咽頭結膜熱(プール熱)について
更新日:令和6年3月26日
咽頭結膜熱(プール熱)とは
咽頭結膜熱(プール熱)とはアデノウイルスを原因とする感染症です。2~14日の潜伏期間のあとに、発熱、咽頭炎(のどのはれ)、結膜炎(目の充血)などの症状が出現します。
感染力が強く、プールや温泉施設などでの感染もあることから「プール熱」と呼ばれています。
感染経路
患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」により感染します。感染予防対策
- アデノウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでのこまめな手洗い、咳やくしゃみをする時に咳エチケットを心がけましょう。
- 咳などの症状がある場合は、登園、登校を見合わせるなど無理をさせないように配慮しましょう。
- 症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。
- 集団生活ではタオルの共用は避けましょう。
- 人混みに行く時や会話をする時、せき・くしゃみの症状がある時など、着用が効果的な場面ではマスクをしましょう。
- せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
- せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。
咽頭結膜熱の関連ページ
- 咽頭結膜熱について(厚生労働省)(別ウインドウ表示)
- 咳エチケット(厚生労働省)(別ウインドウ表示)
- 咽頭結膜熱(プール熱)流行(東京都)(別ウインドウ表示)
- 咽頭結膜熱とは(国立感染症研究所)(別ウインドウ表示)
お問い合わせ
品川区保健所保健予防課 感染症保健担当
電話:03-5742-7836
FAX:03-5742-9158