第13期品川区廃棄物減量等推進審議会(第3回)議事録 1. 開催日時 令和8年2月4日(水)14:00〜16:00 2. 出席委員数 13名 3. 出席者 【委員】 大矢委員、小林委員 西村委員、藤原委員、のだて委員、吉田委員 大八木委員、宇田川委員、石井委員、片山委員、廣田委員、毛塚委員、原委員 【講演者】 東洋製罐グループホールディングス株式会社 蛭田様、吉川様 【事務局】   鈴木都市環境部長、篠田品川区清掃事務所長、中西環境課長、澤課長補佐(庶務係長)、 関本事業係長、横山統括技能長、鳴島資源循環推進係長、夫馬主事、中山主事 4.議事録内容 ○事務局  品川区清掃事務所庶務係長です。  本日は、第13期第3回品川区廃棄物減量等推進審議会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。  事務局よりお知らせです。本日の審議会の議事録は、後日、ホームページに掲載します。あらかじめ御了承ください。  また、品川区では、節電や省エネ対策を推進するため、年間を通じて軽装での業務に当たっています。この点につきましても、御理解のほどよろしくお願いします。  続きまして、本日の資料及び配付物の確認をさせていただきます。資料につきましては、1点目は本日の次第、2点目は委員名簿、3点目は、本日御講演いただきます東洋製罐グループホールディングス株式会社(以下、東洋製罐HD)様のリサイクル啓発活動の紹介、また、そこに併せまして、リサイクル材を使いました製品を置かせていただいています。最後に、委員報酬請求書です。委員報酬請求書につきましては、住所、氏名を御記入の上、お帰りの際に事務局まで御提出をお願いします。  また、事務局でお預かりしている第1回の資料につきましては、本日机上に御用意しています。資料に不足がありましたら、挙手にて事務局までお知らせ願います。  なお、本日も、第1回同様、机上にマイクを御用意しています。御発言の際は、真ん中の丸いボタンを押していただき、ランプがついてからお話しください。発言が終わりましたら、丸いボタンを押して、ランプを消していただければと思います。よろしくお願いします。  なお、本日、○○委員、○○委員は所用のため欠席です。  では、引き続き品川区清掃事務所長より第3回審議会につきまして、御案内をさせていただきます。 ○品川区清掃事務所長  皆様、こんにちは。品川区清掃事務所長です。本日は、お忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。  それでは、審議会の開会に先立ちまして、都市環境部長より御挨拶をさせていただきます。 ○都市環境部長  改めまして、皆様、こんにちは。本日はお忙しい中、当審議会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。  この後、品川区清掃事務所長より御案内させていただきますが、本日は区内の民間事業者様にお越しいただきまして、新たな取組等についてお話をお伺いする場を設けています。  区としましては、これまで継続的に取り組んできたことを引き続きしっかりやっていくというところとともに、ゼロカーボンシティの実現には、やはりさらなる新たな取組も行っていく必要があるというふうに考えています。  今後も、廃棄物の減量やリサイクルの推進に寄与する清掃事業の在り方について、本日は多様な視点から御議論いただけることをお願い申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いします。 ○品川区清掃事務所長  ありがとうございました。  続きまして、本日の審議会の進行について御案内をさせていただきます。区内企業の東洋製罐HD様より、先進事例の取組について御講演をいただきます。その後に、委員の皆様方には、御質問、御意見、御感想など、議論を進めていただく形とさせていただきます。  では、私から、東洋製罐HD様の御紹介をさせていただきます。現在、品川区と企業がリソースや技術を持ち寄って、地域の社会課題解決や新たなサービスを生み出すプラットフォームである「しながわシティラボ」に御参加をいただいており、私ども品川区清掃事務所と、紙コップのリサイクルの実証実験を行っていただいているところです。  本日は、イノベーション推進室、○○様と、サステナビリティ推進部、○○様のお二方にお越しいただいています。  それでは、会長に審議会の開会を、進めていただければと思います。よろしくお願いします。 ○会長  それでは、ただいまから第3回品川区廃棄物減量等推進審議会を開会します。  前回の12月の視察、皆様、どうもお疲れさまでした。今後の検討によい情報収集となられたかと思います。  さて、審議は9月の第1回審議会以来となりますので、諮問内容をおさらいします。今期、森澤区長から当審議会への諮問事項は、ゼロカーボンシティを目指す品川区における事業系ごみを含む新たなごみ減量推進策についてということで、諮問期限は令和9年6月30日です。  諮問理由については、区では、令和5年にゼロカーボンシティしながわ宣言を表明しましたが、その実現に向け、事業系ごみを含むさらなるごみの減量推進が必要です。そのためには、技術的な進歩や生活スタイルの変容も考慮した新たな取組や変革が求められます。  そこで、先進自治体や企業などの取組を調査研究し、品川区に適したごみ減量の新たな取組を提案いただきたいと考えますという内容です。  本日は、諮問理由にありました、企業の実施している取組等について、事業者より講演をいただき、その後、委員お一人ずつ御意見、御感想、御質問などをいただきながら審議を進めていきたいと思います。  特に企業との連携というのは今までなかったことかと思います。企業の情報を聞いて、そして、どのように企業の方々と連携していけばいいのかとかいうところ、今回の審議会で新たな提案ができればと思いますので、そういう視点を含めてお聞きいただければと思います。  それでは、御講演、よろしくお願いします。 ○講演者  東洋製罐HD、イノベーション推進室の○○と申します。よろしくお願いします。  当社は容器を製造する会社でして、ペットボトルや缶、紙コップ、段ボールなどを取り扱っています。容器を製造して販売する側としては、回収してリサイクルするところまで一緒に考えていくというのを仕事としていますので、その中で、今回、このように紹介の場を設けさせていただきまして、ありがとうございます。この後は、座って進行させていただきます。  私たちが、ほかの企業や自治体、様々なパートナーと取り組んでいる内容について紹介していきたいと思います。先ほど少しお話しさせていただきましたが、私どもは、資料の2ページに写っているような、主に缶やペットボトルなどの容器を作っていて、この中に入っていないものとしては、シャンプーのボトルや、ワサビのチューブなども扱っています。皆さんのお宅に必ずある40%から50%ぐらいの容器は当社製のものかなと考えています。  1917年に創業し、現在108年になっており、グループ会社は100弱になります。  皆様のお手元の資料は一部ページ数が飛んでいますが、本日モニター画面で説明しやすいように細分化しているためです。同じ資料ではありますので、御安心ください。  3ページが国内シェアです。缶やペットボトルなど、飲料、食品系を主に出していますが、これに限らず製品はあります。皆さんの生活のそばにあるものは、容器がなければ中身を届けることができないので、生産者から消費者に届けるためには必要なものと考えています。  当グループでは、エコアクションプラン2030として、環境目標というのを定めています。容器のリサイクルに関して、当社が使うものや排出するものはしっかり分別してリサイクルするのはもちろんですが、それだけではなく、容器を使う消費者の方々がリサイクルやリユースしやすい製品づくりというのを心がけています。  今回は、東洋製罐HDとあらゆるパートナーとで行っている、容器の回収やリサイクル推進などについて紹介していきたいと思っています。  まずは、日本航空(以下、JAL)グループとの取組について御紹介させていただきたいと思います。6ページです。飛行機の機内で分別回収した使用済み飲料紙コップを新たな紙コップに再生する、紙コップto紙コップの水平リサイクルを実現いたしました。使用済みの紙コップを回収して、再資源化して、新たな紙コップに再生させる資源循環は、国内初の取組となっています。再生された紙コップは、環境月間である6月に、羽田発JAL国内線にて提供しました。皆様から回収した紙コップで再生した紙コップをさらに提供したということになります。  7ページは、紙コップの再生フローとなります。紙コップを回収して、日本製紙グループで再資源化して、当グループの東罐興業にて新たな紙コップへ再生しました。  これまでもJALグループでは、2022年の12月から、機内サービスで使用した紙コップの回収とリサイクル自体はやっていましたが、段ボールなど別の紙製品に生まれ変わっていました。このたび紙コップから紙コップへという再生が実現したのが初ということになります。  皆様のお手元にある紙コップ5個セットのものが、25%再生紙が配合された紙コップです。見た感じも特に再生して汚いということはないかなと思っています。お持ち帰りいただいて、紙コップとして御使用ください。  次に、プロバスケットボールチーム、アルバルク東京との取組について御紹介します。東洋製罐HDでは、アルバルク東京と2022年シーズンよりパートナー契約を結んでいます。アリーナ内で使用した紙コップを資源として循環させるためのRe−CUPプロジェクトというのを行っています。このプロジェクトは、来場した皆さんがリサイクルに参画するもので、飲み終わった紙コップを御自身で洗浄して分別していただきます。当グループが開発した紙コップ洗浄機、Re−CUP WASHERをアルバルク東京のアリーナに提供しています。  10ページは、そのRe−CUP WASHERの説明のページになります。Re−CUP WASHERは、飲み終わった紙コップを逆さまにして、ぐっと上から押すことによって、シャワーのようなもので中を洗浄するという機械になっています。紙コップは従来、使い捨ての可燃ごみでしたが、徐々にリサイクルに持っていこうという意識が高まってきています。ただし、飲んでそのままだと汚れが付着してしまい、後で洗浄しようとしても、固まってしまったり、重ねることで表も裏も汚れがついてしまったりということがあるので、これが取れなくなるとリサイクルができません。リサイクルするためには、使い終わってこびりつく前にすぐ洗う。これが唯一の方法ということで、この洗浄機を開発しました。すぐに、逆さまに押してシャッと中を洗ってもらうことで、きれいな状態の紙を回収できるので、リサイクルに回せるというものになります。  11ページです。紙コップリサイクルの周知をするためには、数を増やしていかなければということで、様々なイベントを行いました。これらの効果もあって、紙コップの洗浄回収率は、2年目から40%弱で安定しています。アルバルク東京のファンの皆様にもコップを洗う習慣が根づいてきていて、私もこの土日、アルバルク東京のアリーナで洗浄機の横に立っていましたが、説明しなくても洗う習慣がついてきて、知ってる知ってるという感じでやっていただいていました。  次、12ページです。飲料紙コップだけではなく、食品の紙カップの実証実験も行いました。真ん中にある「汚れをはがしてリサイクル!!」と書いてある容器です。実物はこちらです。薄いフィルムが貼ってあり、こちらのフィルムはこのように剥がせるようになっています。食べ終わった後、食べ残しやソースが全部これと一緒に取れるので、フィルムは燃やすごみにしていただいて、カップは本当に純粋にきれいな紙となり、リサイクルしやすいという容器になっています。  これについても、昨年度、アルバルク東京で実証実験を行いました。