これは、品川区私立幼稚園協会の運営で行われたものです。品川区は私立幼稚園の円滑な運営と乳幼児教育の振興を目的に、私立幼稚園協会に対し補助金を支出しています。
平成19年度は、子育て支援を目的に100万円増額しました。 この事業はそのうちの40万円を活用して行われ、1歳～2歳児を在宅で子育てしている家庭を対象に、子育て家庭の情報交換、仲間づくり、親子のふれあいを目的に実施したものです。
銭湯を活用したのは、人が集まりやすい、話がはずむというイメージに加え、子ども達に銭湯の存在を知ってもらいたいという思いも込め、銭湯で楽しく集うことから「ハッピーユー」と名づけました。これから毎週金曜日に実施します。

今日の参加者は、八潮、東品川、大崎など区内の各地区から集まりました。
初対面の子ども達も幼稚園が用意したおもちゃを目の前にすぐに仲良く遊び始め、参加したお母さんからは「おうちみたいで、くつろげるね」の声も聞かれました。
母親どうしも「どちらから？歩いてきたの？」「故郷が同じだ」など自然に自己紹介が始まり、おやつを食べる頃にはすっかり打ち解けたようすでした。
その後、幼稚園教諭2人と一緒に親子体操やシール貼りなどをして、1時間半を楽しく過ごしました。

子ども達が遊ぶ横では親どうし「最近棚から物を出して困る」「男の子3人の子育ては元気が良くて大変」「昨日は何を食べたの？」「お茶飲むとすぐおしっこが出る」など、子育ての悩みなども自然に話されていました。

参加したお母さん達は皆笑顔で「子どもが楽しんでいたから、とても良かった。次回も参加します」と口々に話していました。
中には「銭湯に入ったことないから、次はお風呂にも入ってみようかな」と話す人もいました。