インフルエンザについて

更新日:令和6年4月19日

インフルエンザとは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスを原因とする 呼吸器感染症です。

1~3日の潜伏期間のあとに、倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛等の全身症状や、のどの痛み、鼻水、咳などの症状が出現します。


感染経路

患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」と、

ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」により感染します。

感染予防対策

  • こまめに手を洗いましょう。
    食事の前や外出後には流水と石けんで十分に手を洗いましょう。流水と石けんがないところでは、擦式アルコール製剤も有効です。

  • 規則正しい生活を送って十分な休養をとり、バランスのとれた食事と適切な水分の補給に努めましょう。
      体力保持に栄養バランスのよい食事は欠かせません。三食きちんと食べ、偏食をしないようにしましょう。

        また十分な睡眠も大切です。疲れていたり、睡眠不足のときに外出すると、インフルエンザに感染しやすくなります。

  • 普段から一人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。
      咳やくしゃみのしぶき(飛まつ)は約2メートル飛ぶといわれています。

         できるだけ人から離れて咳をするよう心がけ、咳やくしゃみが出るときにはマスクを着用するようにしましょう。


 【咳エチケットとは】
 
 せき・くしゃみの症状がある時は、マスクをしましょう。
 せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
 せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。

  • 室内の換気を行いましょう。また、十分な湿度(概ね50%~60%)を保ちましょう。
      インフルエンザウイルスは、乾燥した空気を好み、湿気には弱いので、湿度が上がると室内に浮遊していたウイルスは早く死んでしまいます。

        室内が乾燥していると鼻やのどの粘膜が傷みやすくウイルスを排出する力が弱まり、ウイルスに侵されやすくなります。

  • インフルエンザワクチンの接種について、かかりつけ医等と相談しましょう。
      予防接種を受けてから効果があらわれるまでは約2週間かかり、効果は約5カ月間持続します。

    特に慢性の呼吸器疾患・心臓病、腎不全・糖尿病などを持つ高齢者の方や子どもには予防効果があります。


インフルエンザの関連ページ

 インフルエンザ(厚生労働省)(別ウインドウ表示) 
 咳エチケット(厚生労働省)(別ウインドウ表示)
 インフルエンザ(東京都感染症情報センター)(別ウインドウ表示)
 インフルエンザについて(国立感染症研究所)(別ウインドウ表示)
お問い合わせ

品川区保健所保健予防課 感染症保健担当
 電話:03-5742-7836
 FAX:03-5742-9158