景観協定について

更新日:平成30年6月22日

   地域における良好な景観づくりには建物の形態や材質等のハード的な内容だけでなく、植栽、ショーウィンドウの管理などの
ソフト面への取り組みも重要です。こうした良好な景観づくりのために地域の方々がその実情に応じて、きめ細やかな取り決め
を定めるものが景観協定です。

 たとえば、

 ・周辺の緑地と一体的に良好な景観を有している住宅地、集落等において、緑地や樹林地等の保全と併せて建築物や工作物の
  高さ、色等についての基準を定め、良好な景観の形成を図る。

 ・商店街において、ショーウィンドウ、外観等の照明や、店の前に設置する可動式のワゴンの形式を定めること等により、
  にぎわいのある良好な商業景観の形成を図る。

 ・シンボルロード沿いの敷地にセットバックを行いオープンカフェを設置すること、建築物の前に植栽を設置すること、清掃
  活動の回数等を定めること等により、格調とにぎわいのあるシンボル空間の形成を図る。

 などが考えられます。

 景観協定は地域の方々の自主的な取り決めですが、承継の効力を有するものであることから、景観行政団体である品川区の認可
を受ける必要があります。認可の申請に先立って、まずは区役所でご相談ください。
お問い合わせ

都市計画課 景観担当
電話 03-5742-6534
FAX 03-5742-6889