紙本着色不動明王両童子像
ページ番号1003895 更新日 2026年10月1日

- 種別
- 有形文化財(絵画)
- 指定番号
- 第四号
- 所在地
- 東五反田1-2-29 宝塔寺
- 指定年月日
- 昭和56年2月12日
- 見学
- 不可
- 詳細
- 上部から中央にかけて、岩の上に右足を斜めにして斜め右向きに坐し、両眼を大きく見開き、口を少し開いて歯をあらわし、右肩に弁髪を垂れ、胸に獅嚙をかけ、右手に宝剣、左手に羂索を持つ不動明王を描き、向かって右下には、右向きに胡座し両手を挙げて合掌しながら、明王を見つめる衿羯羅童子、左下には、右膝を立てて斜め右向きに坐し、右手で顎を支え、左手には棍棒を持って明王を見上げる制た迦童子を描く。画面黒ずみ、剥落したところもあり、彩色の金泥は近年の補色であるが、保存状態は良好である。江戸・駿河台狩野家の祖、狩野洞雲益信(一六二五~九四)の折紙(鑑定書)があり、それには土佐の真筆と記されている。土佐とは応永十三年(一四〇六)土佐将監といわれた行広のことであろうと思われる。いずれにしても、室町時代の作であると推定される。