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#14 しながわ観光協会
会長 松本 亨さん ∞ 理事 勝山 宏則さん

20年以上にわたり 品川の魅力を引き出し
観光という視点から発信し続けてきた しながわ観光協会
品川の観光事業を さまざまな企画でリードする
お二人に話をうかがった

1つの方向を 目指して

松本さんのメッセージ

しながわ観光協会 会長/松本建設株式会社 代表取締役社長
松本 亨さん
Matsumoto Tohru

ーーしながわ観光協会の会長として、会を牽引されている松本さん。しながわ観光協会が結成された経緯をうかがった。

松本さん

元々、品川を中心として活動していらっしゃるいろいろな団体があったわけですね。例えば、地元の商店街であったり、町会であったり。またJC(青年会議所)を中心とした地区の活動をしているメンバーがたくさんいました。何とか地域を盛り上げていくためには、それぞれバラバラの活動をしているのではなくて、同じことをやっているならば1つの方向を目指して頑張っていこうというのが趣旨で立ち上げた団体がしながわ観光協会です。

 

ーー(一社)しながわ観光協会は、観光事業の振興を通じて、地域活性化と産業発展を目指し1997年に設立。区内の歴史・自然・産業・技術など、区の魅力を引き出せるような観光資源に着目し、20年以上にわたり地域・団体・行政と協力しながら、常に新たな観光資源の発掘と情報発信を行っている。


設立総会 しながわ観光協会 外観

しながわ観光協会 パンフレットコーナー 20周年記念誌

夢とロマンを 追い求め

松本さん


ーー品川の観光資源を巡るまち歩きイベントや、水辺の観光イベントなど、魅力的な企画を打ち出しているしながわ観光協会。松本さんにとって、しながわ観光協会とはどのような団体なのだろうか。

 

松本さん

観光協会というのは、ある面ではお金儲けではない部分と言いますか、地域に対する自分の想いだとか、少し大げさな言い方をすれば、夢やロマンというものを追い求められる可能性のある団体であったから、20年以上続けて来られたんではないですか。


キャッツ 観光大使委嘱式 シナモロール 観光大使任命式

松本さん

それと、やっぱりそれを支えている周りのメンバーたちですよね。その人たちの想いに、自分自身の生き方と共感できるところがたくさんあったから、今日まで続けて来られたんではないかと今では思っています。


堀江さんや綱嶋さんたち 長谷川 前会長たち

観光協会に 居残りました

勝山さんのメッセージ

しながわ観光協会 理事/大成祭典株式会社 代表取締役社長
勝山 宏則さん
Katsuyama Hironori

ーーしながわ観光協会の理事として、意欲的に活動されている勝山さん。勝山さんが、しながわ観光協会に関わるようになったきっかけとは。

 

勝山さん

青年会議所という団体に所属していまして、ちょうど2006年に、私も青年会議所の品川区の代表(委員長)をしていたんですね。そのときに、しながわ観光協会の仕事をお手伝いするというのが委員長の役割でした。実は1年間でその役割は終わりなんですけれども、私は居残りまして、ずっとしながわ観光協会に残っています。


次代を担うメンバー

ーー地域団体や企業、地域で活動するさまざまな人々との連携を図りながら活動を続けている中で、勝山さんにとって印象深い行事についてうかがった。

 

勝山さん

印象深い行事は、もっと観光事業を盛んにしなさい、といった時期があったんですね。そのときに「ガイド育成講座」というのをやりました。私も参加しまして、ベテランガイドさんについて旧東海道とか大崎のまちを歩いて、そのまちの魅力についてとことん教えていただいたというのが、とても良い思い出になりましたし、また自分自身もまちを案内できるようになって、人に喜んでもらえるようになったというのが、とてもありがたいことだなと思っております。


観光案内所 大崎のまちなみ

青年会議所の 先輩と後輩

話し合う二人


ーー松本さんと勝山さんの出会いの場は、東京青年会議所品川支部だったという。そんなお二人にお互いの出会いと印象についてうかがった。

 

