目指せ受診率50%!国保基本健診啓発プロジェクトキックオフ

更新日:平成24年6月1日

国保基本健診啓発プロジェクト
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6月1日(金)、品川区は国保基本健診の受診率50%を目指したプロジェクトを始動し、区役所講堂で濱野 健 品川区長がキックオフ宣言を行いました。また、今年40歳を迎え、国保基本健診の対象者となる区内在住のお笑い芸人、ペナルティのワッキーさんが、プロジェクトキャプテンに任命されました。

40歳から74歳までの国民健康保険加入者を対象とした国保基本健診は「高齢者の医療の確保に関する法律」により平成20年4月から、医療保険者が糖尿病・高血圧・脳卒中・肥満などの生活習慣病を予防するため、健康診査を行うことが義務付けられたものです。

品川区の国保基本健診対象者は約65,000人ですが、受診率は35.8%(平成22年度実績、23区中20位)にとどまっています。こうした状況を打開するため、品川区では23区トップである墨田区の受診率48.0%(平成22年度実績)を超える50%を目指すことになりました。

今年度のプロジェクトは医師会、地域団体、企業とタッグを組んで進められる予定で、濱野区長はこの日、「品川区は、区と区民、団体、企業との協働によって、『国保基本健診受診啓発プロジェクト』を進め、健診受診率のさらなる向上を目指すとともに、健康の大切さを共有する社会を築いていきます」とキックオフ宣言。今後は、企業の協賛で健診受診者への特典が当たる応援企画キャンペーンなどを予定しています。

今回キャプテンに任命された品川区民のワッキーさんは、かつて全国高等学校サッカー選手権大会に出場するなど、芸能界でも屈指のスポーツマン。濱野区長から任命証を受け取り「非常に光栄です。よく(区役所の)近くの公園でランニングしているんですよ。来月40歳になりますが、国保基本健診に必ず行きます。みなさんも是非受診してください」と早くもキャプテンらしさを前面に出していました。