区役所屋上で田植え

更新日:平成20年5月21日

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5月21日、品川区役所第二庁舎屋上の田んぼで、二葉幼稚園の子どもたち13人が田植えを行いました。

区役所屋上(総合庁舎・第二庁舎)には、ヒートアイランド現象の緩和等を目的に庭園が設けられ、開庁日の午前9時から午後5時まで(冬季は4時まで)一般開放されています。草花やハーブ、野菜などを育てていますが、植栽の世話や水遣りは、職員ボランティア約30人が当番で、早朝や昼休み等を利用して行っています。

この田んぼもボランティア職員が管理しており、大型プランターにビニールシートを敷き土と水を入れた手作りです。
平成18年から始まり今年が3度目の田植え。昨年水が漏れたため、今年はビニールを敷き直しました。
即席の田んぼですが、深さ30センチメートルある立派なもの。約10平米。1年目は5kg、昨年は7.5kgのもち米が収穫できました。

毎年の田植えや稲刈りは、都会の子どもたちに土に触れる楽しさを知ってもらい、米がどのように育つかを楽しみながら学んでほしいと、近くの幼稚園児を招いて行っています。
屋上に到着した子ども達は、早速裸足になり、職員ボランティアの誘導で2人ずつ田んぼに入り、順番に稲を植えました。
こわごわ進む子、勇ましく進んで転びそうになる子など様々。
子ども達はひざまで泥に埋まりながら「ゆっくり歩くんだよ」と職員に声をかけられ、ようやく位置につくと、モチミノリの苗を手渡され、丁寧に植えていきました。

初めて触れた田んぼは「ぼよぼよしてる」「お餅みたい」と柔らかさにびっくり。
一度植え終わった子も「もう一度やりたい」と笑顔で順番待ちをしていました。
この稲は、10月には幼稚園児を招いて稲刈りをし、餅にして食べる予定です。