資料3 第2回策定委員会(令和5年9月12日開催)の主なご意見 1.コンセプトについて ・ワークショップの意見を踏まえたコンセプトとなっている。 ・障害者の事も考えたコンセプトとなっている。 ・輪が重なる中心について土地の歴史も踏まえながら旧荏原四中という場所がコンセプトの軸に置かれると良い。 ・ここを盛り上げて使ってくれる主体、つながりを広める・深めることがコンセプトの中で見えると良い。 2.導入機能について ・防災の観点から体育館やグラウンドを確保したうえで、図書館を軸にすると多くの人が集まる。 ・ワークショップや絵本の読み聞かせができる場、区民のイベントスペース、外国人が発信する機会などがあると交流が広がり、多く の人が集まり、ソフト面からの防災に繋がる。 ・体育館は維持費がかかるため、土のグラウンドを作り、子どもたちに土を踏んでスポーツや公式の競技をして記録を残せるような施 設がよい。 ・災害時の空間を確保しながら、普段は有効に使える施設。災害時の避難の視点から広場は必要。 ・公共施設が駅前にある事は便利で使いやすいため、駅前の立地を生かして設備の整った施設とする。 ・中学校跡地であり、地域の皆さんも教育関連が中心になった施設であれば、抵抗なく受け入れると感じる。図書機能を中心に、教育 機能の延長とした考え方はよい。 ・建物を作ると維持・管理費はかかるが、体育館は維持費がかかるという理由で検討から消してしまうのはもったいない。 ・子どもたちの学ぶ場所が入ると良い。不登校の児童・生徒が年々増え、かつ低齢年化している傾向がある。子どもたちが日中学ぶ場 所があって、多様な人々が一緒に活動できる場所がよい。 ・品川区には2カ所の貸農園があるが、みんなで野菜を作ったり、食べてコミュニケーションをとる。子どもたちにとって大きな力に なる。 ・クラブ活動をする場所がない。子どもたちのスポーツができる場所、空き地のような場所の確保。そのうえで、災害時における避難 所としての建物は作っていただきたい。 ・図書館では、講演などができる小スペースな空間があると良い。施設はフレキシブルに可動できる施設にすると、多様な使い方がで きるのではないか。空間を上手く使える工夫をする。 ・図書館については、トレンド等を踏まえつつ、図書機能にプラスしてこれからの交流や集うための場所を考えていく必要がある。 ・防災はもちろんだが、ビオトープを取り入れるなど、自然環境にやさしい施設、クールシェルターの役割。 3.その他のご意見 ・外国人の意見を参考にするとよい。 ・太陽光パネルや発電機などを設置し、災害時にライフラインが止まっても防災拠点として機能する施設。 ・人々が集う事により防災の面でも共助が発揮できるため、顔見知りをつくる、人々が集える場所の仕組みづくり。 ・災害時の「心の避難所」。避難時の心の健康も意識しながら、図書館や会議室、ホール、子どもたちのスペースについて考える。 ・日ごろの付き合いの中で、防災機能(拠点)をどのように活かしていくのかが大事。防災機能が欲しいということだけでなく、日ご ろの近所付き合いを深める機能とセットで考える必要がある。 ・防災機能を担う施設として、防災との調整が今後の検討課題。地域の皆さんに協力していただきながら考えていければ良い。