キャンペーンをしたり、アルバルクのホームページから一緒にお仕事体験しませんかということで公募をかけて集まった子どもたちが、分別の声かけを一緒にやってくれたりということがありました。そのときの回収率は40%だったので、アリーナとしては、まずまずの成果だったかなと思います。  2025年10月、江東区にアルバルク東京の新しいアリーナ、トヨタアリーナ東京が開業しました。こちらの新アリーナでは、廃棄物ゼロ、全量リサイクルという方針を出しています。リサイクルステーションにあるごみ箱に関して、種類や表示の方法、並べ方など当社がプロデュースをさせていただいています。分別の種類や機能など、運営側と協議を重ねて作り上げており、詳しい情報は当社のホームページにリリースで上げていますが、マグネットで表示が変えられるなど、いろいろ工夫をしています。  アリーナ内で使われる容器についても、13ページの右側の写真にあるような、リサイクルしやすい容器というのを採用していただいています。皆様もバスケ観戦に行かれるようでしたら、ぜひ分別に御協力いただければと思います。  皆様にお渡しした紙コップには、平岩玄選手の絵が描いてありますが、彼はリサイクルに興味のある選手でして、当社のリサイクル推進の広報大使をやっていただいています。  では、次に、鹿嶋市と鹿島アントラーズとの取組についてお話しします。15ページです。2023年8月から、東洋製罐HDは鹿嶋市と鹿島アントラーズとの3者協定ということで、包括連携協定を締結しています。主な活動としては、小中学校やスタジアムでペットボトルのキャップや紙カップを集めたり、リサイクル啓発のブースを出したり、スタジアム内で販売される容器をプラカップから紙コップへ切り替えていったりというのをやっています。  16ページに行きます。2023年9月には、鹿嶋市立の全小中学校向けにペットボトルキャップの回収実験を行いました。その際、1か月で何と600キロのペットボトルのキャップが集まりまして、私たちの予想を超える量を集めてくれました。集められたキャップをリサイクルして、鹿島アントラーズのロゴマークを印刷したうちわを1万枚製作しました。皆さんのお手元に、冬なのにうちわが配られているのがこれです。柄の色がグレーになっていますが、キャップをリサイクルして、白だけ選別するとか、色をつけるとかしないと、混ざって自然の色がグレーになり、集めた季節によっても変わります。大体緑っぽい、グレーっぽい色になるのですが、冬になるとオレンジキャップが増えるので、そのとき集めたキャップの色で色合いが変わるというのがあります。このうちわは、ペットボトルキャップが30%配合されています。  1万枚作ったうち5,000枚は協力してくれた子供たちに学校で配りました。残り5,000枚は、鹿島中学校にボランティア部というのがありまして、ボランティア部の子たちと、サッカーの試合前にサポーターの皆様にお配りして、応援うちわとして使っていただくようにしました。  学校では、集めるだけではなくて、環境出前授業にも行っています。アントラーズの「しかお」というキャラクターがいまして、「しかお」も一緒に出前授業に行きました。  17ページには、リサイクルルートを記載させていただいています。ペットボトルキャップを回収対象とした理由は、まだ確立されていないキャップのリサイクルを推進したいという思いがありました。ペットボトルの本体や缶というのは、回収のルートが確立されてきていますが、キャップはまだできていないので、キャップもいい材料として集めたいという思いがあります。  回収からグッズ化までのルートがまだできていなかったので、そこを開拓するために、業者を探したり、テストしたり、グッズ製作を一緒に相談したりして、うちわやクリアファイルなどにたどり着きました。  関わった業者には、今後、当社の依頼がなくてもグッズとして販売してほしいと考えています。普段からサイトで申し込んでグッズを売っている会社ですので、このスキームを利用して販路を拡大してもらうことで、リサイクル推進に一役買ってもらいたいなと思っています。  昨年はうちわでしたが、今年はクリアファイルを作りまして、皆さんに1枚ずつお配りしています。クリアファイルのほうは、100%ペットボトルキャップです。それは白のキャップを集めて作ったので白い色をしていますが、たまにぷちぷちっとごみのようなものが交じることもあるのがリサイクルの特徴になります。  ちなみに、その中には「かくれねこ」という猫ちゃんがどこかに隠れているので、探していただければということになっています。あと、当社のリサイクル活動のサイトへ飛ぶQRがついています。  鹿嶋市との御縁から、茨城県にある事業所6者で連携するという新たなプロジェクト、プラリレープロジェクトというのを行いました。19ページからです。このプラリレープロジェクトは、6者でプラスチックをリレーしながらリサイクルするのと同時に、持続可能な社会をつくることを目指して、次の世代へバトンをつなぐということで、プラリレーという名前にしています。  製造、販売、回収、再生を行う、業者をまたいだ6者の包括連携協定になっています。まず、左上の鹿嶋市です。こちらは市民への啓発や市内のごみ回収を行っているということで鹿嶋市がいて、次に、左下の株式会社リファインバースグループ、水色の名前の会社です。こちらは、プラスチックを回収して中間処理する会社です。左下の三菱ケミカルは、ケミカルリサイクルで再資源化をしていただいてます。下の右側に移りまして、東洋製罐HDでは、容器を製造するというところです。その上に行きまして、当社が作った容器にドレッシングを詰めて売っていただくキューピー株式会社と、その上、スーパーチェーンのカスミです。茨城県内にすごくたくさんの店舗を持っています。  こちら、日本初となる調味料キャップのサーキュラーエコノミーの取組をしていまして、そこの肝となるのが、27ページの三菱ケミカルのプラントになります。2025年度に実証実験が開始されたケミカルリサイクル実証プラントです。御存じの方もいらっしゃるかと思いますが、プラスチックは石油からできています。石油からプラスチックを作って、それから容器を作りますが、使われたプラスチックのうち、飲料用のペットボトルというのは上の真ん中のマテリアルリサイクルにより、再び飲料用ペットボトルに戻す取組が既に行われています。粉砕、洗浄して溶かして材料に戻すというリサイクル方法です。  しかし、再生プラスチックをまた食品用容器、食べ物系の容器に戻す、利用するというのは、食品衛生の観点から難しくて、飲料以外では制限されている状況になります。こちらを行うには、下にあるケミカルリサイクルで、樹脂の前の油の段階まで戻してしまうことで、食品にも対応することが可能となりました。  30ページの左上にドレッシングが3種類載っていますが、こちらのドレッシングキャップを循環させる実証実験を今まさに行っています。11月に小中学校とスーパーで開始をしまして、リサイクル素材のキャップを使ったドレッシングを、今年度中にスーパーで販売する計画になっています。回収、生産、販売、全ての工程を茨城県内にある事業所で行っているというところになります。 では、次に、川崎市と、当社グループのメビウスパッケージングというプラスチックボトルを製造している会社との取組について御紹介します。32ページです。川崎市では、Kawasaki Circular Design Parkという川崎臨海部における廃プラスチック循環実証を行っており、川崎市内の一般家庭から排出されたプラスチックをマテリアルリサイクルして、日用品ボトルに再利用できるか検証する実証実験プロジェクトに参画をしました。  2024年10月から開始した循環実証は、海洋プラスチック問題に取り組む国内最大級の団体、CLOMAと呼ばれる、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスと連携して行っています。メビウスパッケージングは、循環実証の中で、メンバーより提供を受けた再生材を活用して、環境配慮設計や製品への加工を行っており、そのような製品の評価などを当社グループで行っています。  次のページに行きます。川崎市は、プラスチックの容器包装に加えてプラスチック製品の回収を開始したところで、その回収でどのようなものがどのような状況で集まったかを調査して、再製品化するためにペレット化しています。今現在進んでいる状況としましては、できたものをほかの実証品などと比較して評価するということをやっている段階です。今後は、結果を踏まえて、課題の洗い出しとさらなる実証内容の検討を行っていきます。  次に、神戸市との事例に移ります。35ページです。こちらも、先ほどのCLOMAと呼ばれるクリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスの一環でやっています。私たちのグループ会社で、紙コップを作っている東罐興業では、神戸市が運営する「エコノバ」という資源回収ステーションがありそこの2拠点で、家庭から排出される紙容器の回収実験を1月6日から開始しました。  飲料用の紙コップだけではなく、アイスクリームのカップや、ヨーグルトの紙コップなどを家庭で洗っていただいて、乾いた状態でエコノバにお持ちいただくというものです。この実験は3月末までとなっていて、その後どうするかは、そのときにまた話し合って決めるということになっています。  では、次にいよいよ品川区との取組について御紹介します。先ほど冒頭で御紹介いただきました「しながわシティラボ」という取組で、一緒に紙コップのリサイクルの実証実験を行っていただいています。モデルの中では、「しながわシティラボ」では、課題解決型と実証実験型というのがあり、当社は実証実験型として、2025年の7月31日から実施しています。  使用済み紙コップは、先ほども言ったとおり、今は可燃ごみとなってしまっていますが、実証実験を行うことで、可燃ごみを削減させて、紙コップのリサイクルスキームを社会実装させ、サーキュラーエコノミーの実現を目指していきたいと考えています。  38ページです。それぞれ役割がありまして、品川区には、区内の施設やイベントで使用された紙コップの回収と、今回の取組の監督をしていただいています。また、実験結果からモデルスキームを作成し、今後につなげる役割も担っています。当社側では、紙コップの搬送方法などを調整したり、回収したものの結果を検証したりもしています。  スケジュールとしては、7月から開始しまして、夏の間は、避暑シェルター、給水ステーションで使われた紙コップの回収を行いました。次の3月に行われる「しながわシティラン」でも回収を行う予定です。  回収された使用済み紙コップは、39ページのように、日本製紙グループ各社と連携して、新たな紙コップ、もしくはトイレットペーパーなどに再生するという流れで行っています。  まず、左上の@のところを見ていただくと、東洋製罐グループ本社とありますが、こちらで集める、もしくは品川区の対象施設やイベントにて使用済み紙コップを回収・洗浄をします。これをAに行きまして、宅配ルートを使って、日本製紙グループである日本紙通商を介して、同じく日本製紙グループのB東京資源へ紙コップを送っています。東京資源では使用済み紙コップが粉砕・洗浄されて、ベールと呼ばれる四角い塊へ加工されます。それをCの日本製紙の工場へ搬送していきます。ここでパルプ化したものを原料として、トイレットペーパーや紙コップの原紙を製造します。今のところ、トイレットペーパーは当社の本社ビルで使用予定ですが、今後いろいろ展開はできるかなと思います。当社側でも、今回、皆様にお配りしているような紙コップをさらに作るというところももちろん引き続き行っています。  45ページです。写真に載っているのは一部ではありますが、回収した紙コップの報告です。8月から10月の回収でいうと、363キロの重さになっています。この写真は、4か所の避暑シェルター1週間分です。