニングコストが膨大とのことで、地下の構造などで可能ならば、他区でも例のある高層化の上階を賃貸マンションにし、賃料 をコストに充てるのが良いと思う。 せっかくの一等地なので、広場は誰も使わない単なる広場にならないよう工夫してもらいたい。カフェを誘致し、全天候に対応できる屋内休憩 スペースも設置するなどして、わざわざ遊びに来る魅力を作ってほしい。 大井町駅周辺には児童センターがなく、今の時期のように猛暑でも子どもが安心して過ごせる場所が必要だと思う。広くなるのならば区役所建 物内に作ってもらいたい。単なる児童センターではなく、愛知県豊橋市のこども未来館ここにこのように品川区の子育て支援の目玉になるよう なシンボリックな施設が良いと思う。 意見番号2 今日の朝刊に東京の地下鉄に核シェルター検討の記事を見ました。北朝鮮の核攻撃に備えてだそうです。明るい未来を子供や孫達に残してあげ たいのに、こんな不安な時代になってしまい、悔しいです。私は品川区の新庁舎に隣の韓国やヨーロッパの国では当たり前の核シェルターを残 してあげたいと意見申し上げます。例えば核シェルターはフィンランドでは日常はジムで使用しているそうです。地震にも強いと聞きます。ぜ ひ品川区一安全な場所を作ってあげて欲しい。 意見番号3 庭での見晴らしが良く、目が良くなるような空間が欲しいです。 スポル品川大井町のように、リラックスできる椅子と、自動販売機が欲しいです。 視覚的に、広々とした空間が希望です。 屋上でも良いのですが、気軽に行けるように、地上にできていると嬉しいです。 意見番号4 スポル品川大井町のように、公衆衛生面でも、夜間は、庭を戸締りした方がいいと思います。 コンビニや、レストランを併設するなどして、きれいなトイレもあると助かります。 意見番号5 屋内ドッグラン併設希望 意見番号6 鍵付きの授乳室やおむつ替えスペースが複数箇所欲しいです。現在本庁舎にある形の授乳室は入る際に後ろから知らない男性に覗かれるなど危 険を感じたことがあり、安全性の保たれたスペースがあると子どもを連れていかなければならない際の負担軽減になるかと思います。 また、働く職員の方が来庁者対応ブースから見える形だと、休憩をとっている時間や携帯電話を操作している時など不必要なクレームを受けか ねないと感じております。職員の方のためにも、執務ブースは来庁者からある程度見えない形になると良いのではと思います。 意見番号7 今の庁舎も耐震工事をしたばかりで、あと13年ほど使用可能と聞いている。早急に新庁舎を建てる理由はどこにあるのか?額も高すぎると思 う。建物の高層化反対です。地震や災害時にエレベーターがとまらないか心配です。ホテルなども駅前にたくさんあるので、必要ないと思う。 作るなら、図書館や保育園や美術館など、区民の生活を豊かにするものを併設してほしい。非常階段で降りるなら、4 .5階で十分ではないでしょ うか。お金を余計に使わないでほしいです。 意見番号8 コミュニティバスの発着場所の設置。 喫煙所の設置。 意見番号9 出来る限り、緑を取り入れて、季節感や花々の安らぎを感じるスペースを、自然との共生を取り入れてください。 意見番号10 現状の案では議会が高層階(最上階)に配置されているが、議会は1階や地下など、区民がアクセスし易い低層階に配置すべき。高層階に議会 を配置することで区民と議会の物理的な距離が遠くなり、整備方針である「議会機能:区民に開かれ、使いやすい議会機能の検討を進めます。 」と矛盾するため。 また、展望の良い高層階は、展望スペースとするなど区民が広く使える場とすべき。 <65ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号11 ・まだ耐用年数があるにも関わらず建て替えをする以上、都心によくある無機質な高層ビル形式ではなく、エコルとごしのように環境に配慮さ れた技術を駆使し、ぬくもりがあり、友好都市の資材を使うなど建て替えの意義がある建物を建設してください。 ・歩行者デッキだけではなく、コミュニティバスを通すなど年配、子連れ、障がい者の方への配慮をしてください。(大崎〜区役所〜大井町を 循環するなど利用しやすいコミュニティバス) ・今の庁舎周辺は殺風景ですので、周辺を緑化しぬくもりある建物にしてください。 ・高層化するとビル風もひどくなりますので、とにかく周辺環境を配慮してください。建ててから、高齢者や幼児がケガをしてからでは遅いで す。 ・無機質ではなく数十年経った時に、保存を望まれるようなデザインの建物にしてください。 ・外観など決定前に区民の声を聴きいれる、機会を必ず設けてください。 ・区民が支払った税金を使って建設する、という意識を常に持って取り組んでください。 意見番号12 大崎在住の高齢者世帯です。 現区役所も急坂で困難でしたが、さらに遠くなるのは大変です。 大崎→区役所の循環バスを運行して頂きたいです 意見番号13 誰にでも優しい新庁舎になることを期待します。 意見番号14 経済状況の今やるべきか。他にコロナ対策・医療・くらしの対策にお金をかけた方がいいのではないか。 JRに便宜を図るため、儲けのための開発ではないか。 意見番号15 非常時に備え、屋上にヘリポートを設置すれば良いと思います。 意見番号16 ・ここに図書館や生活相談するスペースがほしい。区民協働スペースを、区民が来庁しやすい雰囲気にしてほしい。 ・庁舎全体が大井町駅に近い方がよい。 ・説明文書のカタカナ(例:ZEB、DX)等、一般人にわかりやすい言葉にしてほしい。 ・基本理念の「にぎわい都市」、「国際都市」は本当に区民が望んでいるものとずれている気がする。 意見番号17 これは情報提供としてはよいが、オープンハウスは、駅の構内とかでする方が多くの方に来てもらえる。 合意形成をするなら、WS形式と説明会、意見交換会をたくさん実施してほしい。 意見番号18 品川区新庁舎の説明会に行きましたが、質問の時間が少なくて質問できませんでしたが、保健センター機能を一部新庁舎に移転するとの事です が、どの部分か聞きたいと思いました。 私達は、高次脳機能障害と言う新しい障害の団体ですが、高次脳機能障害は精神手帳になり、窓口は保健センターです。身体に障害のある人は 身体手帳で、窓口は福祉課になります。精神手帳の窓口も新庁舎になると、手続きが一か所で済み、情報も共有して頂けると思います。保健セ ンターの機能のうち、精神手帳の窓口だけでも、新庁舎に移転して欲しいと思います。 意見番号19 子供が遊べるフロアを是非検討頂きたい。 品川区は室内で子供が遊べるスペースが少なく、児童館など小規模なものとなっている。 また、区役所を子供と訪れる際に待機スペースがなく、行きづらい。 区役所で色々なイベントを開催することも、区政の関心に繋がるものであり、そのような区民が集う場所にしてほしい。 <66ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号20 新庁舎単独の計画とせず、広町地区全体をひとつのまちとして計画すべき。 100年に一度の大事業となるので、全国にほこれるまちづくりをしてほしい。 都度ごとに、計画の進歩状況を開示して下さい。 御用(料)車庫を含めて、土地の歴史を残して、未来につなげて下さい。 素案の中には、全国共通のスペックしか書かれていない。 この地区特有の条件に対する記述が全くない。…のが残念。 意見番号21 庁内の案内、表示などは高齢者にも分かりやすいようにして下さい。 カタカナ言葉には、日本語も付けて下さい。 庁舎の出入口は4方向(4面)だと住民は利用しやすいですね。 太陽光発電は予定されていないのですか。 意見番号22 保健センターの一部機能が新庁舎に入るとお聞きし、大変有難く思っています。 私達障害を持つ者が支援を受けやすくなるように、福祉課と保健センターの連携が出来るよう、体制を整えて頂きたいと思います。 意見番号23 新庁舎整備の話を区の方から聞くことが出来て良かった。 新庁舎整備以外の質問が多くナンセンスな方ばかり 意見番号24 日頃は区民生活の維持、向上に向けて務めていただいおりますこと、感謝申し上げます。 さて、新庁舎の件ですが、以下のとおり意見申し上げます。 @庁舎は、区民のシンボルであり、ランドマークであるべきと考えますので、立派なものにしてもらいたい。 A災害に強く、また、住民が使いやすいもの。シナモロールなどところどころにデザインするなど、遊び心あるもの。区民の憩いの場、子供た ちが楽しめる場が望ましい。 B情報発信や学習の場にしてほしい。いまある最高の省エネ技術を導入したり、最高の防災施設にしたり、他の手本になって欲しい。誇れる建 物にしてほしい。 C一つ気になるのは、立地です。あの場所は、周辺より低く、豪雨のときに水没しないか心配です。その対策をきちんとして欲しい。区役所が 災害にあうと、区民の安全がまもれません。 予算が限られていると思いますが、最大限、最新の技術を導入してください。 以上、よろしくお願いします。 意見番号25 既存の区役所は最寄り駅からのアクセスが悪く、バスが運行しているわけでもないためアクセス性に問題があったと思います。 新設区役所は大井町駅から歩道橋が作られるとのことですが、後期高齢化社会のこんにちで歩いて移動するという考え方より、りんかい線経由 で地下から新区役所へ行けるようになるまたは歩く歩道(空港などに設置されているもの)の設置をされた方がよいのではないかと考えます。 また、現在保健センター(難病手続き・自立支援手続き)と区役所が品川保健センターは最寄り駅が全然違います。 保健センターの機能を新区役所に組み込んでほしいです。1箇所で手続きが完了できるような形が区民としては助かります。 併せて、転入届や身体障害者の転入手続き等可能な限り同じ場所で、同じ書類もしくはタブレットを用いて必要最低限の書面記載でできるよう にご検討頂きたいです。 <67ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号26 予算、土地の価格についての情報がありません。また新庁舎についての説明は大変理解できましたが、現庁舎がどこまで使えるか、金額、予算 データに関する情報がほとんどありませんでした。 JR東日本と交換する土地の価格がいくらなのか?交換して損するのか得をするのか。まったく金額の提示がありませんでした。都市開発課か ら説明を求めます。 意見番号27 新庁舎建設整備に際し、品川の大井町と共に1 00年の歴史を刻んできたレンガ倉庫を移築するなどして、文化施設等として品川区内にはほとんど ないランドマークとして、何とかして残していただきたいです。 ましてや、御料車の車庫として使用されている歴史的建造物を取り壊して、その残骸を使用したモニュメントを建てて終わらせようとする姿勢 に疑問を感じます。 歴史的遺産ではないと判断した専門家というのは何の専門家なのでしょうか?担当の皆様は一所懸命やられているとは思いますが、誰がそんな 判断をしたのか把握されているのでしょうか? 歴史・文化は一瞬で壊し、なくすことができますが、それを取り戻し復活させるにはいくら時間とお金を積んでも戻らないことを理解していた だきたいです。 何でも便利や安全という旗印と引き換えにして行うビルド&クラッシュばかりでなく、品川区にとって本当に何が「まちの宝」なのかをよく考 えてください。 意見番号28 具体的な説明会(インタラクティブな)をより細く開催する。 アンケートの回答率が余りにも少ないので高齢者に対してはHPやS NSは使用出きないと思われるので別の方法を検討して多くの意見を集収して活 用してもらいたい. 意見番号29 ・周辺無電柱化を検討しても良いのではないか ・可能かどうかわからないが、JRの車両基地が良く見られるのなら、そのための展望設備を作っても良いのではないか 意見番号30 ・説明会を開くのに所管外だとして答弁しないのはやる意味がないし、無責任だと思います。せっかく説明会をやったのにそう思わせるのは区 への信頼をうしなうものになります。 ・ビジュアルで説明しましたが、説明者の女性の語尾が「…でーす」とか「…まーす」と言うのは適切でふゆかいです。 また、写し出された文字がピントが合っていないのか不鮮明でした。改善してください。 ・何よりも区民の施設ですので、できるだけ多くの人の意見が反映されるよう、答弁もしっかりお願いします。 意見番号31 品川区民は今長引くコロナ禍の中 会社や店、倒産があいつぎ多くの人達が職を失しない生活苦でどうやって生きて行けるのか苦しんでいま す。 又、コロナにかかっても病院の受入れ先がなかなかみつからない助かる命も死に至ってしまう現実、年金者はさらなる追い打ち年金はへる全て の物が上る食るものにも困る。本当に毎日が大変な生活です。 新庁舎の前に急いで区民の為にやる事があるのではないですか 区民をたすけて下さい。 どうしても進めるのでしょう、2、3年おくらして下さい <68ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号32 新庁舎建設に反対します。 区民が経済的に苦しい中、4 00億円以上もかけるのは反対です。 区内で高層ビル開発が多数あり、税金の使い道にギモンです。 意見番号33 広場1号の部分にスポーツ関係の施設を設けることは、可能でしょうか? 体育館は維持管理は高いですが、屋外の平面施設はできるのではない。 周囲施設でのウォーキング、ノルディックウォーキングができる施設を確立できるかと。 子どもたち、高年齢層のスポーツ環境を整えて下さい。 スポーツを管理する、指導員の勉強の場も欲しいです。 意見番号34 区内の障害者施設の自主製品販売ショップの設置。 区としてしっかり障害者の自立を後押しして下さい。 意見番号35 立地について 大井町駅前の広大な用地は、商業・経済の活性化に最適な場所であると思われます。そこを区役所が立地する必要があるほど交通の便が悪い品 川区とは思えない。商業施設や企業誘致に活かすべきではないでしょうか? 「DXを推進し区民の利便性向上と業務効率化を目指します」とあるが、将来的な国レベルでの人口減少とDX推進を踏まえて延床面積の増加 は納得いかない。DX推進によって住民は来庁機会も減るモノと思われるがなぜ面積増加の検討なのか? 「ハザードマップ」によると、新庁舎計画地の洪水による浸水の想定は、0.1〜0.5m未満であるとの事であるが、そもそも親水想定区域内に新庁 舎建設すべきではないと考える。 また、災害時想定として耐震性の高い中圧ガスおよびコージェネレーションシステムなどによる電源のバックアップを確保するのは良い事だと 思う。その上で、そのシステムを充実させ、太陽光パネルの設置は見直して欲しい。 事業方式の比較について、DBやPFIが従来方式よりもメリットが少ないという評価自体が疑問である。客観性に基づく評価が行われているの か? <69ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号36 ・品川区新庁舎整備基本計画(素案)令和4(2 022)年7月版について現庁舎の今後の扱いが明確に描かれておらず、どうなるか心配です。理 由はP3で「現庁舎敷地および新庁舎建設予定地については、今後、事業の進捗に合わせて都市計画手続きを進めていきます。」とあり、曖昧な のとP50で「6. 外構計画 1) 周辺からのアクセス・第二庁舎へのアクセス」と記載あり、第二庁舎は残るようにも読み取れます。 ・P2 課題「F交流スペースや交通部分面積などの不足」に関して、駐車場が地下駐車場で便利になるのは良いですが駐車料金が跳ね上がりませ んか?駐車料金が言及されていません。バリアフリーが必要な方は地下駐車場が必要でしょうが、現在の駐車料金サービスが無くならないか心 配してます。(P17の現在のタイムズ品川区役所は「協定先や支援団体車両の駐車」と記載あり、一般利用の駐車が地下のみとなることで無料 サービスが無くなるか心配。引き続き使わせてほしいです) ・P39 2) 動線計画の考え方 歩行者デッキのことしか図に書いてないので、他の自転車・自動車・バス・タクシーについて考え方・意気込みしか読み取れませんでした。歩 行者デッキの建設ばかりが目立ち、本当に動線が議論されているか疑問でした。 ・P41 4) ゾーニング計画の考え方 高層階が議会機能のみに違和感。「展望機能」記載なし 高層階が議会機能のみになっており、議会向き資料・議会の思い上がり・尊大さを感じました。このまま高層階が議会御殿にならないか危惧し ています。 機能設計も問題あり非常に残念です。低層階に集まる区民と、高層階の議会とで分断されている象徴です。この配置は多くの区民から波紋を生 むと思います。 低層階すべてに交流機能を偏らせてしまっていることも問題だと思います。展望ロビーで交流機能の一部を展開し、展望ロビー兼議場で、議場 が展望ついでに眺められるならば理解できます。本来であれば、高層階のうち、少なくとも最上階層は展望階を設けて然るべきです。現庁舎で も屋上ルーフで飛行機を眺めた思い出があり、他の庁舎でも一般的に展望階は設けられているからです。それについて具体的に言及せず(P 50屋上の緑化のみ)、高層階が議会機能中心とは極めて内向きで、残念な庁舎に見えます。富士山まで見えなくとも、新庁舎の場所柄、線路が展望 でき、飛行機も展望できる場所である価値に着目されていないようです。 ・エレベータ 来庁者と職員向けの2種類しか設けておらず、最上階にアクセスする高層階専用のエレベーターもありません。何基のエレベーターを設けるか 書かれていないため、また混みそうで心配です。 意見番号37 生理用ナプキンがもらえる機械、(オイテル等)の設置 意見番号38 未来の品川のため頑張ってください <70ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号39 精神障害者施設を作っていただきたい。 一人で生活が難しい精神障害者は、遠くの施設に行くように言われてしまいます。 住み慣れた街で、精神障害者が暮らすことは出来ないのでしょうか? SDGSや、ジェンダー、障害者など対策がいろいろと行われる中 精神障害者への対応策は聞こえてきません。 少しでも、精神障害者でも、日常を取り戻せるよう。 お願いいたします。 意見番号40 品川区で生まれ、育った者です。この度の品川区新庁舎の完成を楽しみにしております。 品川区役所の新庁舎は、周りに遮るものがなく、東京湾を綺麗に渡すことが出来る素晴らしい立地ですので、都庁や文京区のシビックセンター に負けない展望スペースを作って頂けると、区内の住民だけでなく、観光客の方達にも品川区の素晴らしさを分かって頂ける良いきっかけにな ると思います。 また、副業などで事業を立ち上げる若い方が増えており、今後もその傾向は益々高まるかと思います。シェアオフィスの空間(例えば、品川産 業支援交流施設・SHIPのようなシェアオフィス)にフロアの一部を使わせて下さると、区内の中小企業(特にスタートアップ企業)を応援・支 援していただけるかと思います。 その為には、IT化を進め、ペーパレス化を推進されるとオフィススペースがかなりコンパクトになるかと存じます。 (私の勤めていた会社は、事務所移転の際に、キャビネットの数を移転前の1/3まで削減しましたが、返って業務効率は上がりました。) 品川区民が誇りに思えるような素晴らしい庁舎になることを楽しみにしております。 意見番号41 確かに現在の区役所は大井町駅からは遠くて高齢者や障害者にとっては不便な立地ではありますが、この新型コロナウイルスによる経済的なダ メージを考えると、区営住宅と高齢者住宅を先ずは考えて福祉活用で生活している区民を考えるべきと思います。なので、区役所と福祉事業が 一体となった特例区営住宅併設を考えて、福祉医療区政が一体となるモデル事業を都内に作るからこその超高齢者社会を迎えてる今の喫緊の課 題と考えこれが全国のモデル事業に発展して欲しいと考えます。 意見番号42 庁舎内に近隣住民が利用できる図書館を作ってほしいです。 大井町駅近くには図書館がありません。 また災害時にペットと同行避難ができる施設もご検討ください。 駅前の再開発にあたり、駅周辺の道路の整備もお願いしたいです。 大井町駅東口から品川駅方面へ向かう線路沿いの道は、細く電信柱が道中に立っていたりします。 いつも混雑しており、自転車の通行量も多いのでとても危険です。 <71ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号43 ご意見させていただきます。 現状の区役所は大井町駅から遠く西側にあり、区の東からのアクセスが非常に悪いです。若者の私でも行くのが面倒に感じる程です。新庁舎予 定地も少し駅に近づくが、遠いことに変わりがなく、歩道を走る自転車も多い印象で、自転車侵入禁止の来庁者専用歩道があればと思います。 また、現状行政サービス拠点がない東品川住民としては、区役所行きのシャトルバスのようなものを定期運行して欲しいです。現在の都営バス 大井町駅終点ではなく、区役所に向かうことを目的とした公共交通機関の新設を希望します。 また、いまテナントがほとんど入っていない品川シーサイドフォレスト内に、大井町駅前のような行政サービスの出張所を作っていただけると ありがたいです。イオンと駅があって人の往来も多く、周辺の居住者もここ最近増えてますので、東品川、八潮、南品川、東大井の行政サービ スを担える出張所があれば、例えばイオンや駅に行くついでに寄ることもできますし、新庁舎の混雑緩和にもなるかと思います。 他の自治体の役所も参考になるかと思います。ここ最近は再開発が多いかと思いますので。私の地元の藤沢市役所も新庁舎となり駅から余裕の ある歩道でアクセス良く、受付の屋根も高くて広々として、コンビニ併設、時間外窓口あり、江ノ島は見えませんが展望デッキもあり、とても 居心地が良く、市民が使いやすい印象です。 意見番号44 構内も敷地内も全面禁煙とし、喫煙コーナーなんか一切設けないで欲しい。 意見番号45 子供連れでも気軽に利用出来るフリースペースや公園の様な場所を作って欲しい。 意見番号46 品川区民以外でも、すべての年代が気軽に休憩利用できるランチタイム(980円〜1800円程度)、ティタイム、(350円〜1500円程度)ディナータイム(1000円〜3 500円程度)利用可能な「美味しい」展望レストランを併設してほしい。 品川区役所は、JRや東急の大井町駅からも近く、立地条件並びに利便性も良い。 さらに、高層の新庁舎は、眺望も良さそうである。 行政のレストランも、食べログ等のグルメサイトで評価される時代なので、料理などが美味しくないのはダメ。 不特定多数の人が出入りする一般階、たとえば1〜3階と展望レストラン階のみの直通エレベーターを設置するなどして、区役所職員や議員な どの業務階と切り分けることも必要。 21世紀の行政新庁舎には、行政業務だけではなく、メディアや人々の話題になるようなインスタ映える施設も必要だと、わたしは考える。 参考例)練馬区役所の展望レストラン⇒(https://nerimatenbourestaurant.owst.jp/) 新庁舎は、現区民が喜び誇れるだけでなく、日本中、東京中の人たちが品川区に憧れ、住みたくなるようなシンボリックな新庁舎であってほし い。 <72ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号47 子供が小さい頃、一番近い下神明駅がエレベーターがなく、ベビーカーに子供を乗せたまま降りて怖い思いをした思い出があります。また区役 所までの道でちょっとした段差でもつまづいたりしてしまう方がいらっしゃいます。区役所までの道のりは全てフラットで、段差なく行けるよ うにして欲しいです。 次に訪れる方が多い戸籍や住民票の窓口で待ち時間が長く、でも座れる場所がなく、区役所疲れをしたことがあります。また小さなお子さんを 連れて来られる子育て関連窓口や身体の不自由な方、高齢者関連の窓口は、出来るだけ区役所の出入り口に近い所にできないものでしょうか? 子連れで出かけることはとても大変なことです。区役所に行くのが少しでも負担を減らせるようにしてあげれないでしょうか? 区役所近くに分散している子ども家庭支援センターや観光プラザ等も全て同じ庁舎内に入らないのでしょうか?例えば転入してきてきた時にフ ロア移動がないまたは少なくできるようにするなど動線を考えて頂きたいです。 区立学校の生徒や区民の方の作品を掲示や展示するスペースを作ったり、憩いのスペースや展望室、区内のお店の商品を販売するスペースを 作ってみてはいかがですか? 区民の方にも広く解放できる品川食堂を作って欲しいです。 近くに品川中央公園もありますが、壁面緑化や環境に配意した太陽光発電などを取り入れ、雨水はトイレの処理水に活用するなど検討して頂き たいです。 真面目に働く区民の税金で作る庁舎です。駅からバリアフリーで雨にも濡れず行ける品川区役所になって欲しいです。 意見番号48 予算に関して 「合計400億円以上」と言うのはいかがなものでしょう。家計でも○○円以内に収める、と言う考え方が一般的かと思う。そもそ も現代はリモート、縮小傾向にある世の中に反して面積を広げる事にも違和感を感じる。面積を増やせば当然維持費も嵩む。50年後の人口も減 少しているであろう。更なる増税をして維持する事になるのか? ご一考願いたい。 意見番号49 素案に対して反対です。 1.前回意見を述べた説明会の5か所以上の開催については感謝します。但し、出席した説明会では、残念ながら十分に意見を聞く姿勢は見ら れなくて残念です。 2.素案について、基本的に現段階での建築は必要がないと思います。 3.高層化については、高齢者や障がい者等にはわかりにくい。執務室が上階にあるが区民へのサービスとの関係ではどのような配慮がされて いない。議会棟も上層階では、区民からの陳情も受けにくい。 以上 意見番号50 現区役所から大井町駅にかけての通りは、非常に道幅が狭い中ガードレール内の歩道を大量の自転車が行き交います。 区役所移転事業を含め駅前区間を整理することにより、人の往来がこれまで以上に増えるのだとすると、さらに自転車が増えて間違いなく交通 利便性が損なわれ、自転車の交通ルールを守らないことによる自転車事故も増えることが予想されます。 区役所移転時には、広い道路を確保して自然誘導することで現区役所から大井町駅にかけての自転車量を減らし、一般の方も止められる一時利 用駐輪場などを整備して駐輪場に向かう自転車の往来を減らすなど、意識的な交通対策を取るようにお願いします。 <73ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号51 第4章1.基本計画の施設規模について。行政・防災・議会機能の規模を約35,000uと算出した根拠について、もう少し詳細に記載して欲しい です。 第2章にオンライン化により「行かない」「書かない」窓口の実現と記載があること、また、職員のテレワーク推進等を考慮すると、従来の規模 算定(一人当たり床面積)とは違う算定方法もあるかと考えます。昨今の働き方改革を踏まえた執務空間や、住民窓口の規模算定を検討してい ただけますと幸いです。 意見番号52 新庁舎の設計や耐震構造等のハード面は専門家にお任せしたいが、ソフト面に関しては、庁舎建物内に、「喫茶店」もしくは、スターバックス のような高価格カフェではなく、ドトールコーヒーやエクセルシオール等の低価格でコスパの良い「カフェ」を入居させてほしい。コンビニエ ンスに併設する広めのカフェスペースでも良い。区役所に所用がある家族同士の待ち合わせ場所としても、猛暑の休憩場所としても、区役所庁 舎内に「着席できる」カフェスペースがあると、とても助かる。 意見番号53 防災対策、建設費抑制の観点から、高層ではなく第二庁舎を活用しながらの低層庁舎とすることを望む。  - 震災時および火災時等のエレベータ使用不可時の身体障害者脱出対応    議会機能が高層階にあることによる高齢議員脱出対応 万一の火災時の対応能力強化  - 高層化による基礎及び躯体構造強化費用削減 来訪者や職員の業務における垂直移動削減による生産性向上など新しい自治体庁舎のあり方の具現化(次世代型庁舎に関して他自治体の範 となる) 既存建築物や用地の最大限の有効活用、税資金の有効活用で最大限の効用を得るべく、実現していただきたい。 <74ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号54 窓を大きく光を取り込み明るく玄関を二重にし夏は涼しく冬は暖かく園庭を1階にする。 物を少なく、レイアウトの変更が出来るようにする。 段差をなくし転倒をなくす。 野宿をしなくて済むように宿泊出来る部屋を作る。 郵送でお問い合わせの時は東五反田郵便局留めでお願いします。 広報とあて先が載っていたのですが本日(8/15)見当たらないので区役所あてに出しました。 新しい区役所についてのアイデアを送らせて頂きました 思いついた時に書いたので字が乱れていたり職務経歴を書いてしまい雑なあつかい方かもしれません。申し訳ありません。何か解らない事があ りましたら連絡を頂ければと思います。  災害に強い  地震  停電  水害 窓を大きく広くお陽様を取り入れて室内を明るくする。ガラスは割れにくい素材。段差を少なく(なくし)転とうしなくて済むようにする。 転ばない素材を使う 野宿しなくて済むように宿泊出来るようにする 屋上にある庭園を1階に作り子供、大人みんなが楽しめ笑顔あふれる場所にする 玄関を二重にし、夏は涼しく冬は暖かくなるように木材を多く使い”暖かさ”を出す。 テレビを置いて情報を得られるようにする。 今3階エレベーター横の□を使うとしたら 品川区のマークの飾りを作る 品川区のマークの鏡を作り飾る(区内のガラス専門家に頼む) 物を少なくしレイアウトの変更しやすいようにする ※判読できなかった部分については、□と表記しています <75ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号55 1.2021年10月に、大井町駅の公衆トイレでわいせつ事件が起こった。大井町はたくさんの飲食店があるおかげで、夜遅くも人通りがあるので 駅前でそんなことが起こるのかと驚いた一方、あのトイレのつくりだと犯罪に使われそうだなと納得もした。市庁舎や周りの歩道の整備につい ては、死角や陰ができないよう、人目につく、開けた環境にして欲しい。子育て世代も多いので、家族連れが安心してゆったりできる空間があ ると嬉しい。 2.現在 朝の通勤ラッシュ時は大井町駅から市庁舎方面に向かっての人の流れが多く、大井町住民からすると逆流でキツい。大井町線改札か らイトーヨーカドー方面に降りる数段の階段のところと、そのあたりの歩道が人流に対して狭いので、広くしてほしい。 3.飲み屋が活況なのはとても嬉しいが、朝歩いていると吐いた後が至るところにあり、不快。特に上記で記載した歩道のあたりにあるとます ます人が通れない。しかけ学的な観点から吐きにくい環境にしたり(壁を斜めにして吐けそうな角の場所をなくすとか)、清掃を重点的にする などしてくれるとありがたい。 4.現在の品川区役所は、ご案内係の方がテキパキと対応してくださり、とても効率的。火曜延長などもありがたい。移転しても同じかそれ以 上のサービススピードを保てるよう、ハード面でもソフト面でも工夫してほしい。 5.図書館の本の貸し出し&返却窓口も設置してほしい。 6.大井町は肉系で美味しいお店は多数あるが、魚系で美味しいお店がないので、焼き魚定食が美味しいテナントが入ると嬉しい。 意見番号56 庁舎内で働く全ての人が、しっかりと休憩を取りリフレッシュできるよう、来庁者(大衆)の目に触れない勤務者専用の休憩スペースを確保し た設計になれば良いと考えます。 意見番号57 新庁舎については、5年前から少し建て替えの話などは私も少し聞いていたので、今回から本格的に方向性が向いたことになりました。区民に とっては念願がかなって嬉しい結果繋がりました。品川区はやっぱり住みやすい場所にして頂きたいと考えております。宜しくお願い申し上げ ます。 <76ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号58 次の項目について、要望いたします。 ・財政規律を保持することは肝要であるが、5・10・50年先を見据えて、しっかりと財源を確保して新庁舎を建設して下さい。 ・国際情勢が緊迫する中、有事の際に対応するために「国民保護法」に規定されている避難施設を国、東京都のみならず、品川区においても区 民の安全・安心を確保して避難・保護のため、初期の避難先としての地下避難施設を設置することを検討して下さい。 ・将来のエネルギー事情に鑑み、多様な供給源を考えるとともに、循環・省資源・再利用型のサイクル構造を構築することを検討して下さい。 ・予期せぬ異常気象、首都直下地震等々の大規模災害を想定して、強靭躯体を工作するとともに、災害発生時の区役所の業務継続能力を有する バックアップ装置を重層的に構築して下さい。 ・災害対策を強化するため、地下雨水貯留槽を設置して下さい。 ・旧国鉄施設と民間施設を有機的に連携させ、一体的な歴史的建造物の雰囲気を醸し出す新庁舎を建設して下さい。 ・「国際平和・人権尊重」都市宣言品川にふさわしい新庁舎を目指して下さい。 ・地域振興を図るためにも自治体と多様な各種協定を結び、各地の特産物・農産物・海山産物の産地直送の販売スペースを新庁舎内に作って下 さい。 ・議会図書室をはじめ議会施設を子どもたち・区民のために開放して、政治・行政の学習教育の場にする等柔軟性のある空間を作り、利活用の 拡大を図って下さい。 ・将来の品川像、或いは直面する行政諸課題を解決・検討するための品川区独自のシンクタンク的常設の機構を設立し、有識者・区民・業界団 体関係者等の横断的な会議を設置し、そのための特設の会議室を創設し、地域住民も自由に利用できるようにして下さい。 ・区長応接室を設置して、今まで以上に区長・副区長と区民とのふれあいの機会を増やして、意見交換の活発化に寄与して下さい。 ・AI技術の積極的導入と人智との連携による的確な行政判断・業務の効率化・作業の迅速化を期し、情報システムを推進のための総合情報管 理処理センターを創設して下さい。 ・ワンストップ行政の推進・実現を図るため、デジタル化を推進して行政組織の再編と簡素化を行い、利用者の利便向上に資するフロアーを 作って下さい。そのために必要に応じて、フリーアドレスのある業務室を設置して下さい。 ・各課にまたがる納付金・給付金を一元管理 するシステムの構築を図って下さい。 ・生涯学習教育を充実するために、IT装置を具備した会議室・集会室・ サークル室を設置して、「憩いの場」、「集いの場」「学習の場」を提供して下さい。 ・感染症対策を強化するため計画されている保健所センターについては、初期応急医療措置が施される組織とし、人材と危機の配備をお願いし ます。また、区民健康増進室等を設置して、健康情報発信機能センターとして保険業務を充実させ「健康長寿都市品川」を現実することに努め て下さい。 ※次ページにつづく <77ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号58(つづき) ・食堂運営については、抜本的な見直しを行い、地域住民の食への関心を高めるとともに、特に学校給食のない夏休み期間中等に区内の「子ど も食堂」の枢要機能の役割を果たし、園児・児童・生徒等に食事の提供が可能になるサービスを実施して下さい。また、1人暮らしの高齢者・障 害者の皆さんに配食サービスの検討もお願いします。更に今般の新型コロナウィルス対策の課題の一環としての自宅療養者への食事配布支援セ ンターとしての運営をお願いします。勿論、職員の福利厚生充実の観点からも栄養バランスのとれたメニュー作りにも心掛けて下さい。そして 設置場所は、上層階に展望ロビー室を創設し、そのコーナー内に食堂の設置をお願いします。 ・トイレ等洗面施設については、十分な数を確保するとともに、衛生的で機能性の高い設備にして下さい。 ・赤ちゃんコーナーを創設して、明るく清潔感のある授乳室をお願いいたします。 以上よろしくお願いいたします。 意見番号59 品川区新庁舎の整備計画を拝見させて頂きました。 3点ほど、提案いたします。 @施設規模について、従前30.000uに対して、今回計画では35,000uと拡張しています。  DXの進展によって、対面でなくても、来訪しなくても行政手続きがでオンラインで身近にできる社会が想定されます。  その点において、将来のDXを見据えて、施設規模を検討すべきではないでしょうか。 Aカーボンニュートラルに向けて、ZEB−readyの取得を目指していますが、 完全なるZEB(ゼロエネルギービル)を目指すべきではないでしょうか。防災機能としても完全なるZEBを  達成できると、施設のエネルギーを自前で賄えるようになるため、行政機能の持続性を発揮できます。  周辺敷地を使った太陽光発電の設置、ソーラーカーポートのような屋根付き太陽光発電を最大限利用して、  完全なるZEBを目指してはどうでしょうか。 B新庁舎の構造において、木造CLTも検討してはいかがでしょうか。  国内において、戦後に植えられた杉が活用される時期に来ています。山林の木材の活用による樹木の代替わりを進めないと山林の治水機能や CO2の吸収効果が損なわれていきます。木材は温かみのある自然素材で、居心地の良い環境を提供してくれます。合わせて、コンクリート、鉄 筋と違い、CO2の固定化にも寄与します。  人々が集まれる魅力的な新庁舎として、木材の活用の検討をしてみてはいかがでしょうか。  参考に国産木材活用の事例として、東京海上日動の新本社のプレスリリースをリンクします。  https://www.tokiomarine−nichido.co.jp/company/release/pdf/220801_01.pdf 意見番号60 防災拠点とスポーツや文化振興、平時の収益性などを考えて今の劇団四季劇場のような形で区民アリーナを建設してほしかった。大田区立ア リーナはスポーツの国際試合やライブなども行えて理想的。ゆうぽうとなどこれまでの文化発表やイベントの場所がなくなっており、しながわ シティを拠点とするクラブチームが増えている今こそ必要だと思います。 <78ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号61 ・新庁舎の基本設計をするにあたって障害者団体の意見を聞いていただきたい。また、新庁舎構想委員に障害者団体からも代表者を参加させて いただきたい。 ・庁舎内の売店やレストランに障害者を優先的に雇用していただきたい。庁舎内の売店でかもめ工房やプチレーブで障害当事者の作った菓子や パン、雑貨などを販売するコーナーを作っていただきたい。 ・総合案内などには、障害のため出勤できない在宅の障害者の方をOriHimeなどを利用して雇用していただきたい。 ・障害者が区役所で各種申請をする場合に申請窓口をワンストップに(窓口のたらいまわしをなくす)していただきたい。 ・新庁舎にアールブリュット専用のミニギャラリーを新設していただきたい。 ・新庁舎内に障害者用の防災避難所を併設していただきたい。 ・現庁舎の福祉関係の窓口は、簡単な仕切りがあるものの相談内容が筒抜けで、プライバシーへの考慮がなされていない。新庁舎の窓口はプラ イバシーが保てるつくりにしていただきたい。 ・近々実施予定の「品川区障害者計画」「品川区障害福祉計画・障害児計画」の実態・意向調査の際、新庁舎への要望に関する質問や自由記述 欄を設けていただきたい。 意見番号62 最上階もしくは屋上に周囲を見渡せる展望スペースを設けて欲しい。 意見番号63 ドッグランの設営をお願いしたく存じます。 最近はペットブームである反面、愛犬と出かけるスポットが品川区に少ないと考えます。 愛犬の遊び場、飼い主同士の憩いの場、ペットマナー推進の場などあらゆる効果をもたらすと思います。 既に何度か企画書議員の方にお渡し、説明をさせていただいております。 もし可能であれば改めてご説明をさせて頂きたく。 何卒ご検討の程よろしくお願いします 意見番号64 室内ドッグランや託児所の併設希望します。 室内ドッグランがない。しおさいは遠い。働いても24時間預けられる託児所が欲しい。 基本在宅勤務として区役所スペースの削減、費用削減を求めます。また待合時間の削減の努力をして欲しい。番号札や書類をを案内するだけの 人は不要。税金の無駄使いです。IT化を進めて下さい。 意見番号65 新庁舎を作るところにお金をかけるよりも、アナログ手作業な業務諸々をデジタル化するところにお金をかけてほしいです。 @区からのお知らせや案内が全て紙ベース。紙が無駄ですし環境に悪いです。欲しい情報が見つかりにくいです。品川区のアプリなどを作り、 各個人欲しい情報が入手しやすいようにして欲しいです。紙よりもデータで見れるようにした方が、なくしたり、再度探すときに探しやすいで す。 A様々な申請が手作業でこれもまた紙ベース。申請などは電子で手続きできるようにしてください。わざわざ区役所に行かないといけないのも とても生産性が低いと感じます。マイナンバーなどと紐付けて、そういった手間を解消できないでしょうか? B区役所の業務がアナログすぎます。手作業が多すぎて、正直生産性が低いと感じてしまいます。業務効率化してください。 <79ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号66 お世話になってます。核シェルターを地下に作るのも検討していただけないでしょうか。 ウクライナ戦争や台湾近海で軍事演習があるなど冷戦後最大の核兵器による均衡が揺らいでます。 政府も地下鉄を核シェルターにする案を模索していた状況でした。 核兵器がないエジプトやイラク、ウクライナなどは自国の領土が戦地となってます。 備えあれば憂なしとの言葉があるように凡ゆるシナリオに備える必要があるのではないかと考えます。 また、大井町は海岸が近いエリアです。津波や濁流に備えるためにも柱の強度を上げる点や濁流で建物が流されない堅牢な高めの建物を希望し たいです。 いざとなれば避難場所と情報収集や司令塔的な機能も維持できるように設計できないでしょうか。 私は普段配達員をしており、品川区を縦横無尽に駆け巡ってます。 海岸エリアは特に、津波が来た場合の避難場所がなく高層マンションや高めのマンションが津波からの避難場所になると現状考えてます。 ご検討いただけますと幸いです。 宜しくお願い致します。 意見番号67 「宝の山」と言えば品川区役所ー行けば引き出しがみつかり、人生のヒント!がもらえる。@食堂をレベルアップして見たことないような食を 楽しむ場所にしてほしい。人を良くすると書いて、「食」。抗生物質や添加物のない安全な食品を使ったSL Creationsやタニタ食堂を利用して 体が整う、養生できる食堂にする。食堂に行けばカロリー計算や自然と体調が良くなる発酵食の食事。Aこの世で最強なのは、人の欲求を見つ ける観察眼を持つこと。はたを楽にすると書いて働く。定年直後や予定の方々の智慧、技術など、自分が知ってることは教えてお互いに奉仕で きる場作りする。B年齢問わず、自分を上機嫌にする習慣化。楽観力を身につける。明大の斎藤孝先生や斎藤一人さんのように、心を育むお手 伝い。心をほぐす、癒す、明るくする方法を一緒に探るシステムを作る。品川には賢者がたくさんいらっしゃると思うから、パソコンでアクセ スすれば、いつでも区役所で会えるシステム。ゆえに、品川区役所へ行くとたくさんのメリットがあり、帰る頃には心身共にほぐされる、心が 軽くなって、帰路はスキップしてしまう場所になってほしい。 意見番号68 お世話になります。 生まれた時から品川区民です。現在の庁舎は駅から遠く不便でしたが、新庁舎は駅に少し近くなるようですね。駅近の施設は駐車場を利用でき ないところが多いように思いますが、新庁舎も是非、駐車場設備が利用できるようにしていただきたいです。 よろしくお願いします。 意見番号69 YouTubeの動画拝見しました。概ね問題はないと思ってますが、今の庁舎のような屋上開放については検討されていますでしょうか?また、食堂 の開放なども検討されていますか?新庁舎建築にあたり、感染症対策のようなワードも出ていましたが、あくまで今のコロナの状況だから言っ ているだけだと思ってます。逆にそこまでプライオリティの高い事項ではないと思いますが、具体的にどのようなことをする予定なのでしょう か?出来れば著名なデザイナーなどを使って、シンボリックな庁舎になると良いと思います。建築費用をケチって変なものを作るぐらいなら予 算増やしていいものを作ってほしいです。 意見番号70 わたしは1999年に地方から上京して以来23年間ずっと品川区に住んでいます。品川区は先進性と古き善き雰囲気が残る住みやすい街です。歴史 も古く区内には複数の文化団体が有ります。中でも和太鼓の団体の演奏を聞いた時には感動と共に鳥肌が立ちました。区内でも9月に太鼓のイ ベントが開かれるそうですが、それらの団体の人に話を聞いたら和太鼓を練習する場が無いそうです。子供と一緒に聴いた歴史ある和太鼓を絶 やすのは簡単ですが、維持し続ける為にも新庁舎にてその様な楽器を演奏・練習できる場があると良いですね。 <80ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号71 品川区役所新庁舎には反対です。 住民に知らせないまま勝手に進めず、情報公開すべきです。 意見番号72 りんかい線からも雨に濡れずに庁舎へ行けるルートを計画してほしいです。 手動車椅子ユーザです。車椅子は両手で漕ぐ必要があるため、傘がさせません。座ったままお尻を持ち上げてカッパを着るのが大変で、土砂降 りでも濡れることを諦めている現状があります。 大井町駅北側の東急線やJR東口からは雨に濡れないルートが計画化されているかもしれませんが、りんかい線エレベータ口からのルートも計 画してくれると有り難いです。JR南口?からの濡れないルートがあれば更に助かります。 理髪一番前の坂を車椅子を漕ぎながら登るのが大変な方も居るはずなので、迂回ルートにはなりますが駅西側交番前エレベータからりんかい線 エレベーター口までと、駅東側のスロープを屋根化してくれたほうがバリアフリーになると思います。 一部でも屋根がないところがあると結局濡れるので、420号線の上にも屋根が欲しいです。区道じゃなければ調整大変だと思いますがよろしくお ねがいします。 計画区域外にあたることは想定してますが、駅とセットで考慮すべきと思い、コメントさせていただきました。 庁舎へ行かなくても済むようITを整備していただけるならそちらに費用を充ててください。 意見番号73 品川区新庁舎整備基本計画(素案)について 基本計画(素案)に反対です。 将来(20〜30年後)人口減少が確実であり、そういう中で区内では高層ビル建設計画が増えています。 将来空室が増えて、高層ビルの廃墟化が予想されます。街づくりは永いレンジで考えるべきです。 意見番号74 ・東西との交通連携 ・となりの区との情報共有  など 意見番号75 新庁舎建築ともなるとそうとうな税金が使われるはず。高い税金が更に上がったりしないのだろうか。これ以上住みにくい場所にしてほしくな い。それなりの区民への恩恵はあるのだろうか。 意見番号76 大井町駅の出口と直結していただきたい。 意見番号77 小中学校でも老朽化した施設があり、学校によって学習環境に大きな格差があります。庁舎移転には多額の費用がかかりますが、移転に費用を 使うことで、そういった老朽化した学校の建て替えへ費用があてがえず、延期になったり見送られることのないようにしてもらいたいです。 意見番号78 手続き等が終わった後、庁舎内で休憩が出来るカフェ(民間経営でも良い)を作って下さい。 意見番号79 ・現区庁舎敷地のアリーナ建設は反対。建設費だけでなく維持費にも多額の費用(税金)が必要。 ・品川区には、葛飾区・江東区のように区民が利用出来るサッカー場が無いので(天王洲グランドはサッカー場ではなく野球場)、フルピッチ の人工芝グランドを作って欲しい。 意見番号80 宮崎駿、養老孟司の『虫眼とアニ眼』を是非一読ください。日本国内に収まらず、世界に誇れる理想を叶えられる品川区であってほしいです。 <81ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号81 品川区新庁舎整備基本計画(素案)について はじめに 築54年を迎えた庁舎は、建設当初は斬新だった造りが災いして、劣悪な執務環境、移動が困難で構造のわかりにくい建物、坂が多く不便な立 地と、住民サービスが悪かった。 