布亀株式会社と高齢者等地域見守りネットワークに関する協定を締結

更新日:平成27年2月10日

区は2月10日(火)、布亀株式会社、品川区社会福祉協議会の三者間で「民間企業と連携した高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定を締結した。

この事業は、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯の異変を早期に発見し、孤立死を防ぐことが目的。今回、同社の訪問員・配達員が高齢者宅へ配置薬の交換や牛乳を配達する際に、「新聞や郵便物がたまっている」「TVの音がするのに応答がない」などの異変を察知した場合、すぐに区に通報し円滑な対応につなげる。

同社の対象エリアは区内全域をカバーしており、現在、登録会員数は配置薬および牛乳宅配の両事業をあわせて約1,000世帯で、うち約8割を高齢者が占める。配置薬の訪問員が1~2ヶ月に1回、牛乳の配達員が2日に1回訪れ、高齢者の顧客 約800世帯の見守りを行う。

見守り事業を担当する大串 福祉計画課長は「今回の締結で計8事業者において 見守り事業を展開していただくこととなった。今後も、地域の一員である民間企業の協力を得ながら、見守りネットワークの拡充を図りたい」と話している。

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