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書院・茶室


 昭和初期、現在品川歴史館が建っている敷地に、書院造の大広間を備えた建物(安田善助邸)が建てられました。戦後は吉田秀雄記念館(株式会社電通所有)として、茶事などに利用されていました。
 品川歴史館の書院は、邸宅の母屋の広間の建築部材をできる限り再利用し、復元したものです。茶会・華道・俳句など伝統的文化活動にご利用いただけます。なお、書院では施設保全のため、炭火をはじめ火気の使用およびお香の使用はできませんので、あらかじめご了承ください。

書院の内部写真




 松滴庵(しょうてきあん)は1927~1928(昭和2~3)年頃、安田善助氏が六窓庵(ろくそうあん)(現在の東京国立博物館内にある茶室)を手本にして建てた茶室で、高橋是清、藤原銀次郎、根津嘉一郎など戦前の政財界の著名人を招いて茶会が開催されたと言われています。 
 吉田秀雄氏に引き継がれた後、1985(昭和60)年の品川歴史館の開設にあたり、歴史的に貴重な茶室をそのままの形で残しました。庭園内で四季折々に花を咲かせるウメ・サクラなど数々の古木や、水音の風情を楽しむ水琴窟のしくみも当時のものです。

茶室「松滴庵」
    


申込方法

使用日の6ヶ月前の同日(休館の場合は直前の開館日)より受け付けいたします。窓口での受け付けは、受付開始初日の午前9時から開始いたします(受付開始時点で複数の団体が窓口にいらっしゃる場合は抽選)。
電話での受け付けは、受付開始初日が午前10時から、翌日以降が午前9時から開始いたします。
受付日から1週間以内に利用料をお支払いいただけない場合は、キャンセルとなりますのでご注意ください。利用料支払後のキャンセルは、使用日の7日前までにお申し出いただいた場合は利用料の全額を返金いたします。それ以降は返金いたしかねますのでご了承ください。利用日の変更は利用料支払前は可能ですが、利用料支払後は変更いたしかねます。前述のキャンセルと同様の扱いとなりますのでご了承ください。
 ※詳細は「施設貸出予約の受付について」をご覧ください。



書院・茶室見取図



(図上・書院、図下・茶室)


書院利用料

  利用区分 利用料
平日 午前(9:00~12:00)   6,000円  
  午後(13:00~16:30) 9,000円
  夜間(17:30~21:00)   12,000円
土曜日 午前(9:00~12:00) 9,000円
  午後(13:00~16:30)   13,500円
  夜間(17:30~21:00)   18,000円
日曜・祝日 午前(9:00~12:00)  9,000円
  午後(13:00~16:30)   13,500円

※利用は伝統的文化活動、歴史研究などに限ります。
※日曜・祝日の夜間のご利用はできません。


茶室(松滴庵)利用料

  利用区分 利用料
平日 午前(9:00~12:00) 4,000円
  午後(13:00~16:30) 6,000円
土曜日 午前(9:00~12:00) 6,000円
午後(13:00~16:30) 9,000円
日曜・祝日 午前(9:00~12:00) 6,000円
  午後(13:00~16:30) 9,000円
※夜間のご利用はできません。