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風水害における避難情報の発令基準・避難施設について
更新日:2020年9月10日
避難勧告等の種類、発令時の状況および住民に求める行動
発令時の状況 | 住民に求める行動 |
|
避難準備・高齢者等避難開始の発令 | ○避難行動に時間を要する要配慮者(避難行動要支援者を含む)が避難行動を開始しなければならない段階であり、人的被害の発生する可能性が高まった状況 | ○避難行動に時間を要する要配慮者(避難行動要支援者を含む)は計画された避難場所への避難行動を開始(避難支援等関係者は支援行動を開始) ○上記以外の者は、家族等との連絡、非常時持出品の用意等、避難準備を開始 |
避難勧告 |
○通常の避難行動をできる者が避難行動を開始しなければならない段階であり、人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状況 | ○通常の避難行動ができる者は、計画された避難場所等への避難行動を開始 |
避難指示(緊急) | ○前兆現象の発生や現在の切迫した状況から、人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断される状況 ○堤防の隣接地等、地域の特性等から人的被害の発生する危険性が高いと判断された状況 ○人的被害の発生した状況 |
○避難勧告等の発令後で避難中の住民は、確実な避難行動をただちに完了 ○未だ避難していない対象住民は、ただちに避難行動に移るとともに、そのいとまがない場合は生命を守る最低限の行動 |
避難情報の発令基準
警戒レベル |
避難勧告等の種類 | 発令基準 |
警戒レベル3 |
避難準備・高齢者等避難開始の発令 | 大雨警報(土砂災害) |
警戒レベル4 警戒レベル5 |
避難勧告の発令 |
土砂災害警戒情報または、大雨警報(土砂災害)中の記録的短時間大雨情報 |
避難指示(緊急)の発令 | (以下のいずれかに該当する場合) ・がけ崩れの前兆現象の発見 ・がけ崩れ発生 ・大雨特別警報 |
(2)目黒川氾濫
警戒レベル |
避難勧告等の種類 | 発令基準 | 住民の行動 |
警戒レベル3 |
避難準備・高齢者等避難開始の発令 | 避難判断水位 荏原調節池への流入量5万m3、 かつ今後も水位上昇の恐れ |
避難対象地域にいる人は最寄りの避難場所へ立退き避難の準備 避難行動要支援者等は避難を開始 |
警戒レベル4 警戒レベル5 |
避難勧告の発令 | 氾濫危険水位 (観測点:荏原調節池上流) A.P.+4.47m |
避難対象地域にいる人は最寄りの避難場所へ立退き避難を開始 |
避難指示(緊急)の発令 | 氾濫発生水位 (観測点:荏原調節池上流) A.P.+5.42m |
避難対象地域にいる人は最寄りの避難場所へ立退き避難完了、避難する時間がない場合は、指定階以上の建物に垂直避難完了 |
(3)立会川氾濫(高潮)
警戒レベル |
避難勧告等の種類 | 発令基準 | 住民の行動 |
警戒レベル3 | 避難準備・高齢者等避難開始の発令 | 高潮警報(注意報) 高潮警報および高潮注意報が夜間に警報に切り替わる可能性がある場合 |
避難対象地域にいる人は最寄りの避難場所へ立退き避難の準備 避難行動要支援者等は避難を開始 |
警戒レベル4 警戒レベル5 |
避難勧告の発令 | 警戒水位(T.P.+1.50m) | 避難対象地域にいる人は最寄りの避難場所へ立退き避難を開始 |
避難指示(緊急)の発令 | 危険水位(T.P.+1.80m) | 避難対象地域にいる人は最寄りの避難場所へ立退き避難完了、避難する時間がない場合は、指定階以上の建物に垂直避難完了 |
避難施設
(1)自主避難施設
区内に被害をもたらすような台風の直撃等に際し、自宅での滞在に不安を感じる方を受け入れる施設
義務教育学校、シルバーセンター等の中から台風の状況を勘案し開設場所、開設時刻を区が決定し、区職員が開設・運営します。
(2)避難場所
災害対策基本法に基づき災害の事象ごとに定め、避難勧告の発令等に際し、危険を回避するために一時的に避難者を受け入れる場所
各災害の発令基準に従って、避難勧告または避難準備・高齢者等避難開始の発令に併せて区が開設を決定し、区職員が開設・運営します。
(1)土砂災害:御殿山小、第三日野小、立会小、日野学園、品川学園、上大崎シルバーセンター
(2)目黒川氾濫:御殿山小、第一日野小、芳水小、第三日野小、第四日野小
(3)高潮による立会川氾濫:立会小、浜川小
また、大規模震災においては、地震による火災から身を守るため、東京都が10か所の広域避難場所を指定しています。
(3)区民避難所
災害対策基本法に基づき定め、自宅の損壊などにより避難生活を送る必要が生じた際に避難者を受け入れる施設
区では、区立学校等52施設を区民避難所として指定し、震災時は区が開設を決定し、避難所運営会議が運営することとしています。
風水害においては、開設する避難所、開設担任、運営主体などについて被害の規模に応じて定める。
避難所表示幕について
令和2年度より、荒天時や夜間においても避難施設の入口が認識できるように、視認性の高いものへとデザインを変更しました。
なお、避難施設の状況に応じて以前の避難所表示幕などが掲げられる場合もあります。
(避難所表示幕)※令和2年度更新 (以前の避難所表示幕)


お問い合わせ
防災課
電話:03-5742-6695
FAX:03-3777-1181