平成24年度に全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことから、区では、平成24年8月に、各小学校において関係機関と連携して通学路の緊急合同点検を実施しました。
　また、児童の安全を守るための取り組みとして児童見守りシステム（まもるっち）の導入や83（ハチサン）運動、生活安全サポート隊によるパトロールを実施するなど、地域で児童を見守る活動も行ってきました。
　このような背景から、通学路における児童の安全安心を確保するために、体系的に通学路合同点検を実施、対策することにより、通学路における安全性を図るとともに、防犯上の視点を踏まえ登下校時における子どもの安全を確保するために、関係機関が連携して通学路の安全確保および地域の連携の場として取り組むため、平成31年3月に「品川区 通学路安全・安心プログラム」を策定しました。
　今後は、本プログラムに基づき、関係機関が連携して、児童が安全に安心して通学できるように、通学路の交通安全および防犯の観点から安全確保を図ってまいります。

各小学校・義務教育学校、および地域の特性を踏まえ、学校、教育委員会、PTA、道路管理者、警察、町会・自治会等は、通学路の安全安心確保を効率的かつ効果的に実施するため、通学路の安全安心総点検を実施します。
(1)定期的な点検　区立小学校および義務教育学校を3つのグループに分け、それぞれ3年に1回定期的に安全安心総点検を実施します。
(2)随時の点検　　通学路の変更や各校から安全安心総点検の申し入れがあった場合は、必要に応じて実施します。