日蓮消息文(上野女房御返事)
ページ番号1003779 更新日 2026年10月1日

- 種別
- 有形文化財(書跡)
- 指定番号
- 第二号
- 所在地
- 南品川2-8-23 天妙国寺
- 指定年月日
- 昭和58年3月12日
- 見学
- 不可
- 詳細
- 紙本墨書、軸仕立。日蓮の真筆として伝えられ、信仰の対象となつていた資料として貴重である。
「一切衆生ハ三界六道の無量の国々へ生れしかとも、妙法花経の国ニ不生あり。若しは適難受人身、未弘流布の国ノ行者卜生させ給し、現当二世の願、もよりすき候、恐々、あなかしこ。二月十日日蓮(花押) 上野女房こへんし」がその全文であり、日蓮聖人が上野(山梨県中巨摩郡櫛形町)に住んだ南条時光の夫人(?~一三二三)に宛てたとされる書翰である。
この消息文に付属する巻子本には宝永八年(一七ーー)身延山久遠寺の日亨をはじめ、京都妙顕寺日啓・同本圀寺日達の鑑定状を収め、裏に元文二年(一七三七)京都西村九兵衛(現在の書店法蔵館の先祖)の京都妙満寺日暹ら宛の売渡状が貼ってある。