五反田駅前でヒマワリが見頃に

更新日:平成25年8月8日

五反田駅前でヒマワリが見頃に
道行く人も心を和ますヒマワリの前で足を止めて写真撮影灼熱の太陽を浴びて伊与田会長
8月7日は立秋。暦の上では秋とはいうものの暑い日が続く東京地方。そんな中、五反田駅東口駅前広場の花壇では、約300本のヒマワリの花が見頃を迎えています。

4月20日、第三日野小学校5年生約200人がヒマワリの種をまきました。早い梅雨明けや猛暑といった天候不順にもかかわらず、会員の皆さんが日ごろから雑草取りや水やりなど、丹精を込めて手入れをしてきたため、花壇いっぱいにヒマワリが育ちました。ヒマワリの栽培は昨年に続き2年目ですが、昨年の経験を生かして皆さんに楽しんでいただける花を咲かすことが出来たとのことです。

五反田駅はJR山手線、東急池上線、都営地下鉄浅草線が乗り入れ、一日に40万人から50万人が乗り降りするターミナル駅です。通り過ぎる人の中には、ヒマワリの前で足を止めて、スマホや携帯電話で写真を撮る人も見受けられます。

花壇の手入れをしているのは「五反田駅前をきれいにする会」(伊与田正志会長)の皆さんです。この会は、駅周辺の6町会(五反田一丁目町会・東五反田みづほ町会・五反田中部町会・五反田東口町会・島津山自生会・五反田睦町会)、1商店会(五反田駅前商店会)、3つの学校(第三日野小学校・日野学園・清泉女子大学)が構成員となって平成18年に発足したもので、五反田駅東口を中心に道路の清掃や花壇の手入れなどの緑化活動を行っています。

伊与田会長は、「通りすがりの人から ”花がきれいに咲きましたね””緑を多くして町をきれいにしてくださってありがとう”と言われるとうれしくなります。また、”花つくりの仲間に加わってもいいですか”という方もいらして、地域活動に関心を持たない人が多くなっている中、協力してくれる人がいる限りこれからも続けていきたいです」と話していました。

今後は、9月頃に来年用の種を収穫した後、来春に合わせてマリーゴールドなどの種をまく計画をしているとのことです。