大崎駅東口第3地区再開発「アートヴィレッジ大崎」まち開き

更新日:平成19年1月30日

「アートヴィレッジ大崎」まち開き画像
1月30日、大崎駅東口第3地区第一種市街地再開発事業の一環として、超高層ビル3棟を中心とした「アートヴィレッジ大崎」が竣工し、品川区、再開発組合、都市再生機構など関係者が集まってまち開きの式典が行われました。

大崎駅周辺は、東京都の副都心として位置づけられており、大崎駅東口第3地区は、大崎駅周辺地域都市再生緊急整備地域(約60ha)として指定されています。平成3年に再開発準備組合が設立されてからおよそ15年をかけて、業務機能と居住機能が調和する副都心にふさわしいまちづくりを進めてきました。

「アートヴィレッジ大崎」は、敷地内の緑化、歩道への湿潤舗装の採用、建物を適度な間隔をもって配置することで目黒川からの風の道をつくりだすことなど、居住性や環境への配慮にも心がけました。また、大崎が古くから日本の技術産業を支えるものづくりの町であったことから、その息吹を残そうと、現代のものづくりとして国内外の作家によるアート作品7作品を敷地内に設置。名称の由来となっています。

所在地は、品川区大崎1丁目の1~3番。目黒川、JR山手線に挟まれた2.5ヘクタールの三角形の地域です。

建物は、業務棟、賃貸棟、分譲棟の3棟。敷地は、大崎駅とペデストリアンウェイで直結し、さらに、500m圏内には五反田駅があり、JR線・りんかい線・東急池上線・都営地下鉄浅草線が利用可能な交通至便の立地。ビジネスや通勤にも魅力的であり、契約も好調です。

今日の式典では、品川区長など関係者のテープカットに続いて、監理・コンサルタントを代表して(株)日本設計代表取締役 六鹿正治氏が、「まちづくりは、建物ができたら完了ではありません。これからがスタートです」と挨拶。アートのまちにふさわしく、妖精に扮した子ども達と一緒にドイツの芸術家インゲス・イデーの作品、グローイング・ガーデナー(写真赤い帽子の像)の前で記念植樹を行いました。