セルビア共和国大使館職員らが鈴ケ森中学校を訪問

更新日:平成30年6月1日

折り鶴を贈呈
 特別授業の様子 けん玉を披露する生徒 セルビアの民族衣装

 区内にあるセルビア共和国大使館(北品川4-7-24)の職員や留学生らが平成30年6月1日(金)、鈴ヶ森中学校(南大井4-16-2)で7年生110人に国際理解教育授業を行いました。

 この日、同校を訪れたのはニコリッチ一等参事官、通訳の小柳津さん、民族衣装を着たセルビア人留学生、ボランティアなど7人です。
 まずは大使館職員からセルビア共和国を学ぶ授業が行われ、セルビアの場所や気候、食べ物や動物について学びました。セルビアではキリル文字とアラビア文字が使用されており、「すずがもりSUZUGAMORI」を例に、キリル文字とラテン文字の違いに驚きの声があがっていました。また、セルビアには日本が寄贈したバスが93台走っていること、政府の公用車、学校、病院の機器などの日本からの支援での交流があったこと、東日本大震災のときにはいち早くセルビア国民が募金を送ったこと、その3年後のセルビア大洪水の際は、日本から義援金が送られたことに触れ、セルビアと日本は辛いときに助け合ってきた歴史があり、皆さんにはオリンピックなどを契機に、もっとセルビアを知ってもらいたいと話しました。

 その後、質問コーナーや7年生主催のけん玉大会、ボランティアによるセルビアクイズで盛り上がり、最後に校歌と折鶴のプレゼントを贈呈し、子どもたちがセルビア語で「HVALA(フヴァ-ラ)ありがとう」とお礼を伝えました。