9月27日と28日の両日、旧東海道品川宿周辺の八ツ山から青物横丁で「第18回しながわ宿場まつり」（主催：しながわ宿場まつり実行委員会）が開かれました。

28日の正午からは、パレードが行われ、フジテレビ「笑っていいとも」にレギュラー出演しているタレントの渡辺直美さんと鈴木凛さんの1日警察署長、地元品川寺山伏のほら貝、品川女子学院のマーチングバンドを先頭に、「江戸町人行列」などが続き、2キロメートルにわたり旧東海道を練り歩きました。

「江戸町人行列」は、公募の参加者100人が、武士・町人・町娘・岡引・飛脚などに扮する人気のイベント。品川区を南北に走る旧東海道は、江戸時代と同じ道幅が今も残り、江戸時代にタイムスリップしたかと思わせるパフォーマンスには、外国人観光客も多数訪れ、沿道はカメラを手に集まった多くの見物客で賑わいました。

今年は昨年のような雨の心配もなく、濱野区長が水戸黄門の扮装で、助さん・格さんをお供にして先頭を歩き、地元の人から「似合ってますよ」などと声がかかっていました。また、地元の小中学校教員や子どもたちも思い思いの扮装で参加。沿道の子どもや保護者の声に、にこやかに手を振って応えていました。

沿道には、品川区伝統工芸展、時代劇パフォーマンス、スタンプラリー、人力車やかご、茶店、模擬店、フリーマーケットなど、地元商店街が知恵を出し合ったイベントも行われ、旧東海道は秋空のもと、多くの人で賑わいました。