多少、ガムがついていたり、水をくむところなのにココアのカップが捨てられていたりというのがありまして、汚れが固まっているのはリサイクルできないので、はじきました。また、あまり濡れていると、カビが発生してしまうので、しっかり水を切ったり、乾かしたりする必要があり、途中からは清掃事務所の乾燥室で乾かしていただくなど、機転を利かせて対応していただきました。  紙コップ以外のものが捨てられていることは多少あるかなと思っていましたが、思ったよりは少なかったかなという印象です。完全に乾いていなければいけないわけではないですが、できれば、カビが発生しない程度に乾いていたほうが好ましいです。  この実証実験で課題も見えてきましたので、品川区と今後どうしていくかというところを協議していきます。  大井第二地区の区民まつりでは、清掃事務所で、フィルムが剥がせる紙カップの回収実験もやっていただきました。職員の方が立ってアナウンスしていただいたので、110個配布したうち96個がリサイクルブースに回収されてきました。その場でフィルムを剥がす案内もしていただいたので、汚れているものやリサイクルできないものは一つもなく、全てリサイクルできました。  実は今まで品川区へのアプローチを何年もしていたもののなかなか進まなかったのですが、立正大学のイベントのときにいい御縁をいただきまして、一気に加速したという経緯があります。  1年間の実証実験を終えた後は、洗い出された問題点を改善して、リサイクルを本格稼働したいと私どもでは考えています。まとまった量の回収ができて、ある程度の管理ができる場所が対象になるので、当社だけではなく、例えば、47ページのような、品川区内のほかの企業のオフィスから出た紙コップや、商業施設のフードコートの給水器の紙コップ、また、先ほどの鹿嶋市や神戸市の事例のように、ヨーグルトやアイスなど、家庭から出る紙コップの学校での回収などができたらいいなと考えています。さらに将来的には、紙コップ以外にプラカップやペットボトルのキャップなども品川区とも手がけていけたらいいのかなと思っています。  48ページは、今後、品川区ともできるかなと思っている事例です。東洋製罐HDのメビウスパッケージング株式会社と、シーバイエス株式会社、鈴与エコプロダクツ株式会社という3社共同で、業務用の小型プラスチックボトルのリユース・リサイクルの実験を2025年10月から行っています。こちらは商業用のプラスチック容器のリユース・リサイクルのスキームの社会実装に向けた改善方法を検証していまして、今後様々な得意先に向けた展開を検討しています。この取組は、公益財団法人東京都環境公社のサーキュラーエコノミーの実現に向けた社会実装化事業補助金や、東京都の補助金の対象になっています。  49ページです。既に実証実験が進んでいるのですが、オフィスビルや商業施設、飲食店などの業務用の洗剤の容器をリユース容器にする実証実験中です。業務用で、洗剤を大量に使うところのボトルを一回一回捨てるのではなくて、中身を詰めてまた使うというやり方になります。今後、クリーニングなどのランドリー業者での実施も検討しています。一番右のところにモニター募集と書いてありますが、クリーニング業者のモニターを今探しているところでして、ここでやれそうだよというところがあったら、ぜひお声がけいただければと思っています。  最後、50ページは清掃事務所にも参加いただいている、当社で行われるごみに関するイベントのお知らせです。お笑い芸人マシンガンズの滝沢さんが代表を務めているオンラインサイトのごみクラブというのがありまして、そこのイベントで、5月3日のごみの日から5月30日のごみゼロの日まで全国各地で行っているものです。そのオープニングイベントを、いつも東洋製罐HDの本社ビルで行っています。  今年も5月3日はオープニングイベントを行う予定でして、芸人さんも来るにぎやかなイベントですので、ぜひよければ足を運んでいただければと思います。また、清掃事務所の、荷台部分が透明で、中が見える清掃車にも来ていただきたいなと計画しているところです。  今日はいろいろなパートナーとの活動について、たくさん紹介してしまったので、混乱ぎみな内容になってしまったところもありますが、いろいろやっているぞというところはお伝えできたかと思います。  御清聴ありがとうございました。(拍手)  何か御質問などあればお願いします。 ○品川区清掃事務所長  ○○様、どうも御説明ありがとうございました。  それでは、ただいま御講演いただいた内容につきまして、引き続き大矢会長に御審議のほど、進行していただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○会長  ありがとうございました。講演をお聞きになり、様々な御意見、御感想、御質問等があるかと思います。今回お聞きになられたことから、地域の中でうまく何か反映できるものがないかとか、あるいは、東洋製罐HD様にこういうことももっと発展させてほしいなとか、そういうような御意見を含めまして、何でも御自由に御発言いただけたらと思います。  最初にお伝えいたしましたとおり、委員の皆様お一人ずつ御意見、御感想、また、御質問等いただきながら審議を進めたいと思います。  それでは、どなたからでも結構ですので、御発言をお願いします。  どうぞ○○委員。 ○委員  企業などから出る紙コップは回収されていると今伺いましたが、家庭から出る、防水加工した紙については資源として回収できないという扱いになっていますよね。  たしか品川区のごみの捨て方・出し方に、防水のものは駄目って出ていましたでしょうか。出ていなかったように思うんですが、廃棄物減量等推進員のハンドブックには、防水加工した紙は駄目という記載があります。これも極端に言えば、分けようと思えば、資源として一応取ることはできるけれども、ただ、状態はかなり悪いということが予想されるので、難しいかなというふうに思っています。 ○会長  アドバイス、何かあればお願いします。 ○講演者  ありがとうございます。現時点では紙コップは可燃ごみです。それをリサイクルするために違う県にまたいで運ぶ、ということが品川区の場合にはできません。私どもが今やっているのは、実証実験なので運べていて、その結果を基に、今後専ら物と呼ばれるようなリサイクルできるものにするか否かを今検証しているという段階です。家庭から出たものを今すぐ紙資源に交ぜてしまうのは、今は違うので、決まりとしては可燃ごみですというところです。  コーティングというところにも度合いがありまして、紙コップも、実はこういうフィルムがついてはいるんです。これは剥がせるタイプですけど、通常のこちらの紙コップのほうは、フィルムが剥がれないものですのでリサイクルできるところが限られています。そのうちの一つが日本製紙グループの埼玉県にある工場です。フィルムがついていても、破砕して、洗浄して、プールの中に入れると、浮いたり沈んだりで分けることができるという設備があるところです。このような設備があるところに持っていけば、コーティングされていてもリサイクルできます。  ただし、汚れが多いと、それが引っかかってしまうので、汚れはできるだけ先に落としておかなければならないというところになります。 ○委員  今一つ思ったのは、牛乳のパックは、スーパーなどに回収ボックスが置いてあると、みんなそこに入れて、かなりたまっています。そこにあまりほかのものを入れている人はいないと思うので、同じようにやればこういう防水したものでも、集められるのではないかと私は思います。  資源回収ステーションで分別して取るというのはなかなか難しいと思いますが、大きなスーパーでしたらスペースが取れるので、例えばアイスクリームの容器であるとか、そういう防水加工した紙についてはこっちへ捨ててくださいということで回収すれば、それはかなりの量を集められるのではないかなと思います。汚れ具合がひどいものも入ってくると思いますが。 ○講演者  ありがとうございます。まさにおっしゃるとおりでして、牛乳パックのような集め方をするのが理想的です。家で洗って乾いた状態で持ってきてくれるので、そちらのほうも実は別の地区と実験を進めています。そうなると、スーパーや、スーパーのごみを回収している業者の協力も必要になってきますので、その辺を整理した上で、狭い地域で一旦集めてみて、どれぐらい汚れが入っているか、もっと全国的に広げて大丈夫なのかというところの研究に取りかかりつつあるというところです。 ○委員  なるほど。 ○会長  よろしいですか。  それでは、今のところ、家庭ごみの関係ですけれども、一つの課題として、ごみをどんどん少なくしようという、最後に引っかかるような部分に対して、こういうところが問題ですよということでちゃんと何か記載して、こういうポイントに気をつけるようにという形で対応させていただければと思います。  そのほかいかがでしょうか。  どうぞ○○委員。 ○委員  私、品川運輸株式会社の○○と申します。  品川区に会社がありまして、こちらの茨城県の事例でいう株式会社リファインバースグループと同じような収集と回収、中間処理施設をやっている事業者なのですが、リサイクルをする紙コップの汚れ具合というのはどこまでオーケーなのでしょうか。というのは、段ボールでいうと、ここ近年で、油がついているものや、においがついているものがリサイクルできないということで、問屋さんというか、我々が卸しにいく業者からは、これ、リサイクルできないよと、かなり厳しくなってきています。紙コップでいうと、例えば、先ほどココアが駄目だというお話がありましたけれども、どの程度までの汚れがオーケーなのでしょうか。また、回収業者として非常に気になっているのが、先ほどお話がありました交じりについてです。普段、皆様が立っていれば、紙コップしか入れないと思いますが、我々業者側も、必ずこれは分別をして出してくださいというものの、やはり全てが100%では返ってこないものです。私も見て回ることがありますが、家庭からでる資源は、大分よくなってきているものの、やはり事業系ですと、当社のドライバーも苦労していまして、その辺りをどういうふうに今後の課題として捉えていらっしゃるのか、教えていただければと思います。 ○会長  お願いします。 ○講演者  まず、汚れ具合ですが、結構感覚的なものになってしまうところがあって、業者側の目線で言うと、汚れているなって思った瞬間、燃やすごみに移さないと、そこの袋の中のものが全滅します。ですので、どれぐらいという表現は難しいですが、まず、ココアは駄目だと思ってください。スポーツドリンクは糖分が少しありますが洗わなくてもぎりぎりいけるかなという感覚です。お茶も、本当は洗ってほしいところですが、洗わなくてもいけるかなという感覚でしょうか。  また、当社は容器会社にもかかわらず、お恥ずかしいことながら、社員の中でも、容器の分別を知らない社員はいます。見つけ次第、これは容器会社として恥ずかしいから分別してねというのは言っているところではありますが、やはりどう知らせるべきか、表示するべきかというところが常に課題となっています。人が立っていられるわけではないので、文字数は少ないけれども簡潔に伝わる表示が大切で、そこは日々、今でも苦労しています。先ほどのアリーナでもそうですが、紙コップを捨てて、次のビールを買って、すぐ試合に戻りたいんです。だから、なかなか読んでもらえないので、そこをいかにぱっとアイキャッチするかというのは、施設側と一緒に、直しながらやっているというのが現実です。 ○会長  よろしいでしょうか。 ○委員  ありがとうございました。 ○会長  そのほかいかがでしょうか。  どうぞ○○委員。 ○委員  私は区民委員の○○と申しますが、現役時代には、リサイクルでパルプを再生化させて、その安全性の確認をやっていましたので、すみません、少し細かいところにすごく興味があり、御質問をさせていただきます。今あったような汚れに関して、恐らく数値的に汚染率みたいなものをお持ちで、その中で洗浄して汚染率を下げるようなことをされているのではないかと思うので、その辺もお聞かせいただきたいです。