松本さん

勝山さんは、私のJC(青年会議所)の後輩で、現役で非常に優秀なメンバーがいるよという話を聞いていまして、その後、もう少しいろいろな形で観光協会などを通じて、深くお付き合いをしていく中で、優秀なだけではなくて、人間として非常に信頼のできる人だなと感じました。

 

ーー勝山さんから見た、松本さんの印象とは。

 

勝山さん

僕の松本会長のイメージは、論客でとてもしゃべる方ですし、間違えていることは間違えているとハッキリ言いますし、自分を持っている方で、持論を語れる方だなと思っています。


人が集まり賑わう それが “社会”

スタッフジャンパー


ーー新型コロナウイルスの影響を受け、観光を取り巻く環境にさまざまな変化が生じる中、しながわ観光協会として考えていることとは。

 

勝山さん

いわゆる観光地とか名物があるわけでもなかったこの品川区を、こうやって観光地として生まれ変わらせたというのが、しながわ観光協会の功績だったんじゃないのかなと思いますよね。先日あった観光協会の理事会でも、結構、参加者メンバーからとどまることのない意見や提案がありましたよね。やっぱりああいうのを聞いてると、まだまだこれから手をつけることがいっぱいあるんだなと思いました。

 

松本さん

今、新型コロナウイルスでできないことというのは、人が集まって密になってはいけないと。でも、そもそも人間の社会にとって必要なことは、その場所に集まって密になって賑わうことが、やっぱり人の“社会”だと思うんだよね。今年の夏も、大きなお祭りもイベントも全部中止の中で、人が集まれないよという形になったときに、どうやって今まで日本人が築いてきた文化と伝統を守りながら、地元を支えてくれている商店街などの地域の皆さんを、我々がどういうふうにして手助けしていくかというのは、観光協会としてのあり方になってくると思うので、そこはやっぱり多くの仲間と、今後議論していきたいと思います。


満員の平船「ドリーム号」 しながわ宿場まつり

つまみ食いウォーク しながわみやげ

新たな観光の 活路を見出して

勝山さん


ーー最後に、これまでの取り組みを振り返って感じること、そして今後の展望についてうかがった。

 

勝山さん

品川区もずいぶん変わりましたよね。まちも、観光客向けの整備もずいぶん進みましたし、品川を目指して来てくださる他県の方々や外国の方もいらっしゃいます。そういう意味では、私たちも微力ながらお手伝いできたのかなと。

 

松本さん

そうですね。すべての区に観光協会はありますが、品川区は、行政と私たちしながわ観光協会がとてもうまくいっています。お互いに信頼関係を持って、決して対立することはなくてね。共に品川を盛り上げていこうとしています。そういうふうにやってきた成果が出て来ているのかなと思いますね。

 

勝山さん

そうですね。これまで、海外の方や他の地域から来てくださる方を歓迎するためにたくさんの準備を重ねてきました。今、新型コロナウイルスの影響で迎え入れることが困難な状況ですが、この準備はまったく無駄になることはないと思っています。また、みなさんに使っていただいて、喜んでいただける、そんな日を待ち焦がれています。そしてもう一方で、インターネットなどを通じて、品川区にはこんなお店や会社があるんだ、ということをぜひ広めていきたいなと思っています。これが、新しい品川の魅力につながっていくんじゃないかなと思います。


常に新しい視点で 品川の魅力を発信し続ける
その想いが まちをつくっていく

新しい観光のあり方について 語り合う二人からは
観光で品川を盛り上げていく決意に溢れていた

そんなまちに 人は集いたくなるのだと思う



最後にお二人から地域で活躍されている区民の方をご紹介いただいた。




#15 東商品川青年部
勝亦 章浩さん ∞ 井上 博貴さん
つなごう品川 #15 東商品川青年部



取材日:2020年8月18日(火)
撮影場所:荏原第五区民集会所しながわ中央公園