第三日野小学校4年生等が五反田駅前でヒマワリの種まき

更新日:平成29年5月12日

種植え後防虫ネットをかける児童たち
花壇の維持管理を表す看板あいさつをする伊与田会長とJR五反田駅長慣れない手つきで種まきをする児童会員の指導でヒマワリの種まき防鳥用のネットで花壇を覆う
「五反田駅前をきれいにする会」(伊与田正志会長)と区立第三日野小学校4年生が、平成29年5月12日(金)、五反田駅東口駅前広場の花壇でヒマワリの種まきを行いました。

 種まきには「きれいにする会」の会員20人、小学生(3クラス)約100人に加え、JR五反田駅の駅員6人も参加しました。種まきに先立ちJR五反田駅長は、「ヒマワリを植えて、五反田を元気なまちにしましょう」とあいさつ。児童たちは種のまき方を「きれいにする会」会員から教わり、いよいよ種まきがスタートしました。掘ったミゾに沿って等間隔に種をまき、やさしく土をかぶせ、防鳥用の青いネットで覆い、水をまいて作業は終了です。

 慣れない作業ながらも無事、種まきを終えた児童は、「初めて種まきをしました。最初は緊張しましたが楽しかったです」「(花が咲く)夏が楽しみです。その時に“五反田がきれいなまち”だと言ってもらえればうれしいです」と感想を話してくれました。
 種まき作業中に通りすがりの人は、「ヒマワリの種をまいているんですか。夏に花壇いっぱいにヒマワリが咲くのが楽しみですね」と話していました。

 五反田は、区内でも有数のオフィス街であり繁華街。五反田駅にはJR山手線、東急池上線、都営地下鉄浅草線が乗り入れ、一日の乗降客が40万人から50万人を数えます。また、バスのターミナル駅にもなっており、駅前広場は多くの人々が行き来します。夏、ヒマワリの開花時期には都会のオアシスとなり、花壇の前で足を止めスマホ等で写真を撮る人も見られます。

 「五反田駅前をきれいにする会」は平成18年に発足し、駅周辺の6町会(五反田一丁目町会・東五反田みづほ町会・五反田中部町会・五反田東口町会・島津山自生会・五反田睦町会)、1商店会(五反田駅前商店会)、3つの学校(第三日野小学校・日野学園・清泉女子大学)で構成。五反田駅東口を中心に道路の清掃や花壇の手入れなどの緑化活動を精力的に行っており、ヒマワリは平成24年から植えています。
 伊与田会長は、「ヒマワリの種まきは6回目となります。最初の頃は試行錯誤の連続で、皆さんの協力でまいた種がハトにつつかれたこともありました。今年は3種類の種をまきました。夏にはきれいな花が咲いて、道行く人を楽しませてくれるでしょう」と夏が来るのが待ち遠しい様子でした。