品川区民マラソン大会開催 ランナー550人が健脚を披露

更新日:平成27年3月22日

小学ファミリー1・2年生2キロ 一斉にスタート
世界を代表する視覚障害者ランナーの高橋選手白熱するゴール直前開会時に親子そろって選手宣誓白熱するゴール直前懸命に走る参加ランナー中学生3キロ 一斉にスタート小学ファミリー1・2年生2キロで1位となった徳永さん親子表彰式の様子好成績をおさめた杉原さん親子
第64回 品川区民スポーツ大会(冬季大会)“品川区民マラソン大会”が3月22日(日)、大井ふ頭中央海浜公園をスタート・ゴール地点として開催され、約550人が晴天の中、疾走。ランナーたちは、家族や大勢の人からの声援にこたえながら力走しました。

この大会は、品川区と(公財)品川区スポーツ協会の共催。10キロ、5キロ、3キロ、2キロの距離別と小学ファミリーや男女別を組み合わせ計15種目が行われました。近年のマラソンやランニングブームの影響を受け、申込件数は年々増加傾向にあり、優秀な成績をおさめると今年11月に開催される第37回丹沢湖マラソン大会に区代表として推薦される特典も付きます。

今回、“小学校ファミリー1・2年生 2キロ”の種目にエントリーした品川学園2年生の徳永翔大くん。父親の淳士さんと手をつないで見事1位の好タイムでゴールを走り抜けました。翔大くんは「普段はサッカーの練習をしていて、今回のマラソンのために週1回練習をしてきました」と満足な表情を浮かべていました。
そして、“小学女子4~6年生 2キロ”で2回目の出場で1位のタイムを記録した伊藤学園の杉原優菜さんは「来年も是非チャレンジして、2年連続で1位を目指したい」と笑顔を見せ、“小学校ファミリー1・2年生 2キロ”で2位となった弟の星哉くんと一緒に来年への出場意欲を見せていました。

完走後には、温かいおしるこも振る舞われ好評を博していました。

また、今大会は同協会設立20周年を記念し、2004年(平成16年)アテネパラリンピックのフルマラソンで金メダルを獲得した高橋勇市選手をゲストランナーとして招待。世界を代表する視覚障害者ランナーの高橋選手は、「今日はゆっくり走り、皆さんと一緒に楽しみたい」とあいさつし、大会を盛り上げていました。

会場となった大井ふ頭中央海浜公園では、2020年東京五輪パラリンピックのホッケー競技の開催が予定されています。区や同協会では、27年度以降も様々なスポーツイベント等を通じ、東京五輪パラリンピック開催に向け機運醸成を図る予定です。