記録 件 名 第3回 旧荏原第四中学校跡地活用方針策定委員会 日 時 2023 年11 月2 日(木)14:00〜15:20 場 所:災害対策本部室(品川区役所第二庁舎4 階) 出席者 17 名 配布資料 資料1 次第 資料2 第2回策定委員会議事要旨 資料3 第2 回策定委員会の主な意見 資料4 旧荏原第四中学校 跡地活用にかかる外国人のご意見 資料5 旧荏原第四中学校跡地活用方針(素案) 資料6 今後の進め方について 資料7 委員提案・意見シート 参考資料 席次表 1.開会・挨拶 ・品川区企画部企画課政策推進担当課長(以下、事務局)より開会。 2.挨拶 ・鈴木委員長より挨拶を賜った。ここから司会進行を委員長にお願いする。 3.傍聴の入室 ・傍聴希望者2 名の入室。 4.説明および協議 ・事務局より資料の説明を行った。 【以下、意見交換内容】 ◆施設のコンセプトと導入機能について 委員) ・外国人の意見もコンセプトに当てはまると思う。交流の場・学びの場として図書館は良い。災害時の対応 については、女性と男性が分けられるような可動式の壁などがあると良い。 委員) ・体育館については、コストも考えながら検討を頂きたい。立派な体育館というだけではなく、区民や地元 の人がスポーツを楽しむ・真剣勝負ができる体育館を作って頂きたい。グラウンドに関しては、小学校は 人工芝が多くなってしまい、防災訓練ができなくなってしまったため、防災訓練ができるようなグラウン ドをお願いしたい。1 年に1 回防災訓練をすると、頭で考えなくても体が動くため、防災訓練ができるこ とは有効である。 委員) ・コンセプトはきれいに整理されたと思う。交流という太い柱が入った事で考える範囲が広がった。新しい 言葉「創発」にあるように、想定しなかった新しいプラスの発想に繋がると良い。 委員) ・グラウンドが人工芝になった事で1 日を通しての運動会ができないようなことも聞いている。活動する 上で制約のないグラウンドができると良い。コンセプトについて色々な人が集まる場所という事で、個人 的には、図書館に合わせて、喫茶店のようなところで交流ができると良い。 委員) ・障害のある人に対して、ハード整備ではなく、ソフト面からも交流の場を作っていこうという考えにとて も嬉しく思っている。 資料2 委員) ・きれいにまとまっている。1 つ加えるとしたら、1 つの施設でも、他の施設として使う事ができると思う ので、記載されている用途に縛られる事なく、多様な使われ方ができる事が書かれていると良い。 委員) ・上手くまとまっていると思う。コンセプト4 つを全てまとめた、「交流拠点」の考え方はよい。発災時の 備蓄品などについては、町会単位で分けるのではなく、避難したすべての人に平等に配られると良い。今 後、「誰も取りこぼさない助け合いの場」という施設を周知させることが大事になってくる。 委員) ・15 頁に「交流拠点」としてサードプレイスの観点があり、今の子どもたちにはとても重要だと思う。子 どもたちの心を豊かにしてくれると考える。事例にあるような様々な交流ができると良いが、この施設を 誰がまわしていくのか、各々の専門のスタッフが集まるだけでなく、コーディネートをする人が必要にな ってくる。 委員) ・改善するところは1 つもないと思うが、地元町会で説明するときにあまりよくできているので、心配で はある。実際みんなを受け入れてできるかというと難しい印象もある。防災はこれで良い。 委員) ・きれいにまとめられたと思う。「創発」という言葉に表現されるように、停滞する事なく、時代にあった 発想を取り入れながら進めて欲しい。外国人の交流はぜひお願いしたい。交流が災害時の外国人対応にも 役立つと期待している。普段の防災訓練は重要なので、人工芝も大切かもしれないが、防災訓練ができる ような環境をお願いしたい。多くの施設が入るため、効率よく運営してくための手腕が重要と考える。こ この取組を迅速かつ、多くの方に知ってもらい、たくさんの人に利用してもらえる施設をお願いしたい。 委員) ・ここからは、企画力・コーディネート力が重要だと思う。図書館は近くにもあるため、この図書館に来る 理由を明確にできると良い。例えば、交流に特化した図書・スペースがある、マイガーデンがあるのであ れば農業に特化した図書・スペースがある、属性で図書の設置スペースを分けるのではなく、子ども向け とママ向けの図書が一緒にある、世代交流や国際交流を考えた配置検討がされているのも良い。毎週、毎 月当たり前のように、障害者の展示や、外国人のコンサートなど、企画力が重要になってくると思う。誰 が企画して、誰が運営していくのかが、今後の課題ではないか。 委員長) ・ソフト面や企画力がついてこないと難しいという意見が出てきたという印象。防災でもソフト面の話が挙 がった。皆さんから、コンサート、ダンスパーティー、外国人と一緒にカフェでお茶をするなど、ストー リーが出てきた。皆さんがイメージするストーリーをもっと発信してほしい。ストーリーを描いた上で、 それを実現するための施設や仕掛けへと繋げていけるのではないか。 副委員長) ・1 点目は、旧荏原第四中学校跡地周辺の施設との関連性についてもう少し整理したほうが良い。周辺環境 も上手く繋いでいく事が大切である。ここにどのようにやってきて、何をするのか、全体のつながりの中 で拠点を整理できると良い。どんな人が使うのか、どんな風に使うのか具体化してくる。2 点目は19 頁と 20 頁の間に、策定委員会が提案する「使い方」「交流・創発イメージ」一覧のようなものを追加してはど うか。この施設は、年に1 度有名人を呼んだショーをしたいのか、それとも、地元の人たちがそれぞれに 得意な事や楽しいことを見つけて発信する場なのか。今の施設はどっちもできるので、どんな空間にして いくのか、整理したほうが良い。オープンハウスで使い方や地域の繋がりについて意見を聞いても良い。 自分事のように使ってもらうには、皆さんに意見を聞ける良い機会では。 「創発」が重要。受け身にならないような「やってみよう」ができる施設にして欲しい。 委員長) ・行政は本来、子ども・高齢者・障害者と部署が異なるので、本施設の検討はとてもチャレンジングなこと。 異なる部署が協力してできるような施設・仕組みを実現して欲しい。新しいやり方ができると良い。先駆 的な取組なると思うので、チャレンジして頂きたい。 委員) ・外国人の意見について、品川区には沢山大使館がある。今後、ソフト面を考えた時に外国人の意見も反映 して頂きたい。 委員) ・地元の人が喜ぶ施設を作ることが第一だと思っていたが、品川区として「わざわざ行きたい」、「自慢した い」施設を作るのか、地元の人が喜ぶ施設を作るのか、そこの整理も必要である。 委員長) ・資料7 の意見シートを活用して頂き、皆さんのイメージする使い方・ストーリーについてご意見を伺いた い。 ◆その他 次回オープンハウスを下記の日程で行う。 12 月8 日(金)・9 日(土)・14 日(木) 第4 回は調整中。1 月下旬から2 月の上旬を予定している。 5.閉会 以上