2月5日（月）、学童保育クラブ跡に、シニアの活動拠点「いきいきラボ関ヶ原」（東大井6-11）がオープンしました。この施設は、多様化するニーズに対応できる柔軟な組織づくりを目指した地域の有志による「しながわシニアネット」に運営を委託しました。

品川区では、団塊の世代の大量退職を展望しての施策を、すべて行政が用意するのではなく、自分たちの自由な発想により、よりよいアイデアで活動ができるようにするために、新しい活動拠点の場を提供するなどの側面から支援しています。

「しながわシニアネット」は、今年の1月23日に、そのような中から生まれた11人によるグループ。活動は、趣味を楽しむサークル活動、地域や団体に貢献する事業活動を行い、あらゆる基本を会員の全員参加の総会で決定していきます。今後は、この「いきいきラボ関ヶ原」を活動拠点に、区からの受託事業である「はじめてコース」「なれようコース」のパソコン教室の他、各種パソコン講座や興味はあるけれどもなかなか取り組むきっかけがない簡単なストレッチ講座などの自主事業、更に、ふらんす文明クラブや自然観察クラブなどのサークル活動を進めて行きます。

また、誰もが気軽に、ホッと一息集える場、「カフェ・ラララ」も運営。廊下を抜けるとおいしいコーヒーの香りが漂い、楽しい仲間たちの笑い声が響いてきます。日によっては、お汁粉などメニューにない一品も登場するそうです。

区では、日本の高度経済成長を担ってきた団塊の世代がスムーズに地域デビューできるように、地域の有志主導による「しながわシニアネット」に大きな期待を寄せています。