すまいるスクール事業で品川区と立正大学が連携

更新日:平成23年6月8日

すまいるスクール事業で品川区と立正大学が連携
協定書に署名立正大学 文学部社会学科 吉岡教授品川区の田村教育次長生徒代表の決意表明受講する学生たち受講する学生たち講演の様子集合写真
6月8日(水)、立正大学 大崎キャンパス(大崎4-2-16)で、品川区と区内の大学である立正大学が協定書を調印しました。

これは、小学校の放課後等児童健全育成事業である「すまいるスクール」において、学生が子どもたちの指導をすることにより、「コミュニティ・サービスラーニング」という科目の単位を取得できるもの。

立正大学とは平成21年度から、同事業の学生ボランティア派遣の覚書を取り交わし学生を受け入れていますが、今回、大学の履修科目の一つとする協議が整い、協定書の締結に至りました。
 
立正大学社会学科で、「コミュニティー・サービスラーニング」を履修した学生に対して行った事前ガイダンスには、30人が参加。
学生たちは今後、すまいるスクールの運営にスタッフとして参加し、大学で学んだ理論や知識を児童育成の現場で継続的に体験します。
区としても、大学生の持つ想像力やバイタリティを活用し事業に広がりを持たせ、一層のすまいるスクール事業の充実を目指しています。

調印式では、立正大学文学部社会学科の吉岡雅光教授が学生たちに、「小学生の子どもたちと触れ合うことで、他人との交流を深めていくいい機会にしてほしい。どうか責任感のある対応でのぞんでください。皆さんの活躍を期待します」と語りかけました。

品川区と区内の大学が協働するこうした事業は、平成22年度に清泉女子大学と調印を締結しており、今回が2校目となります。