A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)について
更新日:令和6年3月26日
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
「春から初夏にかけて」と「冬」に流行し、A群溶血性レンサ球菌を原因とする上気道の感染症です。潜伏期間は2~5日間です。主な症状は、発熱、咽頭発赤、苺状の舌、嘔吐・嘔気等の症状が出現します。3歳以下では、鼻炎症状や発熱、不機嫌、食欲不振等も出現します。まれに重症化し、喉や舌、全身に発赤が拡がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。
ですが多くの場合、熱は3~5日以内に下がり、1週間以内に症状は改善します。
感染経路
患者の咳やくしゃみに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛沫感染」と、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」があります。治療
抗菌薬による治療を行います。合併症を防ぐため、症状が改善しても主治医に指示された期間、薬を飲むことが大切です。感染防止対策
- こまめに手を洗いましょう。
- 流行時には 、マスクの着用も有効です。
- アルコール消毒が有効です。共用部分の消毒をしましょう。
- 普段から一人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。
《咳エチケット》~感染拡大を防ぐために~
- せき・くしゃみの症状がある時は、マスクをしましょう。
- せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
- せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。
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お問い合わせ
品川区保健所保健予防課 感染症保健担当
電話:03-5742-7836
FAX:03-5742-9158