調査の概要 1 調査の目的 本調査は、区政に対する区民の意向などを把握し、今後の行政施策の検討・立案の際の基礎的参考資料として活用することを目的に実施した。 2 調査の内容 1 定住性について 2 生活環境について 3 幸福実感度や地域愛着度について 4 公共施設について 5 地域活動への参加について 6 スポーツ・運動の実施状況について 7 SDGsについて 8 環境について 9 ごみ減量・リサイクルについて 10 みどりについて 11 水辺利活用について 12 心の健康・自殺対策について 13 防災について 14 広報とデジタル化について 3 調査設計 (1)調査地域 品川区全域 (2)調査対象 品川区在住の満18歳以上の男女個人(令和6年7月1日現在) (3)標本数 2,500標本 (4)母集団 品川区住民基本台帳の満18歳以上の男女個人 (5)抽出方法 層化二段無作為抽出法 品川、大崎、大井、荏原、八潮の5地域を基本に8地域に層化し、 地域の人口比に応じて地点数を比例配分する。 (6)調査方法 郵送配布・郵送回収またはインターネット回答 (7)調査期間 令和6年8月15日~9月15日 (8)調査機関 株式会社 ケー・デー・シー 地域区分図 調査地域内訳 地域名 左記地域に包括される町(丁)名 品川地域 東品川、北品川、南品川、西品川、広町 大崎地域 上大崎、東五反田、西五反田、大崎 大井東地域 東大井、南大井、勝島 大井西地域 大井、西大井 荏原東地域 戸越、豊町、二葉 荏原中地域 平塚、中延、西中延、東中延、旗の台(2~5丁目) 荏原西地域 小山台、小山、荏原、旗の台(1・6丁目) 八潮地域 八潮 ※参考:各地域の高齢化率(総人口に占める65歳以上の人口の割合・令和6年7月1日現在) 各地域の高齢化率 区全体 総人口 (人)411,413 65歳以上(人)80,893 高齢化率(%)19.7 品川 総人口 (人)77,333 65歳以上(人)14,697 高齢化率(%)19.0 大崎 総人口 (人)70,577 65歳以上(人)11,721 高齢化率(%)16.6 大井東 総人口 (人)57,340 65歳以上(人)9,955 高齢化率(%)17.4 大井西 総人口 (人)48,508 65歳以上(人)9,686 高齢化率(%)20.0 荏原東 総人口 (人)44,046 65歳以上(人)9,955 高齢化率(%)22.6 荏原中 総人口 (人)48,712 65歳以上(人)10,301 高齢化率(%)21.1 荏原西 総人口 (人)53,338 65歳以上(人)10,342 高齢化率(%)19.4 八潮 総人口 (人)11,559 65歳以上(人)4,236 高齢化率(%)36.6   4 回収結果 標本数 2,500 有効回収数 948 (有効回収率:37.9%) 内訳 郵送回収数 530(55.9%)    インターネット回答数 418(44.1%) 地域別回収結果 地域別回収結果 地域 18歳以上人口(人)構成比(%)標本数(人)回収数(人)回収率(%) 区全体 356,475 100.0 2,500 948 37.9 品川地域 65,835 18.5 463 203 43.8 大崎地域 61,050 17.1 437 151 34.6 大井東地域 49,413 13.9 350 118 33.7 大井西地域 41,742 11.7 291 110 37.8 荏原東地域 39,024 10.9 266 96 36.1 荏原中地域 42,911 12.0 299 108 36.1 荏原西地域 46,448 13.0 327 124 37.9 八潮地域 10,052 2.8 67 25 37.3   5 報告書を読む際の留意点 回答比率(%)は、当該選択肢の回答者数を、各層における回答者の総数(表中の“n”)で除算している。 なお、回答比率(%)は小数第2位を四捨五入し、小数第1位まで表記している。 単一回答の設問では、集計表の数値が上記(1)における四捨五入の処理のため、回答比率を合計しても100.0%にならない場合がある。 また、複数回答の設問では、すべての比率を合計すると100%以上となる。 クロス集計のグラフや表について、表側(表の左側に配置される項目)となる設問に「無回答」がある場合、これを表示しない。 ただし、全体の件数には含まれるので、表側の各層における件数の合計が、全体の件数と一致しない場合がある。 数値を読み解く際、特に回答者数が少ない層においては、その標本誤差に留意する必要がある。 「10代」は回答数が少ないため、20代と合算し「10代・20代」と表記している。また、「80歳以上」は回答数が少ないため、70代と合算し「70代以上」と表記している。 標本誤差dは層化二段無作為抽出法においては以下の計算式で表される。 d=±λ×√( 2×(N-n)/(N-1)×(p(1-p))/n) λ:信頼係数 N:母集団の大きさ n:回答者の総数 p:回答比率 95%信頼水準の場合、信頼係数は1.96であり、また、母集団の大きさが標本の大きさに対して十分に大きいとき、(N-n)/(N-1)≒ 1となるため、上記の式は以下のように近似できる。 d=±1.96×√( 2×(p(1-p))/n) 下表は本報告書において簡便に標本誤差を確認できるようにした早見表である。 標本誤差早見表 (7) 本文やグラフ・集計表上の表記は、紙面の都合上、語句を簡略化している場合がある。  6 母集団との比較 母集団(品川区住民基本台帳の18歳以上の男女個人)と比べると、調査回答者の性別では女性が4.7ポイント高くなっている。 また、年齢では60代の回答者が6.1ポイント、40代の回答者が3.6ポイント高くなっている。 (注)母集団は、品川区の総人口:411,413人(男性201,503人、女性209,910人)から、 0歳~17歳人口:54,938人(男性28,054人、女性26,884人)を除いた人数となる。 (1)性別  (2)年齢 (注意)内円は母集団の、外円は調査回答者の構成比を表している。   7 調査回答者の属性 (1)職業  (2)ライフステージ (3)住居形態 (4)家族人数 (5)定住意向