また、今回、水平リサイクルという、非常に大変な対応をされているのだと思います。お話のあったように、食品衛生法、実際に紙コップとして、また食品と触れるような容器に戻されるというところのチャレンジングなお取組もされているというところの大変さを、お聞かせいただけたらと思います。 ○講演者  汚染率は、再生された後の紙についてですか。それとも、排水のほうですか。 ○委員  紙です。 ○講演者  紙のほうは、洗浄してまた紙に戻すので、先ほどもしかしたらぷちぷちっと黒いごみみたいに見えるかもというのがありましたが、それについては、一回、紙の繊維まで戻してしまうので、本来、私たちの数値的には、食品でも大丈夫です、というところと、口や食べ物に触れる部分は、再生品ではなくプラスチック素材でコーティングされているので大丈夫です。あとは、気持ちや心象の問題で、そこが10年前では可能にならなかった部分が、リサイクルへの関心の高まりで可能になってきているというところがあります。――あと、数値的にとか、ありますか。 ○講演者2  今お配りしているこのリサイクルの紙コップも、サンドイッチ状にして、真ん中の層に再生パルプを入れて、両サイドはバージンパルプなので、直接口に当たるところは新しい紙です。 ○講演者  技術の進化でフォローするというか。 ○委員  層状にすることで食品衛生法をクリアしている。 ○講演者2  そうですね。衛生上の数値的にはダイレクトコンタクトでも問題ないレベルですが、最初はそういった心配もあるだろうということで、今はサンドイッチ状にしている状態です。 ○委員  水平リサイクルのときに、ここで25%再生パルプを使って、恐らくバージンパルプを70%使っているのだと思いますが、その辺の兼ね合いというのが、今言われたようなところにもなりますか。 ○講演者  そうですね。サンドイッチしている分、再生材が少なくなります。また、紙の繊維は、繰り返し使っていくとだんだん短くなり、絡まなくなって、紙の形成に問題が出てきます。そのため、新しいパルプを入れないと、紙の形にならないというのもあり、ぎりぎり上げたところが25%になります。 ○委員  ありがとうございます。 ○会長  よろしいでしょうか。  それでは、そのほかいかがでしょうか。どなたでも。  では、どうぞ○○委員。 ○委員  よろしくお願いします。○○です。  リサイクル関係の話、拝読して、すごく面白くて、どんな数値が出るのかなとわくわくしていました。私の場合、子供がいるので、それこそキャップを見つけると集めてくるみたいな習性があります。ごみでこれは分けられるよみたいなものも、子供のほうが詳しいなと思いながら普段やっていますが、あったらいいなと思うものがありまして、これを集めたらどのぐらいいいことがあったのかみたいなものが、「ピロリロリーン」って画面で見れるとか、ゲーミフィケーションのような、そういう「ピコン」と鳴るみたいなことがあると、多分むちゃくちゃやる気が出るんだろうなと思っています。それこそさっきも会社とかでリサイクルボックスを置いても使わない人がいるといったときに、どうしたらいいかなとなると、これためた分でこのお菓子買えましたとか、ちょっとしたメリットを貼り出したりすると、やってくれる人が少しだけ増えるので、できれば、SNSでも何でもいいと思います。例えば、キャップが何個集まったらワクチンに変わりますだと、自分に返って来ないじゃないですか。全体的にやっていることはすごくいいけれど、これに変わったよみたいなものが面白く楽しく伝わるようなものがあったら、もっと体感というか、実生活に近づくのかなと思っています。なので、個人的には、この猫がかわいいので、猫で面白いことが起きないかなと思いながら今拝見していました。質問ではありませんが、そういうサービスがあったら知りたいですし、なかったら欲しいなと思いました。 ○講演者  ありがとうございます。先ほど自分に返ってきたらいいなというところの心理作戦として、鹿嶋市のうちわの事例は、集めてくれた子供たちに、自分たちがこの間入れたやつからこれができたんだというのを見える化して、継続してやるという気持ちにさせるというところです。ただ、実証実験に参加してくれているお礼として渡してはいるものの、ずっと当社がお金をもってやるわけにもいかないので、ツールがなくても根づいてくれればいいなとは思っているところです。また、見える化に関して、「ごっこランド」というお仕事アプリを使用して、各企業でこのようにリサイクルしているよということを見せる化するというのはあります。当社はこの「ごっこランド」はやっていませんが、日本製紙グループのクレシアという紙メーカーがやっています。見える化は苦労しているところですので、まさにおっしゃるとおりで、確かに、何かあったらいいよなというのは思います。ありがとうございます。 ○講演者2  大変参考になる御意見、ありがとうございます。やはりインセンティブの部分がかなり重要だなと思っていまして、要は、ペットボトルなどは、例えばコンビニに持っていったら、セブン−イレブンでnanacoポイントになるとか、あるじゃないですか。やはりそういうところも、ほかの素材、資源にも広げていけたらいいなと個人的に思っていまして、これはあくまで個人的な願望ですが、例えば、商店街でそういったポイントをつくっている武蔵小山商店街などで拠点回収をして、そこに何か持っていったらポイントがつくとか、そういったことを実証実験できたら面白いなと思っている次第です。 ○委員  ありがとうございます。 ○委員  既にそういうのをやっているところはあるんじゃないですか。例えば、サミットでは、ペットボトルを持っていけばポイントがつきますよね。やっていますよね。 ○委員  短期的にスポーツごみ拾いのような、袋にごみをいっぱい入れて、出来上がるまでひたすらやるみたいなことはあるじゃないですか。参加したことがありますが、楽しいけれど、決まった日に行かないといけないじゃないですか。雨が降ったりするとなかなか行けなくなってしまいます。ちょっと楽しく、ちょっと可視化できるようなことを、メーカー各社でやっていたら、体力がいつか尽きてしまうので、それこそクリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスや、NPOみたいなところでまとめてやっていただけると、みんな乗っかりやすいだろうなと思っています。エンドユーザーとしても参加しやすいし、情報も取りやすくていいなと思います。 ○講演者  ありがとうございます。 ○会長  よろしいでしょうか。  どうぞ○○委員。 ○委員  私は、商店街の会長をやらせてもらっています。それこそ先ほど〇〇委員がおっしゃったような、キャップのリサイクルといったものをもう少しイベント化できれば面白いかなと思っています。  武蔵小山など大きい商店街では、そこで回収したりということを行っていますが、品川区には小さい商店街が幾つもあって、それなりにイベントもやっていたりするので、イベントの中にあるミニイベントみたいな形でキャップの回収をやれればいいのかなと思っています。ですので、キャップを回収して、果たしてそれをどこに持っていけばいいのかという、そのルートも分かりやすく知れるといいかなと思っています。  よく自動販売機の横にペットボトルを入れるごみ箱がありますが、買って家に持っていけば自分の家庭ごみになりますが、そこで捨てると事業ごみとなります。うちの前にも自動販売機があって、ごみ箱が設置されていますが、私どもが分別して入れるぐらいひどい状態なので視覚的に分かりやすく分別できるような形にできればいいなと常々思っています。 ○講演者  ありがとうございます。今日は、資料を御用意していないのですが、実は2025年5月に品川区商店街連合会と一緒にイベントを行っていまして、お配りしたクリアファイルはそのイベントの時にお配りしたものです。shimizuさんという作者の方が描いた『かくれねこ』という絵本がありまして、普段はお弁当の中や、お菓子のまちから猫を探そうという絵本なのですが、今回は、当社の容器のまちから猫を探そうというように描き直していただいたものになります。  商店街連合会とのイベントということですが、3つの商店街とエコルとごしを会場にして、こういう木のプレートに文字が書いてあり、それを商店街で探してキーワードを完成させた方に、このクリアファイルをプレゼントしました。リンクの先にリサイクルの話が載っているので触れていただこうということをやりました。実は商店街連合会とは、サッカー大会などが毎年行われている中で、キャップを集めたいという相談から始まりました。キャップを集めるほうではなくて、キャップから出来上がったものを使ったイベントになってしまいましたが、継続してキャップを集めたいので業者を紹介してほしいということで、その後やられたかどうかは分かりませんが、どこに送ればこういうのに生まれ変わるよという御紹介はさせていただきました。  このイベントは、戸越銀座商店街と武蔵小山商店街と不動前通り商店街とエコルとごしと、当社のミュージアムで開催しましたが、まだ1回しかできていません。エコルとごしのかわいいホームページで紹介をしていただいて、エコルの中で猫を探すというイベントをしていただきました。エコルとごしは絵になるので、子供たちの写真もいただきましたがすごくかわいかったです。こういうイベントを継続的に実施して、もう少し広げて、定着させられたらいいなと思います。 ○委員  よろしいですか。先日、このメンバーで品川運輸様のペットボトルの中間処理施設へ行きまして、そこでキャップが外れていないボトルがかなりたくさんあるということを見ました。驚いたのは、流れてくるペットボトルにキャップがついているものは全部、機械に入れて取っているんですね。これを見て、私、大ショックを受けまして、私は全部キャップごと粉砕して、ペレットやフレークになった状態で水に浮かべて、全部分離できると思っていましたが、実際には、キャップを外している方がいるということで、びっくりしましたね。  例えば、飲みかけだったら蓋をしますよね。だけど、飲み終わったら、蓋をする必要はないです。それをまた蓋をしてペットボトルを捨てて、それをリサイクルの中間施設でまた人が外しているということに非常にびっくりしたわけです。  少し古いですが、清掃事務所が発行しているリサイクル通信の50号と54号で、ペットボトルのキャップを外してくださいと記載していますね。この中に、ペットボトルからラベルとキャップを外して出すのは大変ですよねと書いてあります。大変ですよねって、一回はめたものを、それをまた機械を使って人が外している。雇用が生まれていいのかもしれないですが、社会的に考えたら、わざわざ仕事をつくっているようなこともあって私はびっくりしました。先ほど何かインセンティブがあればという一つアイデアが出ましたので、何かそういう形でインセンティブをつけるような形で、これを別のルートで回収するような形にすれば、あの問題というのは一気に解決すると思うのですよね。  品川運輸様では、目黒区から回収したペットボトルの中間処理をしているとおっしゃっていました。それで8割はキャップが外れた状態で出てきたという説明を受けましたが、私はにわかには信じられなかったのですが、品川区ではどのぐらいの率になっているかというのは、数字がありますでしょうか。○品川区清掃事務所長  品川区の場合は、八潮にある資源化センターで処理をしていますけれども、率としてどれだけキャップがついているかは、数字として取っているというのは聞いていません。ただ、実態として、やはり作業しているところを見ていますと、概ね、先日視察で御覧いただいたのと同じような形で、やはり2割3割ぐらいでついてきていて、一旦外すという形で作業をしています。 ○委員  私が他の資源回収ステーションを見たところでは、それほどの率になっているとは思えません。