日什筆曼荼羅
ページ番号1003778 更新日 2026年10月1日

- 種別
- 有形文化財(書跡)
- 指定番号
- 第一号
- 所在地
- 南品川2-8-23 天妙国寺
- 指定年月日
- 昭和58年3月12日
- 見学
- 不可
- 詳細
- 紙本墨書、軸仕立、桐箱入。中央に南無妙法蓮華経の七字を大書し、その左右及び下に、多宝・釈迦の二仏、上行等の四菩薩、大梵等の四の天王、鬼子母神・十羅刹女、日蓮聖人、天照大神・八幡大菩薩、天台・伝教の二大師、大持国等の四天王、不動・愛染の二明王の梵字の種子、「若悩乱者頭破七分、有供養者福過十号」の讃文が書かれている。中央下に日什(花押)の署名、「至徳二年六月十三日、沙門玄恵坊与之」の年記及び受者名が記してある。
日蓮が、日蓮宗の正式の本尊として、曼荼羅の諸尊を文字で記したのは、文永八年(一二七一)である。その後、現在まで宗内の僧侶が記しているが、配列の諸尊には増減出入がある。
この曼荼羅は至徳二年(一三八五)顕本法華宗の開祖日什が沙門玄恵坊に授けたものであり、軸裏に、慶長十四年(一六〇九)日経が日什の真筆と証明し、宝永二年(一七〇五)京都東山上行寺の日鎧が江戸市ヶ谷の久成寺に寄付した旨が記してある。