ヘルパンギーナについて
更新日:令和6年3月26日
ヘルパンギーナとは
- 春~夏に乳幼児を中心にウイルス(エンテロウイルス属)が原因で流行する急性ウイルス性咽頭炎です。学童にも感染がみられるため、集団生活および家庭での感染対策をお願いいたします。
主な症状
- 38度以上の突然の発熱、またそれに伴う熱性けいれんに注意が必要です。
- 発熱に続いて咽頭痛が出現し、口腔内小さな水泡が現れます。
- 水泡が破れた後は潰瘍を形成し、痛みを伴います。口腔内の痛みのために不機嫌、食欲不振、脱水に注意が必要です。
- 発熱は2~4日間程度で解熱し、やや遅れて水泡や潰瘍も消失します。
感染経路
- 潜伏期間は3~6日間です。
- ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり(飛沫感染)、手についたウイルスが口に入ったり(接触感染)することで感染します。
感染予防
- こまめな手洗い、咳やくしゃみをするときには口と鼻をティッシュなどでおおうなど咳エチケットを心がけましょう。
- 症状がおさまった後も、飛沫や鼻水からは1~2週間、便からは2~4週間ウイルスが排出されるため、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗い行い、感染予防対策に心がけましょう。
ヘルパンギーナの関連ページはこちら
お問い合わせ
品川区保健所保健予防課 感染症保健担当
電話:03-5742-7836
FAX:03-5742-9158