子ども食堂フォーラム 品川で初開催

更新日:平成29年6月18日

~ 品川区内の「子ども食堂」ネットワークづくりのために ~

 品川区は「しながわ子ども食堂フォーラム」を6月17日(土)、中小企業センター(西品川1-28-3)で初開催し、子ども食堂関係者など約80人が参加した。

 これは、子ども食堂と子ども食堂に対する区の支援方針への理解を深めてもうとともに、今後構築する「しながわ子ども食堂ネットワーク」への参加を促すことが目的。

 同ネットワークは、子ども食堂の区内での新規開設や継続的に運営を行うための支援として、情報を一極集中し共有できるネットワークを整備するもの。また、将来的には、子ども食堂に関心のある企業(食材や物を提供する側)と子ども食堂(提供を受ける側)のマッチングも行う。

 フォーラムでは、「こども食堂」の名付け親である近藤博子さんが、自身が運営している「気まぐれ八百屋だんだん」(大田区)で週1回オープンしているこども食堂を紹介。「大人も子どもも、とても忙しい現代、こども食堂は、皆がほっとできる場として機能しつつあります」と、こども食堂の役割について話した。また、クロモンカフェ店主の薄葉聖子さんは「クロモンこども食堂」(北品川2)を開いたいきさつと食堂のルールを紹介し「本当にこども食堂を必要とする子どもたちが来ることができる場として運営したい。それぞれの町でそれぞれのこども食堂があるといい」と、こども食堂にかける思いを語った。

地域で子どもたちの見守り活動をしているという女性は、二人の話を聞いて「こども食堂には、とても関心がありますが、あれこれと考えてしまって、なかなか踏み出せません。二人のように気軽に始めてしまえる行動力はすごいと思います」と感心していた。

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