整備方針についての評価 1.区民サービス機能  現在の不便な庁舎を新たな庁舎として建て替えるだけでも、サービス機能は向上すると思われる。アンケート調査の結果から、デジタル機能 を活用し、より利便性を向上させることを期待する。 2.区民協働・交流機能  立地が、現在の最寄り駅下神明よりも大井町方面へ移設となるため、距離感が遠い。このため、区民が利用しやすい庁舎にするためのアクセ スの利便性を高める必要がある。 3.行政・議会機能  議会機能を最上階としているが、区民から離れてしまう印象にならないか?また、最上階は、おそらく遮熱ができず暑い。 4.防災機能  防災指令拠点の整備の重要性は、東日本震災・令和元年台風15号による停電事故などから、迅速な情報の収集・発信が区民の生死を分け る。このため、防災指令拠点の強化は必要である。 5.環境性能  太陽光発電は、時間変動・季節変動が大きく、庁舎電源を安定的に供給することは難しい。また、屋上緑化とは、相反する。 6.将来性・経済性  区民のニーズは、行政のデジタル化にある。デジタル技術の進歩・向上は、行政のライフサイクルの数倍速い速度で起こる。このため、計画 段階での最先端は、建設時の時代遅れになってしまう。そこで、デジタル技術の導入には、最先端の先を考える必要がある。 7.共通機能  基本計画アンケートを見ると、区民のニーズは、行政機能のデジタル化にある。同時に、デジタル化の進展は、情報利活用上のセキュリティ 問題を顕在化する。このため、行政は、独立したデータセンターを持つ必要がる。これを維持するための独立した電源の確保も必要となる。完 全無停電・連続データ更新には、3回線受電で電力供給の安定性を確保し、トリ・サーバ―体制にする必要がある。 建設ロードマップについて  現行の事業計画では、令和4年度内に基本計画の策定を完了する予定となっているが、品川区は10月に区長選挙が予定され、新区長が誕生 後、すぐに基本計画が決まる運びでは、新区長が計画に関与する時間がないと考えられる。選挙があることを勘案し、令和5年度上期まで計画 策定を伸ばし、発注時期もこれに合わせて先延ばしすべきだと思う。 <82ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号82 いろいろな意見がでた。解決は直ぐに出さない。 意見番号83 @オンライン申請や電話などによる相談を充実させるため、通信回線の大幅な増強と同業他社の複数の通信会社の導入を検討していただきた い。 A外構整備で大井町駅から新庁舎までの歩行者デッキは、降雨・降雪などによる影響ないよう屋根付きのぺディストリアンデッキを採用してい ただきたい。 B新庁舎内にちょっと立ち寄った区民に、一時休憩スペースを設置してほしい(特に外気温が著しく高い時などの一時避難、またスマートフォ ンなどの充電スペースの設置)。 C手続きに必要な手数料、レストラン、自動販売機の支払いを電子マネーにしてください。 D要望をご検討していただき、着々と新庁舎の建替えを実施していただきたい。 意見番号84 ・3年続くコロナ禍のあとこのような状態がこれからも予想されます。働き方が大きく変化しつつあり、例えば大都市一極集中型から、仕事場が 住居と共に地方分散型になる傾向。都市でも過密にならないよう職住接近、自然を生かした住みやすい都市づくりが求められていると思いま す。 ・この計画立案した今までとこれからの変化の曲がり角にあって、庁舎を含めた近隣の街づくりにどう変化・発展していくのか。 ・庁舎とそれを取り巻く全体を一体として理解していくようにしたい思いです。 意見番号85 現庁舎の補修などについて耐震工事は2 011年になされている。他にも補修がなされていると思うが、現庁舎を何年使うつもりで実施したのか。 仮に20年ということであれば、あと10年以上ある。 9ページに事業計画(事業スケジュール)が、それと合っているか。なぜ今この事業計画なのか。JR東日本の開発(商業)(ホテル等)にあわ せた一体の事業計画になっているのではないか。 JR東日本の計画と切り離して区民の声を聴き、事業計画をゼロベースで検討しなおすべきではないか。 意見番号86 前回も出しましたが、高次脳機能障害の家族会のものです。高次脳機能障害は精神手帳になり、保健センターが窓口です。今まで別なところに それぞれ提出していました。 今回、新庁舎に保健センターが入り、精神の手帳も庁舎で手続きができると良いです。また、その後の支援についても、保健センターと福祉課 で連携をとってほしいです。 この機会に障害全体の支援体制を使いやすく、わかりやすくして欲しいです。 質問の時間をもっととって欲しいです。パブリックコメントが反映されてほしい。 意見番号87 ・質問時間が短く、会場の疑問に答えられなかった。 ・計画は全て「そう考えている」という内容であり、具体化されていないのでイメージできない。個々の施設・機能について区民に広く要望を 求め、具体化の方向へ ・老人は電車で事故にあいやすい。武蔵小山からは大井町は遠い。巡回バスが必須。なぜ区庁舎前までバスは運行しないのか。 <83ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号88 区庁舎は区民の財産です。 @耐震工事をしたばかりの今、建て替えるのに疑問です。 A万が一、建て替えるとして、区民に相談なく場所等を決め、説明だけすればいいという対応の仕方はいかがなものか。 できるだけ大井町駅近く(たくさんの区民が来やすいように)駅前のきゅりあんのある場所ではどうか。またはもっと駅に近いところと交換す るようにすることはできないのか。 多額の税金を使うのだからこそ、区民の意見をとりいれ、より行きやすく、使いやすいものにした。 意見番号89 DXの推進からIP電話の利用も想定されていることと思いますが、他区で導入した際につながりにくく、事業者も区民も利用できず混乱した ことがありました。 コールセンターの設置や災害時の公衆回線の利用など、様々な手法を検討していただきたく思います。 また、災害時の電力確保など、防災センターとの連携も工夫が必要と感じました。ご検討をお願いいたします。 意見番号90 外構工事について質問したかったが、本件と直接関係があるとは思えず止めた。 新庁舎の玄関前に、今、運行しているコミュニティバスのターミナル駅を作って、新庁舎(区役所)を起点として3〜4路線を考えた方が、本当 に親しみやすい品川区役所となるのではないか。 意見番号91 ・現庁舎の建替えを急ぐ必要はないと思います。規模の縮小、費用などを現実的に考えていただき、できるだけお金のかからない計画を強く求 めます。 ・区民としては、自分の住む地域に、医療、防災などの施設が設けられることを願います。そうした計画の充実を図るためにも、新庁舎建設計 画の見直しをお願いします。 意見番号92 ・大田区や目黒区のように、ビルを買う方向で検討する。 ・庁舎については、足りないことを作ればいい。 ・区画整理により土地の交換をやるようだが、お金の流れが不明になるので反対。 意見番号93 本庁舎跡地は第二庁舎と広場1号、しながわ中央公園の防災機能を考えれば、連動性を高めるために防災機能を備えた方が良いのではないか。 あと周知の徹底もお願いします。 意見番号94 @キッズコーナー、高齢者コーナー、スペースの確保 A区内の小・中・高・大学の情報掲示(公立・民間含む) B在学生の為の相談室設置 Cレストラン、カフェの充実、品川シーサイドイオン、イトーヨーカドー大井町B1イートインを参考に! D外国人専門、専用受付の設置 E下神明、大井町、東急、JR、りんかい各線からの案内図をわかりやすいところに、地図、看板の設置、外国版も設置を F外国(品川区)大使館情報(イベント) G各バス会社と連継の為、仮称品川区役所前停留所 H職員の為の充実を 意見番号95 庁舎は低層で 現庁舎、第2庁舎敷地を含めて、特養又は住宅などを作ってほしい <84ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号96 第2庁舎は建て直さないという説明があったが、「バリアフリー」、「老朽化」等、資料P3の課題を解決するためには、第2庁舎も建て直した 方がよいのではないでしょうか? 意見番号97 ・区民が利用できるレストラン、展望室等を上層階に欲しい。 ・区民の交流の場として会議室(中・小)を建設して欲しい。 ・今後基本設計等の原案時にこういった説明を実施するのか? パブリックコメントの機会ありがとうございました。大変御苦労様でした。 意見番号98 品川区新庁舎整備基本計画(素案)に対する追加意見 令和4年8月29日 ・建築資材の高騰化が懸念されるが、森林管理の涵養と併せて、「公共施設の木材使用」という法律上の要請も踏まえ、国産木材の積極的活用 を図り随所に木質感を醸し出す新庁舎を建設して下さい。 <85ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号99 「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」に関する意見 ・意見 1. 品川区および東京都都市整備局が実施した昨年10月 「広町地区に係る都市計画案」のパブリックコメントを反映した内容になっているとは 思えません。新庁舎移転のさい、現庁舎の取り壊し後の土地利用について、土地交換の価格がいくらなのか、本当に等価交換なのか、というが 検証がなされていません。新庁舎の建物の内容が中心ではありますが、建物は空中に浮いているわけではありません。本計画を検証するため は、土地交換、土地取引について明確な内容提示をお願いします。地価を含めた総費用において、現庁舎と新庁舎を比べ、本計画の是非を判断 する材料が最重要課題として必要と考えます。速やかな区民への情報提示をお願いします。 2.1.で示した通り、 現庁舎と新庁舎について、比較する材料の数字を示す必要があるのは前述の通りですが、現在は新庁舎整備費用400億 円(イニシャルコスト) しか提示されておりません。では現庁舎を継続利用した場合の費用はいくらか。 ランニングコストはいくらか。新庁 舎のランニングコストはいくらか、については本計画(素案)には数字が見当たりません。コロナ禍や物価高などの現状で、区民の生活は決し て楽ではありません。その中でイニシャルコストだけでも400億円かかる事業に対し、区民の血税を使ってまだ使える既存の区役所を壊して高層 の新庁舎を整備するには明確な理由が必要です。新庁舎の利便性を強調するあまり、費用見積、利用者数見積もりがない、もしくは甘くなって いるのではないでしょうか。現庁舎と新庁舎の資金、費用、負担内容の比較とともに、それらの根拠を速やかに区民に情報提示願います。 3. 土地交換されたあとの現庁舎跡地には JR東日本が賃貸住宅やホテル、アリーナを建てることを付近の区民に説明しています。これらの事 業は同社の公共性のある鉄道、運輸事業とは関係がないとともに、品川区と土地等価交換がなされることが前提です。 新庁舎と一体の開発事業といえます。果たしてこれが必要な事業でしょうか、「新庁舎の整備事業」なのでしょうか。このような一体化した開 発は区民にとって不要不急なのではないでしょうか。新庁舎整備については、JR東日本の事業と切り離し、高層化の計画を断念し、ゼロベー スで考え直す事を表明していただくとともに区民に確約願います。 4. 各論の別紙の通り、新庁舎整備理由として、防災対応、ICT化対応では、新庁舎に速やかに移らなければならない理由が見当たりません。 現状のICTでも、技術進歩のたびに端末側の負荷が軽く、大きさも小さくなっています。大規模な機器導入をする必要はありません。機器導 入により利便性が増すのは当たり前であり、区民の生活が苦しい状況下では、予算を掛けず現庁舎でいかに区民のための利便性を向上できるか に焦点をあてるへきと考えます。これについても速やかに区民に説明すべきです。 以上 これらの内容であれば、失礼ながら区の職員だけではできないと考える。委託した法人名と、外部の同法人に構想・設計等を委託 した際の経緯 と内容を区民に公開すべきである。 建設候補地が上がっているなら、その土地が誰の所有で地価はいくら、規制はないかなどの情報は記載すべきである。新庁舎整備検討のための 可否に係る重要な情報である。 また建設候補地があるということは、現庁舎の敷地を手放さなければ移れないという事である。現庁舎の継続利用した場合の費用についても情 報を出すべきである。 策定委員会の議事録および検討された資料・情報を区民に公開すべきである。 ※次ページにつづく <86ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号99(つづき) 負担の増大、問題点、老朽化、不足などの言葉が並んでいる。理念としてはわかるが、例えば図1−3左の写真例だと、現庁舎に何か所あるのか、 改修費用は、など費用金額情報を出すべきである。現庁舎改修補修の費用と新庁舎建設費用を比べないことには、基本計画を前に進めることは できないし区民の同意も得られない。そうしなければ図1−3など悪い所だけ撮影しているのではないかと疑念を持たざるを得ない。 土地区画整理事業ありきではないか。しかも対象がJR東日本と限られている。複数の案を検討すべきである。 現在の区庁舎を活用した計画も検討すべきであり、他の自治体の事例についても既存の庁舎を有効活用しているデータも参考にすべきだ。また 現在の区の財政状況や区民の生活における優先順位を鑑みた場合、400億円がどのようなインパクトを区政に与えるかも検討すべきである。 様々な整備により来庁者の便宣を図るという内容は評価できる。しかしながら区民の多くが年何回区序舎を訪問するかを考慮に入れているだろ うか。このような施策は区庁舎のみ突出した形でなく、各地域センター、文化センターなど区民に身近な施設で整備すべきではないだろうか。 また昨今、ICTから一歩進んでDXがキーワードになっている。区庁舎の窓口をICT化により整備するよりも先ほどの施設や区民のパソコ ン、スマートフォンなどで行える区民サービスを充実する方法はないか、根本的な部分から考え直すべきである。果たして証明書類を紙でかつ 区庁舎で発行する必要があるのか、税や保険料の納付をキャッシュレスで行えるなら区庁舎の窓口で行わなければならないのか。相談はオンラ インでできる部分はないか、区の職員が逆に地域センターに出向くなど、方法はないか。それらの検討により、区庁舎で行う業務を圧縮できれ ば、先ほどの400億円も圧縮するか現庁舎でも対応できる可能性は十分あると考える。 デジタルサイネージなど、それほど金額的に高いものではないので設置には異存はないが、エントランスに豪華なものを置くより、小さくとも 各階、各部署に適宜配置する方が好ましい。また「コミュニティの中心〜」と書かれているが、新庁舎は高層の建物との想定であり各階の床面 積が少なくなっている。果たしてこの条件で施策が実現できるだろうか。また低層階は防災対応で利用することが想定されるため、協働・交流 スペースが邪魔になる。この部分を大きくきれいにする必要はないと考え、現庁舎でも対応可能と考える。現状で完成している他の庁舎を参考 するよりも、数年先のサービスを見据えた設計や、先進的なテクノロジーが出てくるのを待つ、という考え方もできる。エントランスという部 分に限れば、金融機関や病院も参考対象としてみるべきだ。全体に言えることであるが、そうしなければ、完成時にはすでに世の中の流れより 陳腐化したものが出来上がる可能性がある。 実際の費用をどれくらい見積もられているのかわからないが、豪華に見える。コロナ禍や物価高、年金減額等で苦しんでいる区民が多くいる中 で、この写真のようなスペースを見ればどう思うであろうか。「お金の使い方が間違っている」と思うのではないか。それは本計画全てに言え ることである。新しい庁舎の調査をやるよりも、古い庁舎で頑張つて住民サービスに熟心に取り組む自治体の事例こそ情報をあつめるべきであ る。 ※次ページにつづく <87ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号99(つづき) ICTの活用については前述の通り、 区庁舎になるべく先行投資しない方が望ましい。 フリーアドレスの導入にあたっては、単に座席位置の 問題にとどまらず、テレワーク導入、端末のシンクライアント化、もちろんペーバーレスなどを同じタイミングで実施しなければかえって非効 率となる。 またフリーアドレスになっているのに部課長に特別席、 特別部屋を設けるようではスペースの連用活用はもちろん、システム導入 の意義が問われる。 記載事項の多くは現庁舎でも対応可能と考える。機能も大事だが、 費用対効果を考えなるべく安価に構築することが適当と考える。 図表2−19をみると「災害対策本部(指令拠点)」が低属階にはない。災害時にはエレべータが動かないことが予想され、階下との連絡に支障を きたす可能性があり、物資や機械の搬入搬出も困難である。また中層階以上が機能しないスペースになるのではないか。上層階、中層階で火災 が発生した場合も避難や消火に困難が伴う。将来的に品川区が新庁舎を作ることそのものには反対はしないが、災害に強い低層階による庁舎 (現庁舎合む) で防災対応を図るべきであり、高層建築により床面積が狭いと活動に支障が出るのではないか。また防災対応の物資や情報を区 庁舎に集中すると、区庁舎にアクセスできない区民には届かないことになるため、区内各地に分散する防災体制が望ましい。 新庁舎建設に伴うCO2排出量も算定すべきである。 ここでいう平面構造が床面積に対応するものであれば、高層の新庁舎には不利な条件である。 庁舎の中で完結する手続きをICT化するだけではDXとは言えない。区庁舎に来なくても区内各地や区民のパソコン、スマートフォンなどを 活用し手続きできてこそDXと言えるのではないだろうか。またこれら手続きのため高層の区庁舎を立てる必要性はないと思う。手続きそのも のを減らさなくてはならない。 この制約のために、新庁舎は高層建築物にならざるを得ない計画になっているのではないか。なるだけ低層の区庁舎の方が防災上も区民の利便 性も高いと考える。用地計画から根本に見直し、現庁舎を部分的に更新しながら新庁舎を建設するなど、0ペースでやり直す必要がある。さもな ければ、床面積の狭い高層新庁舎が出来上がることが区にとってリスクである。またこの記載のあとの方に(りんかい線トンネルの上部におい ても建物を建築できる可能性〜) と記述してあるが、我が国都市部に鉄道トンネルは数多くあり、現時点で設計時に「検討」というのでは遅す ぎ事前に調査できなかったかとの疑問や、事業費が膨らむ要因になるため、考慮に入れるべきではない。 これらの他庁舎については、コロナ禍以前の税収増が見込める時期に作られたのではないか。また書かれているが庁舎の一部を民間に賃貸して いる例も見られる。基本計画では庁舎の一部を民間に貸す部分は図表3−13の通り全くなく、また同じような規模の新庁舎を作る予算的裏付けも ない。起債は区の借金であり、後年度経費を次の世代に渡すよりは、現庁舎をどこまで利用できるか検討すべきだ。古い庁舎を有効活用してい る自治体の事例こそ学ぶべきだ。 新庁舎のイメージ図の後ろに現庁舎があるが、新庁舎が運用開始したあとに取り壊されると聴いている。付近住民に対して行われたJR東日本 による説明では、既存の同社の土地と合わせ、ホテル、賃貸住宅、商業施設、などが計画されている。現庁舎の土地と交換用意される新庁舎用 の土地は、@果たして土地評価上、等価交換に値する地価か。 AJR東日本の開発に便宜を図っているのではないか。と疑念を持たざるを得な い。そうでなければこの図をはじめ、広町に関わる周囲の土地に、新庁舎の土地とJR東日本の建設予定施設を併記し区民にこの土地交換が妥 当かどうかの判断材料を示すべきではないか。 図表3−21と同じ題がついています。 ※次ページにつづく <88ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号99(つづき) 現庁舎が第二庁舎と合わせて約46,000uなのに対し、新庁舎建設想定規模が60,000uとなっている、防災対応が多少膨らむのはわかるが、表で は「行政・議会機能など」と一緒になっており内訳が不明瞭である。第二庁舎はそのまま使用するとなると、新庁舎の建設想定規模は50,000u 以内に圧縮すべきではないか。不要なものが含まれているのではないか。 現庁舎利用と新庁舎整備の価格比較を土地代含め、比較精査すべきではないか。現状新庁舎整備の400億円しか基本計画に掲載されていない。し かもイニシャルコストである。氷山の一角の絵の通リランニングコストも精査して金額をだすべきではないか。総トータルの価格がわからない 買い物は区として容認できるのか。 区長や区議会で十分議論がなされているのか。 現庁舎のランニングコストは年5億円と聞いている。400億円÷5億円=80年。5億円が正しいとなると、新庁舎整備は必要ないのではないか。 食堂事業の問題で、新庁舎整備問題と結びつかないものと思われる。また、職員に対するアンケートであり、来庁者の意見を聴いていないの で、偏りがあるデータとなっている。 <89ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号100 『品川区新庁舎整備基本計画案 (素案)』 に反対の意見書 反対理由 1  「新庁舎整備」 の必要性について、広報しながわ2022年8月1日付P3には「区を取り巻く環境の変化や多様化する行政への要望に対応する庁 舎の機能が求められている事から」と記されている。 具体的にいつどこの誰にどんな要望があったのか事例と実名を明記して公表して貰いたい。基本的な事が明らかにされてないまま事を進めよう としているのは、 地方自治体としてはあるまじき行為と思う。「再開発法に基づいて進めている」というでしょう。 2この件についで情報開示を求めてもその90%は「黒塗り」の非開示同様の回答である。  事業そのものは公金つまり税金によって予算と名を変えて賄われているものと思うが、区当局及び都当局にはその認識のかけらもない。情報 開示できない理由は 「関係者に混乱を生じるから」というが区民は混乱しません。事の経緯が明らかになればこの事業を推し進めようとする方 に、混乱が生じるのではないかと心配するものである。  「黒塗り」 の情報開示を速やかに隠すことなく全面開示する事が大前提である。 3 「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」で検討を進めていると記されているが、「基本計画策定委員会」の委員はいつ・誰 が・何を基準に決したのか全く不明である。その経過も明らかにして貰いたい。 区は区民の共有財産の処分に係る事であるを重く受け止め全区 民に信を問うべき間題である。 大井町駅に近い方の土地をJR東日本に譲渡するのは区民の利便性や区民が望む施設を考慮しない姿勢が顕著で あると思わざるを得ない。JR東日本とは一線を画し、区は区民の求めている施設の拡充に最優先課題として取り組むべきである。区民は宿泊 施設(ホテル等)は必要としていません。「良く将来を見て」とあたかも都市の将来像を述べて進められてきたが、どれをとっても衰退してる のが実情ではないでしょうか?街づくりは大手デベロッパーやゼネコン等を絡ませると、それらの利益優先が先走り、住み続けられる品川区の形 成は出来ません。地域の街づくりは地元区民と最も身近な自治体すなわち品川区が、知恵を出し合い要望を出し合い高層より低層に、空が広く 感じられる街づくりを進める事です。高層にすればするほど大企業が潤う一方区民は追い出される構造は改めるべき時と思います。近代的?高層 建築物も老朽化は防げません。住んでる区民も高齢化が進んでる。売却すればそれまでという街づくりは許されません。 4人寄せのアリーナを造ってもそれなりの集客力のある施設は、都内各地・隣接区にも十分存在してる。 それよりも区民が廉価でいつでも活 用できるような小会議室・楽器練習室等の充実した施設を望みたいと思います。地域の企業の会議に区の施設が使用され、 地元住民が使用でき 無い時が多い。又手話教室や眼の不自由な人への対処法等の学びの場が必要で在る事を強く感じるものです。区民力、必要としている施設が基 本計画には欠落している。 5以上まだまだ言い足りないが取り敢えず。 <90ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号101 庁舎の建て替えは基本的に賛成です。 ・高層になるのは土地が高いのでやむを得ないと思いますが、地震の発生時に上階からの避難がスムーズにできるように職員の安全を第一に考 えて設計してほしい。 ・屋上庭園を作る。ビオトープや花壇を配置して誰でも憩えるようなスペースや散策路を設ける。 ・バリアフリーはもちろん、分かりやすい表示をお願いしたい ・展望レストランやカフェなど区民が手頃な料金で利用できるお店が庁内にあるとうれしい。できれば大手チェーンのカフェではなく、福祉施 設が運営するようなコミュニティカフェが望ましい ・上記と関連して、無料でひと息つけるようなスペースもほしい ・再開発の部分では、シネコン、美術館などの文化施設、誰でも気軽に利用できるスポーツ施設があるとうれしい 意見番号102 □1棟6万平米の高層庁舎は不適当:今後50年間利用することを考えれば、時代に合わせた機能、設備、収容人数等に適応させるため、複数棟 (一部は仮設)にすることが合理的です。引越し回数が増えるとのことですが、十年単位で要・不要に合わせて部署を増減させれば、建設コス トも運営コストも激減します。3割増しの増床とは、少子化、DX化が進む中、数十年遅れの発想です。 □木材利用:現在国の政策として、公共建築物の木材(国産材)利用が推進されていますが、本計画ではまったくその気配が見えません。高層 建築が前提とされているのが一因と思いますが、中低層であればコスト的にも低減され、かつ解体時の再利用も容易です(これからの建設費は 解体廃棄費用を含まなければ意味をなしません)。 □第2庁舎の利用:リノベーションして事務棟として継続使用してください。帰宅困難者一時滞在施設が必要であれば、周辺開発をするJRなど に、災害時の避難先として転用できる空間を、開発緩和条件付きで求めれば良いと思います。避難者収容場所は、集中させるのではなく、区内 全域に広く分散することを、区民として求めます。 □歩行者デッキは不要:20億円以上の外構工事費の過半を占めると思われる歩行者デッキは、区民ではなくJRの周辺開発に配慮したものと考 えるのが妥当です。大井町駅からのアクセスは、地上レベルに緑豊かな歩道を設ければ、夏日にも快適な散歩路となり、防災上もはるかに有益 です(落下物防止には屋根をつける)。 □設備更新が容易な建築計画:30年後は確実に大規模修繕になりますが、現計画にはその点への配慮が見えません。空間の可変性はもちろんで すが、それよりも30年後に想定される百数十億(建設費の3割として)の修繕費をいかに抑えられるかが区の財政にとっては重要です。 □駐車場の規模は縮小:S DGsを標榜するならば、現在より駐車場面積を大幅に縮減すべきです。数十年後には公共交通機関の一層の充実が図ら れているはずで、また大井町駅との往復は、高齢者には自動走行車が用意されると思います。 □区民からの賛意が求められていない:きわめて残念なのは、本計画が前区長選の公約では触れられなく、かつ次期区長選の前に通そうとして いるのがあからさまなことです。単に金額だけでなく、品川区民全員にとって防災・福祉・情報において適切な計画であるのか、品川区として 責任を果たしているようには思えません。 <91ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号103 品川区新庁舎整備基本計画(素案)について 1.広町地区再開発は、各地で進む再開発とは異なり、大井町駅に接するまさに「品川の顔」となる100年に一度の大事業です。開発スケジュー ルを含めて品川区が主体となって全体を統括しながら進めるべきです。A地区の説明会ではB地区のことは分からない、B地区の新庁舎整備基本 計画の説明会ではA地区のことは分からない、では区民に対して余りにも不親切です。住宅機能、業務機能、行政機能広町地区全体の計画を品川 区が丁寧に説明してください。 2.標題に関する説明会資料では、日本の何処の庁舎でも考慮すべき項目の羅列となっています。品川の広町地区の歴史的な記憶や、他の地域 と風土や経済活動も何が異なるのか、また、大井町の品川区の中での位置づけ、品川区は東京都の中でどのような立ち位置にあるのか、それら を読み込んでどのように計画に反映しているのか、記載が殆どありません。このままでは他の再開発と何ら変らないまちになってしまうと危惧 されます。 3.明治初期から広町地区の北側には品川白煉瓦、品川硝子製造所、南側には東京毛織など日本の近代産業を支えた会社がありました。大正か らは日本国有鉄道大井工場が数千人の従業員を抱え、大井町周辺は共に発展してきました。JRの敷地内には煉瓦造の御料車庫や旧変電所が百 年を越えて健在で、煉瓦建築ファンや鉄道ファンにとっては聖地でもある訳です。 4.品川区は今までに多くの歴史的文化財を失って来ました。品川燈台や品川硝子製造所は愛知県明治村へ、日本酸素記念館は山梨県へ、土蔵 相模は解体されました。もう失いたくはありません。前出の御料車庫、旧変電所は時代の変遷を生き延びた生き証人でもあります。 同じく煉瓦造建築である日本ペイント明治記念館には、品川区教育委員会が保存の要請をしていますね。二つの建物も是非、保存・利活用をお 願いします。 5.東急大井町線下の商業施設もまた、永い間大井町独特の景観をつくって来ました。区役所通りと呼ばれ、親しまれた賑わいを復活するため にも、再開発地区内の商業施設との緊密な連携が必要です。 6.地域の土地の記憶、残存する貴重な文化財を再度評価し、品川区が主導して広町地区の開発全体を俯瞰して、何処とも違う、ここにしかな いまちをつくってください。そのためにも区民への分かり易い説明を繰り返しながら計画を進めてください。 <92ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号104 御料車庫(※1※2)の保存利活用を望みます。 ※1:この呼称は日本国有鉄道大井工場著『大井工場90年史』昭和38年編で使用 ※2:鉄道博物館企画展「御料車〜知らざれる美術品〜」20 10年のカタログ011ページ「御料車のあゆみ」に「大井工場(当時は大井工機部)で は御料車庫が」の記述あり 当基本計画(素案)において、御料車庫は現庁舎と新庁舎予定地に挟まれ、整備予定道路が当該建築物北側部分を横断する計画となっており、 その存続が心配されます。 開発対象の広町地区には、大正4年以来国鉄大井工場が置かれ、日本の鉄道発展の重役を担い、大井町周辺の発展とも無縁ではありません。こ の御料車庫は大井工場建設初期から存在し、関東大震災をも逃れて既に百年を超えた煉瓦造建築です。前出(※1)には「そして壁上部には蛇腹 を、両端にはニッチをとり、御料車車庫として苦心を示している」と表現され文化財としての貴重さが伺えます。 かつて広町北隣には明治8年創業の品川白煉瓦(株)があり、製造した煉瓦は東京駅や銀座のガス灯、富岡製糸場、横浜瓦斯局など多くの建造物 に供給され日本の近代化に寄与しました。もちろん区内にも多くの煉瓦造建築がありましたが大部分を震災や戦後の経済活動などで破損、喪失 しました。残存したにもかかわらず品川燈台や品川硝子製造所、日本酸素記念館などは他県に移築されてしまいました。現在区内で見ることの できる煉瓦造建築はこの御料車庫と、同じく大井工場北東端の旧変電所、南品川の日本ペイント明治記念館、北品川の法禅寺など僅かとなりま した。大井町駅前広場に煉瓦柱を持つ案内版がありますが、普段は人目につかない柱頂部に品川白煉瓦製造の証である「SHINAGAWA」が誇るよう に刻まれています。 