11月16日（金）、区立五反田ふれあい水辺広場(東五反田2-9-11)で、桜色のLED電球が目黒川沿道を彩る「目黒川みんなのイルミネーション2012」の点灯式が行われました。使用するエネルギーは、周辺地域の廃食油を利用したバイオディーゼル燃料。春には桜の名所となる目黒川が、“冬の桜”を咲かせます。

今年は、発電の仕組みはそのままに、約2倍の長さの冬の桜並木を実現しました。五反田ふれあい水辺広場を中心に、装飾距離は昨年の約760メートルから、約1,500メートルまで延伸し、LED電球も156,000個から213,200個に増えました。

昨年日本で初めて100％エネルギーの地産地消を実現したイルミネーションで、自家発電のもとになるエネルギーは、周辺の家庭や飲食店などから出た使用済み食用油から精製するバイオディーゼル燃料のみ。地域から出る廃棄物を利用して電力を賄うことによって住民でつくる住民のための「みんなのイルミネーション」を体現し、今年度のグッドデザイン賞を受賞しました。

初日となった16日(金)の点灯式は、広場に隣接する区立 御殿山小学校金管バンドの生徒たちによる演奏でスタート。カウントダウンの後、目黒川沿いに立ち並ぶ桜並木に一斉にイルミネーションが灯ると、参加者から大きな歓声が上がりました。


【目黒川みんなのイルミネーション2012】
　期　　間：　平成24年11月16日（金）～12月25日(日)
　　　　　　　平成25年2月9日(土)～2月11日(月)　（バレンタイン特別点灯）
　点灯時間：　午後5時～午後10時
　場　　所：　五反田ふれあい水辺広場および目黒川沿道