かなりのものがやはりついていますし、きちんとラベルも外されてというのは、かなりやっているところもありますけれども、全くできていないというところもあります。ですので、キャップとラベルを外した状態にできれば、この問題というのは一気に解決しますし、それと、もっと驚いたことは、自動販売機の脇にボックスがあり、そこから出てくるものについてはリサイクルできていないということですので、これはやはり何かしていかないと、ちょっと能がないのではないのかなという感じがしますよね。  それは品川区のルートとはちょっと外れていることですので、ここで討議することではないかもしれませんが、世の中ということで考えれば、キャップとラベルがついたままのペットボトルの量がかなりあるのですけれども、これは捨てるところがないから、またわざわざ飲み終わったペットボトルにキャップをつけて捨てているわけですよね。これは全く無駄な話で、少しそういうことで、何か変えるようなきっかけをつくることができれば、人々はキャップとラベルをはずすように流れていくと思うのですよね。ありがとうございました。 ○講演者2  大変貴重な御意見、ありがとうございます。おっしゃるとおり、ペットボトルのギャップというのも実は資源として、単一素材、ポリエチレンあるいはポリプロピレンという、循環、サーキュラーにする、非常に資源価値の高いものなんですね。それをごみという形で今出しているのは非常にもったいない状況でして…。 ○委員  いや、ごみとしては出していないでしょう。資源として出しています。 ○講演者  そうですね。資源としてこれをちゃんと集めて、また世の中に循環させようというところで、これを個別回収していくという取組を広げていく必要があると思っています。ですので、弊社としても、そのような発信や、今、○○が発表した取組をやっていますが、よりこのような具体的な事例をどんどん増やしていきたいなと思っています。今、そういう段階でございます。 ○会長  よろしいでしょうか。 ○委員  リサイクル通信の50号にかなり詳しくいろいろ書いてあるのですけれども、実際に、中間施設では今キャップを外している状態ですという理屈が分かりますと納得できますので、材質別というよりも、キャップを外しているということが実際に起こっているということを書いたらいいのではないのでしょうか。 ○会長  続いて、〇〇委員。 ○委員  区民委員の〇〇です。よろしくお願いします。私、区民委員として参加しています。  私、共通ポイントを運営しているサービスの会社で勤めています。少し話が戻るのですけれど、ポイントを使ったインセンティブというところを活用して、生活者の方のサステナビリティに向けた行動変容を促し、そういった会員様との接点を使って投げかけていくことを日々取り組んでいます。  これは区へのコメントなのですけれど、いろいろな事業者から、回収についてインセンティブを使ってできないかみたいなところを結構御相談いただくことも多いですが、さきほどもありました原資の部分、インセンティブを出すに当たって、原資をどこから出すのかというところがいつも引っかかり、なかなか進まない現状もあります。難しいと思うのですけれども、取り組みたい企業はたくさんありますので、コストの部分でお手伝いいただくことを御検討いただけるとありがたいなと思っています。  質問ですが、今回、この委員会の目的として、事業系ごみを含む廃棄物といったところをどう削減をできるかを新しい取組として考えようというところがあるのですけれども、事業系ごみを減らすという観点ですと、47ページの資料に書いていただいていますように、オフィスビルやフードコート、学校での回収になるかと思います。例えば、紙コップのところですと、フードコート等で回収量が増えたときに、水用のコップに限ったほうが回収をしやすいのか、具体的な部分をお伺いしたいと思っています。水用のコップですと、フードコートや病院では、捨てる場所が決まっているような気がして回収もしやすいのかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○講演者  ありがとうございます。おっしゃるとおりでしたので、今回、品川区と実施した場所は給水所です。水ですと洗わなくて済みますので、さきほどご紹介した自社製の洗浄機は必要ないです。電気代もかかりますし面倒ですので、ないほうがいいということで、給水所にしています。とはいえ、給水所だけですと数が集まりませんので、アリーナなどでは洗えるようにしています。ビールの需要が一番多く、そうなるとやはり洗わなければいけないというところで、数も比ではないほど出ます。1万人のスタジアムですので、サッカーの場合は3万人のスタジアムになり、数が全然違います。洗ってでも、手間をかけてでも集めたほうがいいということになっています。  フードコートは給水所がありますので、たまに違うごみは入りますが、回収率としてはいいので、フードコートを狙っていきたいというのが正直なところです。  病院は集めません。もともと紙コップができた由来が、感染対策のためです。うつらないように、使い捨てにするために開発されたのが紙コップですので、病院などはまさにそれが顕著で、それは燃やすというか、ごみにするべきというように切り分けなければいけないと思っています。 ○委員  そうすると、フードコートが一番イメージしやすいですね。回収する方法として、誰がどう回収をするものですか。フードコートの方がごみ箱から集めて、梱包して、配送するみたいな手間が発生するものなのでしょうか。 ○講演者  そうですね。先ほどの例で、洗って回収してほしいというものになりますと、集めるときに、水を切るようにする。回収箱にも工夫が必要でして、こちらは少し見づらいのですが、9ページの資料の写真右側の黒い機械が洗浄機なのですが、その右側に水色のトレーがついている写真にありますとおり、ワイヤーがかかっているものに紙コップの向きを逆さまにして入れて、水が切れるようにしています。わざと透明で隠していない理由は、逆さまに入れることが見えるもので、回収する箱のほうに工夫をして、人が立たなくてもいいようにというものを使っています。  水がちゃんと切れた状態で、7か所ぐらいから清掃員の方が集め、地下のごみを集める場所に持っていっていただき、大きいビニール箱または段ボール箱に入れるという作業をされています。 ○委員  分かりました。ありがとうございます。 ○会長  はい、どうぞ○○委員。 ○委員  今日はリサイクルということですので、ちょっと気持ちが乗れないというか、基本私はリサイクルよりリユースであるべきだという主張ですので、先ほどどこの御家庭にもこの容器はあるだろうというお話でしたけれど、家にはほとんどないかなと思います。  本来、リサイクルはかなり環境に負荷を与えますので、やはりリユースの社会に持っていってほしいなという気持ちがありまして、環境ということとごみの減量と考えましたら、やはりリユースに持っていくのが一番かなと思います。  例えば、先ほどのビールの例がありました、コップを出したらすぐ次を買いに行きたい。それについては、そのコップを使えばいいのではないか、その人が飲むのでしょうと思いますし、もともとリユース用の容器を使うという工夫がどうかできないものなのかなと思って資料を拝見していましたし、容器はどうしても必要ですので、容器を作るメーカーは、特にリユースであってもいいのではないかなと思うのですけれども、今、リサイクルに話が行ってしまうというのはどうなのかなと思いながら伺っていました。  大人数や先ほどの病院などの感染対策、コロナが蔓延したときのような特殊な事情となったらリユースは難しいというのはよく分かるのですけれども、何かリユースのほうに持っていけるそういう切り口はないのでしょうか。それから、区にこういうのはできないのかなと思うのですけれど、先週末まで、本庁舎から第二庁舎への渡り廊下に、薬物乱用防止の学校で選ばれた優秀なポスターが貼られていましたよね。本当にいい標語とすてきなすばらしい絵が掲示されていて、親御様も含めてうちの子の作品が出たから見てねと言われまして、私も見に行きました。啓発にすごくいい場所だなと思っています。区民への啓発すべきテーマというのを環境や清掃で考えて、学校のリサイクル教育や環境教育があり、そういう試みの中にリサイクルのテーマのものがあったら教えていただきたいのですけれど。 ○講演者  後半の質問は、品川区でご回答をお願いします。  当社としては、使用後捨てて、次に新しい商品を買っていただくのが一番うれしいというところではあるのですけれど、私も前職場のときに教育担当でしたので、環境出前授業を、月に4校ぐらい行っていました。そのときには、リユースを先に話します。もちろんリユースからしていただきたいことと、先ほどちょっとだけ1枚紹介したのもリユースの容器の御紹介でしたので、当社としてはもちろんリユースしたいです。  加えて、先ほどのバスケットボールのアリーナでは、サーモス株式会社という水筒の企業様もスポンサーをされていまして、そちらでは、ビールについてもサーモス様がカップでリユースをされていますので、すみ分けとして考えています。当社でもリユースできるアルミカップを発売はしてはいますというところなのですが、ただ、そこではサーモス様にお任せしています。当社も使い捨てだけではなく、リユースの事業も、比率としては低いのですけれど、やっているというところです。  あと、事業の展開など、品川区で何かお考えがあるのでしょうかという部分をお願いします。 ○品川区清掃事務所長  区における教育との連携、こちらに関しましては、東洋製罐HDと同じように、1つは出前授業という形で、学校よりもどちらかというと保育園とか幼稚園が多いのですけれども、年間で40〜50か所を回っています。スペースがあるところであれば、スケルトン車も出して、基本的にはリサイクル、リユースの話はしますけれども、まずは分別の話からということで、子供たち向けに、ごみをどうやって分けましょうか。それをさらにリサイクルにどうつなげていくかという話をさせていただきます。  それから今年は、新しくお子様でも分かるような映像形式で、学校教材ででも利用いただける啓発動画をつくりまして、全ての小学校の授業で取り上げていただくということを教育委員会ともお話して必ず見ていただいています。分別の話、リサイクル・リユースの話を分かりやすい形で子供たちにも伝わるようにということで、取り組んでいるところでございます。 ○委員  ありがとうございます。学校教育の中にそういう教育が入っているのは承知しているのですけれども、やはりその中で社会への啓発みたいなところまで、子供から大人に発信するのは大変効果的で、学校教育でやるのもそうですよね。お子様が親を教育してくれますので、子供に言われたことは、親は「なるほど、うちの子がこのようなことを言うようになった」といって素直に聞いてくれますので、大変効果的だと思いますので、それを続けていただきたいなというふうに思います。  ただ、リサイクルの教育の中でも、リユースを進めている家庭にとっては「えっ」ということがありまして、最近はないでしょうか。牛乳のパックを捨てないで工作に使うですとか、何かそういうことが時々授業であって困ります。牛乳パックを使っていませんので、ふだんリユース瓶の牛乳を飲んでいますが、わざわざ牛乳のパックを買って、それは環境的にどうなのよということを親同士では言っているのですけれども、何か基本リユースがあるということを起点に、でも、次の段階としてリサイクルも大事だよねという方向に、ぜひ教育委員会とは話し合っていただきたいなというふうに思います。これは要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○会長  どうもありがとうございます。  それでは、ほかいかがでしょう。  どうぞ〇〇委員。 ○委員  今日はありがとうございます。