煉瓦造建築物の保存利活用の例は数多く、旧小樽倉庫、横浜の赤レンガ倉庫、門司港の煉瓦建築群、弘前れんが倉庫美術館など各地でまちづく りのモチーフとなり観光名所となっています。煉瓦には素材が持つ独特の“ぬくもり”と歴史的な存在感があるからです。 広町地区が持つ土地の記憶として、また日本の近代化に寄与した鉄道と煉瓦の歴史的象徴として、御料車庫は品川区が後世に引き渡すべき貴重 な財産であり、その保存利活用は品川区のまちづくりにとっても重要な要素となるはずです。 御料車庫の価値について十分な評価がなされ、保存利活用が実現することを望みます。 意見番号105 この度の新庁舎整備計画には周辺環境に配慮した、豊かな潤いのある市街地環境の形成が方針に挙げられています。今回の計画敷地には大正初 期に建築された煉瓦の「御料車庫」が含まれています。関東大震災、東京大空襲にも残った煉瓦建物は品川の歴史を語る非常に重要な証です。 この度の整備計画ではこの赤レンガを活かし、計画の一部として、活用した計画とするよう望みます。近年文化財は保存だけでなく、活用にも 注目されています。東京駅を代表とする煉瓦建築は一度は消える方針でしたが、周囲の努力により、保存され今ではシンボルともなっていま す。本整備計画でも是非「御料車庫」を保存活用する計画として頂くこと用お願いします。構造補強の前例としては、東京駅のほか横浜赤レン ガ倉庫などがあります。 <93ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号106 品川区新庁舎整備基本計画(素案) 防災機能について 防災機能  防災指令拠点の整備の重要性は、東日本震災・令和元年台風15号による停電事故などから、情報の収集・発信が区民の生死を分ける場合が あることが明らかである。また、ウクライナ―ロシア戦争で見るように、衛星インターネットが、通信インフラとして極めて強力であることも 示されている。 品川区の防災指令拠点として、災害非常時において、区内各出先機関や区外支援元との緊密な連絡調整を図るために、従来の防災無線以外に も、防災能力のデジタル化を図るべきである。 ここで、情報サーバ拠点を通信大手3社など、外部に依存した場合、品川区が激甚災害に見舞われているような状況では、国内通信インフラを抱 える事業者にも、大きなダメージを被っている可能性が高く、携帯電話網での通信に障害が発生し、防災拠点としての目的が果たせない恐れが ある。 また、防災無線だけでは、一方向通信のため、近年各地を襲う同時多発的な災害に対応するには、被災72時間の壁を越えられず、多くの被災者 の命が失われかねない。 このため、衛星インターネットを活用した独立した情報インフラの整備が重要課題となる。衛星インターネットシステム・区政情報を格納した 独立したデータセンターサーバ・区としてのプラットフォーム・各出先機関での通信用端末などが必要となる。 区外との情報途絶が起こるような緊急非常時でも、区の閉鎖したデータベースとシステムで、区民との情報交換の最後の砦を目指す。 2019年台風15号による送電線の断線のため長期にわたり停電した災害の教訓から、多くの病院や、透析患者など、電源の喪失によって命 に危険に晒される住人が出ることが分かった。また、災害による電源の喪失は、インターネットなどで緊密に情報インフラに依存する社会にお いては、情報途絶の危険をはらんでいる。新庁舎が、防災拠点として情報の収集・発信をする能力があったとしても、電源が喪失してしまう と、この能力は活かせない。 このため、新庁舎には、安定的な発電能力が求められる。太陽光発電システムだけでは、天候・季節により、発電能力が大幅に変動するため、 安定的な電源にはなりえないので、複数の再生可能エネルギーなどによる電源バックアップをできる体制を整える必要性がある。 <94ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号107 2022年8月30日 「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」に関する追加意見 掲題の件、 下記の通りとなっております。 なお、 28 日に荏原スクエアで行われた 「説明会」において、私は発言の機会を与えられませんで したので、内容ご確認の程よろしくお願いします。 記 意見 1. 説明会の質疑応答の中で、「コンクリート建築(RC造りのことをお話していると思われる)の寿命は47年では?」と会場から意見があり、 区司会者から、「回答ありがとうございました。」と発言がありました。部長、課長の方々からは全く意見が出ませんでした。役職者の方が、 この意味を知らないの問題ですが、現庁舎が築53年ですので、47年を超えているから建て替えた方がいい、とお考えなのでしょうか。では質問 しますが、国会議事堂は47年以上経つておりますが漬すのでしょうか?東海道新幹線の橋梁も取り換えるのでしょうか。中古マンションを購入し ている方で住宅ローンの支払い終了時期が築47年を超えている方はいないのでしょうか。(私は超えています)わざと「47年、答えてくれてあ りがとう」なのか「知らないふり」されているのかわかりませんが、47年は減価償却の年数で、物理的な使用年数と異なることは、近所の不動 産会社で聴いてもわかるような問題です。新庁舎整備担当さんに出入りし一体開発を進める設計会社や、JR東日本が知らないはずがありませ ん。これは恥ずかしい問題です。大変失礼ですが、この程度の知識を答えられない品川区役所の役職者に、イニシャルコストだけでも400億円以 上かかる区民の血税を投入するプロジェクトを任せるわけにはいきません。本基本計画に係る副区長、部課長の交代並びに基本計画のゼロベー スでの再検討を要求します。本件の回答と公表を求めます。 2. 1.とも係わることですが、2011年に本庁舎の耐震工事が行われたと聴いております。そのほか現庁舎の補修、改修、新たな設備や什器 の導入が行われている筈です。 これらは一体、施工時及び導入時に、何年現庁舎で使用する予定であったのか。スクエア荏原での配布資料9ぺージに●事業計画 (事業スケ ジュール) がありますが、こちらと重ね合わせて1枚の線表を作成していただき、提示していただきますようお願い致します。もしその重ね合 わせた線表について、導入金額とともに、矛盾があるようでしたら、つまり導入年数と想定使用年数にずれがあるようでしたら、より詳細に、 説明するとともに、回答と公表を求めます。 ※次ページにつづく <95ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号107(つづき) 3. この新庁舎事業は、 会場で出た区民の意見の通り、 JR東日本の公共性がない非運輸事業(不動産及び商業施設)と一体となって開発が おこなわれるのは事実であり、 かつ現在の利便性のある区有地をJRに譲り渡すことによって開発を進められようとしているようです。そこで 先ほどの配布資料9ページ●事業計画(事業スケジュール)と、JR東日本の開発及び広町全体の開発事業の線表を1枚に重ね合わせて提示をお 願いします。JR東日本の事業計画は区役所ではわからない、と言われるのなら、 JR東日本に提出を求めればよいと思います。各スケジュー ルを並行して並べて、比較できるようにお願いします。作成頂く線表により、JR東日本の線表と新庁舎の●事業計画が分かりやすく区民に提 示できます。またそれに関連して品川区と JR東日本との契約や土地取引に関して契約書があるはずですので、それを区民に公開するようお願 いいたします。 回答と公表を求めます。 4. 同じく配布資料9ページの上段、中段に●事業計画(事業手法)が書かれており、 「本事業においては従来方式を採用します」と記載して あります。その上の行に一部赤字で「設計・施工の各段階で区民や区の意向を反映できること」と書かれております。 この記載によると.1基本計画の策定前に行われている 8月のパブリックコメント以外に区民の意向を反映していただける場があると考えており ます。「設計・施工の各段階」において、区民の意向を反映できる場を、いつ設けるのか、その内容を反映していただけるのか、回答、公表願 います。 5. 会場の質問で述べられた通り、障害者の各種行政手続きや各サービスの案内などについて、導線も含めてワンストップサービスを提供する ことは品川区役所の努めであると考えております。現在考えられている新庁舎においては、駅から遠い上に、床面積が狭くなり、かつ高層化し たビルになるため、ーフロアで、かつ1階に障害者のワンストップサービスが提供できるのか不安を感じます。品川区新庁舍整備NEWS第7号によ ると、保健所と保健センターが中層階にゾーニングされています。 障害者がエレベータやエスカレーターを使用しなければならないことは、 あってはならないと考えています。障害者手帳についても発言がありました。現在障害者手帳の発行には中請(更新含む)、と受領で2回役所に 出向かなければなりません。写真撮影を入れると3回外出を強いられます。当たり前ですが運転免許証の更新に3回外出する必要はなく1度ですべ て済みます。庁舎窓口でのワンストップサービスを実現することは大切なことですが、申請者に引き替え用紙を渡す運用を止め、ペーパーレス 化できないか、DX、オンラインなどにより外出回数を減らせないか、障害者についてもワンストップ行政サービスにより、複数の窓口に回ら なくとも、一つの窓口による一人の担当により、すべて済むようにできないか、など課題はあると考えます。新庁舎に移らなければ実現できな いということではないのはもちろんです。都や国の制度に絡む部分がありますが、 品川区として働きかけることにより、区民である障害者およ び障害者団体の声を聴いた上で今後の行政を進めて頂きたいとの要望について、回答と公表を願います。 ※次ページにつづく <96ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号107(つづき) 6. 会場配布資料10ページの 「これまでに寄せられた主な区民意見」 について、 会場質疑でもあった通り、アンケートが行われたのを知ら なかった、という声があり、私も知らなかった一人です。また回答数を見ても、当区人口規模からみて1桁から2桁少ないのではないか、と考え ます。品川区新庁舎整備NEWS第5号によると、委員からの意見として、「パブリックコメントへの意見は少なかったが、中身は濃いのではない か」との発言が掲載されています。区民の回答数が少ないことが、中身の濃い意見と言えるのだろうか甚だ無責任な発言です。本パブリックコ メント募集も含め、もっと大々的に宣伝すべきで、きゅりあんの催物以上に、目立つところにポスターを大きく張り出すべきではないでしょう か。ひっそりと図書館の隅に「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」が置かれているようでは、宣伝が足りないと考えます。新庁舎間題は区民 にとって多額の血税を投入する一大事業であるとともに、将来にわたって区政を左右する重大な問題です。せめて区内で選挙を実施する場合並 みに、宣伝、周知する必要があると考えます。説明会の回数と場所も増やすべきです。万人単位以上の意見を集めて初めて、「区民の声が聴け た」と言えると思います。本6項の内容に対し、回答と公表を求めます。 以上 意見番号108 ・たくさんの区民からの意見を聞いた形にしてほしいので、説明会をあらゆる年代に合った物を企画して下さい ・事業費約400億円以上高いと感じる。少しでも安くする方法、考えは有りますか? 更に移転費、解体工事費、備品更新費がプラスになるのだから、この部分の概算額を表示するべきと思いますが ・基本設計の前に利用者(障害者)の意見が反映される会の企画は有りますか ・超高層は希望しません、低層で <97ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号109 2022/8/30 品川区新庁舎整備基本計画(素案) に関する意見 近年、 気候変動により頻発化・激甚化する台風や局地的豪雨等による大規模な風水害や首都直下地震等が発生するリスクが一段と高まっていま す。こうした状況において、新庁舎の基本理念の一つとして、「『環境都市』の実現とともに、災害時にも区民を守る、力強く持続可能な庁 舎」を掲げられたことに大いに賛同致します。 その理念をより高度化・具体化する視点から、 以下のとおり意見を提出します。 〇意見 「導入機能の整備方針4)防災(ア)周辺施設との連携機能」(P.17)において、災害発生時の周辺施設との連携が記載されている。周辺施設は 別途検討中とされているが、災害発生時には新庁舎から周辺施設に対してエネルギー供給が必要になる場合があると考えられることから、以下 の追記、変更を提案します。 基本計画(素案)記載内容 追記・変更 17項 〇周辺施設との連携 ・広町地区内の各施設、 しながわ中央公園と災害時の役割を分担・補完しあいながら防災指令拠点の強化を目指します。 ・第二庁舎は災害対応従事者の休憩・宿泊場所、第二庁舎駐車場は協定先や支援団体の車両駐車スペースとするなど後方支援拠点としての活用 を検討します。 ・第二庁舎等の周辺施設に対し、必要に応じて、災害発生時における本庁舎からのエネルギー供給を検討します。 ・効率が良く低炭素で、災害時の業務継続性を可能とする面的エネルギーシステム導入を検討します。 品川区新庁舎整備基本計画 (素案) パブコメ (1)ミスプリ 23項 注釈の※1、 ※2が逆ではないか。 また、 ※1で記載されている基準一次エネルギー消費量の説明が尻切れになっていないか。 24項 国の温室効果ガス削減目標の年次は、2013年度、 2030年度、 2050年ではないか。 (東京都の目標年次は「年」なので、それに引きずられた?) 48項 図表3−22のタイトル「受水槽による飲料水確保」 が図表3−21 と同じで間違っている。 「2回線受電」という感じのタイトルでは。(同一変電 所からの本・予備では、それ程自慢できないような) <98ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号110 品川区新庁舎整備基本計画(素案)への意見 パブリックコメントの一つとして。  品川区新庁舎整備基本計画(素案)を拝見した。この品川区庁舎の建替えについては、隣接の広町二丁目のJRサイドの開発と併せてこれま でにも幾たびか目にしてきた。大井町駅周辺地域まちづくリ方針あたりからつまり二年程前から、公表の機会のたびに少しずつ細部が顕に見え る様になってきたのだが、やはり今回もそこに新鮮味や意外性、つまり個性的な魅力・オリジナリティを感じることはできなかった。言い換え れば想定された範囲内(の下の方)に位置する内容である。  広町地区全域の構想は、随分と大昔から練り続けられてきたものであろう。それとは別に民間でも、例えば建築家志望の学生らによる広町の 未来予想図的なプランも見かけた記憶がある。様々な機会に取り沙汰され、様々な人が関わってきたはずである。時間的にもマンパワー的にも 幾らでも拡張できた計画である。それでこれなのか?  今般の広町全域の計画は改めて言うまでもなく、品川区の玄関に位置する、品川区の顔となるべき開発である。然し乍らこの計画では (隣接 の大井町駅部分も含めて) ありきたりのどこにでもある高層ビルの立ち並ぶ絵面以外の想像ができない。  事あるごとに私は今日の開発事業に苦言を呈してきたものだが、此れだから反対するのである。こんな事なら何もしない方が余程良い。以前 のだだっ広い開けた土地を残しておいた方が個性的で面白い。 「ここの空間勿'体無いね〜」 と思えること自体がその土地の魅力であり個性と なる (延いては人を招き寄せる) のだが、あっちでもこっちでも経済効率一辺倒の開発ばかりではないか。最初のうちは百歩譲ってまだ良 かったかもしれない。物珍しかったうちはだ。 しかし、とうに見飽きてしまった頃に、莫大な費用を投入しても、それに見合う「街」を、思い 描く「未来」を作ることはできないのではないか?もう飽きてしまったものは「未来」ではなく過去のものなのだ。  