地域課題をITで解決するワークショップ 第2回を開催

更新日:平成29年10月21日

ワークショップ参加者 記念写真
Code for Tokyo 矢崎代表意見交換する参加者の様子スピードストーミングを楽しむ参加者スピードストーミングにも熱が入るグループで意見交換アイデアスケッチを記入するそれぞれのアイデアスケッチに投票お互いのアイデアスケッチを確認するアイディアオーナーが自らのアイディアを説明
地域課題をITで解決するワークショップの第2回が平成29年10月21日(土)に品川区役所で開催されました。

 このワークショップは、区のオープンデータを活用しながら地域課題を考え、解決に向けたアイデアづくりを行うワークショップを通じ、オープンデータ利活用の普及・啓発とともに、区民参加と協働の機会の拡充につなげていくことを目的としたもの。6月3日(土)に第1回が開催され、品川区の魅力や課題について活発な意見交換が行われました。
 第2回となる今回は、“課題解決策を考えるアイデアソン”がテーマ。第1回のワークショップで集まった課題について、行政データやITを活用した課題解決を目指し、意見交換を行いました。

 この日は38人(申込55人)が参加し、講師は前回に引き続き「Code for Tokyo」の矢崎 裕一(やざき ゆういち)代表が務めました。
 簡単な“頭の準備運動”からワークショップはスタート。頭がほぐれたところで「福祉」「子育て」「教育」「商店街」の4つのテーマについて、課題とその解決策をグループでディスカッションしたあと、解決策のラフスケッチを一人ずつ作成しました。
 このラフスケッチをもとに2人1組で複数回スピードストーミング(ペアで行うブレインストーミング)を行い、その結果を踏まえて最終的なアイデアスケッチを作成。完成したアイデアスケッチをテーマごとに張り出し、全員で共有。各人が良いと思うアイデア3つに投票を行い、テーマごとに上位2つのアイデアが選ばれました。
 アイデアのオーナー(発表者)が内容を発表した際には、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。

 このワークショップは全3回で、第3回は11月4日(土)・5日(日)に開催。今回発表されたアイデアスケッチを具体的に実現するアプリ試作のハッカソンを行います。また、今年度末には成果発表会も開催予定です。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。