災害に強いまちづくり

区で行っている災害に強い都市づくりの一部紹介です

ブロック塀の改善

避難道路等のブロック塀の実態調査を実施し、危険な物については、必要な補強を行うよう改善指導を行っています。区民がブロック塀等を生垣等へ改修する場合、工事費の一部助成を行い安全化に努めています。

落下物等の防止

震災時には、窓ガラス・ビル外装等の剥離・落下による被害が予想されます。区では、東京都震災予防計画により3階以上の建築物のうち避難道路沿いおよび繁華街にあるものについて実態調査を実施し、落下の恐れのあるものについて安全指導を実施しています。

消火器の地域配備

大地震が発生すると、同時多発的に火災が発生することが予想されます。このため、初期消火体制を強化するため、区内全域に街頭消火器を配備しています。

防火貯水槽の整備

区では、小型防災ポンプ等の水利として区内全域の159カ所に震災対策用防火貯水槽を設置しています。また、学校・公園等の区有施設にも194基の防火貯水槽を設置しています。さらに「品川区中高層建築物等の建設に関する開発環境指導要綱」に基づき、開発事業主に対し40立方メートル以上の防火貯水槽の設置を指導しています。これらの結果、平成18年3月現在では、約1,820基の防火貯水槽が設置され102,000立方メートル以上の消火用水を確保しています。これからも、より一層の震災対策整備のため、防火貯水槽等の設置に努めます。

助成事業(防災まちづくり事業部)