私ごとで恐縮だが建築科の学生だった頃、課題を提出しても、それが何かに「似ている」ありきたりなものだったら合格点は与えられなかっ た。つまり0点である。多少荒削りであっても、どこかにオリジナリティがあればそこに10点、他にもあれば又10点と評価してもらったものだ。 今からでも間に合うはずだ。時間をかけて、より良いものを創らなければ。品川区の「顔」になるのだから。<終> 意見番号111 レンガ造の御料車庫は大正期の関東大震災前に建てられた歴史ある建物で、建築的な価値の非常に高いものです。御用車を収めてきた鉄道の歴 史・文化の上でも貴重な建築です。歴史的建造物を保存活用して高層棟を増築した庁舎には、群馬県庁、神奈川県庁などの例があり、参考にな ると思います。歴史的建造物が実在することは、まちに歴史を伝え風格を与えます。御料車庫はまちにとっても重要です。ぜひとも保存再生 し、市民が使う施設として活かして欲しいです。 意見番号112 大井町には子供が遊べる室内施設が少ないので、赤ちゃんから小学生くらいまでが遊べる場所があると助かります。 意見番号113 品川区におかれましては日頃より区民生活の安寧にご尽力いただき感謝申し上げます。永年既存庁舎を大切にお使いになられ今般、新庁舎をご 計画されている事に個人的には異議ございません。ただ一つ、現庁舎と新庁舎の間に存する素晴らしいレンガ倉庫の上を区画道路なる物が横 切っています。このレンガ倉庫の保全と将来の利用は必ず行って下さい。誰の目にも素晴らしい宝であるレンガ倉庫を無下に解体する事はしな いでください。繰り返します。現庁舎と新庁舎の間に存する素晴らしいレンガ倉庫の保全と将来の利用を必ず行って下さい。お願い申し上げま す。 <99ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号114 8月28日スクエア荏原で開催された説明会に参加しました。意見要望としましては、質問ですが、3割ほど現在の庁舎より容量が大きくなるとい うことですが、それは15階から20階の高層にした場合でしょうか?それとも高層にしなくても3割増は可能でしょうか?また最低限必要な機能 (議会棟や、執務機能、都の機関、災害対策機能、窓口機能など)を入れるのに15階から20階の高層建築が必要なのでしょうか?それともそう いった区の機能とは別にホテルやカフェ、といった商業施設を含む複合施設にされるつもりなのかその辺のところを教えてください。また、現 庁舎の跡地をJRに売却?する予定と聞いていましたが、説明会では跡地の利用は何にするかまだ未定という説明でしたが、JRに譲り渡す可 能性はありますか?教えてください。 意見番号115 品川区庁舎新築計画地と現庁舎の間にある、レンガ造の御料車庫の保存再生・利活用を希望します。 市民の憩いの場、安心の拠点、シンボルとして、庁舎の建物本体だけでなく、周辺環境である駅や周辺建物との一体的な環境整備が不可欠と考 えます。貴重なレンガ造の遺構を活かし、過去の資産を継承するという市民へのメッセージを盛り込んだ、広域な視点による計画を希望しま す。 意見番号116 煉瓦造の御料車庫の扱いがどうなるのか心配です。 せっかくの震災戦災を免れた建築を活かして欲しいです。 今あるものを最大限利用して欲しいです。 <100ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号117 品川区新庁舎整備基本計画(素案)パブリックコメント @P8 窓口での待ち人数がわかる「番号表示モニター」の設置 知的障害のある方は、一人で留守番出来ない方もいて、どうしても一緒に来庁しなくてはならないこともあります。もし、受付番号がQRコー ドでの読み取りで待ち状況がわかれば、庁舎を出て公園や店舗等で待つことも出来ます。ご検討の程お願いいたします。 AP11 区民協同・交流スペースについて 区民が利用できるカフェやコンビニには、障害のある方が通う施設や、障害のある方を積極的に雇用している企業の導入をお願いします。 福祉作業所で作られた自主製品販売する「kurumiru」(東京都福祉保健局自主製品魅力発信プロジェクト)のようなお洒落な店舗を設置してく ださい。 BP15 議会機能 幼い子供連れの方に対応できるよう、防音性の高いブースを設けます。 知的・発達障害のある方は見知らぬたくさんの人に囲まれたりするのは苦手な方が多いです。また、聴覚過敏の方も多くいらっしゃいます。そ のような方にも開放していただけますようお願いいたします。 CP27 利用しやすい環境整備 新国立競技場に設置された「介護などによる異性付添利用対応」のトイレ、「待機者への付添利用対応」のトイレの設置もお願いいたします。     universaldesignworkshopnITsuITe.pdf (jpnsport.go.jp) 「カームダウン・クールダウンスペース」の設置をお願いいたします。有明アリーナ、新国立競技場、羽田・成田・旭川空港等に設置されてい ます。知的障害のある方だけでなく、発達障害、精神障害、認知症のある方や乳幼児が、慣れない視線・音・光等の刺激に過敏に反応してし まった時に、気持ちを落ち着かせる場として設置をお願いいたします。 D防災機能について P17 新庁舎および周辺施設は災害時、帰宅困難者一時滞在施設となっています。その際、ヘルプマークを付けている配慮の必要な方、乳幼児を 連れている方、外国人、高齢者など、ゾーン分けをお願いします。また、知的・発達障害のある方、外国の方へのコミュニケーション支援をお 願いします。(例:荒川区で作成した「コミュニケーション支援ボード) 品川区の二次避難所のほとんどはシルバーセンター、福祉避難所のほとんどは特別養護老人ホームです。是非、新庁舎および周辺施設にも福祉 避難所機能を持たせてください。 E庁舎維持のために必要な「清掃」は、障害のある方が通う施設や、障害のある方を積極的に雇用している企業の導入をお願いします。 F是非、新庁舎を利用する当事者、当事者団体へのヒアリングの場を設けてください。トイレ、エレベーター、庁舎内の動線、構造化など。完 成してしまってからでは遅いので。 以上。 <101ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号118 計画敷地内には大正初期に建設された煉瓦造の「御料車庫」が立地しています。本整備計画において煉瓦造の「御料車庫」を保存利活用してい ただくことをお願いします。煉瓦造建築物の保存再生・利活用は、旧小樽倉庫、横浜の赤煉瓦倉庫、東京駅など数多く存在。日本の伝統的な 『曳家の技術』を使えば利活用も充分可能です。住民が使いながら保存(動態保存)され、尚、品川地区の文化遺産として後世に継承できるこ とを望みます。 意見番号119 1.新庁舎の基本設計をするにあたって障害者団体の意見を聞いていただきたい。また、新庁舎構想委員に障害者団体からも代表者を参加させて いただきたい。2.庁舎内の売店やレストランに障害者を優先的に雇用していただきたい。庁舎内の売店でかもめ工房やプチレーブで障害当事者 の作った菓子やパン、雑貨などを販売するコーナーを作っていただきたい。3.障害者が区役所で各種申請をする場合に申請窓口をワンストップ に(窓口のたらいまわしをなくす)していただきたい。4.新庁舎にアールブリュット専用のミニギャラリーを新設していただきたい。5.新庁舎 内に障害者用の防災避難所を併設していただきたい。6.新庁舎内に保健所の機能を持たせていただきたい。 意見番号120 今回の計画敷地には大正初期に建築された煉瓦の「御料車庫」が含まれています。「御料車庫」は、「御料車」や原宿駅のプラットフォームと 共に帝都としての記憶であり、品川区だけでなく東京都、ひいては国としての「帝都遺産」とでもいうべきものとして扱う必要のある建築物だ と考えます。関東大震災、東京大空襲にも生き残った煉瓦建築は品川の歴史を語る非常に重要な遺産です。この度の新庁舎整備計画には周辺環 境に配慮した、豊かな潤いのある市街地環境の形成が方針に挙げられていることもありますので、この度の整備計画ではこの煉瓦建築を活か し、計画の一部として、活用した計画とするよう望みます。近年文化財は保存だけでなく、活用にも注目されており、東京駅を代表とする煉瓦 建築は一度は消える方針でしたが、周囲の努力により、保存され今ではシンボルともなっています。構造補強の前例としては、東京駅のほか横 浜赤レンガ倉庫などがありますので、本整備計画でも是非「御料車庫」を保存活用する計画として頂くことをお願いします。 意見番号121 1.新庁舎の基本計画を策定するにあたって品川区の主要な障害者団体から個別にヒアリングを行っていただきたい。 2.新庁舎の基本計画策定にあたって品川区の障害者団体(協力団体)の代表者が委員に選定されていないため、障害者区民の代表的意見が基本 計画に反映されにくいという問題点がある。基本計画策定や、これから基本設計をするにあたって、障害者団体代表者を委員に選定し、障害者 区民の意見を今以上に新庁舎施策に反映できるようにしていただきたい。 意見番号122 新しく区役所を建て替える計画について、いくつか意見を述べます。 先ず、広町にあった区の土地につくらないのかという点です。出来るだけ駅前に造ってほしいのです。なぜなら、私は八潮に住んでいますが、 大井町には路線バスで来れても区役所までは10数分歩かなくてはなりません。コミバスが走り始めましたが、そのコースは全く違う地域しか通 りません。区役所は大勢の区民が利用する場所ですから、出来るだけ便利な場所につくるべきです。 次に、建て替え計画に区民の声が反映されていない点です。つくる位置が明確に示しています。免震工事を過去にして、まだもつというではあ りませんか。まだ、時間がありのですから区民意見をしっかり聞いて計画に生かすべきです。その作業を怠ると結局は区民に支持されない計画 で終わってしまいます。区民を信頼して、区民の様々な意見を大事にして生かす区政運営を出来る区政になって下さい。 <102ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号123 ・窓口の待ち時間がわかる「番号表示モニター」の他に、QRコードから携帯電話で自分が順番がわかるものがあると便利です。こちら豊島区 で採用されています。待っている時に、トイレや授乳、飲み物を買ったり、子供が暴れてしまったりなど子供の都合で席を外す時等に助かりま した。 ・感染病はこれからも続くと思います。屋上や緑がある部分はテラスなど少し外の空気が吸ったり外にでられる場所(できれば小さなベンチな ど)があると嬉しいです。 ・オンラインでの窓口相談は時間予約の他に、窓口のように順番待ちができるような仕組みがあると今後便利になると思います 意見番号124 JR東日本は、産業および社員含めて品川区民として過去及び現在も共に進んできた仲間である。そのレガシーとして線路と煉瓦倉庫の建物を 残し、活用することで街の個性を発揮した再開発及び区画整理ができるのではないか?また、再開発事業においては、他事例もあるように歴史 資産は床面積からも除外可能なはずであり、将来にわたって語り継げる財産として活用すべきと考える。是非とも、JRと一緒に歩んできた区 政の財産を見捨てない施設になるようにしてもらいたい。 意見番号125 品川区新庁舎整備基本計画(素案) 環境性能について  素案では、太陽光発電システムのみが再生可能エネルギーの活用に取り上げられている。  太陽光発電は、時間変動・季節変動が大きく、これのみでは、庁舎電源を安定的に供給することは難しい。時間変動・季節変動を抑えるため に、蓄電設備との併用が望ましい。  蓄電設備には、従来から使われている鉛蓄電池を使用した設備、現在主流となっている東芝などのリチウムイオン蓄電池、将来的には、より 安全性が高くエネルギー密度の高い全個体電池の開発も進んでいる。 太陽光発電導入に当たっては、リチウムイオン蓄電池など蓄電池システムを兼用し、ピークカット・ピークシフトをして、電源の安定供給化を はかる必要がある。 一方で、太陽光発電は、屋上緑化事業とは、設置場所が重なるため、二者択一となる。このため、敷地面積1,000uを超える建築物となる場 合、太陽光発電を設置できる面積は限られてしまう。すると、発電能力も制限され、・などの認証取得のためには、再生可能エネルギー・カー ボンニュートラルなエネルギー源を必要とする。 そのため、水力・地熱発電は難しいと思われるが、風力・バイオマス発電など他の再生可能エネルギーの導入も検討すべきと考える。 バイオマス発電の場合は、家庭から定期的に出る生ごみなどを厳格に分別収集し、これを燃料資源とすることで、廃棄物量の削減にもつなが り、環境性能が向上すると考える。 また、発電過程で発生するリンや窒素などを肥料化し、早川町・山北町など友好都市での農業生産に活用するなど、生産性向上を図ることがで きる。 太陽光発電化から供給される電力を1次電源とすることで、単独ではコストのかかる別の発電システムを活かすことができる。上記のバイオマス 発電の場合、家庭ごみを選別する機器の電源、発酵させ燃料化するための電源などとすることでき、また、水を原料とする水素発電では、水素 発生にこの1次電源を使用することができる。 これらの設備については、新庁舎や公園の地下部、民間商業施設の地下部の活用を、駐車場設置条件との調整が必要だろうが、考えるべきと思 う。 その上で、再生可能エネルギー関連施設の管理運営のための事業体で行い、区会計に繰り込みたい。 <103ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号126 品川区新庁舎整備基本計画(素案)の立地・アクセスについて 区民協働・交流機能の場としての新庁舎  立地が、現在の最寄り駅下神明よりも大井町方面へ移設となるため、距離感が遠くなる。 新庁舎の立地位置が、東急大井町線下神明駅と大井町(JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線)の中間位置であるので、アクセスとして は、大井町駅・下神明駅両駅から徒歩15分程度と考えられる。 庁舎利用を最終目的として、品川区各地区から新庁舎へ移動する場合、鉄道を使う場合は、この両駅を使うことになる。庁舎前のコミュニティ バスを導入する場合は、庁舎周辺にいくつかのルートのバスルートがあり、バス停を確保する必要がある。 このため、各交通ターミナルから庁舎への移動について利便性を高める必要がある。 バス停については、庁舎前に到達する道路が整備されれば、確保ができる。 鉄道ターミナルから新庁舎からのアクセスは、大井町駅からしながわ中央公園に向かって、2階部分に歩行者デッキにて、フラットスペースでの アクセスを可能とする計画になっている。しかし、大井町駅から直線で約200.、歩行距離とすれば300m強をオープンエアで風雨に晒される環境 を健常者でない方も通行することを考えると、バリアフリーになっているとは言い難い。商業スペースとしては、魅力的な計画だと思われる が、バリアフリー対策を別途施す必要があると考える。歩行者デッキの下部、1階フロアの方がむしろ、天候に左右されず、安定的に、新庁舎に アクセスできると考える。ここに、新宿西口から都庁方面や、東京メトロ霞ヶ関駅の乗り換えのような、動く廊下設備を設置すれば、移動が困 難な方も容易に新庁舎を利用できるようになる。 立地条件も、大井町駅から下神明駅へかけて回遊できるような遊歩道整備が進めば、広町地区一帯としての開発が進んで、賑わいのある、住み よい街づくりにつながるのではないかと思われる。 意見番号127 新庁舎は、15階から20階建てになる計画とのことですが、 「おおよその高さが何メートルになるか」を公表していただきたいと思います。 区民が新庁舎の姿をイメージしやすくなると思います。 公表しない場合は、その理由を教えていただきたいと思います。 意見番号128 新庁舎内にぜひ各種障害者施設を入れてください。 障害児者総合支援施設は新しく建てられましたが、それ以外の各種障害児者施設は古い建物を転したものばかり。 どの施設も手狭になっています。 