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#24 三木小学校
高橋 秀昌さん(正しくは梯子高) ∞ 加藤 雅紀さん

学校行事を通じて 子どもたちのためにできることを
そんな想いで結成された 父親倶楽部

三木小学校PTA・父親倶楽部の中核として
子どもと学校と地域をつなぐ お二人に話をうかがった

もちつきと ますつかみ

高橋さんメッセージ

三木小学校 令和4年度PTA会長(開校100周年 祝う会実行委員長)
高橋 秀昌さん(正しくは梯子高)※以下「高橋」と表記する
Takahashi Hidemasa

ーー三木小学校令和4年度のPTA会長として、会を牽引されている高橋さん。PTA活動に関わるきっかけとなったのが「父親倶楽部」の活動への参加だったという。

高橋さん
父親倶楽部は、三木小学校で行われる運動会や、ますつかみといった学校行事をお手伝いするお父さんたちの集まりです。

                父親倶楽部集合写真


ーー三木小学校では年間を通して多彩な行事が催され、PTAや父親倶楽部が関わっている。代々伝統として受け継がれているそれらの行事についてうかがった。


高橋さん
大きな行事としては「こいのぼり上げ」もそうですし、お正月に子どもたちと一緒に餅をつく「もちつき」などがあります。子どもたちと一緒に餅をついて、それをみんなで食べることを、もともとの企画として始まった行事です。2020年度と2021年度はコロナの影響もあり、一緒についたお餅を食べることはできなかったのですが、それでも全校児童と一緒にお餅をついて、それを鏡餅にしてみんなが見られる場所に置いて正月の雰囲気を味わうということで、今も継続している楽しい行事です。

  こいのぼりの様子 餅つきの様子


「ますつかみ」は、私が初めて参加した当時に、命をいただくイベントであるというお話を、当時の父親倶楽部のメンバーから聞きました。実際に生きた魚を見て、それを自分の手で捕まえて、さばいて、焼いて食べるという一連の流れになっています。命の循環というものを子どもたちに体験してもらうことが、ますつかみのコンセプトになっているのかなと思っています。


マスつかみの風景

ソーラン節と こいのぼり

加藤さんメッセージ

三木小学校 令和3年度PTA会長(開校100周年 祝う会実行委員・同窓会)
加藤 雅紀
Kato Masanori

ーー三木小学校令和3年度のPTA会長であり、父親倶楽部の活動も精力的に行っている加藤さん。三木小学校の特徴、地域とのつながりについてうかがった。


加藤さん
三木小学校は6町会と神社のお祭りと学校の各区域が、全く一緒という特徴のある小学校です。三木小学校の特徴的な行事として、町会の方々と行っている「地域参加型運動会」があります。その中で、5年生・6年生がソーラン節を踊っています。そのときに自分の住んでいる町会のお祭りで使う「はっぴ」を借りてソーラン節を踊ることが、このコロナ禍の2年間行われていまして、地域と深い関係を持っています。


ーー三木小学校の目玉ともいえる伝統行事のひとつ「こいのぼり上げ」とは。


「こいのぼり上げ」は、現在学校の行事に組み込まれていまして、4月の第3週目に6年生が同窓会やPTAと一緒になって、こいのぼりを上げる行事を行います。こいのぼりは、まず100匹以上上げることを目標にしながら、だいたい120匹前後を上げています。


ーー子どもたちと同窓会との関わりについてうかがった。


加藤さん
三木小学校では、同窓会が組織としてしっかり活動しています。毎年、学校に新しいこいのぼりを寄贈してくれるなど、学校行事とも関わりが深いです。また、同窓生たちが卒業後の経験や専門知識を活かして、子どもたちに授業してくれる機会もあり、さまざまな面でサポートしてくれています。


ーー父親倶楽部は、三木小学校に通う子どもを持つ父親が「父親として子どもたちに何ができるのか」を考え、活動している有志の会で、屋上にある周年ボードの作成・取替、こいのぼり上げのサポート、地域参加型運動会の準備・運営補助などを行っている。