水平リサイクルをやっていらっしゃるということで、これは水平ですので、そのままそれが元に戻るということですので、いいことかなと思っているのですけれども、今回、JALと実施された取組みが期間限定ということになっていますけれども、その理由をお伺いしたいです。その取組みのコップの再生紙の割合は25%ということでしょうか。それがもうちょっと上がらないのかなと思ったのですが、先ほどぎりぎりのところだということでしたので、どうしたらいいのか、より再生できるようにしていっていただけたらなと思うのですけれども、何か今後の課題になっていることがあれば、お伺いできればというふうに思います。  あと、フィルムを剥がすカップは普通の紙コップにもついているということでしたので、影響はないのかもしれないですけれど、環境への影響などはないのかなと思ったのですが、そこもお伺いしたいと思います。  あとは、プラスチックの再生ですよね。そこを進めていくというのが、特に環境影響としては大きいのかなと思うのですけれども、キャップリサイクルの取組み、実証実験で業務用のプラスチック容器のリサイクルを今されていらっしゃるということで、ぜひそうしたことも進めていただきたいなと感じたところです。  今回、キャップのリサイクルが結構フォーカスされている気がするのですけれど、それは先ほど少し説明がありましたけれども、キャップの仕組みは、まだレールが引かれていないという中で注目してつくっていきたいということでしょうか。  あと率直に、ドレッシングのキャップを今回回収されているということなのですが、実際、ドレッシングやマヨネーズ、納豆についている醤油の袋などはリサイクルに出せるのでしょうか。洗って出すのでしょうか。油の入った容器はどうしたらいいでしょうか。これは品川区にお聞きすることと思うのですが、それもリサイクルしていかなくてはいけないと思うのですが、実際できるのかというところを含めてお伺いしたいと思います。 ○会長  東洋製罐HD様、どうぞ。 ○講演者  最初に、JALとの実証実験がなぜ期間限定かといいますと、初めての試みで検証をしなくてはいけないからです。本当に汚れてはいないか、再生するか、使用者の皆様が拒絶反応を起こさないかというところで期間を区切っておりました。 ○委員  それでは、今後、また取り組まれるということでしょうか。 ○講演者  どうするかは、またJALのほうで検討いただくというか、反応を見てというところだと思います。  再生率を上げられないかというところで、技術が進んでいけば可能かと思っています。今時点で、ペットボトルもそうです。今、ペットtoペットは結構出ています。10年前のペットボトルは、とてもじゃないですけれどペットtoペットのものでも茶色いです。ここ10年で透明になりました。それでも私たちプロから見ると、色が違うことが分かるのですけれど、この10年で大分透明になったねというぐらい技術が進んでいますので、紙コップの再生率も10年したら変わるかなというところだと思ってください。  フィルムの影響については、紙コップはフィルムを貼らないと水が漏れてしまいますので、なしにはできないのです。  あと、先ほどちょっとキャップのついているペットボトルの話もあったのですけれど、自治体、預ける先によって置いている機械が違います。ペットボトルもキャップがついていたほうが、先ほどお伝えしたように、粉砕して、水のところで浮いて分けられる機械をお持ちのところもあれば、逆に分別したらといったときに、さきほどまさにおっしゃっていた、そこで働く人の雇用者が減り、仕事が減るのは困りますので、あえてそうしているのですと言い切られるところもあります。地域の事情がありますので、一概には言えないところもあり、フィルムに関しては取れませんから、リサイクルの過程で取るしかないとなります。その設備があるのはどこかというところになってしまいます。フィルムも、昔に比べれば、環境や人体に影響のないものにどんどん変わってはいますので、そこに関しては技術が進んでいっているかなというところになります。  キャップに注目したのは、まだ取り組んでいない世界だからというところです。ペットボトルのリサイクルが始まって、40年ぐらいかかり今に至っていますので、キャップも紙コップも、何十年かかるか分からないのですけれど、今スタート地点に立っています。ただ、東洋製罐HDも100年の会社ですので、この会社がまだ100年続いていきたいと思っていますので、長い目で見て再生に取り組んでいるというところです。 ○会長  はい、事務局。 ○品川区清掃事務所長  マヨネーズ等の汚れた容器、プラスチックの容器の出し方ということで、そういったものも基本的には資源としてリサイクルできます。ただ、あまり汚れがひどい状態ですとなかなか難しいものですから、軽くすすいで出してくださいという形でお願いをしているところです。  本当に汚れがこびりついて取れないもの、は燃やすごみで出してくださいとお願いをしています。  ですので、出すときにちょっと手間がかかってしまうのですけれども、きれいになるものであれば、そういう形で資源として出していただくというお願いをしているところでございます。 ○委員  東洋製罐HD様、紙コップがリサイクルされていないというところは、私も今回聞いて、確かにそうだなと改めて気づきましたので、ありがとうございます。ぜひ進めていただきたいと思います。  プラスチックについては、汚れがついていると見えたら、ごみということでしょうか。油の容器ですと、どこまで洗うのかというのがありまして、迷います。 ○品川区清掃事務所長  そうですね。きれいに全て落としてくださいというのはなかなか難しく、技術の進歩もありますので、一定程度は、多少ついていても、プラスチックの場合には再生できるのですけれども、これも回収した際に、あまり汚いものは、正直手で排除したりしています。できるだけきれいにしていただいて、できる範囲で排出いただけたらと思っています。 ○会長  それでは、○○委員。 ○委員  今日はありがとうございます。このたった1時間ぐらいで、すごく主婦としても知識と知恵が増えていて、皆様からいただいた情報をしっかりと家に反映していきたいなと思いながらも聞いていました。  先ほど○○委員がおっしゃっていた紙コップの汚れのときに、どう知らせるべきか、表示するべきか、アイキャッチのお話をされていまして、家庭の中でもすごくビジュアルは大事だなと思っていまして、さきほどのお話ではないですけれど、特にお父さんは適当に汚れたプラスチックをぱっと入れてしまいますので、生ごみ、プラスチック、瓶、缶、何かといって、4個ぐらいごみ箱がありまして、それぐらいある意味、自治体によってもばらばらですし、これ、本当に国がやることなのだろうなと思いながらお話をお聞きしていたのですけれど、やはり何ごみか分からない、複雑になってきているなという思いもありまして、一度区役所にも提案させていただいたことがあるのですが、QRコードをかざすような感じでこれは何ごみとわかるような、アプリがあると聞いたような気もするのですが、それぐらい何ごみか分からないという区民の方はたくさんいるのではないかなと思いましたので、御意見があれば聞かせていただきたいなというのが1点です。  先ほど○○委員や○○委員がおっしゃったポイントのところも、品川区に健康ポイントのようなポイントの仕組みがあり、東京都にも東京ポイントがあります。それこそ商店街も地元の近い商店街は持っていきやすいと思いますので、そういうところでできないかなというのは、区役所の御意見をまずいただければいいなと思います。もう少しありますが、ひとまず。 ○会長  それでは、まずは何か助言ということですね。 ○委員  そうですね。家庭の中でのアイキャッチを常に課題にされているっておっしゃっていましたので、町なかでも家庭の中でもできるアイキャッチはもっともっとあるのではないかなと。 ○講演者  やはり地域によって全然違います。私、〇〇市に住んでいまして、ごみ箱は7個です。7種類に分けております。  よくイベントで私たちが配るシールは、かわいいキャラクターシールではなくて、ごみ箱に貼ってね、瓶、缶、ペットボトルというものにしています。ただ、地域によって違いますので、瓶、缶、ペットボトルぐらいになってしまうのですが、そういうふうに分けるということを、やはりさきほどお話がありましたように、大人より子供のほうがちゃんと分けてくれます。ですので、子供にシールを渡して、家のごみ箱を分けていただこうという作戦でやっています。  家庭の中まではなかなか入り込めないので、そのような間接的な入り込み方になります。あとは、商業施設、たとえばイオン株式会社様などでもよくやられていますので、すごく苦労されていろいろ工夫されていらっしゃるというのは聞いております。そういうところを招いていくしかないかなと思っています。あとは、出前授業のときに一生懸命話すということぐらいしかできていないです。  会社は品川区になりますが、6個ぐらいに分かれているかと思います。事業系ごみになりますので、それとは別の場所にエコステーションなど集める場所があります。やはり表示していくしかないかなというところです。大した答えになっておらず、すみません。 ○品川区清掃事務所長  区役所の立場でお話ということになります。先ほど自治体によってもいろいろ違うというお話がありまして、実は私も〇〇市民です。少し話に出ましたが、雑紙を資源として回収しています。品川区でもしていますし○○市でもしていて、品川区ではレシートは絶対に入れないでくださいと、資源化センターで必ず言われます。それは、レシートは感熱紙ですから、再生紙にしたときに、それが残っていますと汚れてしまって、大きなロールが1本無駄になってしまい非常に大変なことになりますと言われていまして、実は家に帰り、家族がみな雑紙にレシートをぽんっと入れているのです。おかしいなと思いまして、「こんなことしたら駄目だろう」と言いましたら、「いやいや、いいよ○○市は」と言われまして、調べてみたら、○○市の雑紙は全部トイレットペーパーになります。だから、少し汚れていても平気ということで、そういった部分でも自治体ごとにかなり違います。  それはやり方が違うというのもあります。受入れの体制ですとか、ごみの流し方とか、処理の仕方とか、そういったところはそれぞれの自治体ごとで違うものですから、そういった形になってしまっているということがありまして、ただ、やはり引っ越すたびにごみの分別が全然変わってしまうということがありまして、これは何とかしてほしいと、私ども現場としても強く感じているところでございます。  委員からお話のありました、分別できるようなアプリみたいなものがあるといいなということで、区では一応、ごみのアプリを皆様にダウンロードしていただくようにはしているのですが、残念ながらそこまでは今できていないという状況でございます。  お配りしているパンフレットには、一つ一つのごみはどういう形で出してくださいという形で記載はしてありますが、なかなかそこまで見ていただけることはないかもしれませんので、ICTをうまく活用できるような環境について、これからどんどん取り組んでいく必要があると思っていますので、さらに検討していきたいと考えているところでございます。 ○委員  ありがとうございます。私、よく申し上げるのですが、エコルとごしなどでやってくださっているような環境の部分って光の部分だと思っていまして、清掃の部分やごみの部分は影の部分、見えづらい部分だなと思うところで、改めていろいろと取り組みながら、両方の陰陽で取組みをやっていただきたいなと思うのですけれど、確かに私が富良野に一時期いましたとき、20個ぐらいごみ箱があったなというのを思い出しまして、それぞれの自治体の違いを改めて感じましたけれども、子供向けのワークショップはよくしていただいているのはあるのですが、本当、大人にどうアプローチしていくかというのは改めて重要だなというふうに思っています。  