しかもそれらは大井町駅から遠い所が多く、同じ品川区内であっても誰でも行きやすい場所とは言えません。 品川区は家賃や土地が高く、新しく土地建物を取得あるいは借りて障害児者施設を作ることは難しいです。 新庁舎内に障害者施設を併設するのは無理というのであれば、せめて旧庁舎に各種障害児者施設を入れてください。 区役所は新しくしたが、障害児者施設は古い庁舎でやってねというのも、印象悪いですが、 それでも現状よりましです。現庁舎ならば、大井町駅からも比較的近く、品川区の中心部になりますから、 品川区内の各地にお住まいの区民の利用がしやすくなります。 ぜひ区民目線、障害児者およびその家族目線で新庁舎の構想をお願いいたします。 新庁舎の検討には障害当事者の意見を取り入れてください。 <104ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号129 設計が進む段階で日影図を区役所ホームページ上に掲載してほしいと思います。 意見番号130 新庁舎建設予定地は、羽田空港新ルートの直下エリアにあたりますが、 外壁や窓ガラス等においての騒音対策を考えてほしいと思います。 意見番号131 併設施設の要望です。 中学生や高校生が、しずかに勉強できる場所、自習室を設置してほしいです。 <105ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号132 品川区は約38万人の人口規模の都市です。 約50年ぶり、400億円超事業費のプロジェクトを進めるにあたって、住民参画の手法がアンケートや合計300名定員の説明会5回、説明用の動画 配信は公開3週間で約600アクセスで、あまりにも住民の意向を引き出す努力をしていないと感じます。 構想にある「区民にとってわかりやすく・区民の協働と交流の拠点」を具現化するには程遠い、状態であることをまず、認識と反省し、今後の 進め方を今一度改めて、検討していただきたい。行政がアウトリーチする姿勢がなくては、区民との協働と交流の拠点は実現しないと考えま す。 1. 新庁舎の計画及び、隣接する区事業のにぎわい施設に関しては、住民参画の機会を増やしてください。  ・住民参画を恐れずに取り組んでください。住民と区は敵対する関係ではなく、協働する関係です。  ・まずは区から区民活動を育み人材を育成する姿勢がなくては、協働関係は構築されません。 2.新庁舎の計画は、広町地区再開発と一体で進めてください。 ・新庁舎の計画敷地は、広町地区再開発地区に含まれているため、他の施設と整合を取りながら計画を総合的に進めてください。 3.新庁舎の計画は、品川区庁内で一丸となったプロジェクトチームをつくり進めてください。 ・各部を超え、横ぐしの連携の取れる体制で進めてください。 4.広町地区の開発は、品川区が主体となって、その他地権者とも調整を進めてください。 ・広町地区再開発は、ただの再開発ではなく、大井町駅に接する“品川区の顔”となる品川区の中心地区であり、区民の期待も大きいため、開 発スケジュールを含めて、品川区が主体となって全体を統括しながら進めてください。 5.煉瓦造の御料車庫建物を文化施設などとして前向きに活用してください。 ・この煉瓦造建築は、極めて歴史的に貴重な車両等を製造補完してきた車庫(大正4年竣工/L約90.・W約15.)といわれています。また同時 代の残存する煉瓦構造物は、重要文化財の東京駅(大正3年)、横浜市認定歴史的建造物の横浜赤レンガ倉庫群(明治44年・大正2年)などがあ げられます。 ・この建物を品川区の地域資源ととらえ、文化施設やにぎわい施設、交流施設などに活用することをぜひ考えてください。 大井の地だからこそできる、唯一無二の再開発をぜひ考えてください。発注者がしっかりと指示をすれば、コンサルや設計者はしっかりと検討 します。手綱をもっているのは、区役所です。 御料車両庫という名称は ※1:日本国有鉄道大井工場著『大井工場90年史』昭和38年編で使用され、国会図書館などで誰もが閲覧可能 ※2:鉄道博物館企画展「御料車〜知らざれる美術品〜」2010年のカタログ011ページ「御料車のあゆみ」に「大井工場(当時は大井工機部)で は御料車庫が」の記述あり <106ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号133 飼い主のいない猫の保護・譲渡のための預かり施設を作ってほしい。 具体的には、イオン品川シーサイドショッピングセンターの「イオンペット」のような、譲渡のための展示施設。 あのような施設があれば、譲渡までのミルクボラも、離乳後の子猫、成猫のお世話をしてくれるボランティアも募集出来るようになり、現在の ように「施設がないために、飼い主のいない猫を保護できない」という現実の課題がクリアされる。 意見番号134 区庁舎の整備には400億円ものコストがかかるとのことですが、その後の庁舎の維持管理コストを抑えることは区民の財源を守るために非常に重 要な観点になると思います。当初の計画案にあった13から15階建てのシンプルな立方体のビルに比べて、現在のイメージではさらに高層で複雑 なフロア構成となっています。シンプル形状でワンフロアを広く取った構造に比べて、高層化することでエレベーター等の共用部分の面積のぞ うかによる維持管理やビル全体のメンテナンスコストが上がることが想定されます。サステナブルで環境負荷の低いビルになるとすれば、区民 の立場から再考が必要と考えます。当初の理念にあった維持管理のしやすいビル設計を検討いただきたいと切に望みます。 意見番号135 区役所が新しくなると聞いて、まず思ったのは、食堂です。今は地下なので、ぜひ最上階にしてください。他区の食堂のように最上階で見晴ら しの良い席で食事したいです。屋上部分にテラス席などあると、区民の憩いの場になると思います。最上階で明るいので、照明も減らせるので 省エネ化がはかれ、エコ効果も高くなるし、開放的に外気も取り入れて換気がよくなり、コロナ等の感染症対策にもなると思います。  一階には、区民が一休みする場として、カフェなど誘致して欲しいです。タリーズ、ドトール、スタバなどを誘致している区役所や病院等が 増えていますが、待ち時間や休憩に役立ちます。見やすいところに、電光掲示板などあると、順番待ちで呼ばれたのがわかって便利だと思いま す。  エレベーターは性能の良いものにしてください。今のエレベーターは皆上に上がってしまったり、下がってしまったりで待つのにストレスが たまります。ぜひ性能の良いエレベーターにしてください。  最後は区役所とは直接関係ありませんが、またぜひ劇団四季を大井町に誘致してください。「四季劇場夏」は、大井町駅から近く、羽田空港 や新幹線品川駅からも近く、日本全国から来る四季ファンにとっては大変魅力的な劇場で、ずっと広町にいてほしかったです。今は江東区に 行ってしまい大変残念です。 キャッツシアターは、期間限定の劇場なので今は名古屋に行っていますが、数年後にはまた東京に戻ってくる可能性が高いです。その時にまた 誘致出来る様に広場的な空間を作っておいてキャッツが東京に来る時に、誘致出来たら良いと思います。(もちろん四季側には事前に打診して おく)あざみ野にある劇団としても、大井町は色々な意味で大変便利だと思うので乗ってくれるはずです。そうすれば、全国からまた大井町に お客様が来てくれます。そして、劇場が大井町にある間は、ふるさと納税の返戻品として「キャッツ」のチケットなどを出せば品川区への納税 もかなり増えると予想出来ます。  ざっと意見を書かせていただきましたが、既に決まっていることもあると思いますが、ぜひ取り入れてくださいますようご検討よろしくお願 いいたします。 <107ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号136 庁舎建設に関する意見 1.本当に今高層の庁舎を建てる必要があるのでしょうか。 @コロナで、区民の多くが困っている。  子ども、高令者の施設、中小企業、生活、くらし Aウクライナ戦争で心も不安、物価値上り、 そんな時に400億円(もっとかかる)かけて新庁舎を建てる必要があるのでしょうか。 2.温暖化、自然災害(特に地震)を考えて高層の建て物はこれ以上必要ありません。 ビル風でお年寄、子どもはたおされそうで町を歩くのもこわいです。 建てかえるのであれば現庁舎を利用した低層の人にやさしい行きたくなる庁舎を望みます。 ※今すぐに決めるのではなく、もっと多くの人の声を聞いて下さい。 2022年8月31日 意見番号137 8/28に足りなかった分の追加です @キッズコーナー、高齢者コーナーの充実 A品川区在の中学、高校、大学の一括情報館 B幼児園 保育園の情報館 C現庁舎には外国語板案内図が少ない D大井町には区役所があるとシンボル化! 大井町、五反田、武蔵小山、旗ノ台、大森駅に宣伝板を作ったらどうか Eインフォメーションには外国語の出来る人の勤務は? 西武鉄道、主要駅、新宿、小田急、京王デパートには話せる語のワッペン、バッチをつけた人がいる。 外国人にわかりやすい F自転車来庁者には1回百円を入金してもらう。 時代的に自転車優遇は遅れている Gレストランカフェの充実 シーサイドイオン、イトーヨーカドのイトーインを参考に H職員の更衣室、休けい室の充実 I外廻りして来た職員用のシャワー室を、簡素で良い 利用時間は10分程度に J職員の声も大事にして K現・エレベータ―前での案内はやめたら、IT化進めば、検索機で足りる、 各階に案内図を置けば良い 現状案内板はわかりにくい。 まだありますが、情世変化により又、投書させていただきます。 誤字、脱字ありましたらすいませんです. <108ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号138 2022年8月31日 「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」に関する追加意見2 掲題の件、30日提出の追加意見に加えて、下記の通り提出いたします。内容ご確認の程よろしくお願いします。 記 ・意見 1. 8月28日に荏原スクエアで配布された資料においては、基本理念、基本方針について述べられていますが、基本となる「新区庁舎はどこにあ るべきか」について区民に広く意見を求めたような記載はありません。アンケートも示しておりません。これについては、「品川区新庁舍整備 基本計画(素案)」についても、食堂の在り方についてアンケートはとられていますが、区庁舎のあるべき位置については記載がありません。 正直申し上げまして、食堂は庁舎のごく一部であり、建設後も変更可能と思われますが、重大な「新区庁舎はどこに建てられるべきか」につい て広く区民のアンケートをとった形跡がありません。現在、当然ですが新庁舎は1mmも建設されてはおりません。今なら間に合います。最優先で 「新区庁舎はどこに建てられるべきか」の意見を集め、取り入れたのち「品川区新庁舎整備基本計画(素案)」を組みなおすぺきと考えますが いかがでしょうか。本件の回答と公表を求めます。 2. 30日にFAXしました追加意見について、わかりにくい文章であったかと思いますので、再度掲載します。現区庁舎は2011年に本庁舎の耐震 工事などが行われ、 そのほか現庁舎の補修、改修、新たな設備や什器の導入が行われていますが、これらの導入時期と導入金額、何年使うつも りであったかを提示願います。それをスクエア荏原での配布資料9ページに「事業計画 (事業スケジュール)」 に併記して1枚の時系列が分か る線表を作成していただき、提示していただきますようお願い致します。線表について、導入金額とともに、矛盾があるようでしたら、説明し て頂くとともに、回答と公表を求めます。 3. この新庁舎事業において、策定委員会の方々などが加わり現在の「品川区新庁舎整備基本計画 (素案) ができているかと思いますが、 こ れだけの立派な内容について失礼ながら策定委員会の方々や職員の方々だけで作り上げたとは思えない出来栄えです。 オフィスの運用にあたっては(株)イトーキ殿が資料の一部を提供されているようですが、 ほかに專門的なコンサルタント会社、設計会社が加 わっているとお見受けします。それらの素案作成に携わった企業・法人と個人を公開願います。区民の意見を少しでも反映できるように、それ らの会社の業務、実績、選定理由についても区民に示すことをお願いするとともに、それについて、回答、公表願います。 ※次ページにつづく <109ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号138(つづき) 4.パブリックコメントの実施時期の問題ですが、 現在は基本計画段階で行われています。 区民にとってこれだけの大事業ですから、 区民の 意見をより取り入れるために、パブリックコメントは、基本精想段階にて行われる.べきではなかったでしょうか。この疑間について、回答、公 表願います。 5. 策定委員会の方々は公募区民も合め、 本委員会が終了するまでまったく同じメンバーで行われるのでしょうか。広く区民に意見を求めると いう観点から短い任期で交代し、新しい意見を取り入れることにより斬新なアイディアを取り込める考えはありませんでしょうか。策定委員会 の在り方とともに、メンバーの在り方について考えて再 考頂くとともに、再考結果を回答、公表願います。尚、現在のメンバーを入れ替える、 または追加する機会がありましたら、僭越ながら私は立候補させて頂きます。現在の動務先は別途必要があれば提示しますが、個人としてDX、オフィス運用などの幅広い知識、経験を持つていると自負しております。 以上 意見番号139 品川区新庁舎整備基本計画(素案)への意見書 品川区新庁舎整備基本計画(素案)に反対します。 <反対理由> ・あと14年もつ現庁舎の建て替えを急ぐ必要はない。工事費に見積もられている400億円は区民の血税であり、新庁舎建設よりも困窮する区民生 活に、コロナで疲弊している業者に等、急を要している使途は他にある。私達の税金の使い方が間違っている。 ・そもそも、区有地とJR東日本の土地を交換する理由の説明がされていない。駅に近い区有地は区民がもっとも望む利用方法として活用する べきもの。 今回の計画は白紙に戻し、区民の意見を聞くことからはじめるべき。 ・超高層ビル区役所のデメリットの説明が足りない。 <110ページ> 意 見 原 文※同一の方から複数の意見が提出された場合は、意見ごとに掲載しています。 意見番号140 品川区新庁舎整備計画(素案)に反対です 品川区の住民から空を奪い取らないでいただきたい  この計画の完成図を見るとゾッとする。お定まりの高層ビルオフィスと高級住宅、ホテルが入り、劇場・ホールのようなものが加わる。上っ 面だけの高級感には文化は感じられず、軽薄な虚しさがそびえ立つのみだ。大井町駅周辺は旧国鉄時代からの工場や車庫があるため広大な空を 見渡せる稀有な地域だ。国民の共有財産・区民の共有空間を巨額の税金を使って醜悪な建造物で埋め尽くすのは野蛮極まりない行為だ。未来の 区民にこのような計画を引き継ぐわけにはいかない。 災害時において区民のために役立つ庁舎を、あらためて検討していただきたい  区民の命を本気で守ろうとするならば、あえて狭い土地に停電などの弱いとされる超高層の新庁舎を新築する意図が理解できない。大規模災 害が起きてから「想定外」では済まない。あらゆるリスクを考慮し最も安全性の高く区民の役に立つ新庁舎を計画するのが行政の当たり前の姿 ではないのか。未来の区民にこのような計画を引き継ぐわけにはいかない。 再開発ありき、現住民を苦しめる計画は、断じて許すわけにはいかない  品川区の再開発は都内でも目立って多いと聞いている。今回の新庁舍整備計画が大井町駅周辺の再開発の呼び水として企まれているとも聞い ている。そこに住んでいる、営業している一人ひとりには、かけがえのない生活がある。 再開発の名の下に生活を踏み潰していく。これでは北 の国の野蛮な政権と本質は同じではないか。そんな残忍な計画は品川区には要らない。未来の区民にこのような計画を引き継ぐわけには断じて いかない。  これらの理由により私は、品川区新庁舎整備計画(素案)に反対する。 以上