早朝抜き打ち風水害訓練実施

更新日:平成20年6月4日

風水害初動活動態勢訓練1
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6月4日、区職員を対象に、抜き打ちの風水害初動活動態勢訓練を行いました。
この訓練は、従事職員に実施日を知らせず抜き打ちで行っています。
今日は、区長はじめ各管理職、関係職員など計194人に午前5時30分に参集をかけ、7時30分までに95%の職員が参集しました。訓練は、大雨・洪水・雷警報が発表され、被害が発生したことを想定し、本番さながらに現地調査、電話による住民対応などの訓練を行いました。

これまで、職員の招集には自動電話送信のシステムで固定電話または携帯電話に一斉送信していましたが、初めと終わりでは約15分のタイムラグがある、受話器を取った人が誰だかわからない、一方的で会話ができないなどの課題がありました。

そこで、今回は、電話の一斉送信とあわせて、現在開発中の職員参集システムを使用し、メールによる招集を試験的に実施しました。98人の職員が携帯メールアドレスを登録。午前5時30分に一斉にメール送信しました。

画面は、呼び出しの本文に続いて、インターネットにアクセスすると返信のサイトに接続でき、参集可否などを選択して返信することができます。またメッセージも送ることができ、「今電車に乗った」などの現況を知らせることができるようになっています。
各人からの返信は、区役所内の災害対策本部室のパソコンで一覧でき、職員の状況を把握することができます。

今回は、早朝にもかかわらず、10分以内に74%、30分以内に89%の職員が返信しました。品川区は、今回の実験の結果をさらに分析し、電話、メールの有効性を更に検証し、本格運用を行う予定です。