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昔のすごろくであそんでみよう

 

江戸名所花見双六

 

題名 江戸名所花見双六
作者 歌川広重(初代)
説明   160~190年ほど前につくられた、江戸の花見(桜、梅、藤、桃)で有名だった場所をめぐるすごろくです。当時の品川では、特に御殿山(現・北品川3、4丁目付近)の桜が有名でした。上野(現・台東区)や飛鳥山(現・北区)など、現在でも桜の花見が行われている場所も登場します。
データ すごろくの画像はこちら pdf
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※厚紙に印刷すると作りやすいです。

品川にあった桜の名所

江戸時代(400~150年位前)の品川には、桜で有名な場所がいくつもありました。一つが、北品川の御殿山(ごてんやま)です。品川御殿とよばれる江戸幕府将軍の館が建てられ、鷹狩りの時の休憩や茶会などに利用されました。この館が火事でなくなった後、第8代将軍・徳川吉宗(とくがわよしむね)が御殿山を開放したことをきっかけに、多くの人がここをおとずれ、花見をするようになりました。
また、南の方に目を向けると、現・大井地域にある来福寺・西光寺・光福寺・来迎院・鹿嶋神社などの寺院や神社が、桜の名所になっていました。その中で、西光寺の児桜(ちござくら)は、「大井の桜」と呼ばれて親しまれ、今もその桜の子孫と考えられる木が残り、花を咲かせています。
品川歴史館では、このような桜の名所を紹介する展示を開催し、その様子を動画でも紹介しています。あわせてご覧ください。

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歌川広重(初代)「東都名所 御殿山花見 品川全図」