新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)について

更新日:令和7年3月7日

  • 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)は、倦怠感や嗅覚・味覚障害など、症状は様々です。
  • WHO(世界保健機関)では罹患後症状(後遺症)について、「新型コロナウイルス感染症に罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないものである。新型コロナウイルス感染症の発症から3カ月経った時点にもみられる。」と定義しています。

代表的な症状


罹患後症状は、以下3つをさします。
  1. 罹患してすぐの時期から持続する症状
  2. 回復した後に新たに出現する症状
  3. 症状が消失した後に再び生じる症状
具体的な症状は、次のとおりさまざまで、複数現れることもあります。
改善と悪化を繰り返すこともあり、症状の程度や経過には個人差があります。
  • 疲労感、倦怠感、抑うつ、睡眠障害
  • 関節痛、筋肉痛、筋力低下
  • 咳、喀痰、動悸、息切れ、胸痛
  • 記憶障害、集中力低下
  • 嗅覚障害、味覚障害
  • 脱毛
  • 下痢、腹痛

後遺症かなと思ったら


新型コロナウイルス感染の罹患後症状と思っていても、他の病気が隠れている場合や、持病がある場合はその症状が悪化することもあります。
症状が続いている場合、以下へご相談・受診をご検討ください。
  • 新型コロナウイルス感染症の診断を受けた医療機関
  • かかりつけ医
  • 地域の医療機関
品川区内で後遺症を診察できる医療機関は、以下をご参照ください。

治療と仕事について

  • 罹患後症状は、一般的に時間の経過とともに、その大半は改善すると考えられていますが、情報や持続期間によって社会生活に大きな制限が生じることもあります。
  • 人事労務のご担当者や上司の方は新型コロナウイルス感染症の罹患後症状のことを正しく理解して、罹患後症状に悩む方の治療と仕事の両立支援(療養からの職場復帰支援も含まれます)に取り組みましょう。

以下のリンクをご参照ください。
 

新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)の関連ページはこちら

新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)の具体的な症状について
お問い合わせ

品川区保健所保健予防課感染症保健担当
 電話:03-5742-7836
 FAX:03-5742-9158