 

 


父親倶楽部集合写真

ーー普段は仕事などで子どもたちと接する時間が取りにくい父親の姿を、子どもたちに見せることができたらという想いで活動している。

 


父親倶楽部集合写真 父親倶楽部と子供たち

子どもを守る 83(ハチサン)運動

話をする加藤さん


ーー品川区立小学校PTA連合会が中心となり、区立小全体の通学区域で推進されている83運動。83運動と三木小学校には深い関係があるのだそうだ。


加藤さん
83運動は、三木小学校の卒業生でもある前田純一さんが始めた活動です。午前8時と午後3時に、外に出て子どもたちを見守ろうという運動です。ただ子どもたちを見守るというだけでなく、人に興味を持とう、大人たちも顔見知りになろうと。家の中にいるのではなく、顔と顔がわかることによって、子どもにもあいさつしやすくなるし、大人同士もあいさつしやすくなって、地域の触れ合いが広がっていく、というような意味も込められているそうです。

 

 


はちさん運動のはた はちさん運動の様子

地域の ネットワーク

話し合う二人


ーーお二人にとって三木小学校周辺地域とは。


加藤さん
私はここの地域の生まれで、母から数えて3代この三木小学校に通っています。ですから、高橋さんみたいに別の地域から来られた方が「良い地域だな」と言ってくれるのがすごく嬉しいですね。


高橋さん
そうですね。もともと地域にいる方と、新しく来た人たちが、父親倶楽部をはじめとする地域のネットワークでつながって、子どもたちを見守っていくことができていると思います。


加藤さん
他の地域と比べて、地域やお祭りや学校が凝縮しているようなところだから、地域とのつながりが強く、下町感や古き良さがあるエリアだなと。


高橋さん
そうですよね。別の地方から来てみて感じたのは、町会の活動に参加するようなご縁があったり、年間を通して地域の方々とふれあう場所があり、年配の方々も世代を超えてあたたかく迎えてくれているというのを実感しています。古くからある地域だけれども、いろんな人が外からやってきて楽しくつながりあっていけるとても良い地域なんだなと感じる瞬間が多いですね。


地域と一緒に 創立100周年

みつぎ小学校をみつ二人


ーー三木小学校PTA、父親倶楽部の活動に尽力しながら、開校100周年 祝う会の実行委員として周年イベントの企画・運営にも携わられているお二人。そんなお二人が目指す三木小学校100周年の形とは。


加藤さん
こいのぼり、これはみんなが期待しているというか、100周年のイベントとしてしっかりやりたいなと思っています。


高橋さん
今年はやっぱり100周年という機会なので、すごくたくさんの人たちが盛り上げに来てくれるのかなと、ちょっと今から楽しみですよね。


加藤さん
11月19日が式典の当日だから、そこでももう1度こいのぼりを上げたいし、そのときにオリジナルこいのぼりや、地域の方からこいのぼりを集めたり、そんなこともできたら面白いかなと。地域の人にも協力してもらって、三木小の100周年というポスターや、そういうものを貼ってもらえたらいいなと思っています。


高橋さん
まちを挙げてという雰囲気を作っていくのも、われわれの仕事になってきますね。ポスターを見るだけでも、ついに三木小100周年が来たんだなって、まちを挙げて盛り上がっていけるような、そんな気持ちになってきますね。


加藤さん
だから三木小の特徴である地域と一緒に、100周年をお祝いしましょうという空気が作れるといいよね。


高橋さん
すごく楽しみです。

 


こいのぼりの様子 珍しいこいのぼり

開校100周年を迎える 三木小学校
「子どもたちと地域の人々が
一緒に楽しめるよう盛り立てていきたい」

そう語るお二人には 伝統行事を通して受け継がれてきた
先人たちの想いが宿っているように感じられた

最後に、お二人から地域で活躍されている区民の方をご紹介いただいた。




#25 そとぼーよ
本道さん




取材日:2022年1月22日(土)
撮影場所:品川区立三木小学校