最後に、事業者側でお伺いしたいのですが、分別やリサイクルを進める上で、区民の方や中小企業の方がつまずきやすいポイントみたいなものがあるような気がしていまして、品川区としてどんな支援や啓発が有効なのかなとお話を聞きながらずっと考えていました。例えば、金属資源やプラスチックの回収拠点を整備するとか、事業者の方々への補助金の活用を工夫していくとか、何か区としてどう新たな取組を検討していけるものがあればいいのかというのを、アイデアでも結構ですので、もしお考えがあればお聞かせください。 ○講演者  なかなか難しいとは思うのですが、できれば、品川区内にある企業のごみの分別を全部同じパターンにして、小さい会社でも大きい会社でも回収業者に回収していただくことです。今は、企業ごとに申込みをしていますがそれをルート化できれば、大きい会社のついでに小さい会社に寄りますので、小さい会社の回収の頻度を下げないとお金がかかるというようなことができるだけなくなるほうが、もっと回収率も上がるのではないでしょうか。1社ごとは紙コップの数も数量はそんなにないのです。ただ、業者は、50キロ集まらないと回収に来てくれないというのがあります。そういうところですね。ペットボトルキャップに関しては、50キロ以上集まると回収に行きますと言っていただいていますが、そうでなければ、送料がかかります。そういうところと連携を取って、スマートシティーではないですけれど、まちでの回収が一括でできると、もっと1社ごとの負担が減っていくかなと思います。ただ、いろいろ難しい問題もあり、簡単にはいかないのですけれど、理想です。 ○委員  ありがとうございます。石原環境大臣も、就任会見で循環経済の移行を国家戦略として進めるとおっしゃっていましたので、そういったスマートシティー的な、産業廃棄物の再資源化をどう加速化できるのかなというのは、今おっしゃったことができれば私もすごくいいなと思うのですが、役所側の皆様で何か御答弁をいただくことはできますでしょうか。 ○品川区清掃事務所長  今お話のありました、いわゆる収集のルート化、合理化的なところだと思いますが、事業系のごみの収集については、やはり民間の事業者様にお願いしているところです。それぞれの会社の経営問題に直結してしまいますので、量が少なくても収集してほしいということは、なかなか正直、難しいところがあります。区役所が音頭を取ってやるという話も確かにないことはないのですけれども、逆に言いますと、民間の事業者様方が営利活動の一環で行われていますので、それを役所側でまとめて、こういうふうにしましょうと言ってしまうこともなかなか厳しいのかなというところがあります。 大きな環境という観点でどういうふうにまとめていくかというところで、ある程度そういったインセンティブとして役所が取れるものがあるのか、あるいは、区民の皆様のご理解が得られるのかどうかというのは、やはり非常に大きなポイントなのかなと思います。 ○委員  ありがとうございます。 ○会長  どうぞ。 ○委員  民間の事業者として、我々も事業所様のリサイクル率もやはり上げていきたいというところから、昨年から、もともと燃やすごみ専用のごみ袋と、燃やさない専用のごみ袋の2種類を弊社から販売をしておりました。収集の取り方で、弊社のごみ袋を買っていただいて、そちらに入れていただく。それだけですと、分別がなかなか進まないというところで、昨年から「資源」というごみ袋をつくりまして、そちらのほうに資源として出していただけるものは入れてくださいと。ただ、まだそれを細かく、これはペットボトル専用、缶専用とか、そこまでは行っていないのですが、啓発の一つとしては、「資源」というものをちょっとデザインも変えまして、やはり誰が見ても分かりやすくということと、先ほどからありましたお子様ですとか、出しやすくしようということで、ちょっとイラストをかわいく入れるような工夫をして、事業者様のリサイクルをしたいという気持ちを何とか盛り上げていけたらなということで、そういうことは私どもはやっています。  料金や収集の体系に関しては各社によりますので、そこは申し訳ございませんということで、以上です。 ○会長  よろしいでしょうか。  それでは、あとまだ御発言いただいていない、○○委員お願いします。 ○委員  今日はありがとうございます。いろいろ勉強させていただきました。ありがとうございました。リサイクルですとか、いかに分別が必要かというのもよく分かりました。  あと、区民まつりで回収実験というのをやりましたよね。これ、非常に回収がうまくできているような感じだったのですけれど、こういうのをやった場合、この結果を区側は主催者側にお知らせはしていませんか。  といいますのは、私、第二地区区民まつりの実行委員長をやっていたんですけれども、結果を分かっていませんでした。今日初めてお聞きしました。 ○品川区清掃事務所長  大井第二地区の区民まつりで実証実験をさせていただきました。結果の概要につきましては、地域センターで、一旦、このぐらいの数が返りましたよという形でお返しをさせていただいていました。最終的にそれがどのような流れになるのかという辺は、まだ整理ができていなかったものですから、まだお返しはしていないという状況でございます。 ○委員  ありがとうございます。 ○会長  よろしいですか。  では、○○委員、一言。 ○委員  東洋製罐HD様、本日はありがとうございます。  私は、ほとんどの意見は皆様から出していただいたものと同じですが、12月の視察に本当に行かせていただいてよかったです。ありがとうございました。  一番感じたことは、資源ごみという形でちゃんと分けてやっているにもかかわらず、例えば、ミートソースの袋ですとか、ちゃんと洗って出せばいいのですが、どろどろしたものが入ってきてしまうのが現実ですよね。職員がちゃんと分けて、そして、仕事だからと御本人たちはおっしゃっていたけれども、あのすさまじいにおいの中で、交ざってしまっている。一つ一つちゃんと分けてくださって出すほうも多分、悪気があって出しているのではないと私は思っております。もしどうでもいいという思いがあるのならば、燃えるごみでも何でも可燃で入れてしまえばいいのですけれども、そういう意味で分けていると私は信じています。  つまり、これ、品川区のほうにお願いしたいことは、本当に分かりやすく、改めて分かりやすくしてください。分かりやすくというと、いろいろな文章等を配っています、冊子、ごみの分け方とか、それは分かるのですけれども、出前講座でも、エコルとごしでも、子供のときからでも、ぜひこういう形でこうなって、そしてリサイクルになっていくのだということを、これは私でも、やはり先ほど○○委員からもお話がありましたけれども、女性の方がずっとキャップを外す機械にペットボトルを入れていましたよね、ガガガガガッと。やはりペットボトルのキャップは必ず外そうと思います。あとは、ペットボトルの周りのラベルも必ず外して出そうと心から思います。ちゃんと分けて、その現場を見たから思いますね。分けましょうとか、こうしましょうって言うとそのとおりにしますけれども、あの現場を見たときにすごく感じさせていただきました。  改めて、私は区議会議員ですから、本当に一般の区民の方たちの思いとか、そういうことを思うと、分かりやすくしていただきたいと思いますし、やはり悩んでしまいます分別はどうすればいいのかなと。ですから、清掃事務所長に「何で出せばいいのでしょうか」とお聞きしてしまいましたよね。まあいいやと出してはいけないんだなというふうに思いますので、その辺をお願いしたいです。加えて、今日の議題ではないですけれども、これから出てくるかもしれないのですが、小池都知事がごみの有料化について言及されていましたよね。23区は、2000年に独立したという形になっていますが、有料化を検討していますと。今日の話ではこの質問はしません。予算特別委員会でします。予算ではしますけれど、やはりここは注目される分野だと思っていますので、その辺もすごく心してやっていかないとと思っていますし、最後に、直接ではないのですけれども、ここの委員会の区民の方から選ばれて来てくださった方たちは本当に質問してくれて、すばらしいですね。その中で全員がこうやって自分の思いで言ってくださっていることというのはありがたいし、私たちサイドも役所を含めて、この意見は大事に区民の方たちの意見をいただきたい。そして、一つ一つ課題を解決していかないといけないなと心から思いました。  これは全て感想で、本日は本当に東洋製罐HD様ありがとうございます。 ○会長  それでは、○○委員。 ○委員  ありがとうございました。東洋製罐HD様、本当にどうもありがとうございました。講演者様、以前、立正大学のイベントでお会いして、それ以来どうもありがとうございます。  申し訳ございませんが結構ありまして、最初に意見が1つと、細かい質問が2つと、大きな質問が3つあります。  意見としては、最初、先ほどポイントのお話がありましたけれども、経済学的に考えますと、普通はやはりデポジットが基本で、買った人がそれを後で返してもらうというのが理想ではありますが、結局、デポジットするにはコストもかかりますので、ベネフィットに見合わないですとか、あるいは住民が受け入れてくれないのであれば、品川区は税金でやるしかないというのが、多分、経済学的には正しいのかなと思います。これが意見です。  細かい点が2点ありまして、うちわに関しては、1.5個分を使って約30%ということなのですが、クリアファイルやバッグをあえて片方隠されていますので、おっしゃらなくても結構なのですが、もしオープンにできるなら教えていただきたいというのが1つです。  もう一つは、リサイクルの実証実験のところで、これだけごみとか異物が入っていました。濡れていたので溶けましたというものがありました。○○委員や○○委員がおっしゃってくださいましたけれど、こちらは自動化することはできないのでしょうかというのが私の単純な思いです。それこそ10年後20年後はAIで判断してくれるかもしれませんが、そういった人の目でより分けているというのを何か自動化できる目途があれば、教えていただきたいいうのが、ここまでが細かい点です。  大きな点としましては、これもオープンにできなければよろしいのですが、品川区等の実証実験で見えてきた新たな課題ということをちらっとおっしゃったのですが、もし現時点でオープンにできる、実証実験から見えてきた新たな課題というものを教えていただければ幸いです。  あと、ここからは品川区への話になりますが、洗剤等を多く利用しているのは恐らく学校であり、もちろん大学もそうなのですが、そういったところで使っている洗剤の容器をもっとリユースのものに変えていきませんかということを、何か取りあえず利益を追求しなくていい学校とか、そういったところから進めていくことはできないでしょうかというお伺いが1つです。  あと、こちら、東京アリーナのリサイクルステーションのプレゼンテーションをしてくださったということなのですが、あのすばらしい分別をまずは大学や学校などそういうところで応用ができないか。あるいは、簡易版としてでしたらこれぐらいの予算で作れますよといったものがありましたら、教えていただきたいです。以上です。ただ、時間もありますので、簡単にお答えいただけるところだけでお願いできればと思います。 ○講演者  ありがとうございます。デポジットの話は、感想という感じでいいでしょうか。  クリアファイル、クリアバッグ、それ、当社がプロデュースしたわけではなく、リサイクル業者様が売られていたものを私が購入して、たまたま今日ご覧いただくのにちょうどいいかなと思いまして持ってきたのですけれど、100%です。クリアファイルは100%と、ビニールバッグも100%、両方100%。ただ、本当に98とか99という言い方になるのは、インクが乗っていたりとかしますので、材料としては100%になっています。  紙コップの分別を自動化できないかというところなのですけれども、まだ始めたばかりですので、そこまでお金を投入できていません。