喫煙による健康影響
ページ番号1002294 更新日 2026年10月1日
喫煙は肺がんをはじめとした多くのがんや虚血性心疾患、脳血管疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など多くの疾病の原因となります。
妊婦の喫煙は低出生体重児や流産・早産のリスクを高めることにもつながります。
喫煙がもたらす健康への影響を正しく理解することで、禁煙につなげることが大切です。
20歳未満の者には、周囲の大人が喫煙の悪影響を伝え、20歳になってからの喫煙はもちろん、喫煙経験を持たないようにすることが必要です。
喫煙の状況
国の状況
日本における成人喫煙率は、令和5年の厚生労働省「国民・健康栄養調査」によると、「現在習慣的に喫煙している者」の割合は15.7%で、男女別でみると、男性25.6%、女性6.9%と公表されています。
年代別にみると、40~50歳代男性では他の年代よりもその割合が高く、約3割を超えています。
東京都の状況
令和元年の東京都民の健康・栄養状況によると、「現在習慣的に喫煙している者」の割合は13.6%となっています。
品川区の喫煙の状況
品川区「健康に関する意識調査」(令和5年度)によると、「1年以内の喫煙ありの者」の割合が全体では11.9%。
内訳として男性では18.5%、女性では7.5%でした。
国、都、区における喫煙状況の割合比較
- 国、都:習慣的に喫煙している者の割合
- 品川区:1年以内の喫煙有りの割合
引用

品川区における過去1年間の喫煙状況
品川区「健康に関する意識調査」(令和5年度)では、「喫煙した」が11.9%、「喫煙していない」が84.8%となっています。
過去の調査(平成29年度)と比較すると、「喫煙していない」は8.1ポイント増加しております。
引用

たばこについて
たばこの煙
たばこの煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素をはじめとして、約5,300種類の化学物質、その中には約70種類の発がん物質が含まれています。
喫煙者本人だけでなく受動喫煙により周囲の人にも健康への悪影響が及びます。
- ニコチン
- たばこをやめられなくなる原因。血管を収縮させ、動脈硬化を促進。
- タール
- たばこのヤニ。発がん性物質や有害物質を含む。
- 一酸化炭素
- 血液中のヘモグロビンと結合する力が強く、ヘモグロビンが運ぶはずの酸素を奪ってしまうため、体に取り込む酸素が低下し、動脈硬化が起こりやすくなる。
詳しくは下記のリンクをご参照ください。
たばこの健康への影響
喫煙者本人への影響
喫煙は、がんや循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など、様々な生活習慣病のリスクになります。
特にがんの発症と喫煙の関連は、国立がん研究センターの様々な研究により明らかになっています。
妊婦による喫煙の影響
妊婦の喫煙による流産、早産、低出生体重児等などの発生率が上昇することも報告されており、妊娠中の喫煙が胎児の発育に悪影響を及ぼすことが指摘されています。
20歳未満の方による喫煙の影響
20歳未満の方の喫煙は法律で禁止されています。喫煙開始年齢が低ければ低いほどニコチン依存度も高くなり、健康への悪影響が大きく現れるということがわかっています。
周囲の非喫煙者への影響
受動喫煙においても虚血性心疾患や肺がんのリスクが高まることがわかっています。
妊娠中の受動喫煙は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の要因であることが確実視されているほか、低出生体重・胎児発育遅延との関連も指摘されています。
健康影響が大きい子どもなど20歳未満の人や、患者が多く利用することが想定されている施設では特に健康影響について留意しましょう。
下記のリンクもご参照ください。
加熱式たばこについて
加熱式たばこの主流煙にも有害物質が含まれていますが、販売されて間もないこともあり、現時点までに得られた科学的知見では、加熱式たばこによる将来の健康影響を予測することは困難とされています。
今後も研究や調査を継続していくことが必要とされており、喫煙者と受動喫煙の健康に悪影響を及ぼす可能性が否定できないと考えられています。
禁煙にチャレンジする方へ
禁煙は自力でも可能ですが、医療機関での禁煙治療や禁煙補助薬を利用すると、ニコチン切れの症状を抑えることができるので比較的楽に、しかも自力に比べて3~4倍禁煙に成功しやすいことがわかっています。
禁煙治療をするとこんなメリットが
- 1.比較的楽にやめられる
- 禁断症状の出方が弱い
- 2.より確実にやめられる
- 禁煙の可能性が禁煙補助剤で2~3倍アップ
指導を受けるとその内容に応じて3倍近くまでアップ - 3.あまりお金をかけずにやめられる
- 健康保険による治療が受けられる
(参考)厚生労働省 健康局がん対策・健康増進課編禁煙支援マニュアル(第二版)
自分にあった禁煙方法をお選びください。

品川区禁煙外来治療費助成金交付事業のご案内
詳細については以下のページをご覧ください。
お問い合わせ
健康課 受動喫煙対策・公害保健係(受動喫煙対策)
〒140-8715 品川区広町2-1-36
電話:03-5742-7136
ファクス:03-5742-6883