御殿山小学校 和太鼓の体験授業

更新日:平成29年6月16日

和太鼓の説明
次々と質問する子どもたち桶胴太鼓の体験締太鼓の体験全員で音を合わせて演奏和太鼓の体験和太鼓の体験プロの演奏に聞き入る子どもたち演奏終了プロの演奏jに真剣に聞き入る子どもたち
御殿山小学校(北品川5-2-6)で平成29年6月16日(金)、3年生を対象に和太鼓の体験授業が行われました。

 これは、オリンピック・パラリンピック教育の一環「日本の伝統・文化を学ぶ機会」として行われたもの。子どもたちにとってポピュラーな和楽器である和太鼓の生演奏を聴き、実際に体験もしてもらおうと、打楽器奏者の冨田慎平さんと村上響子さんを講師に迎え行われました。
 
 最初に、講師から「本物の和文化を体験して、外国の方が来られた時に教えてあげてください」と講義があり、桶胴太鼓(おけどうだいこ)や締太鼓(しめだいこ)など、和太鼓にはいろいろな種類があることや、牛革と木を使ってできていることなどが説明されました。

 その後の実技では、最初は恐る恐る太鼓に触れていた子どもたちも、2順目3順目となるとすっかり慣れて思い切り撥(ばち)を振り下ろし、ホール中に太鼓の大きな音が響きました。中には、力を入れすぎて撥を飛ばしてしまう子もいて、皆和太鼓の演奏に夢中になっていました。

 最後は、曲を途切れさせることなく全員で流れるように交代しながらの演奏発表。参観していた保護者から大きな拍手が送られました。保護者の一人は「こんな短時間で、しっかりと音を合わせることができるのですね」と、とても感心した様子でした。

 また、講師によるプロの演奏も披露され、子どもたちは床からの振動も体感しつつ、全身で迫力ある太鼓演奏を感じ取りました。

 授業を終えた子どもたちは「ちょ~楽しかった!」「思い切りたたいたらスッキリした」「プロの演奏がすごかった」など口々に感想を語り、和太鼓の授業は忘れられない思い出となったようです。