これがもし回収が増えて、購入してもいいねとなれば、自動化で分別する機械を開発するというところまで行けるかもしれないのですけれど、まだその段階ではないです。  品川区との課題で見えてきたところというと、今一番課題と思いお互いに認識している点が、回収の方法です。人が立つわけにいきませんので、水がひどく濡れているとか、汚れているというものを、いかにそれほどひどく濡れてはいない状態で回収できるごみ箱をどう置くか。とはいえ、税金でやっているところですので、あまりお金はかけられない。安くて効率のいいもの、あと、それを伝える表示の仕方というところを、特に今課題として挙げているところになります。  品川区で回収している拠点は、いいですね。  アルバルクに関しては、リサイクルステーションの部分は、大分お金をかけています。ただ、ごみ箱の業者は、いいごみ箱をたくさん持っていらっしゃいますので、既製品の並べ方を変えるとか、表示を貼り替える程度で大分違うので、私どももごみ箱を設置するときに、人間工学の先生と以前ディスカッションなどをしていて、バスケットボールのシュートみたいなところであれば、ペットボトルを分ける気になり、たばこもポイ捨てではなく投票制にすれば、たばこをそこに入れるなど、そういうところも取り込みながらやっていますので、もしごみ箱について、大学の方ともで一緒にやりたいと思っています。特に学生の皆様と一緒にできることが東洋製罐HDとしてはうれしいので、一緒に検討するサークルをやりませんかというお話があれば、喜んで参加させていただきたいと思います。  あと、品川区への洗剤等、学校から変えられないかという御質問の回答をお願いします。 ○品川区清掃事務所長  洗剤の容器等のお話ですが、正直なところ、我々、環境ですとか清掃の部分からすると、そういうのをぜひやってほしいという思いはあります。ただ、役所の場合は、縦割りと言ってしまえば縦割りなのですが、そういった物を購買するものを決めるところがありまして、一つは、税金を使っていますので、コスト、やはりこれが一番ということで、できるだけ安くていいものを買いなさいということ。ただ、そうは言いましても、最終的に役所も環境は非常に配慮するようになっていますので、例えば、役所で買うとき、実はこの製品に関してはこの品物を買いなさいというのが基本的には決まっています。それは同じものをまとめて買うことによって安くなりますとか、そういったことがありまして、決まっています。  決めるときに、環境に配慮した形のものを最近は非常に入れるようにしています。グリーン購入ですとか、そういうところにはまらないと買えないといったものもありますので、洗剤に関しまして、私も不勉強なものですから、学校でどんな形で入れているか分からないのですけれども、そういった観点で今後は恐らくそういった品物を選ぶことも進んでいくのではないかと考えているところです。 ○委員  どうもありがとうございました。もちろんコストというのはとても大事なことですけれども、めぐりめぐって10年後20年後にはさらなるコストが返ってくるという視点も多分入れた上で、購買を担当される部署に頑張っていただこうと思います。どうもありがとうございました。  以上です。 ○会長  それでは、皆様よりいろいろ御意見をいただきました。  最後に私から一言。今回の話、事業系ごみ、特に一般の方々が捨てるであろう事業系ごみについても、ちゃんと分別とか、きれいにしてというか、何かそういう部分を注意してくださいねというところを広報の中に入れるということ、これは一つ重要なことかなというふうに感じました。  それと、事業系も家庭でも、やはり相当一生懸命分別してやっているということですが、それに対してやはりコストがかかってしまうということ。実際、エネルギーコストとか、実際のお金の動きとか、そういうことを考えますと、あまり見返りがないという場合もあるかと思います。  この際、分別などすることによって、まちをきれいにするということの価値、分別が当たり前になっている区民、市民の人たちが住んでいるまちと、そうではないまち、その差というものがどれほどのものか。そういう部分から、私たちがやっていることは、単純にエネルギーコストだけではなくて、精神的な、社会心理学的な部分でのプラス、それをしっかりと、まだ計算とかはできにくいかと思いますが、私たち、まちを守ろうということに取り組む一つのきっかけになるのではないでしょうか。特に事業者や区民、その間に区が立っていただいて、そういう形でずっと広げていくということで、本当に世界的にも先進的なモデルが出来上がるのではないかと感じを受けました。  以上、私のほうから感想を述べさせていただきました。 ○委員  すみません。ちょっと一言、御提案があるのですが、よろしいでしょうか。 ○会長  はい。 ○委員  我々の任期は令和9年の6月までありますけれども、第4次の計画に基づいた1から4までの目標がありますよね。この目標達成のためにどうしたらいいかということについて、例えば、1人当たりのごみの量をどれだけという目標がございますし、それから、資源化率を上げなくてはいけないということがありますね。  これについて集中的に時間を取って、1時間だけは例えばどうしたら目標が達成できるかということで、どうしたら資源化率を上げることができるかについて集中的にテーマを決めてやったらいかがかなと思うのですが、ある程度宿題の形で、こういうことについて集中的に討議しますよということを先にアナウンスしていただければ、多少皆さんも考えて、それに従った形で会に臨むという形ができると思うのですね。  それで結局、目標達成のためにはどういうことをして、それがどういうことをしたことによってどうなるということを、Plan Do Checkのリサイクルを回すということがこのところに書いてあるわけですから、そういう形に持っていかないといけないというふうに私は思います。  ですから、何か集中的にやるというような形のものを取ったら、私はいいのではないのかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○会長  事務局、いかがでしょう。対応可能でしょうか。可能な範囲内でお願いします。 ○品川区清掃事務所長  今の御提案ですけれども、今回の審議会の2年間の目的に照らし合わせまして、会長とも相談させていただきながら、そういったところに触れる機会が取れるかどうか検討したいと思っております。実はこれから先もほかの自治体に御講演いただこうなど、いろいろ考えているところがございますので、最終的に、恐らく来年度も去年と同じような形で3回ぐらいできればいいなと思っていますので、その中で取り込める時間があるかどうか、その辺はもう一回、精査させていただけたらと思います。 ○委員  それも大事だと思いますけれども、審議ではないですよね。審議の時間がかなり削られてしまうということになります。この会議は、どうしようかというアイデアを出していく会議ではないですから。 ○品川区清掃事務所長  もちろん審議は当然大事なことです。 ○委員  目標達成のために、どうされるのでしょうか。 ○品川区清掃事務所長  ですから、事業者様ですとかほかの自治体の様々な取組も含めて、聞くことも含めて、それが新しい今後の品川区の廃棄物の減量に向けての取組にどう生かしていけるかということを審議していただくのに資するために講演という形で行いました。 ○委員  今日もそうですけれども、今日はこの話だけで、今の資源化率を上げようとか、ごみの減量についてのことは何も話されていないですよね。ですから、そういう形で何回かやるのであれば、その中で集中的に話すという時間がなければ、結局、最終的なところで会長が行き詰まることになりますよね。 ○会長  最初にお話ししましたとおり、今回は特に事業者に関連する部分、それについては情報が全然なく、まず情報を収集することが必要ということで、最初の諮問理由のところでございまして、本日はその関係で講演をお願いしておりました。次回からまた本格的に皆様よりご審議いただく時間を考えていきます。 ○委員  集中的に審議することについて御賛同いただけますでしょうか。 ○会長  事務局いかがでしょうか。 ○委員  では、御検討いただきたいということです。 ○会長  そのような形で今事務局に伝わりましたので、できれば少し早めに、次はこういう議題ですよとお伝えし、皆様がそれに備えて、自分はこう考えるというようなことを整理していただいて、ここで話合いという形で進められればと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員  ありがとうございました。 ○会長  よろしいでしょうか。そのようにお願いします。 ○品川区清掃事務所長  了解いたしました。ありがとうございました。  本日は、皆様方に活発な御審議をいただき本当にありがとうございました。  また、東洋製罐HD〇〇様、〇〇様、本当に貴重なお話をいただきまして、本日委員の皆様にも非常にためになったということで、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(拍手)  それでは、事務局から、簡単に私どもの啓発活動に関しまして、御報告をさせていただきます。前回お配りした資料でもお知らせをしておりましたが、また今年度の第1回審議会でも、委員の皆様からお話があった区内でのイベントの啓発活動、これをもっと頑張ったほうがいいのではないかというお話がありました。  実は昨年度に比べますと、今年度は7回ほど増えて、全部で9回ほど区のイベント、区や各事業者が主催するイベントに参加をしております。  今後の予定といたしましては、今月2月22日、商店街連合会様が主催されますエコカップキッズフェスティバルにも出させていただきます。こちらは、特にお子様と保護者の皆様に対しての啓発活動をメインに考えているところでございます。  それから、3月8日、これは先ほどお話が出ていましたけれども、しながわシティランの啓発ブースにも参加をいたしまして、こちらは東洋製罐HD様と一緒に、給水用の紙コップのリサイクル、それから、古着の回収などを行います。  来年度も引き続きまして、東洋製罐HD様とは様々な実証実験等をやっていけたらいいなと思っていますし、また、町会や商店街様の皆様、区内の大学等の様々な機関とも連携し、今後より一層、啓発活動に力を入れていきたいと考えているところでございます。  この審議会で、御意見、御提案を賜りながら、啓発活動に生かしていきたいと思っているところでございます。引き続きどうぞよろしくお願いします。  それでは、最後に会長、お願いします。 ○会長  では、以上で審議を終了します。  それでは、今後のスケジュールにつきまして、次回の審議日程を含めて、お願いします。 ○事務局  皆様、本日は御審議どうもありがとうございました。  今後の審議会の日程でございますが、次回は第4回審議会となりまして、6月から7月頃を予定しています。会長、副会長と御相談いたしまして、詳細が固まり次第、委員の皆様には御連絡をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、資料につきましては、事務局で引き続きお預かりをさせていただきたいと思っておりますので、机上に置いたままお帰りいただければと思います。  また、机上に御用意させていただいております委員報酬請求書は、お帰りの際、事務局職員に御提出をお願いします。  事務局からは以上でございます。 本日お配りさせていただいております東洋製罐HD様の資料は、お持ち帰りいただいて結構でございます。御用意させていただいたものにつきましては、引き続き次回以降使わせていただきますので、机上へ置いていただければ、私どものほうでお預かりをさせていただきます。  以上です。 ○会長  では、以上で本日の議題は全て終了しました。  それでは、これをもちまして、第3回品川区廃棄物減量等推進審議会を閉会します。皆様、どうもありがとうございました。 ―― 了 ――