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#01 ふれあいの家-おばちゃんち
幾島 博子さん ∞ 土屋 由紀子さん

赤ちゃんから高齢者までが、世代をこえて ふれあい暮らせる
「子育て・子育ちにやさしいまちづくり」をコンセプトに
その中心で心の通いあうまちづくりを
すすめている お二人に話をうかがった

みんなが心豊かに暮らせるまちへ

幾島さんメッセージ

特定非営利活動法人 ふれあいの家-おばちゃんち
代表理事
幾島 博子さん
Ikushima Hiroko


ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」の代表としてチームを牽引されている幾島さん。幾島さんに、普段のお仕事についてうかがった。

幾島さん
2014年から代表理事という役を担っています。本当は子どもが遊んでいる現場に行ったり、直に子どもたちと思い切り遊ぶ方がずっと好きなのですが、今は最後の責任を持つという大事な役割を担っています。
  

ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」を設立された経緯とは。

幾島さん
おばちゃんちという、「ふれあいのあるまちづくり」を行うNPOを立ち上げたいとの強い想い持った(前代表)渡辺美惠子さんと二十数年前に出会うきっかけがあり、彼女の想いに賛同して一緒にやっていこうとすぐに思ってこの活動を始めました。
 

ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」が目指すまちづくりとは。

幾島さん
今は、小さい子どもを持つ親子は親子だけの場所、高齢者は高齢者だけ、障がいを持っている人は障がい者だけと、それぞれの専門の場所で過ごすような暮らしになっていると思います。まちの中で小さい赤ちゃんを連れている家族の人たちも、何かリスクがあって障がいがある人や高齢の人でもみんながお互いを気にしあい混ざりながら、商店街でお買い物をしたり、お互いに声をかけたり、あいさつしたり助け合える。そんなまちになれば、みんながすごく心豊かに暮らせるだろうなということを、すごく大事にして活動しています。
 


世代をこえてふれあえるまちへ

土屋さんパート

品川宿おばちゃんち
施設長
土屋 由紀子さん
Tsuchiya Yukiko

ーー「品川宿おばちゃんち」の施設長として活動されている土屋さんに、普段のお仕事についてうかがった。

土屋さん
私は、2011年から「品川宿おばちゃんち」の預かり広場ほっぺで、保育士(おばちゃん)として働いています。



ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」の活動に参加された経緯とは。

土屋さん
もともと保育士をしていたため、自分の子育てがひと段落したタイミングで、また子どもと関わりたいなと思っている時に、おばちゃんちの子育てサポーター養成講座を見つけて、そこに参加して声をかけていただいたのがきっかけです。
    

ーー保育士(おばちゃん)のやりがいについてうかがった。

土屋さん
たくさんの子どもたちに囲まれて幸せをいっぱいもらっていること、子どもたちとお散歩をしている時に通ったお家の方が出てきてお花を見せてくれたり。以前、預かっていた子が中学生や高校生になっても、おばちゃんちに遊びに来てくれて「おばちゃんち すごく楽しかったよ」「来るのが本当に楽しみだった」と言ってくれるとすごく嬉しいなと思います。


 






ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」は、「赤ちゃんから高齢者までが世代をこえてふれあい暮らせる、そんな『まち』をつくりたい」という想いで、「子育て交流ルーム」「こども冒険ひろば」の運営や他団体との協働や、子育てサポーター養成講座の開催など幅広い活動を20年以上行うNPO法人。
 

ーー「子育て・子育ちにやさしいまちづくりを!」のコンセプトを掲げ、気軽に声をかけ 心の通いあう「まちづくり」をすすめている。
 


やりたいことをできるだけ

2ショット


ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」の運営の方針をうかがった。

幾島さん
おばちゃんちは、運営方針が「やりたいことを やりたい人ができるだけ」だけど、子どもも同じじゃない?
子どもたちは、ここに来たら大人が「こういうことをやりなさい」とか、「これはダメ」ということはほとんど言わないで、本当にその子がその時にやりたいことができるように、一緒に楽しんだりというのはすごくいいよね。

土屋さん
お家や保育園だったら「あらららー」ということも、ここだったらおばちゃんたちが「いいよいいよ」って、「どうぞどうぞ」と言えるところがすごくいい。

幾島さん
決まった保育のスケジュールとかプログラムなどもないからね。

土屋さん
保育園の保育はすごく大事だと思うけど、保育園の保育とは違うお家で過ごしているような、そしてお家より自由だからね。


優しい風が吹くまちへ

2ショット


ーー「ふれあいの家-おばちゃんち」の今後の抱負をうかがった。

幾島さん
おばちゃんちに来て何年だっけ?

土屋さん
12年!

幾島さん
私は20年ずっとやってきているけどね。おばちゃんちって20年で結構大きな組織になってしまったけど、あまり大きくなりたいとは思っていなくて、やりたいことでもっと分かれて小さくなってもいいと思っているんです。
前代表のみこちゃん(渡辺美惠子さん)が言っていたけど、おばちゃんちは「子育てに優しい」「誰にでも優しい」風を吹かせられれば、おばちゃんちが大きくなることは全然目的じゃなくて、おばちゃんちがなくなっても、優しい風が吹くまちになっていればいいなと思っています。

土屋さん
預かり保育ほっぺが前にあった場所にはカフェがあって、その後ろに預かり保育の部屋があったじゃない?

幾島さん
お庭もあったよね?

土屋さん
そう!お庭もあった。だからやっぱりあの時のおばちゃんちをもう1回、おじちゃんおばちゃんたちがコーヒーを飲みに来て、子どもたちが遊んでいる姿を見てくれるようになりたいね。

幾島さん
冒険ひろばは今2か所だけど、おばちゃんちがやるやらないは別にして、区内にそうやって自由に遊べる公園がもっと増えたら子どもたちがもっと元気に賢く育つと思います。




取材日:2023年6月21日(水)
撮影場所:品川宿おばちゃんち