北朝鮮核実験に対する抗議文を送付

更新日:平成25年2月13日

核実験抗議文
2月13日(水)、朝鮮民主主義人民共和国が2月12日(火)に実施した3回目の地下核実験に抗議して、濱野区長は、国防委員会第一委員長である金正恩氏に、核実験の即時中止と恒久平和の実現を目指すことを強く望む書簡を送付しました。


朝鮮民主主義人民共和国に抗議文を送付するのは、前回の実験(平成21年5月25日)に続いて3回目です。

抗議文の全文は次の通り

朝鮮民主主義人民共和国
国防委員会 第一委員長 金 正恩 閣下

日本国東京都 品川区長  濱 野  健

貴国は、2月12日に3回目の地下核実験を実施した旨の声明を発表しました。
品川区は、1985年に非核平和都市品川宣言を行い、核廃絶と恒久平和確立を全世界に訴えてきました。
核による放射能汚染は全人類、および地球環境にたとえようもない被害と苦難をもたらすこととなります。
ところが、貴国は、国際連合安全保障理事会決議に反して、地下核実験を強行しました。
この行為は、国際社会の平和と安全に対する重大な脅威となるもので、断じて許しがたいものであります。貴国の暴挙に対し、厳重に抗議するとともに、世界各国と力を合わせ、恒久平和の実現を目指されることを強く要請します。