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庭園

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品川歴史館庭園

 品川歴史館の庭園は中央に芝生が広がり、梅・桜・紅葉などの草木が四季折々の様相を見せます。また、水琴窟の音色を楽しむこともできます。
 季節の移ろいを感じながら庭園を散策してみてはいかがでしょうか。
 (庭園のみご利用される場合は、観覧料は必要ありません。)

水琴窟

水琴窟(すいきんくつ)

  水琴窟は、地中に埋められた甕に落ちた水滴の音が甕の中で反響し、琴の音のように響くのを楽しむものです。水琴窟の技法ができたのは江戸時代で、明治時代には盛んに造られましたが、その後忘れられていました。品川歴史館建設中に敷地から水琴窟が発見されたのを契機に、再び水琴窟が見直されるようになりました。

水琴窟の写真

水琴窟


水琴窟のしくみ

  右の図のように水琴窟は、底に穴の開いた植木鉢状の焼き物を伏せた形で地中に埋めます。地中の部分に一定の水のある状態で、底の穴(窟口といいます)から水滴が落ちると、その音が地中の焼き物の中で反響・共鳴し、美しい音が響きます。
  当館の水琴窟は、周囲の騒音があったり、水琴窟自体もかなり古いもの(昭和初年のものと考えられています)であり音が小さいという理由から、竹筒を窟口にあてて音を楽しんでいただいています。
「水琴窟の音色」はこちらplay.gif(MP3)

水琴窟の構造の見取り図のサムネイル

水琴窟の構造